鷲羽岳,水晶岳(新穂高から往復)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 43.6km
- 登り
- 3,432m
- 下り
- 3,422m
コースタイム
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 10:00
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:50
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:19
天候 | 18日 曇り時々雨 19日 晴れ 20日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
左俣林道入口〜小池新道分岐 なだらかな林道を小池新道入口に向かい進みます。林道ですので,特に危険個所等はありませんが,帰りは林道入口までが長く感じました。自分にとって,上高地〜横尾間が行きに比べて帰りが非常に長く感じるのと同じ感覚です。 小池新道分岐〜鏡平山荘 分岐から登山道となります。林間の登りが続き,時折沢を渡渉します。整備された登山道で,快適に進むことができます。ただ,雨後など,沢が増水している場合は,渡渉は要注意と思われます。 鏡平山荘〜双六小屋 鏡平山荘を出ると,弓折分岐までしばらく急登が続きますが,同分岐からは稜線上に出るので,周囲の景色を楽しみながら快適に歩き続けることができ,やがて双六小屋に到着します。 双六小屋〜三俣峠〜三俣山荘(巻道ルート:往路に利用) 双六小屋から一旦双六岳山頂に向かって登ると巻道の分岐があります。当初,巻道ということで順調に進むことができるかと考えていましたが,それなりにアップダウンもあり,また,ここまで歩き続けて疲労がたまっていたことや途中にわか雨にあったことなどから、個人的にはきつく感じましたし,思ったより時間もかかってしまいました。 三俣峠〜双六岳山頂〜双六小屋(稜線ルート:復路に利用) 三俣峠からガレた道をしばらく登ると三俣蓮華岳山頂です。同山頂からは稜線に出るため,比較的なだらかな上り下りを繰り返しながら快適に稜線上を進み続けると,双六岳山頂に到着します。同山頂からしばらくはなだらかな斜面ですが,その後,ガレた斜面の下りとなりますので,歩行の際,落石等をしないように注意が必要です。 三俣山荘〜鷲羽岳〜水晶岳 三俣山荘から鷲羽岳は,斜面をジグザグに進みます。高度を上げるにつれ,急登となり,道もガレているため、慎重に進む必要があります。特にこの区間は,登りよりも降る際に滑ったりすることのないよう注意が必要です。鷲羽岳山頂からしばらくは,稜線上を上り下りを繰り返しながら進みます。場所によってはロープを頼って斜面を巻く注意箇所もありました。ワリモ分岐まで来ると,水晶小屋まではなだらかな道が続きますが、水晶小屋を越えて水晶岳山頂取付き地点まで来ると,岩場の上り下りやトラバースが連続します。三点支持を忘れず、滑落することのないよう、慎重に進むと、山頂に到着です! |
その他周辺情報 | 帰路途中にある平湯バスターミナル隣にある「ひらゆの森」(大人500円)をいつも利用します。 |
写真
装備
個人装備 |
着替え一式
ソフトシェル
ズボン
グローブ
手袋
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
トレッキングポール
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
熊鈴
計画書
ヘッドライト
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
電池予備
|
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共同装備 |
地図
コンパス
ファーストエイドキット
|
感想
連休1日前から3日間,新穂高から鷲羽岳,水晶岳等に登ってきました。幸い連休前から休日を取ることができたため,2年ぶりに北アルプス登山にチャレンジしました。最初は,2日目に三俣山荘泊にせず,黒部五郎小舎まで行き,3日目は,黒部五郎岳をピストンして新穂高に戻る計画を立てましたが,自分や同行者の体力や経験的に無謀すぎると考え直し、今回のコースのとおりとなりました。
休日は,登山道や山小屋が混雑するため,これまでも泊付き登山は平日を絡めて登るようにしてきたのですが,今回も,。1日平日を入れたことで,宿泊先の三俣山荘は、1日目は余裕,2日目も1人1枚の布団で寝ることができました。(ちなみに20日は,2つの布団を5人で寝るくらい激込みの予定ということでした。)また,同じ山荘に連泊したことで,2日目は500円引きとなり,夜食の内容も変更され品数が増え,得した気分でした。
1日目は,最初のうちは時々日が差すことがありましたが,ほとんど曇りで,途中,雨に降られたりもしたことや,早朝から長い時間歩き続けたため,山小屋に着くころにはふらふら状態でしたが,平日のため,アルプスのコースとしては、比較的静かな山行を楽しめましたし,雷鳥も見ることができました。
2日目は,早朝は雨混じりで風も強く,最初はどうなるかと思いましたが,次第に天気が回復し,周囲の北アルプスの山々がきれいに見えるようになり,快適な稜線歩きを楽しみつつ,今回の山行のハイライトである水晶岳へのピストンをやり遂げることができました。
3日目は快晴で,周囲の景色を楽しみながら新穂高に向かって歩き続けました。特に双六岳山頂からは,周囲の名だたる山々の素晴らしい眺望に感動しました。当初,往路と同じルートを戻ることも考えたのですが,巻道を通らず山頂ルートを使って正解でした。復路は,双六小屋方面に向かう大勢の登山客の方々とすれ違い,また,双六小屋から西鎌尾根経由で槍ヶ岳に向かう予定を立てていた知り合いの人たちとも会うことができました。20日以降は,大勢の登山客で登山道も山小屋も激込みして大変だろうなあと心から思いました。
今回のルートは,素晴らしい景色を眺めながら稜線歩きを楽しめる箇所が多く,自分にとって登山の楽しさを本当に堪能することができるコースだと思いました。日にちをもっと取ることができ,経済的にも余裕があれば,更に足を延ばして,いつか雲の平方面まで行ってみたいと思います。
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