白峰三山+仙丈ヶ岳の予定が中途半端に



- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,794m
- 下り
- 2,779m
コースタイム
天候 | 22日:晴れ後ガス 23日:ガス後晴れ(山はガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初日の北岳は草スベリルートで登頂。 二日目の北岳からの下山は佐俣コースで下山(これが失敗)。 佐俣コースは雪渓横断が4箇所ほどあり、簡易アイゼンすらない状況ではかなりキケンだった。予定変更で想定していなかったルートを通ったせいで調査不足だった。知ってたら間違いなく行かなかった。 山と高原地図には、北岳詳細のところに「8月まで雪渓残る」とあるが、詳細を見ていなかった。 |
写真
感想
2泊3日で飯豊連峰を縦走しようと計画するも、天候が悪く断念。
夏休みはズラせないので、唯一晴れが期待できる南アルプスへ。二日目は好天するかどうか怪しいか。。。
予定では、北岳〜間ノ岳〜農鳥小屋(テン泊)〜農鳥岳ピストン〜間ノ岳〜両俣小屋(テン泊)〜仙丈ヶ岳〜北沢峠
疲れが出そうな2日目は楽な感じに。といっても、天候による予定変更など含めてここまで紆余曲折を経て決まったルートなので、かなり突貫。
夜叉神峠までクルマ、そこからバスで広河原。
好天に恵まれ、スタート!
暑い。とにかく暑い。ひたすらガマンで草スベリルートから登って、稜線へ。
稜線へ出たら三日目に歩く予定の仙丈ヶ岳の素晴らしい姿が。。。うっとり。
北岳山頂にガスが出始めたので、急いで登頂。頭上にガスと言う状態で、なんとか全方位の眺望あり。
ここからはどんどん雲が下がってきて、視界少ないまま何度も偽ピークにぬか喜びしながら間ノ岳へ。眺望なし。残念。
農鳥小屋へ。けっこう下るな〜
農鳥小屋の主人は面白い人でした、遠いけどまた寄ってみたい。
翌日の天気予報を教えてもらい、これは2泊してもしょうがないか〜っと思ったり。しかし、風が強くてテントがバタバタだった。ほぼ稜線のテン場なので仕方ないか〜。
朝。
おお、晴れてる。しかし遠くから雲がわんさか近寄ってくる。
とりあえず空身で農鳥岳を目指す。ハイスピードで登るものの、分厚い雲が接近で撤退。すごすごと引き返し。。ているとまた晴れ間が。。わからんもんだなぁ〜。行けばよかったか、まぁいいけど。
農鳥小屋からは農鳥岳方面も間ノ岳方面も見えない。3000m付近はずっとガスか。たまに雨もポツポツ、濡れるほどじゃないけど。
今回最大の目的である仙丈ヶ岳の稜線歩きも、ガスっている中を歩いても退屈なだけか。。荒れると雷も怖いし。
ということで、初日のルートを戻って下山することに。
間ノ岳まで登るものの、やはりガスの中。
北岳山荘からは、北岳ピークを通らないルートで下山することに(ここで確認不足)。山頂の東側をトラバースして八本歯のコルを目指す。なかなかスリリングなルートだ。神経戦だな。。。
左側斜面を見ても、ここからどう下るんだろ?ってくらいに斜度がある。で、実際下りはじめたらハシゴだらけ。。疲れるなぁ。
疲れ果てたところに雪渓。あら、簡易アイゼンも持ってきてない。
ダブルストックの先端ゴムを外し、突き刺しながらキックステップで雪渓を横断。なるべく上に行って横断する距離を短くしながら(登ってて高いし斜度もきついから滑落すると。。。)雪渓を横断。疲れと緊張でヒザがプルプル。。。
雪渓のトンネルを抜けたりしながら、合計4箇所ほど横断。登りだとまだマシらしいけど、それでも滑ったら行動不能になる可能性は高い、恐ろしい。。。
アイゼンなしで登ってくる人もけっこう居たし、後続の下りグループもけっこう居た。ううむ、大丈夫なのか。。。
で、疲れていたので初見の沢沿いより知っているルートがいいかなと、1日めに登ったルートを下って下山。
行けなかった仙丈ヶ岳は、またいつかのんびりと稜線を歩きたい。
農鳥岳も。。。遠いけどいつか。
雪渓歩きは恐ろしい、前日も一人滑落したらしい。
夏山縦走装備に、高度によっては簡易アイゼンも加えることを検討、と。
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