谷川連峰裏馬蹄形縦走ショートコース 「山はつづくよどこまでも」I LOVE…♪（byヒゲダン）
群馬県
新潟県
クライムジャンキー
体力度について
- GPS
- 14:09
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,225m
- 下り
- 2,226m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 13:21
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 14:08
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは土樽駅と登山安全の広場にあります。 ルート上の危険箇所は一ノ倉岳からノゾキに下る中腹で一ノ倉沢側に登山道が崩落している箇所がありましたが、西側のブッシュの中にロープとエスケープルートが作ってありました。決して崩落している箇所は通らない様に・・・。 やはり、吾策新道は危険箇所が満載ですので、超要注意です。ロープ多数あり・・・上部は岩場あり、東側に切れているザレ場多数あり・・・。日当たりの悪い場所には泥濘多数あり・・・。特に下部の泥濘は❝スリップパラダイス❞ですので・・・。 最後に 蛇紋岩は滑ります。濡れていると特に滑ります。 |
| その他周辺情報 | 下山後は「岩の湯」（タオル無し500円）がお薦めです。定休日は水曜日。 |
写真
ノゾキに向かって下る中腹の一ノ倉沢側に崩落している登山道の箇所にエスケープルートとロープが設置されていました。右が崩落している登山道、左がエスケープルート。
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トマノ耳の到着。新しく山頂標柱が設置されていました。前回来た時には昨年の雷にやられて真っ二つに割れていて、針金で固定されていた様な・・・。
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トマノ耳で山頂でご一緒した男性に撮って頂きました。ありがとうございました。左のバックは燧ヶ岳、至仏山。右のバックには頭を雲に覆われている武尊山。
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吾策新道分岐から見た本日歩いたルートがすべて見渡せます。大好きな場所です。茂倉岳〜一ノ倉岳〜オキノ耳〜トマノ耳〜肩の小屋〜オジカ沢ノ頭〜小障子ノ頭〜大障子ノ頭。
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万太郎山から見た本日歩いたルートがすべて見渡せます。大好きな場所です。茂倉岳〜一ノ倉岳〜オキノ耳〜トマノ耳〜肩の小屋〜オジカ沢ノ頭〜小障子ノ頭〜大障子ノ頭。
万太郎山から本日歩いたルートがすべて見渡せます。大好きな場所です。茂倉岳〜一ノ倉岳〜オキノ耳〜トマノ耳〜肩の小屋〜オジカ沢ノ頭〜小障子ノ頭〜大障子ノ頭。
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再び吾策新道分岐から見た本日歩いたルートがすべて見渡せます。大好きな場所です。茂倉岳〜一ノ倉岳〜オキノ耳〜トマノ耳〜肩の小屋〜オジカ沢ノ頭〜小障子ノ頭〜大障子ノ頭。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー（登山中毒者）でございます。
本日は 当初の計画では今年中3回目大好きな谷川連峰主脈縦走を予定していました。がしかし、新型コロナウイルス（変異ウイルス）の感染拡大を防ぐため新潟県でも僕の会社でも「都道府県をまたいだ移動の自粛して下さい」と言われていましたので、予定を変更して❝県を跨がない❞谷川連峰裏馬蹄形縦走ショートコースを決行いたしました。
正式な名称かどうかは分かりませんが、「谷川連峰裏馬蹄形縦走」についてヤマレコの諸先輩方のレコを参考にして僕自身の解釈を記したいと思います。裏馬蹄形には三つのコースがあると思います。まずは「谷川連峰裏馬蹄形縦走ノーマルコース」は蓬新道〜蓬峠〜武能岳〜茂倉岳一ノ倉岳〜オキノ耳〜トマノ耳〜オジカ沢ノ頭〜小障子ノ頭〜大障子ノ頭〜万太郎山〜吾策新道です。（逆回りもあり）これが、谷川連峰馬蹄形縦走とほぼ歩行距離が一緒の約26�劼任后Ｂ海い董崔�川連峰裏馬蹄形縦走ショートコース」は茂倉新道蓬新道〜茂倉岳一ノ倉岳〜オキノ耳〜トマノ耳〜オジカ沢ノ頭〜小障子ノ頭〜大障子ノ頭〜万太郎山〜吾策新道です。歩行距離は約20�辧�最後に「谷川連峰裏馬蹄形縦走ロングコース」は蓬新道〜蓬峠〜武能岳〜茂倉岳一ノ倉岳〜オキノ耳〜トマノ耳〜オジカ沢ノ頭〜小障子ノ頭〜大障子ノ頭〜万太郎山〜エビス大黒ノ頭〜仙ノ倉山〜平標山〜平標新道です。歩行距離は約36�辧�ロングコースはド変態が喜ぶ鉄人＆超人コースです。
自宅をAM2:30に出発もこの時点で30分遅れ・・・。土樽駅で登山届を提出し安全登山の広場（ここにも登山ポストはありました）に車を停め、スタート。茂倉新道登山口をAM3:36ヘッデンを点けて登山開始。予定ではAM3:00登山開始の予定でしたが、36分の遅れ・・・。前日までの雨の影響で登山道は濡れていて、スリッピーな状況です。そして、今回の山行で一番の失敗である草木の葉っぱに残る雨粒と朝露に対応するスパッツやズボンを用意しなかった事に、直ぐに後悔する事となりました。ビビりの僕は真っ暗の中を五感を最大限に発揮して前に進みます。いつもこの様な時は 耳が異常に過敏になります。風の音、動物や虫の鳴き声、葉擦れetc・・・。耳が大きくなっているかのようです。
檜廊下付近でドーンパープル・・・。大好きな時間です。少しづつ明るくなって来ますが、周りはガスで真っ白で眺望がほとんどありません。矢場の頭手前でヘッデンを外します。矢場の頭で休憩。たらこのおにぎりを1個。この時点では今日歩く茂倉岳〜オキノ耳〜トマノ耳〜オジカ沢ノ頭〜小障子ノ頭〜大障子ノ頭〜万太郎山がギリギリ見えていました。茂倉岳避難小屋で二回目の休憩。もみじ饅頭1個。水場で水1リットルを補給。二本水場とも充分な水量です。程なく茂倉岳山頂に到着するも真っ白け・・・。先を急ぎます。一ノ倉岳に到着するもやっぱり真っ白け・・・。ノゾキに下ります。正面のオキノ耳〜トマノ耳のガスが晴れそうで晴れない・・・。南東方面は晴れて来ましたが・・・。富士浅間神社奥の院でいつもの様に賽銭を入れ、お参りをし、本日3回目の休憩。たらこのおにぎりを1個。オキノ耳〜トマノ耳もガスで真っ白け・・・。そして、肩の小屋に到着する頃には主脈稜線と爼倉山稜（川棚ノ頭）が綺麗に顔を出して来ました。疲れて来ましたが、テンションが上がります。でも、まだルートの半分です・・・。
主脈稜線に入ると ドンドン天気が良くなって来て、今まで全く見えまかったオキノ耳〜トマノ耳〜一ノ倉岳〜茂倉岳も見えて来ました。奥の至仏山や燧ヶ岳、武尊山や皇海山、赤城山も良く見えて来ました。遠望はききませんでしたが、草紅葉も始まって来た超気持ちの良い主脈稜線を最高の天気の中で歩けました。天に感謝カンゲキ雨あられです・・・。オジカ沢ノ頭で4回目の休憩。ミニクロワッサン2個。いつもの事ですが大障子ノ頭への登り返しは何とかこなせますが・・・万太郎山への登り返しがこのルートのラスボス（クライマックス）です。最後はいつもの様にゾンビの様に歩いています・・・。※主脈縦走（東⇒西）のラスボスはエビス大黒ノ頭への登り返し、主脈縦走（西⇒東）のラスボスはオジカ沢ノ頭への登り返しだと思います。
万太郎山で5回目の休憩。ミニクロワッサン2個。下山に向かいます。もう5年以上吾策新道は歩いた事がありませんので、チョット心配でした。登山始めた10年位前から年に二回は西黒尾根〜オジカ沢ノ頭〜小障子ノ頭〜大障子ノ頭〜万太郎山〜吾策新道を歩いていました。年々、吾策新道の登山道が荒れて来ていて危険と感じていました。そして、5年前に主脈縦走（西黒尾根〜オジカ沢ノ頭〜小障子ノ頭〜大障子ノ頭〜万太郎山〜エビス大黒ノ頭〜仙ノ倉山〜平標山〜松手山）を歩く様になってから、吾策新道は全く歩かなくなってしまいました。しかし、危険箇所は相変わらず多いですが、5年前よりロープの設置個所が格段に増えていて、以前よりは少しは安全になったかもしれません。まあ、高波吾策さんがエスケープルートとして作られた登山道ですので、今後もあまり使う事が無いかもしれません・・・。当然、エスケープルートとしては使わせていただきます。
因みに10年位前の10月中旬に全く同じコースを歩いています。この時は❝まだ若かった❞ので、12時間で踏破していました。寄る年波には勝てません・・・。この時もヘッデンを点けてAM5:00に茂倉新道登山口スタートし、PM5:00に吾策新道登山口に到着しました。
下山後 いつもの「岩の湯」温泉入浴、汗を流しスッキリとして帰路に着きました。
本日も大満足の山歩きが出来ました。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。
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一日違いで肩の小屋から万太郎山までは同じ景色だったと思います。ごめんなさい・・・花の名前や山座同定はあやふやなものもありますので、ご自身でご判断を・・・。
僕も主脈縦走は大好きなルートです。晴れていれば、富士山や北アルプスや八ヶ岳etcが良く見えます。主脈縦走ですと、西黒尾根から松手山経由平標登山口まで歩く方が多いですが、法師温泉まで歩かれる方はあまり記憶がありません。凄いです。
この日も本来は西黒尾根から平標登山口まで歩く予定でしたが、県を跨いでの移動を自粛しなければならなくて・・・西黒尾根と天神尾根が群馬県なので・・・残念ながら、あまり歩きたくなかった吾策新道を歩く事になってしまいました。
主脈縦走は6月のハクサンイチゲを中心としたお花が沢山咲いている6月が、日も長くて一番のお薦めです。もう少ししたらミネカエデを中心とした紅葉の時期も訪れます・・・これも最高です。
ではまたどこかで・・・。
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