山行記録: 朝日連峰（三面→針生平）

記録ID: 3385862

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

朝日・出羽三山

朝日連峰（三面→針生平）

2021年07月22日(木) ～ 2021年07月25日(日)

山形県

hattaigo その他1人

体力度

2～3泊以上が適当

体力度について

GPS: 69:52
距離: 52.6km
登り: 4,441m
下り: 4,275m

アクセスを調べる my出発地登録

標高グラフを拡大

歩くペース

とても速い

0.6～0.7

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目

山行: 1:57
休憩: 0:00
合計: 1:57

距離 5.7km 登り 181m 下り 152m

13:51

117分

あさひ湖登山口

15:48

三面小屋

2日目

山行: 7:20
休憩: 1:23
合計: 8:43

距離 13.7km 登り 1,840m 下り 615m

4:10

110分

三面小屋

6:00

6:16

139分

道陸神峰避難小屋

8:35

18分

大上戸山西方水場

8:53

9:39

75分

大上戸山

10:54

11:14

86分

相模山

12:40

12:41

12分

三方境

12:53

狐穴小屋

3日目

山行: 7:22
休憩: 2:04
合計: 9:26

距離 17.3km 登り 1,397m 下り 1,124m

3:24

34分

狐穴小屋

3:58

3:59

73分

中先峰

5:12

5:30

46分

以東岳

6:16

27分

中先峰

6:43

8:25

14分

狐穴小屋

8:39

8:40

15分

三方境

8:55

9分

北寒江山

9:04

42分

寒江山

9:46

18分

竜門山避難小屋

10:04

10:05

109分

竜門山

11:54

38分

西朝日岳

12:32

12:33

17分

中岳

12:50

大朝日岳山頂避難小屋

4日目

山行: 7:54
休憩: 0:48
合計: 8:42

距離 15.9km 登り 1,019m 下り 2,374m

3:58

23分

大朝日岳山頂避難小屋

4:21

46分

大朝日岳

5:07

5:19

16分

平岩山

5:35

5:36

19分

平岩山南西尾根水場

5:55

6:02

52分

北大玉山

6:54

7:04

45分

大玉山

7:49

7:50

7分

赤鼻水場

7:57

8:08

82分

赤鼻

9:30

27分

分岐

9:57

10:01

4分

祝瓶山

10:05

16分

分岐

10:21

45分

一の塔

11:06

11:07

55分

鈴手の水

12:02

12:03

6分

大石沢小屋

12:09

22分

大石橋

12:31

9分

大石橋

12:40

ゴール地点

ログ一部飛んでたので手動で修正。
大石橋付近で川遊びしている。

過去天気図（気象庁）	2021年07月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車アクセスを調べる my出発地登録

写真

スライドショーで見る

道陸神峰の少し先から見る相模山。この日主稜線はガスっていたので、初め一瞬この相模山が以東岳なのかと思ってしまうくらい遠く感じる。

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

道陸神峰の少し先から見る相模山。この日主稜線はガスっていたので、初め一瞬この相模山が以東岳なのかと思ってしまうくらい遠く感じる。

デカいナメクジの交尾

詳細ページ | 元サイズ | 類似写真を探す

拍手

デカいナメクジの交尾

感想

hattaigo

車2台使って朝日連峰らしい長大な支稜を堪能。疲れた。

初日は道陸神避難小屋のつもりだったが、出発が遅くなり三面避難小屋まで。幸いメジロが少ない。それでも蚊とブユで全身ボコボコになる。釣り師のデポがあったがこの夜は貸し切り。

2日目。道陸神への登りはペース良かったが、相方は起き抜けの急登にやられてゲロっていた。道陸神の水場はチョロチョロで汲むのは大変そう。その次の水場は更にチョロチョロ。
大上戸へは頻繁に大休止をとってしまう。大上戸で疲れ果てて昼寝。
相模山下の池でクマを見る。こんな上まで来るのだなあ。人に気付いて逃げてゆく、その藪漕ぎスキルが羨ましい。池のあたりから先、西朝日岳辺りまで、稜線上でカエルを多く見るのが他所では経験の無いことだった。
狐穴小屋は風呂と水洗便所、ビールとジュースまで手に入り快適。
三面からのコースは刈払直後のようで、アルバイトがきついことを除けば歩きやすい道だった。しかし主稜線に合流するまで誰にも会わず。

3日目。まずは空身で以東岳ピストン。深田久弥は日本百名山の朝日岳の項で、連峰全体を取り上げているが、現在百名山の朝日岳と言うともっぱら大朝日岳を指し、そして以東岳はニ百名山になっている。しかし大朝日と以東は同格の名峰だと思う。まさしく深田久弥の表現を借りれば、北の重鎮以東岳・南の俊英大朝日岳と言えよう。個人的には以東岳の山容の方が好きである。快晴。朝の涼しいうちはブユが多く、全身ボコボコになる。
狐穴小屋小屋に戻ってのんびり朝飯とコーヒーの後、縦走開始。夏山らしく徐々に天候悪化。大朝日小屋の手前から降られるが強行突破。花多し。小屋は人多く余り眠れず。

最終日。大朝日山頂は昨日同様の快晴。ここで日の出を待つ人が多いようだったが、先を急ぐ。吹きさらしの山頂を辞去した途端にブユに纏わり付かれ、全身ボコボコになる。遺憾なことだが虫に好かれる体質と云うのは実在するらしく、相方に比べ私の方が明らかに被害甚大であった。更に入山4日を数え、我が色白敏感モチモチお肌は衣服との摩擦に負け、その細かい傷に汗が染みて全身ボコボコになる。これもまた遺憾なことである。
祝瓶山へは縦走と言うのが憚られるキレットを越えてゆかねばならない。しんどいが、体が慣れてきているのでペースは順調。途中デカいナメクジの交尾を見る。
三面よりは歩かれているはずと思うが、刈払はされてなかったり、されてる所は刈られた草の残骸が道を覆っていて歩き難い。
下り切って針生平で水浴びを試みるが、メジロに阻まれる。

フロとメシの後、再び三面ヘ2時間かけて車を回収しにゆき、それから4時間程度運転して帰る。この行程が大上戸の次にしんどかった。