記録ID: 227973
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無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰
富良野岳〜美瑛富士日帰り縦走
2012年09月22日(土) [日帰り]


- GPS
- 10:25
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 2,191m
- 下り
- 2,211m
コースタイム
5:35登山口→5:48三段山分岐→5:54安政火口→6:09上ホロ分岐→6:48富良野岳肩分岐→7:07富良野岳
7:25富良野岳→8:12三峰山→8:35上富良野岳→8:54上ホロカメットク→9:05上ホロ避難小屋→9:42十勝岳
9:55十勝岳→11:10美瑛富士との分岐→11:23美瑛岳
11:45美瑛岳→12:06縦走路分岐→12:24美瑛富士
12:45美瑛富士→12:59縦走路分岐→13:29美瑛岳との分岐→13:46ポンピ沢→13:59梯子のかかった枯沢→14:30望岳台分岐→15:05白銀荘
7:25富良野岳→8:12三峰山→8:35上富良野岳→8:54上ホロカメットク→9:05上ホロ避難小屋→9:42十勝岳
9:55十勝岳→11:10美瑛富士との分岐→11:23美瑛岳
11:45美瑛岳→12:06縦走路分岐→12:24美瑛富士
12:45美瑛富士→12:59縦走路分岐→13:29美瑛岳との分岐→13:46ポンピ沢→13:59梯子のかかった枯沢→14:30望岳台分岐→15:05白銀荘
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト・・・富良野岳登山口にあり。よく整備されている。 トイレ・・・駐車場にある。 人入り・・・ 富良野岳〜十勝岳・・・多 十勝岳〜美瑛岳、美瑛岳〜白銀荘・・・それぞれ5〜6人ぐらい。 温泉・・・凌雲閣(800円)。今回休憩室の利用が17:00までだったのでゆっくり休みたい場合は早めに行った方がいいです。 <十勝岳温泉〜富良野岳> 安政火口までは広くなだらかな道を歩く。足場はガレていてよくない。三段山分岐は閉鎖。目の前に巨大な火口が見える。火口付近で沢を渡るがペイントが若干不明瞭なので注意。火口から上ホロ分岐までは岩場があり結構疲れる。上ホロ分岐には標識がある。上ホロ分岐から富良野岳肩分岐へのトラバースはなだらかで道も歩きやすいが途中崩れている場所にはロープが張ってある。 富良野岳の肩分岐は広く平らで展望が良い。看板あり。右に曲がって富良野岳に登る道は幅が極端に狭くなっている場所もある。 上ホロ分岐あたりから何箇所も出てくる木の階段は全て丈夫で、崩れたりする心配はない。かなり急なところもあるので濡れているときは滑るかも。ピークはあまり広くない。 <富良野岳〜三峰山> 全体的に道はガレている。岩場を乗り越えていく場所もあるがペイントがしっかりしているので迷うことはない。ただし三峰山の一峰目の右に巻いていく部分のペイントが岩に隠れて少し見えづらく、別の方向に踏み跡らしきものも伸びているので注意。3回上り下りするといってもそこまできつくなかった。 <三峰山〜上ホロ> 三峰山あたりから本格的な稜線歩きになる。道幅は広く足場も悪くない。上富良野岳付近に上ホロ分岐から合流する分岐看板あり。 上富良野岳、上ホロピークは広い。 <上ホロ〜十勝岳> 一気に植物がなくなる。稜線が極端に狭くなる場所があり、すれ違いの時などは注意が必要。雨の時など滑ったら危なそう。左斜面が特に急。十勝岳の取りつきからは急斜面を直登していく。コースは右側に張られているロープに従って歩いていく。足場は火山岩でとても歩きにくい。 ピークはわりと狭く岩場。 <十勝岳〜美瑛岳> 十勝岳のピークから下の杭を目指して右を下っていく。降り口が少々分かりづらい。2000mくらいの平坦地に降りてからは杭を目印に進んでいく。ガスが出ているときなどは目印が見えず危なそう。踏み跡もなくなりかけている場所がありあまり信用できない。 平坦地を過ぎさらに下るが足場が砂で靴の中に入るのでスパッツ必須。ここの下りから美瑛岳の取りつきまでの1850〜1800mが一番道が分かりずらい。踏み跡なのか雨の跡なのか区別がつかない場所が多々ある。普段は杭が見えているので問題ないが見失ったら間違いなく迷うと思う。 美瑛岳の取りつきからは道がはっきりしてくる。足場はガレている上にアップダウンが激しいので体力が奪われる。見た目以上に遠い。岩場を乗り越えていく場所はペイントがしっかり施されているので迷うことはない。右斜面の紅葉がきれいだった。 美瑛富士との分岐には看板があり、分岐からは岩場をトラバースしていく。ペイントが施されているがあまり分かりやすい物とは言えず2回ほど正規ルートから外れてしまった。山頂は岩場で広くない。火口側が崖になっているので注意。美瑛富士、オプタテシケ、トムラウシが見える。 <美瑛富士〜白銀荘> 美瑛富士への登りは美瑛岳から見るとはっきりしているよう見えるが、実際歩いてみると案外分かりやすくない。ところどころに積まれている小さなケルンを目印にして歩いていく。足場はザレていて歩きにくい。山頂は十分広くオプタテシケがよく見える。 美瑛富士を下り、美瑛岳との分岐までは何箇所か枯沢を渡る場所があるが大体なだらかで道もよいので歩きやすい。美瑛岳との分岐には分かりやすい看板がある。 この分岐からは急な下りや長めの岩場足場が悪いところが出てくる。ポンピ沢渡渉までにある4段の木の梯子はしっかり固定されていて丈夫。ポンピ沢はデポテープに沿って若干上流に上ってから渡る。 しばらく行くと梯子がかかった巨大な沢の跡(?)に出る。梯子は26段でしっかり固定されておりほぼ垂直。反対側はロープが垂らしてあって崖を直登するようになっている。ロープはかなり長く振れるのでなるべく崖をつかんで登った方がいいかも。見た目ほど崩れやすくない。 雲ノ平は道が良く展望もよい。望岳台との分岐を過ぎてからはペンキを目印に進む。九条武子の碑から白銀荘に向かう途中の渡渉箇所で、沢に降りるとぱったりペンキがなくなるので一瞬迷う。その代り左の茂みにデポテープがあり対岸からまたペンキが始まっているのでそのまま渡渉する。 |
写真
感想
フィットに帰り用のママチャリを無理やり詰め込んで前日の22時に札幌を出発。下山口の白銀荘にチャリをデポし仮眠をとって凌雲閣から登り始めました。この時期なので日の出が遅いのは仕方ないですがヘッドライトをつけてでももう少し早く登り始めれば余裕ができたかなと思います。
ペースですが個人的にはいつもと比べてかなり速めだったと思います。さすがに最後の方はきつかったです。ザックを下す休憩は富良野・上ホロ・十勝・美瑛・美瑛富士の5回でそれぞれ20分程で、他は歩きながら補給する感じでした。
下山後の白銀荘→凌雲閣ではデポしていたチャリを利用。前半は下りなのでチャリが使えましたが、バーデン上富良野からはひたすら登りです。凌雲閣のあまりの高さに絶望しながら押して歩くことに。全部で30分ちょいぐらいでした。
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