白峰三山縦走 北岳・間ノ岳・農鳥岳


- GPS
- 22:41
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,519m
- 下り
- 3,223m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:10
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 12:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 静岡駅への電車が2時間に1本、そこから新幹線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
なし |
その他周辺情報 | なし |
写真
感想
予備日を設けたのがよかった。
(-1日目)
1日目の前日が当初予定の登りだったが、ヤマテン予報で昼は曇り、午後雨予報だったので登山を延期。甲府市内で時間を潰して(サドヤワイナリーでワイナリー見学など)して、14時の広河原行きのバスに乗車。16時過ぎ到着して広河原山荘着。北岳方向は曇り。17時ごろから広河原に大雨。きっと、展望なしだし、暴風雨のテント宿泊で大変だっただろう。見送って正解だった。今回、ヤマレコ の予報を見ながら日程を決めていた。SCWやヤマテンの専門天気図は概ねの傾向がわかるが、詳細は気象予報士の手作り予報が当たりやすい。これは昨年の山行も一緒。
天気:ヤマレコが当たりやすい。特に雨・キリが正確に思える。晴れは晴れ、曇りだと晴れる可能性あり。2日目の間ノ岳の曇り予報だったが、晴れだった。
(土):晴れのち雨(登山延期日)
(日):晴れ(快晴)
(月):晴れ
(火):晴れ
・山行する週の(水)は雨、特に(木)が悪天候。(金)は午前晴れ・午後からキリ、(土)が朝は晴れ、昼から曇りとキリで、夕方が雨。
・下山日以降は(水)(木)(金)が晴れ、そして、(土)晴れのちキリと雨、(日)(月)は雨予報、、、(日)は一日中雨、、、山行と良天候が重なるのは本当に運次第。半年がかりの計画に優勝するにはハードルが高い、、
テント泊:水も含めて12.5kgくらい?バテないように、足が終わらないようにゆっくり登り、下りをした。ヤマレコ のコースタイムではなく、山と高原地図のコースタイムくらいの速度だった。一方、後半になると疲れでコースタイムより遅くなることもわかった。白峰三山縦走では北岳山荘が宿泊地の計画が多く、肩の小屋での宿泊が見かけない。翌日晴れなので、北岳山頂手前の肩の小屋を宿泊地にした。テント泊装備だと、肩の小屋から北岳山頂、北岳山荘まで2時間かかった。そのため、宿泊地の大門沢小屋まで遠く、時間もかかる。2日目は12時間以上かかっており、あまりいい計画ではなかった。山小屋泊の荷物の重さなら問題ないが、テント泊装備だと注意が必要。次の日が下山だからよいが、3泊4日の縦走なら、1日の山行は8時間以内ぐらいが次の日も元気に歩ける目処だと思った。
水場:肩の小屋から水場まで往復30-40分。結構傾斜が強いところを下りと登り。テント場についてからこの往復は結構辛かった。小屋だと1ℓ/200円。肩の小屋なら自分で水場に行ったほうが、炊事分、翌日山行の水分が確保できるので、お金の節約になる。
縦走:晴天狙いで山行したので、眺めがよく最高。間ノ岳から農鳥岳は天気がよければペンキが見えて迷わないが、キリや雨など悪天候だとすごく厳しそう。ペンキが薄くなっているところもあり、リスクを感じ。実際、3日前は悪天候で遭難事故があった。
大門沢下降点から小屋まで2時間半、大門沢小屋から第一発電所まで3時間とコースタイムがある。本当にこれだけ時間がかかった。長かった。
農鳥小屋から西農鳥岳山頂はあまり感じだなかったが、西農鳥岳の下り、農鳥岳の登りと下降点までの下りが長い。また下降点から小屋まで長い。みなさんが言っている通りだった。
まとめ
関西から北岳(南アルプス方面)のアプローチは大変。今回は、新幹線、在来線、特急を使用して甲府まで行った。
車の場合、中央道諏訪湖周りで行かなくてはならず、長時間運転のため体力面で大変。夜行バスの場合、4列シートで23時乗車で4時に甲府着。睡眠時間が5時間以内で、甲府から2時間バス、それから5時間以上の登り。ちょっと大変そう。そのため、登山予定日の前日に午後から電車に乗車し、夜に甲府着。ゲストハウスで宿泊して体調管理した。
なかなか行けない北岳なので、天候や眺望で後悔がないよう、多少費用がかかっても、万全を期して山行した。
夜行バス→そのまま広河原へ:10900円
前日公共交通機関で宿泊:16000+3000=19000、外食3000 広河原山荘:12400
もともとテント泊予定の北岳山荘の幕営キャンセル代1000
夜行バスのみ:10900円 対 JR+前日・予備日宿泊:約36000円 差額約25000円
めったに行けない北岳、好天の博打に勝つ確率を上げるなら、この差額は容認できました。行ってよかったです。
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