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Yamareco

記録ID: 8510909
全員に公開
ハイキング
剱・立山

五色ヶ原。花の楽園は遠かった

2025年08月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
16:19
距離
23.7km
登り
2,185m
下り
2,184m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:05
休憩
0:48
合計
5:53
距離 8.0km 登り 843m 下り 774m
9:02
45
9:47
9:48
38
10:26
8
10:34
10:43
4
10:47
10:48
9
10:57
11:03
7
11:10
11:11
38
11:49
11:54
57
12:51
13:05
61
14:06
14:17
38
14:55
日帰り
山行
8:57
休憩
1:15
合計
10:12
距離 15.7km 登り 1,342m 下り 1,410m
6:02
31
6:33
6:38
50
7:28
7:33
21
7:54
8:04
1
8:05
20
9:07
92
10:39
10:53
52
11:45
11:46
48
12:34
4
12:38
12:53
29
13:22
13:25
52
14:17
14:23
37
15:00
15:01
13
15:14
15:17
28
15:45
15:49
1
15:50
7
15:57
15:58
7
16:05
16:09
1
16:10
16:13
1
16:14
ゴール地点
天候 一日目、朝方晴れ、午前中から曇上がり
二日目、晴れたり曇ったり。
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
立山室堂山荘
朝の7時頃に扇沢の駐車場に到着。有料駐車場、空きはたくさんあった。準備して窓口へ行くと驚いたことに待ちなし。7時半の始発に乗れた。
2025年08月03日 07:24撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 7:24
朝の7時頃に扇沢の駐車場に到着。有料駐車場、空きはたくさんあった。準備して窓口へ行くと驚いたことに待ちなし。7時半の始発に乗れた。
最初は電気バスで。
赤沢岳をくぐり抜けているという意識が何度か乗っているとやってくるというもの
2025年08月03日 07:34撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 7:34
最初は電気バスで。
赤沢岳をくぐり抜けているという意識が何度か乗っているとやってくるというもの
ダムこの向こうに赤牛と奥に水晶。
天気も上々
2025年08月03日 07:49撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/3 7:49
ダムこの向こうに赤牛と奥に水晶。
天気も上々
黒部ダム到着。展望台にはすでにたくさんの人。でもきっと同じ時刻に出発した人たちだろう。出発バスは6台だったかな
2025年08月03日 07:49撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 7:49
黒部ダム到着。展望台にはすでにたくさんの人。でもきっと同じ時刻に出発した人たちだろう。出発バスは6台だったかな
立山の眺め、荒々しい東面
2025年08月03日 07:49撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 7:49
立山の眺め、荒々しい東面
(帰路撮影)こちらは今、バスでくぐってきた赤沢岳。
見れば見るほどこの急峻な崖が、よくぞ崩れないものだと思う
2025年08月04日 17:09撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 17:09
(帰路撮影)こちらは今、バスでくぐってきた赤沢岳。
見れば見るほどこの急峻な崖が、よくぞ崩れないものだと思う
放流、いつ見ても豪快
2025年08月03日 07:50撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 7:50
放流、いつ見ても豪快
二つ目はケーブルカー。上からやってくる車両との交差地点
2025年08月03日 08:19撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 8:19
二つ目はケーブルカー。上からやってくる車両との交差地点
三つ目はロープウェイ。天気良く緑が鮮やか
2025年08月03日 08:26撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 8:26
三つ目はロープウェイ。天気良く緑が鮮やか
下りていくゴンドラとのすれ違い
2025年08月03日 08:28撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 8:28
下りていくゴンドラとのすれ違い
ロープウェイの上部駅、大観峰で展望を。真下には先にいた黒部湖
2025年08月03日 08:33撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 8:33
ロープウェイの上部駅、大観峰で展望を。真下には先にいた黒部湖
四つ目はまた電気バス。この立山トンネルで立山の山中を突き抜ける
2025年08月03日 08:47撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 8:47
四つ目はまた電気バス。この立山トンネルで立山の山中を突き抜ける
【一日目】
室堂平に到着。玉殿のおいしい水をたっぶり飲み、かつ1リットルを補給して、いざ五色ヶ原向け出発
2025年08月03日 08:59撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 8:59
【一日目】
室堂平に到着。玉殿のおいしい水をたっぶり飲み、かつ1リットルを補給して、いざ五色ヶ原向け出発
立山の眺めがすばらい。広々とした大地の周りには按配よく山々が連なっている。とっても開放的で気持ちがいい
2025年08月03日 09:09撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 9:09
立山の眺めがすばらい。広々とした大地の周りには按配よく山々が連なっている。とっても開放的で気持ちがいい
室堂山荘まで来ると、広場にはたくさんの子供たち
2025年08月03日 09:11撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 9:11
室堂山荘まで来ると、広場にはたくさんの子供たち
学校登山でしょうか、いい日に来たものです。長い列を成して歩く眺めは壮観そのものです
2025年08月03日 09:12撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 9:12
学校登山でしょうか、いい日に来たものです。長い列を成して歩く眺めは壮観そのものです
こちらは別の道、浄土山を目指して登って行きます。
赤っぽいチングルマが咲いていた
2025年08月03日 09:15撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 9:15
こちらは別の道、浄土山を目指して登って行きます。
赤っぽいチングルマが咲いていた
バスステーション、あそこから登ってきた。
日差しが強く、熱射病が心配なので日傘をさして登ることに。標高が高いというのにこの暑さはなんだろうか
2025年08月03日 09:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 9:21
バスステーション、あそこから登ってきた。
日差しが強く、熱射病が心配なので日傘をさして登ることに。標高が高いというのにこの暑さはなんだろうか
まったくもっていい眺めです。こんなにすばらしい山岳風景にすぐに出会えるとは、考えるほどに驚きです
2025年08月03日 09:22撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/3 9:22
まったくもっていい眺めです。こんなにすばらしい山岳風景にすぐに出会えるとは、考えるほどに驚きです
登山道は夏の風景だが、直射日光が厳しい
2025年08月03日 09:24撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 9:24
登山道は夏の風景だが、直射日光が厳しい
チングルマの後ろ姿、なかなかいい
2025年08月03日 09:41撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/3 9:41
チングルマの後ろ姿、なかなかいい
だいぶん登ってきた。箱庭のような室堂平
2025年08月03日 09:45撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 9:45
だいぶん登ってきた。箱庭のような室堂平
そうして新たな視界が開けると、岩々の向こうには雲海が
2025年08月03日 09:55撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 9:55
そうして新たな視界が開けると、岩々の向こうには雲海が
これはこれは、立山カルデラとその向こうに湧くすばらしい雲海。見惚れてしまいそう
2025年08月03日 09:59撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/3 9:59
これはこれは、立山カルデラとその向こうに湧くすばらしい雲海。見惚れてしまいそう
オンタデの群生もこれだけ密集して広大だとすばらしい絵になります。奥はこれから向かう五色ヶ原
2025年08月03日 10:05撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 10:05
オンタデの群生もこれだけ密集して広大だとすばらしい絵になります。奥はこれから向かう五色ヶ原
浄土山でしょう。ロープが張られていたのそのまま通過
2025年08月03日 10:28撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 10:28
浄土山でしょう。ロープが張られていたのそのまま通過
浄土山南峰の広地に来ると、目の前には龍王岳の荒々しい斜面
2025年08月03日 10:45撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 10:45
浄土山南峰の広地に来ると、目の前には龍王岳の荒々しい斜面
もうトウヤクリンドウが
2025年08月03日 10:46撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 10:46
もうトウヤクリンドウが
登り口に荷をおいて、空身で。
山頂にはすぐに到着、雲もくもく
2025年08月03日 10:59撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 10:59
登り口に荷をおいて、空身で。
山頂にはすぐに到着、雲もくもく
こちら側は眺めがいいが、山頂は雲だらけ
2025年08月03日 11:00撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/3 11:00
こちら側は眺めがいいが、山頂は雲だらけ
龍王岳山頂から丸見え。先の集団登山の子どもたち、一ノ越から延々と繋がっていて、あまり目にすることのない特異な眺め
2025年08月03日 11:01撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 11:01
龍王岳山頂から丸見え。先の集団登山の子どもたち、一ノ越から延々と繋がっていて、あまり目にすることのない特異な眺め
降りてきて、これが登山道。岩とハイマツ
2025年08月03日 11:14撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 11:14
降りてきて、これが登山道。岩とハイマツ
いったん下って行くよう。ガスが立ち込めて遠望なし
2025年08月03日 11:24撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 11:24
いったん下って行くよう。ガスが立ち込めて遠望なし
落ちそうな奇岩はきっと目印。そこからもまだ下って行く
2025年08月03日 11:26撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 11:26
落ちそうな奇岩はきっと目印。そこからもまだ下って行く
タカネヨモギの踊っているような姿
2025年08月03日 11:28撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 11:28
タカネヨモギの踊っているような姿
ミソガワソウも山肌を色付けるほどに咲いていた
2025年08月03日 11:31撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 11:31
ミソガワソウも山肌を色付けるほどに咲いていた
視界の開けたときに、鬼岳でしょう。
浄土を過ぎると、龍、鬼、獅子とはなんと機転の利いている
2025年08月03日 11:30撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 11:30
視界の開けたときに、鬼岳でしょう。
浄土を過ぎると、龍、鬼、獅子とはなんと機転の利いている
針ノ木岳方面はときおり姿をあらわす。雪渓を前にしていい眺め
2025年08月03日 11:36撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 11:36
針ノ木岳方面はときおり姿をあらわす。雪渓を前にしていい眺め
鬼岳の荒々しい斜面の様子
2025年08月03日 11:41撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 11:41
鬼岳の荒々しい斜面の様子
東面表示板がありました
2025年08月03日 11:51撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 11:51
東面表示板がありました
あれが獅子岳でしょう
2025年08月03日 11:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 11:54
あれが獅子岳でしょう
チングルマ、静かに沈黙を守る姿に似ている
2025年08月03日 11:57撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 11:57
チングルマ、静かに沈黙を守る姿に似ている
この先はどうやら残雪を渡るようようです
2025年08月03日 12:00撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 12:00
この先はどうやら残雪を渡るようようです
また東面表示があった。東面トラバースの始点と終点に表示板を置いているようです。ありがたい
2025年08月03日 12:08撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 12:08
また東面表示があった。東面トラバースの始点と終点に表示板を置いているようです。ありがたい
ミヤマキンバイ。もちろんいたるところで
2025年08月03日 12:14撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 12:14
ミヤマキンバイ。もちろんいたるところで
あれれ、ずいぶんきれいなミヤマトリカブト。感覚的に透き通っている感じ。こんなふうに可憐なもの多かった
2025年08月03日 12:22撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 12:22
あれれ、ずいぶんきれいなミヤマトリカブト。感覚的に透き通っている感じ。こんなふうに可憐なもの多かった
ミヤマダイモンジソウもたくさん。登山道脇に網のようなかたまりがいくつも咲いていた
2025年08月03日 12:33撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 12:33
ミヤマダイモンジソウもたくさん。登山道脇に網のようなかたまりがいくつも咲いていた
歩いてきた道を振り返ると、天気悪く、ちょっと幽界ぽい
2025年08月03日 12:34撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 12:34
歩いてきた道を振り返ると、天気悪く、ちょっと幽界ぽい
こちらはイワギキョウでしょうか。小躍りしているようでとっても元気な雰囲気。点在する花々があちらこちたをパープルに色付けていた
2025年08月03日 12:41撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 12:41
こちらはイワギキョウでしょうか。小躍りしているようでとっても元気な雰囲気。点在する花々があちらこちたをパープルに色付けていた
タカネヤハズハハコも健気に
2025年08月03日 12:47撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 12:47
タカネヤハズハハコも健気に
それはやっぱりタテヤマリンドウも撮っておこうと
2025年08月03日 12:47撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 12:47
それはやっぱりタテヤマリンドウも撮っておこうと
イワツメクサの群生もいたるところで。
花火のように弾ける感じが多かった
2025年08月03日 12:48撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/3 12:48
イワツメクサの群生もいたるところで。
花火のように弾ける感じが多かった
やっと獅子岳までやってきた。ここでしばしの休憩
2025年08月03日 12:52撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 12:52
やっと獅子岳までやってきた。ここでしばしの休憩
鹿島槍まで見えた瞬間。
さて先へ進もう
2025年08月03日 12:52撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/3 12:52
鹿島槍まで見えた瞬間。
さて先へ進もう
赤穂の群生と白穂の群生がきれいに並ぶ好対照
2025年08月03日 13:12撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 13:12
赤穂の群生と白穂の群生がきれいに並ぶ好対照
こんな撮影対象は数知れず。穂もやっぱりきれいだね
2025年08月03日 13:18撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/3 13:18
こんな撮影対象は数知れず。穂もやっぱりきれいだね
獅子岳からの下りは、びっくり、すばらしい花園の連続
岩を蔽うチングルマの数々
2025年08月03日 13:24撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 13:24
獅子岳からの下りは、びっくり、すばらしい花園の連続
岩を蔽うチングルマの数々
立ち上がっている花も多く
2025年08月03日 13:26撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 13:26
立ち上がっている花も多く
このあたりはすばらしい庭園のようでした
2025年08月03日 13:26撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 13:26
このあたりはすばらしい庭園のようでした
獅子岳からはほぼ靄の中で視界がなかった。
ただハイマツ帯のなかの滑りやすいザレた道をどんどん下って行った
2025年08月03日 13:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 13:54
獅子岳からはほぼ靄の中で視界がなかった。
ただハイマツ帯のなかの滑りやすいザレた道をどんどん下って行った
先行者が立ち止まっていて、ライチョウを教えていただく。
靄に巻かれてちょっと遠かったけど、うまい具合に撮れた
2025年08月03日 13:59撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/3 13:59
先行者が立ち止まっていて、ライチョウを教えていただく。
靄に巻かれてちょっと遠かったけど、うまい具合に撮れた
どうやら降りきったようで、ザラ峠。
でも残念あたりは真っ白
2025年08月03日 14:07撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 14:07
どうやら降りきったようで、ザラ峠。
でも残念あたりは真っ白
ザラ峠付近にはこの小さいミヤマコゴメグサがたくさん
2025年08月03日 14:18撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 14:18
ザラ峠付近にはこの小さいミヤマコゴメグサがたくさん
五色ヶ原の台地へとけっこう登り返す。もやに霞むコバイケソウ、ちょっと終盤
2025年08月03日 14:40撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 14:40
五色ヶ原の台地へとけっこう登り返す。もやに霞むコバイケソウ、ちょっと終盤
木道が現れたと思ったら、傍にはチングルマが。
遠望なしなので、近場ばかり
2025年08月03日 14:40撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 14:40
木道が現れたと思ったら、傍にはチングルマが。
遠望なしなので、近場ばかり
どこにでも咲いていたアキノキリンソウも撮っておこうと
2025年08月03日 14:45撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 14:45
どこにでも咲いていたアキノキリンソウも撮っておこうと
こんな風にチングルマの群生地がたくさんあったようだが、いかんせん靄の中なので
2025年08月03日 14:49撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 14:49
こんな風にチングルマの群生地がたくさんあったようだが、いかんせん靄の中なので
やっと小屋が見えてきた。ずいぶん遠くで、けっこうしんどかった。
なんと風呂あり。午後の3時半から湯に浸かる。こんな遠くで湯浴みができるとは
2025年08月03日 14:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 14:54
やっと小屋が見えてきた。ずいぶん遠くで、けっこうしんどかった。
なんと風呂あり。午後の3時半から湯に浸かる。こんな遠くで湯浴みができるとは
午後5時から夕食。土砂降りが来ていた。
雨が上がると、モヤが晴れ、五色の台地が見えた。
2025年08月03日 17:38撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 17:38
午後5時から夕食。土砂降りが来ていた。
雨が上がると、モヤが晴れ、五色の台地が見えた。
青空が覗くと、その色はさわやかに澄んでいた
2025年08月03日 17:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 17:39
青空が覗くと、その色はさわやかに澄んでいた
雨に濡れたチングルマの穂を
2025年08月03日 17:45撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 17:45
雨に濡れたチングルマの穂を
夕日が出てきてあたりを照らす。
赤くなった
2025年08月03日 17:47撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 17:47
夕日が出てきてあたりを照らす。
赤くなった
どうやら鷲岳の肩に沈んでいく
2025年08月03日 17:49撮影 by  Canon EOS M6, Canon
1
8/3 17:49
どうやら鷲岳の肩に沈んでいく
夕方の光を受ける五色の原っぱ
2025年08月03日 17:50撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 17:50
夕方の光を受ける五色の原っぱ
ずっと天気が悪かったせいだろう、とてもきれいな眺めに見えた
2025年08月03日 17:52撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 17:52
ずっと天気が悪かったせいだろう、とてもきれいな眺めに見えた
うごめく厚い雲が作る風景もなかなかいいものです
2025年08月03日 17:59撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/3 17:59
うごめく厚い雲が作る風景もなかなかいいものです
【二日目】
早朝、残念ながら天気が怪しい。さてどうなることやら。
5時から朝食
2025年08月04日 04:32撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 4:32
【二日目】
早朝、残念ながら天気が怪しい。さてどうなることやら。
5時から朝食
荷を置かせてもらい、空身で出発。鳶山、鷲岳を目指して。
朝露に濡れるイワイチョウ
2025年08月04日 06:13撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 6:13
荷を置かせてもらい、空身で出発。鳶山、鷲岳を目指して。
朝露に濡れるイワイチョウ
まずは鳶山まで。あたりはどんどん明るくなり、晴れて行くのがわかる。途中、チングルマ庭園がたくさん
2025年08月04日 06:22撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 6:22
まずは鳶山まで。あたりはどんどん明るくなり、晴れて行くのがわかる。途中、チングルマ庭園がたくさん
朝露に濡れるハクサンフウロ
2025年08月04日 06:27撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 6:27
朝露に濡れるハクサンフウロ
振り返ると鷲岳に抱えられているように見える五色ヶ原
2025年08月04日 06:31撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 6:31
振り返ると鷲岳に抱えられているように見える五色ヶ原
チングルマの穂の斜面がすごいことになっていた。
満開時ならさぞかし壮観だろう。越中沢を背景に
2025年08月04日 06:35撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 6:35
チングルマの穂の斜面がすごいことになっていた。
満開時ならさぞかし壮観だろう。越中沢を背景に
鳶山に到着
2025年08月04日 06:35撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 6:35
鳶山に到着
大きな薬師には残念ながら雲がかかっていたが、それでも広大ないい眺め
2025年08月04日 06:37撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 6:37
大きな薬師には残念ながら雲がかかっていたが、それでも広大ないい眺め
五色ヶ原の湿地帯を眼下に
2025年08月04日 06:38撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 6:38
五色ヶ原の湿地帯を眼下に
2025年08月04日 06:48撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 6:48
さて、鷲岳に向かいます。
たくさんのクロユリが咲いていた。朝露に濡れて輝く。鷲岳には登山道がないよう。ということで地図を頼りに登って行くが、山頂は見えている
2025年08月04日 07:03撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 7:03
さて、鷲岳に向かいます。
たくさんのクロユリが咲いていた。朝露に濡れて輝く。鷲岳には登山道がないよう。ということで地図を頼りに登って行くが、山頂は見えている
途中、ライチョウを発見。まだ大人になりきってない子ライチョウのようです。はぐれてしまったようで、帰路にも再び会ったが、下の方から母親らしき鳴き声が聞こえていた
2025年08月04日 07:12撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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8/4 7:12
途中、ライチョウを発見。まだ大人になりきってない子ライチョウのようです。はぐれてしまったようで、帰路にも再び会ったが、下の方から母親らしき鳴き声が聞こえていた
この山肌斜面、たくさん花が咲いていた
2025年08月04日 07:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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この山肌斜面、たくさん花が咲いていた
そんなわけでやっと見つけたタカネシオガマのきれいな花
2025年08月04日 07:23撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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そんなわけでやっと見つけたタカネシオガマのきれいな花
山頂到着と思い、鳶山と薬師岳の眺めを見る
2025年08月04日 07:29撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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山頂到着と思い、鳶山と薬師岳の眺めを見る
山頂標識はもう一つ先のハイマツ帯の中で見つけた。
なんとか到着
2025年08月04日 07:30撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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山頂標識はもう一つ先のハイマツ帯の中で見つけた。
なんとか到着
眼下に見る五色ヶ原と残雪
2025年08月04日 07:32撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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眼下に見る五色ヶ原と残雪
降りる途中で、小屋のある台地
2025年08月04日 07:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 7:39
降りる途中で、小屋のある台地
登山口まで降りて来た。
左の残雪地帯の縁を登り、上の残雪上を渡り、尾根上右手のハイマツ帯が山頂だった
2025年08月04日 07:50撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 7:50
登山口まで降りて来た。
左の残雪地帯の縁を登り、上の残雪上を渡り、尾根上右手のハイマツ帯が山頂だった
山荘で荷を受け取り、キャンプ場経由で下山開始。
果てなく延びる木道という雰囲気の中を進んでいく。
この時間に帰る人は誰もいなかった
2025年08月04日 08:14撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 8:14
山荘で荷を受け取り、キャンプ場経由で下山開始。
果てなく延びる木道という雰囲気の中を進んでいく。
この時間に帰る人は誰もいなかった
するとすごいチングルマの群生が
2025年08月04日 08:19撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 8:19
するとすごいチングルマの群生が
ずいぶん広範囲に咲いている
2025年08月04日 08:20撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 8:20
ずいぶん広範囲に咲いている
ハクサンイチゲはこの立ち上がった姿がすばらしく、目を惹きつけてやまない
2025年08月04日 08:25撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 8:25
ハクサンイチゲはこの立ち上がった姿がすばらしく、目を惹きつけてやまない
きれいな群落あり。時季的に遅いようだが今が最盛期と咲いている花、多かった
2025年08月04日 08:26撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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8/4 8:26
きれいな群落あり。時季的に遅いようだが今が最盛期と咲いている花、多かった
まだまだチングルマの広大な群生地が続く。
まったくもって壮観です、晴れてよかった
2025年08月04日 08:27撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 8:27
まだまだチングルマの広大な群生地が続く。
まったくもって壮観です、晴れてよかった
2025年08月04日 08:27撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 8:27
来た道を戻り、ザラ峠への下りにかかります。
昨日はガスで何も見えなかったが、目に飛び込んできたのはなんとも凄まじい風景。こんな荒々しい斜面だったのかと
2025年08月04日 08:45撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 8:45
来た道を戻り、ザラ峠への下りにかかります。
昨日はガスで何も見えなかったが、目に飛び込んできたのはなんとも凄まじい風景。こんな荒々しい斜面だったのかと
すごい迫力の傾斜です
2025年08月04日 08:46撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 8:46
すごい迫力の傾斜です
溶岩台地のような雰囲気が目を惹きつける。見れてよかったとつくづく
2025年08月04日 08:47撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 8:47
溶岩台地のような雰囲気が目を惹きつける。見れてよかったとつくづく
赤牛岳の均整のとれた大きな山塊をバックに、すばらしい風景で。
2025年08月04日 08:50撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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8/4 8:50
赤牛岳の均整のとれた大きな山塊をバックに、すばらしい風景で。
爆裂後の斜面が長い時を経て残っているのだろうか。
赤と緑の対象に引き込まれてしまう
2025年08月04日 08:52撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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8/4 8:52
爆裂後の斜面が長い時を経て残っているのだろうか。
赤と緑の対象に引き込まれてしまう
行く手には獅子岳の全貌が。登山道が明瞭。こちらからはこんなに立派な緑多い尖った姿で。あの山頂まで登り返すのか、そういえば昨日はずいぶん下った記憶があった
2025年08月04日 08:53撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 8:53
行く手には獅子岳の全貌が。登山道が明瞭。こちらからはこんなに立派な緑多い尖った姿で。あの山頂まで登り返すのか、そういえば昨日はずいぶん下った記憶があった
来た道を振り返る。鷲岳の頭がちょっと見えているが、どうやらカルデラの縁を歩いて来た。なにやらすばらしいこの荒々しい斜面
2025年08月04日 08:55撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 8:55
来た道を振り返る。鷲岳の頭がちょっと見えているが、どうやらカルデラの縁を歩いて来た。なにやらすばらしいこの荒々しい斜面
特徴ある岩の壁をアップで
2025年08月04日 08:55撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 8:55
特徴ある岩の壁をアップで
真っ赤な岩は怒気を孕んでいるよう
2025年08月04日 09:01撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 9:01
真っ赤な岩は怒気を孕んでいるよう
そうしてザラ峠まで降りてきた。
いやー、なんと素敵な景色ではとびっくり。昨日は真っ白で何も見えなかったからひとしおかも。
2025年08月04日 09:10撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 9:10
そうしてザラ峠まで降りてきた。
いやー、なんと素敵な景色ではとびっくり。昨日は真っ白で何も見えなかったからひとしおかも。
さて先へ進み、振り返る。
爆裂火口、カルデラの縁を登ってその上に開けた溶岩大地が五色ヶ原でしょうか
2025年08月04日 09:27撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 9:27
さて先へ進み、振り返る。
爆裂火口、カルデラの縁を登ってその上に開けた溶岩大地が五色ヶ原でしょうか
まだまだ頑張って登って行く。
すると槍の穂先が見えた。なぜかしら槍ヶ岳は見えると嬉しくなる、きっと富士山と一緒
2025年08月04日 09:31撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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8/4 9:31
まだまだ頑張って登って行く。
すると槍の穂先が見えた。なぜかしら槍ヶ岳は見えると嬉しくなる、きっと富士山と一緒
ザラ峠を見下ろす。とってもきれいな緑と薄茶の砂礫斜面
2025年08月04日 09:51撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 9:51
ザラ峠を見下ろす。とってもきれいな緑と薄茶の砂礫斜面
すると五色ヶ原を真正面に見る、展望地に到着。
ちょっとガスの上がりが多いが、すばらしい眺望です。
まったくもって見えてよかった
2025年08月04日 10:08撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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8/4 10:08
すると五色ヶ原を真正面に見る、展望地に到着。
ちょっとガスの上がりが多いが、すばらしい眺望です。
まったくもって見えてよかった
槍ヶ岳がよく見えるようになったときの北アルプスの雄大な山稜
2025年08月04日 10:25撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 10:25
槍ヶ岳がよく見えるようになったときの北アルプスの雄大な山稜
その後、ぜいぜい言いながらやっと獅子岳を登り返す。
すると昨日は幽界のようにも見えた山容も、今日は明るい。
晴れていたら雄山に登ろう
2025年08月04日 11:08撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 11:08
その後、ぜいぜい言いながらやっと獅子岳を登り返す。
すると昨日は幽界のようにも見えた山容も、今日は明るい。
晴れていたら雄山に登ろう
鬼岳の岩斜面。
確かに岩場を歩く道が多かった
2025年08月04日 11:29撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 11:29
鬼岳の岩斜面。
確かに岩場を歩く道が多かった
獅子岳を振り返る。こちらからもずいぶん立派な山容
2025年08月04日 11:43撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 11:43
獅子岳を振り返る。こちらからもずいぶん立派な山容
眼前に反り上がる龍王岳。これを登り返すのか……
道は右手についているので巻き込んで登って行くよう。
晴れているので道も明確
2025年08月04日 11:47撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 11:47
眼前に反り上がる龍王岳。これを登り返すのか……
道は右手についているので巻き込んで登って行くよう。
晴れているので道も明確
登りの途中で常願寺川に続くカルデラ内部の谷
2025年08月04日 12:14撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 12:14
登りの途中で常願寺川に続くカルデラ内部の谷
急登が続く。往きはガスでよくわからなかったよう
2025年08月04日 12:17撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 12:17
急登が続く。往きはガスでよくわからなかったよう
回り込んで乗り上げると、龍王岳のこちらの斜面は緑色をなしいたって平和な感じ
2025年08月04日 12:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 12:21
回り込んで乗り上げると、龍王岳のこちらの斜面は緑色をなしいたって平和な感じ
その後、一ノ越へと歩を進める。
立山がとってもきれいで。こんな天気なら登らないわけにはいかないだろうと
2025年08月04日 12:58撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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8/4 12:58
その後、一ノ越へと歩を進める。
立山がとってもきれいで。こんな天気なら登らないわけにはいかないだろうと
タカネツメクサ、今回はじめて見た
2025年08月04日 13:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 13:16
タカネツメクサ、今回はじめて見た
ムカゴトラノオ、こちらもはじめて
2025年08月04日 13:17撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 13:17
ムカゴトラノオ、こちらもはじめて
振り返れば、浄土山と龍王岳。
では、いざ一ノ越から雄山の山頂へ
2025年08月04日 13:20撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 13:20
振り返れば、浄土山と龍王岳。
では、いざ一ノ越から雄山の山頂へ
ずいぶん久しいが、驚いたことに登山道は登り下り専用道になっていた。
途中、昭和天皇御製。歌碑というより磨崖歌
2025年08月04日 13:52撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 13:52
ずいぶん久しいが、驚いたことに登山道は登り下り専用道になっていた。
途中、昭和天皇御製。歌碑というより磨崖歌
見下ろせば、室堂平のすばらしい景色。これはお見事だね
2025年08月04日 13:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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8/4 13:54
見下ろせば、室堂平のすばらしい景色。これはお見事だね
雄山山頂に到着。社の宮に参る
2025年08月04日 14:18撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 14:18
雄山山頂に到着。社の宮に参る
最後はやはりミクリガ池を眺めて、帰路へ。
最終4時半のバスに乗車して、無事扇沢に到着
2025年08月04日 15:59撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8/4 15:59
最後はやはりミクリガ池を眺めて、帰路へ。
最終4時半のバスに乗車して、無事扇沢に到着
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(G/B) シューズ(S/h) 登山タイツ(U夏)2 ハーフパンツ2 半袖Tシャツ2 アームカバー2 夏帽子(M) 手袋2 夏ジャケット

感想

 五色ヶ原へとはじめて歩いた。コロナ禍が過ぎ去ったおととしから山小屋の利用がずいぶん面倒になり、しばらく泊まることがなかったものの、三年目となった今年は金土日でもちらほら予約の空きが見られるようになった。ずいぶん先の予約はどうにも性に合わないので、今回も前日に予約を入れ宿泊ができた。そう、天気が良さそうな週末にと。
 恐ろしいほどの猛暑を山で逃れようとはもはや過去の遺物かもしれないが、標高が高ければやはりそれなりに涼しいに違いない、そんな下界の事情もあった。
 二日間とも基本的には晴れの様相で、いい天気の部類だったに違いない。初日、出だしの室堂では直射日光が暑過ぎて日傘をさすことしばしばだったが、雲の立ちあがりは意外と早かった。11時頃からほぼ靄の中で真っ白な視界が多かったが、たくさんの花があたりを彩っていた。オンタデやミソガワソウなどあまり目を引くことの少ない花々もその密集的群落の勢いとでもいうのだろうか、たくさん咲いているとやはり目立って、それなりにすばらしい風景を形作っていたようだ。
 翌日は晴れの時間が多く、遠望も利いた。五色ヶ原は噂に違わず広大な花園を有し、見所たくさん、とりわけチングルマの連続群落とハクサンイチゲののびのびとした立ち上がりの姿には目を惹きつけられた。帰路は往路と同じ道を戻ったが、前日とはうって変わって無骨な山容が鮮明で間近だったり谷景色が荒々しかったりと初めて接した視界にびっくりすること多く、こんなこともあろうかというもの。暑さを心配したが靄と日差しはもしや絶妙な按配だったかもしれない、うまく歩き通すことができた。
 最後に、五色山荘ではなんと風呂に入れた。その情報は数日前に得ていたが、果たして本日入れるか分からなかったが、無事湯に浸かることができ、とってもありがたかった。立山周辺を大きく眺めると何箇所か入れるところがあるよう、雪溶け水が豊富で、それを上手に活用しているからだろう、また乾燥室も汗びっしょりの衣類を乾かすのに最適でそれらはきっとこの山荘の特長だったろう。

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