8月15日(金)
入山前日。
折立キャンプ場で前泊する事にした。
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8/15 17:05
8月15日(金)
入山前日。
折立キャンプ場で前泊する事にした。
キャンプ場の周囲には、熊避けのために電気柵が設置されている。
そのおかげで安心感はあるのだが、ゲートの開閉が少々煩わしい。
作業自体は簡単なのだが、酔っていたせいもあり、うっかり2度ほど感電してしまった。
2
8/15 18:23
キャンプ場の周囲には、熊避けのために電気柵が設置されている。
そのおかげで安心感はあるのだが、ゲートの開閉が少々煩わしい。
作業自体は簡単なのだが、酔っていたせいもあり、うっかり2度ほど感電してしまった。
日中は雨が降っていたが、夜になると空が晴れた。
雲が切れはじめ、夕暮れには微かに夕日が顔を覗かせた。
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8/15 19:06
日中は雨が降っていたが、夜になると空が晴れた。
雲が切れはじめ、夕暮れには微かに夕日が顔を覗かせた。
夜は快晴。
星の綺麗な夜だった。
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8/15 21:56
夜は快晴。
星の綺麗な夜だった。
8月16日(土)
山行初日。
日の出前に折立キャンプ場を出発。
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8/16 4:17
8月16日(土)
山行初日。
日の出前に折立キャンプ場を出発。
山道を少し進むと十三重之塔。
猛吹雪で遭難死した愛知大学山岳部員13名の慰霊のため、ご遺族と関係者により設置されたものらしい。
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8/16 4:18
山道を少し進むと十三重之塔。
猛吹雪で遭難死した愛知大学山岳部員13名の慰霊のため、ご遺族と関係者により設置されたものらしい。
木の幹に、なぜかアラレちゃんのプレートが掛けられている。
その理由は分からないけれど、山行記録にたびたび登場する名物スポット。
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8/16 5:04
木の幹に、なぜかアラレちゃんのプレートが掛けられている。
その理由は分からないけれど、山行記録にたびたび登場する名物スポット。
樹林帯を抜けると視界が開ける。
遠方には有峰湖が見えた。
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8/16 6:32
樹林帯を抜けると視界が開ける。
遠方には有峰湖が見えた。
太郎平小屋へ向かう。
1
8/16 7:01
太郎平小屋へ向かう。
草原の中に白い花が点在している。
0
8/16 7:29
草原の中に白い花が点在している。
花の名前をグーグル先生に聞くと、「イワショウブ」と教えてくれた。
1
8/16 7:29
花の名前をグーグル先生に聞くと、「イワショウブ」と教えてくれた。
チングルマの花園。
今は綿毛の季節。
今回の山行では、至る所でその姿に出会うことが出来た。
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8/16 7:31
チングルマの花園。
今は綿毛の季節。
今回の山行では、至る所でその姿に出会うことが出来た。
太郎平小屋に到着。
0
8/16 7:36
太郎平小屋に到着。
太郎平小屋から薬師岳方面を眺める。
しかし、雲が多く、その山頂は見えなかった。
0
8/16 7:45
太郎平小屋から薬師岳方面を眺める。
しかし、雲が多く、その山頂は見えなかった。
こちらは黒部五郎岳方面。
薬師岳と同じく雲が広がっていて、山頂は姿を見せなかった。
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8/16 7:48
こちらは黒部五郎岳方面。
薬師岳と同じく雲が広がっていて、山頂は姿を見せなかった。
太郎平小屋の売店メニューを確認。
「生ビール」の文字に心惹かれたが、まだ時間が早いため今回は見送ることにした。
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8/16 7:51
太郎平小屋の売店メニューを確認。
「生ビール」の文字に心惹かれたが、まだ時間が早いため今回は見送ることにした。
太郎平小屋を後にし、薬師沢へ向かう。
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8/16 8:53
太郎平小屋を後にし、薬師沢へ向かう。
薬師沢の登山道では、渡渉箇所が3カ所ほど確認できた。
いずれの地点にも橋が設置されており、渡渉は容易だった。
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8/16 9:25
薬師沢の登山道では、渡渉箇所が3カ所ほど確認できた。
いずれの地点にも橋が設置されており、渡渉は容易だった。
薬師沢小屋に到着。
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8/16 10:20
薬師沢小屋に到着。
小屋の手前で、印象的なカミキリムシを発見。
甲殻の模様が洒落ていて、思わず足を止めた。
1
8/16 10:21
小屋の手前で、印象的なカミキリムシを発見。
甲殻の模様が洒落ていて、思わず足を止めた。
薬師沢小屋にてメニューを確認。
「缶ビール2リットル」の文字が気になる。
いや、そんなに飲まないけどさ・・・
0
8/16 10:23
薬師沢小屋にてメニューを確認。
「缶ビール2リットル」の文字が気になる。
いや、そんなに飲まないけどさ・・・
小屋の下を流れる黒部川。
ここから上流は奥ノ廊下、そして、黒部源流へと続く。
2
8/16 10:26
小屋の下を流れる黒部川。
ここから上流は奥ノ廊下、そして、黒部源流へと続く。
さすが黒部川。水の美しさに目を奪われる。
澄み切った青が、静かに心に残る。
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8/16 10:26
さすが黒部川。水の美しさに目を奪われる。
澄み切った青が、静かに心に残る。
吊橋を渡り、雲ノ平へ。
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8/16 10:44
吊橋を渡り、雲ノ平へ。
吊橋の上から黒部川を眺める。
見ているだけで涼しくなるような澄んだ青。
3
8/16 10:44
吊橋の上から黒部川を眺める。
見ているだけで涼しくなるような澄んだ青。
吊橋を渡った先には、梯子が待っている。
それを慎重に下りて、黒部川の右岸へと降りる。
高度感があり、少し緊張する場面だ。
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8/16 10:45
吊橋を渡った先には、梯子が待っている。
それを慎重に下りて、黒部川の右岸へと降りる。
高度感があり、少し緊張する場面だ。
雲ノ平への直登ルート。
急な登りに加え、岩が非常に滑りやすい。
これまで多くの記録で「悪路」として語られてきたが…
なるほど、確かにその通りだ。
0
8/16 11:02
雲ノ平への直登ルート。
急な登りに加え、岩が非常に滑りやすい。
これまで多くの記録で「悪路」として語られてきたが…
なるほど、確かにその通りだ。
岩が滑りやすいため、足の置き場を慎重に選びながら登る。
一歩一歩に気を遣う分、思った以上に時間がかかった。
登りはまだしも、これを下るとなると…
正直、下りは経験したくない道だ。
1
8/16 12:12
岩が滑りやすいため、足の置き場を慎重に選びながら登る。
一歩一歩に気を遣う分、思った以上に時間がかかった。
登りはまだしも、これを下るとなると…
正直、下りは経験したくない道だ。
直登ルートを登り終え、木道に出る。
長い悪路の後だけに、木道の姿が見えた瞬間はほっとした。
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8/16 12:30
直登ルートを登り終え、木道に出る。
長い悪路の後だけに、木道の姿が見えた瞬間はほっとした。
ようやく、念願だった雲ノ平にたどり着いた。
まずはアラスカ庭園へ。
さて、どんな風景が待っているのだろう。
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8/16 12:31
ようやく、念願だった雲ノ平にたどり着いた。
まずはアラスカ庭園へ。
さて、どんな風景が待っているのだろう。
なるほど、確かにアラスカらしい雰囲気だ。
…いや、アラスカ行ったことないので、想像だけど。
3
8/16 12:33
なるほど、確かにアラスカらしい雰囲気だ。
…いや、アラスカ行ったことないので、想像だけど。
南の方角に大きな山が見える。
あれは黒部五郎岳だろうか。
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8/16 12:38
南の方角に大きな山が見える。
あれは黒部五郎岳だろうか。
西の方角には薬師岳。
0
8/16 12:55
西の方角には薬師岳。
木道に大きなキノコが生えている。
食えるの、これ?
2
8/16 12:56
木道に大きなキノコが生えている。
食えるの、これ?
風に揺れるチングルマ。
その背景には異国のような庭園が広がる。
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8/16 13:03
風に揺れるチングルマ。
その背景には異国のような庭園が広がる。
チングルマが風に揺れ、その向こうには雲ノ平の庭園が広がる。
雰囲気はまるで楽園のようで、静かな感動を覚えた。
2
8/16 13:12
チングルマが風に揺れ、その向こうには雲ノ平の庭園が広がる。
雰囲気はまるで楽園のようで、静かな感動を覚えた。
雲ノ平山荘に到着。
ベランダ付きの洒落た山小屋。
山の奥地とは思えないほど、洗練された佇まいだ。
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8/16 13:19
雲ノ平山荘に到着。
ベランダ付きの洒落た山小屋。
山の奥地とは思えないほど、洗練された佇まいだ。
雲ノ平山荘で受付を終え、テント地へと足を運ぶ。
初日は雲ノ平キャンプ場でのテント泊。
山旅の初日にふさわしい一夜となりそうだ。
1
8/16 13:36
雲ノ平山荘で受付を終え、テント地へと足を運ぶ。
初日は雲ノ平キャンプ場でのテント泊。
山旅の初日にふさわしい一夜となりそうだ。
さて、キャンプ場はどこだろう?
祖父岳の麓にあるらしいが、初めての訪問なので勝手がわからない。
木道はあるが地形は広く、少々戸惑う。
2
8/16 13:50
さて、キャンプ場はどこだろう?
祖父岳の麓にあるらしいが、初めての訪問なので勝手がわからない。
木道はあるが地形は広く、少々戸惑う。
テントが並ぶ光景が目に入り、ほっとする。
手前の人気の場所はすでに埋まっていたが、奥にはまだ余裕がある。
1
8/16 13:54
テントが並ぶ光景が目に入り、ほっとする。
手前の人気の場所はすでに埋まっていたが、奥にはまだ余裕がある。
テントを設営していると、ふとライチョウの姿が目に入った。
人に慣れているのか、近づいても逃げる様子はない。
久々に出会ったが、変わらず愛らしい存在だ。
4
8/16 14:23
テントを設営していると、ふとライチョウの姿が目に入った。
人に慣れているのか、近づいても逃げる様子はない。
久々に出会ったが、変わらず愛らしい存在だ。
キャンプ場内の水場。
水は豊富に出ており問題なし。
0
8/16 14:52
キャンプ場内の水場。
水は豊富に出ており問題なし。
設営はなんとか完了。
選んだ場所は傾斜があり、テントの下には岩が潜んでいる。
今夜は「くの字」スタイルで眠ることになりそうだ。
もっと良い場所に張りたかったが、空きがないのだから仕方ない。
1
8/16 14:53
設営はなんとか完了。
選んだ場所は傾斜があり、テントの下には岩が潜んでいる。
今夜は「くの字」スタイルで眠ることになりそうだ。
もっと良い場所に張りたかったが、空きがないのだから仕方ない。
まずは宿を確保して、ほっとひと息。
持参した酒で、ぬるいながらもささやかな祝杯を挙げる。
雲ノ平山荘には冷えたビールもあるが、それは今日一日の締めくくりに取っておこう。
1
8/16 15:05
まずは宿を確保して、ほっとひと息。
持参した酒で、ぬるいながらもささやかな祝杯を挙げる。
雲ノ平山荘には冷えたビールもあるが、それは今日一日の締めくくりに取っておこう。
祝杯を挙げていると、再びライチョウが姿を見せた。
今度はファミリーらしく、4羽そろっての登場だ。
1
8/16 15:11
祝杯を挙げていると、再びライチョウが姿を見せた。
今度はファミリーらしく、4羽そろっての登場だ。
それにしても、歩いてばかりでまったく飛ぶ気配がない。
こんな調子で自然界の厳しさを乗り越えていけるのか…
少し心配になる。
2
8/16 15:12
それにしても、歩いてばかりでまったく飛ぶ気配がない。
こんな調子で自然界の厳しさを乗り越えていけるのか…
少し心配になる。
さて、まだ日は高い。
せっかくなので、酒で意識が飛ぶ前に雲ノ平を散策してみることにしよう。
スイス庭園なる場所があるようなので、まずはそちらへ。
3
8/16 15:39
さて、まだ日は高い。
せっかくなので、酒で意識が飛ぶ前に雲ノ平を散策してみることにしよう。
スイス庭園なる場所があるようなので、まずはそちらへ。
草原の向こうに、まるで羽を広げた鳥のような山が姿を現す。
てっきり鷲羽岳かと思ったが、実は水晶岳だった。
3
8/16 15:41
草原の向こうに、まるで羽を広げた鳥のような山が姿を現す。
てっきり鷲羽岳かと思ったが、実は水晶岳だった。
岩々しくそびえる水晶岳。
その厳つい山容に、明日の登頂を前にして、胸が高鳴る。
1
8/16 15:41
岩々しくそびえる水晶岳。
その厳つい山容に、明日の登頂を前にして、胸が高鳴る。
スイス庭園から眺める水晶岳。
0
8/16 15:43
スイス庭園から眺める水晶岳。
なるほど、確かにスイスらしい雰囲気だ。
…いや、スイス行ったことないので、想像だけど。
4
8/16 15:49
なるほど、確かにスイスらしい雰囲気だ。
…いや、スイス行ったことないので、想像だけど。
スイス庭園を後にして、祖母岳へ向かう。
途中、雲ノ平山荘で酒を購入した。
山頂では、それを一杯、ゆっくり味わうとしよう。
0
8/16 16:25
スイス庭園を後にして、祖母岳へ向かう。
途中、雲ノ平山荘で酒を購入した。
山頂では、それを一杯、ゆっくり味わうとしよう。
雲ノ平山荘で購入した酒類。
ハイボール:700円、檸檬堂:700円、缶ビール:800円
ちょっと散財しすぎな気もするが、初日くらい豪勢に行こう。
5
8/16 16:31
雲ノ平山荘で購入した酒類。
ハイボール:700円、檸檬堂:700円、缶ビール:800円
ちょっと散財しすぎな気もするが、初日くらい豪勢に行こう。
祖母岳から眺めるアルプス庭園。
パノラマで撮影してみた。
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8/16 16:34
祖母岳から眺めるアルプス庭園。
パノラマで撮影してみた。
雲ノ平にかかる雲。
今日は雲の多い日だったが、積乱雲が湧くことはなく、穏やかな夏の一日だった。
2
8/16 16:42
雲ノ平にかかる雲。
今日は雲の多い日だったが、積乱雲が湧くことはなく、穏やかな夏の一日だった。
雲の間から光射す。
0
8/16 17:21
雲の間から光射す。
ほろ酔いのまま、雲ノ平山荘へと戻る。
聞けば、今夜は山荘でBARが営業するという。
こんな山奥で、洒落た夜のひとときがあるとは…
東北人の自分には、どこか不思議で驚きでもある。
1
8/16 17:44
ほろ酔いのまま、雲ノ平山荘へと戻る。
聞けば、今夜は山荘でBARが営業するという。
こんな山奥で、洒落た夜のひとときがあるとは…
東北人の自分には、どこか不思議で驚きでもある。
BARに心惹かれるが、予算ががが。
大人しく、テントで自炊しよ。
0
8/16 17:46
BARに心惹かれるが、予算ががが。
大人しく、テントで自炊しよ。
テントへ戻る途中、またライチョウに出会った。
チングルマと並ぶ姿は、まるで絵のよう。
ただ、写真は手ぶれで今ひとつ…
どうやら、少し飲みすぎたかもしれない。
2
8/16 17:54
テントへ戻る途中、またライチョウに出会った。
チングルマと並ぶ姿は、まるで絵のよう。
ただ、写真は手ぶれで今ひとつ…
どうやら、少し飲みすぎたかもしれない。
夕陽が差し込むトイレの背景。
無機質なはずのトイレだが、光に照らされて、どこか凛として見える。
まさか、トイレに心を動かされるとは(笑)
1
8/16 18:21
夕陽が差し込むトイレの背景。
無機質なはずのトイレだが、光に照らされて、どこか凛として見える。
まさか、トイレに心を動かされるとは(笑)
8月17日(日)
二日目の朝。
山の朝は早い。4時には殆どのテントは明かりが灯っていた。
0
8/17 4:22
8月17日(日)
二日目の朝。
山の朝は早い。4時には殆どのテントは明かりが灯っていた。
雲ノ平を後にし、祖父岳へ。
0
8/17 5:10
雲ノ平を後にし、祖父岳へ。
祖父岳への登りの途中で夜が明けた。
しかし、東側には稜線が高くそびえていたため、日の出そのものは望めなかった。
0
8/17 5:10
祖父岳への登りの途中で夜が明けた。
しかし、東側には稜線が高くそびえていたため、日の出そのものは望めなかった。
西の山が朝日に染まる。
2
8/17 5:25
西の山が朝日に染まる。
祖父岳に到着。
辺りは雲に包まれ視界無し。
1
8/17 5:34
祖父岳に到着。
辺りは雲に包まれ視界無し。
祖父岳を越え、岩苔乗越に下る。
0
8/17 6:11
祖父岳を越え、岩苔乗越に下る。
岩苔乗越から登り返して、ワリモ北分岐に到達。
ここからは稜線歩きとなる。
本来なら視界が大きく開けるはずの場所だが、あいにく雲に覆われ、展望はいまひとつだった。
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8/17 6:26
岩苔乗越から登り返して、ワリモ北分岐に到達。
ここからは稜線歩きとなる。
本来なら視界が大きく開けるはずの場所だが、あいにく雲に覆われ、展望はいまひとつだった。
分岐に荷物をデポし、稜線を北へ。
水晶岳へ向かう。
1
8/17 6:42
分岐に荷物をデポし、稜線を北へ。
水晶岳へ向かう。
水晶小屋に到着。
0
8/17 6:56
水晶小屋に到着。
水晶小屋の東に続く尾根。
野口五郎岳方面へと続いているが、視界が悪く岳は見えない。
0
8/17 6:56
水晶小屋の東に続く尾根。
野口五郎岳方面へと続いているが、視界が悪く岳は見えない。
水晶小屋を後にし、水晶岳へ。
0
8/17 7:11
水晶小屋を後にし、水晶岳へ。
やがてルートは岩稜帯に変化。
ペンキマークを目印に進むと、水晶岳の山頂が見えてきた。
2
8/17 7:15
やがてルートは岩稜帯に変化。
ペンキマークを目印に進むと、水晶岳の山頂が見えてきた。
岩稜帯が連続する。
一部、手を使う箇所もあるが、技術的に難しい場面は見られない。
0
8/17 7:16
岩稜帯が連続する。
一部、手を使う箇所もあるが、技術的に難しい場面は見られない。
水晶岳への最後の登り。
0
8/17 7:21
水晶岳への最後の登り。
水晶岳に登頂。
今回の山行で、最初に踏んだ百名山となった。
3
8/17 7:28
水晶岳に登頂。
今回の山行で、最初に踏んだ百名山となった。
空が晴れ渡る絶妙な瞬間。
雲が流れ去り、西には雲ノ平が静かに姿を現した。
まるで、待っていたかのようだ。
4
8/17 7:33
空が晴れ渡る絶妙な瞬間。
雲が流れ去り、西には雲ノ平が静かに姿を現した。
まるで、待っていたかのようだ。
昨日はその雲ノ平から水晶岳を望んだが、今日は立場が逆。
水晶岳側から、広がる雲ノ平の風景を見渡している。
1
8/17 7:33
昨日はその雲ノ平から水晶岳を望んだが、今日は立場が逆。
水晶岳側から、広がる雲ノ平の風景を見渡している。
水晶岳を目指す後続の登山者達。
3
8/17 7:36
水晶岳を目指す後続の登山者達。
山頂の西側にブロッケン現象が浮かび上がる。
光と霧が織りなす、束の間の神秘。
6
8/17 7:38
山頂の西側にブロッケン現象が浮かび上がる。
光と霧が織りなす、束の間の神秘。
体の動きに合わせて影が動くのが面白い。
試しにジョジョ立ちを決めてみたが、どうやら上半身はフレームアウト。
ポーズのキレは良かったのに、ちょっと残念。
1
8/17 7:38
体の動きに合わせて影が動くのが面白い。
試しにジョジョ立ちを決めてみたが、どうやら上半身はフレームアウト。
ポーズのキレは良かったのに、ちょっと残念。
黒部川の深い渓谷。
奥の方には黒部湖が見える。
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8/17 8:03
黒部川の深い渓谷。
奥の方には黒部湖が見える。
水晶岳を後にし、次は鷲羽岳へ。
3
8/17 8:17
水晶岳を後にし、次は鷲羽岳へ。
祖父岳
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8/17 8:17
祖父岳
進路の先に槍ヶ岳が見えてきた。
1
8/17 8:18
進路の先に槍ヶ岳が見えてきた。
槍の先端。
最後に登ったのは何時だったか…
鷲羽、水晶岳方面は晴れているが、槍ヶ岳方面は雲が多い。
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8/17 8:18
槍の先端。
最後に登ったのは何時だったか…
鷲羽、水晶岳方面は晴れているが、槍ヶ岳方面は雲が多い。
岩苔小谷
0
8/17 8:23
岩苔小谷
振り返り、水晶岳を眺める。
1
8/17 8:36
振り返り、水晶岳を眺める。
ワリモ岳への登り。
稜線は概ね快適だが、この区間の登りはなかなか堪える。
背負った重い荷物が、じわじわと体にのしかかってくる。
1
8/17 8:51
ワリモ岳への登り。
稜線は概ね快適だが、この区間の登りはなかなか堪える。
背負った重い荷物が、じわじわと体にのしかかってくる。
稜線上から眺める黒部源流。
1
8/17 8:53
稜線上から眺める黒部源流。
西には黒部五郎岳の雄大な姿。
巨大なカールを抱えたその山容は、堂々として美しい。
明日はいよいよ登頂予定。今から胸が高鳴る。
2
8/17 8:54
西には黒部五郎岳の雄大な姿。
巨大なカールを抱えたその山容は、堂々として美しい。
明日はいよいよ登頂予定。今から胸が高鳴る。
遠くに薬師岳の姿が見える。
今回は日程の都合で登頂を見送ったが、いつかはあの頂にも立ってみたい。
0
8/17 8:58
遠くに薬師岳の姿が見える。
今回は日程の都合で登頂を見送ったが、いつかはあの頂にも立ってみたい。
薬師岳、拡大。
1
8/17 8:58
薬師岳、拡大。
ワリモ岳を越えると、目の前に鷲羽岳が姿を現す。
その堂々たる山容と対面し、次なる峰への期待が高まる。
5
8/17 9:06
ワリモ岳を越えると、目の前に鷲羽岳が姿を現す。
その堂々たる山容と対面し、次なる峰への期待が高まる。
鷲羽岳の登りも結構辛い。
黒部源流を眺めながらゆっくり登る。
0
8/17 9:29
鷲羽岳の登りも結構辛い。
黒部源流を眺めながらゆっくり登る。
鷲羽岳、登頂。
百名山2座目の頂に立ち、静かな達成感が胸に広がる。
4
8/17 9:33
鷲羽岳、登頂。
百名山2座目の頂に立ち、静かな達成感が胸に広がる。
鷲羽岳から眺める薬師岳と水晶岳。
2
8/17 9:34
鷲羽岳から眺める薬師岳と水晶岳。
黒部源流の先には黒部五郎岳。
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8/17 9:34
黒部源流の先には黒部五郎岳。
鷲羽湖と槍ヶ岳。
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8/17 9:36
鷲羽湖と槍ヶ岳。
鷲羽湖
3
8/17 9:36
鷲羽湖
鷲羽岳を後にし、三俣山荘へ向かう。
1
8/17 10:07
鷲羽岳を後にし、三俣山荘へ向かう。
登山道から眺める三俣山荘とキャンプ場。
キャンプ場内には僅かに雪渓が残っているようだ。
0
8/17 10:22
登山道から眺める三俣山荘とキャンプ場。
キャンプ場内には僅かに雪渓が残っているようだ。
三俣山荘に到着。
天日干しの布団が出迎えてくれた。
1
8/17 10:35
三俣山荘に到着。
天日干しの布団が出迎えてくれた。
二日目の宿は三俣蓮華岳キャンプ場。
予約は不要で、先着順。
小屋前の机で受付シートを記載する。
0
8/17 10:36
二日目の宿は三俣蓮華岳キャンプ場。
予約は不要で、先着順。
小屋前の机で受付シートを記載する。
山荘から少し歩くと三俣蓮華岳キャンプ場。
まだ早い時間なので、テントは少ない。
しかし、小屋近くの良場はすでに埋まっていた。
0
8/17 10:44
山荘から少し歩くと三俣蓮華岳キャンプ場。
まだ早い時間なので、テントは少ない。
しかし、小屋近くの良場はすでに埋まっていた。
少し奥へ進んだところで、静かな良場を見つけた。
鷲羽岳の眺めが素晴らしく、登山道から外れているため落ち着いて過ごせる。
5
8/17 10:51
少し奥へ進んだところで、静かな良場を見つけた。
鷲羽岳の眺めが素晴らしく、登山道から外れているため落ち着いて過ごせる。
ここに家を建てた。
3
8/17 11:31
ここに家を建てた。
キャンプ場内には水場があり、給水には困らない。
ただしトイレは設置されておらず、利用するには山荘まで足を運ぶ必要がある。少し距離があるのが難点だ。
0
8/17 11:34
キャンプ場内には水場があり、給水には困らない。
ただしトイレは設置されておらず、利用するには山荘まで足を運ぶ必要がある。少し距離があるのが難点だ。
テント設営後は昼食。
せっかくなので、三俣展望食堂を利用してみよう。
0
8/17 11:37
テント設営後は昼食。
せっかくなので、三俣展望食堂を利用してみよう。
三俣オリジナルカレーを注文。
今回の山行で唯一の山小屋食だったが、レトルトではなく、しっかり煮込まれていて本格的な味わい。
下界のレストランにも引けを取らない美味しさだった。
5
8/17 11:52
三俣オリジナルカレーを注文。
今回の山行で唯一の山小屋食だったが、レトルトではなく、しっかり煮込まれていて本格的な味わい。
下界のレストランにも引けを取らない美味しさだった。
昼食を終えたあとは、午後の散策へ。
双六岳方面へと、少し足を延ばしてみることにした。
0
8/17 13:02
昼食を終えたあとは、午後の散策へ。
双六岳方面へと、少し足を延ばしてみることにした。
三俣蓮華岳
富山・長野・岐阜の三県が交わる場所。
山頂の柱は、ほんの少し富山側に寄って立っているという。
1
8/17 13:07
三俣蓮華岳
富山・長野・岐阜の三県が交わる場所。
山頂の柱は、ほんの少し富山側に寄って立っているという。
三俣蓮華岳を後にし、双六岳へと歩を進める。
稜線は雲に巻かれ、景色は白い。
戻るか迷ったが、雷の気配はなく、穏やかな大気に背中を押されて、もう少し進んでみる。
0
8/17 13:14
三俣蓮華岳を後にし、双六岳へと歩を進める。
稜線は雲に巻かれ、景色は白い。
戻るか迷ったが、雷の気配はなく、穏やかな大気に背中を押されて、もう少し進んでみる。
稜線ルートの視界は悪いが谷側の巻道ルートは良好。
帰りは巻道ルートを行くとしよう。
0
8/17 13:17
稜線ルートの視界は悪いが谷側の巻道ルートは良好。
帰りは巻道ルートを行くとしよう。
双六岳に登頂。
やっぱ眺望無し。
1
8/17 14:00
双六岳に登頂。
やっぱ眺望無し。
双六岳を後にして、双六小屋方面へと下る。
本来なら槍ヶ岳の眺望が楽しめるルートだが、雲が多く、槍の姿は見えなかった。
1
8/17 14:00
双六岳を後にして、双六小屋方面へと下る。
本来なら槍ヶ岳の眺望が楽しめるルートだが、雲が多く、槍の姿は見えなかった。
弓折岳と弓折尾根が見えてきた。
0
8/17 14:17
弓折岳と弓折尾根が見えてきた。
更に下ると、双六小屋が見えてくる。
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8/17 14:22
更に下ると、双六小屋が見えてくる。
上から眺める双六小屋。
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8/17 14:30
上から眺める双六小屋。
双六小屋のキャンプ場。
サイトの傍に御池があり、雰囲気良さそう。
こちらのキャンプ場も泊まってみたいものだ。
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8/17 14:31
双六小屋のキャンプ場。
サイトの傍に御池があり、雰囲気良さそう。
こちらのキャンプ場も泊まってみたいものだ。
散策はここまでとし、巻道ルートで三俣蓮華岳キャンプ場へ帰る。
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8/17 14:57
散策はここまでとし、巻道ルートで三俣蓮華岳キャンプ場へ帰る。
巻道ルートの花園。
1
8/17 15:02
巻道ルートの花園。
双六岳〜丸山の稜線。
0
8/17 15:36
双六岳〜丸山の稜線。
再び鷲羽岳の元へ。
3
8/17 15:54
再び鷲羽岳の元へ。
三俣蓮華岳キャンプ場に帰宅。
時刻は16時を過ぎていたが、サイトの奥にはまだ空きが残っていた。
休日にはテントで埋め尽くされると聞いていたが、今日は盆休み最終日とあってか静かだった。
3
8/17 16:00
三俣蓮華岳キャンプ場に帰宅。
時刻は16時を過ぎていたが、サイトの奥にはまだ空きが残っていた。
休日にはテントで埋め尽くされると聞いていたが、今日は盆休み最終日とあってか静かだった。
日没まで時間があるので周辺徘徊。
鷲羽岳のビュースポットを探して散策してみた。
まずは、チングルマと鷲羽岳。
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8/17 16:17
日没まで時間があるので周辺徘徊。
鷲羽岳のビュースポットを探して散策してみた。
まずは、チングルマと鷲羽岳。
鷲羽岳と三俣山荘。
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8/17 16:30
鷲羽岳と三俣山荘。
羽を広げた大鷲のような鷲羽岳。
まさに鷲羽だね。
2
8/17 16:52
羽を広げた大鷲のような鷲羽岳。
まさに鷲羽だね。
散策を終えて、三俣山荘に戻ってきた。
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8/17 17:05
散策を終えて、三俣山荘に戻ってきた。
三俣山荘で購入した酒類。
檸檬堂600円、缶ビール700円。
雲ノ平山荘よりも100円ほど安かった。
3
8/17 17:13
三俣山荘で購入した酒類。
檸檬堂600円、缶ビール700円。
雲ノ平山荘よりも100円ほど安かった。
夕暮れの時間。
キャンプ場や三俣山荘からは夕日が望めないため、少し足を延ばして鷲羽岳方面へ。
静かな稜線に立ち、沈みゆく太陽を眺める。
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8/17 18:26
夕暮れの時間。
キャンプ場や三俣山荘からは夕日が望めないため、少し足を延ばして鷲羽岳方面へ。
静かな稜線に立ち、沈みゆく太陽を眺める。
山の向こうに日が沈む。
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8/17 18:32
山の向こうに日が沈む。
夕日に染まる鷲羽岳。
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8/17 18:35
夕日に染まる鷲羽岳。
三俣蓮華岳の空が赤く染まる。
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8/17 18:35
三俣蓮華岳の空が赤く染まる。
槍ヶ岳方面。
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8/17 18:36
槍ヶ岳方面。
槍の穂先も染まっている。
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8/17 18:36
槍の穂先も染まっている。
槍ヶ岳を眺めながら飲酒。
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8/17 18:41
槍ヶ岳を眺めながら飲酒。
槍ヶ岳を肴に2本空けたところでキャンプ場へ帰る。
4
8/17 18:47
槍ヶ岳を肴に2本空けたところでキャンプ場へ帰る。
日が沈んだ後も、三俣山荘は賑やかだった。
二階の食堂からは、登山者たちの楽しげな談笑が聞こえてくる。
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8/17 19:07
日が沈んだ後も、三俣山荘は賑やかだった。
二階の食堂からは、登山者たちの楽しげな談笑が聞こえてくる。
8月18日(月)
最終日の朝。
0
8/18 4:00
8月18日(月)
最終日の朝。
最終日も未明の出発。
東の空が少し明るくなった頃に出発した。
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8/18 4:11
最終日も未明の出発。
東の空が少し明るくなった頃に出発した。
ヘッデンの明かりを頼りに黒部五郎岳へ向かう。
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8/18 4:29
ヘッデンの明かりを頼りに黒部五郎岳へ向かう。
三俣蓮華岳は巻道ルートで通過。
このルートは、所々で道が分かりづらく、迷いやすい箇所がある。
目印を見落とさないよう、注意深く目を凝らして進んだ。
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8/18 4:31
三俣蓮華岳は巻道ルートで通過。
このルートは、所々で道が分かりづらく、迷いやすい箇所がある。
目印を見落とさないよう、注意深く目を凝らして進んだ。
この辺は目印ペンキが見つからず、少し手間取った。
明るい時間であれば問題ないと思うけど、夜明け前は大変かもしれない。
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8/18 4:37
この辺は目印ペンキが見つからず、少し手間取った。
明るい時間であれば問題ないと思うけど、夜明け前は大変かもしれない。
巻道ルートを抜けて稜線に上がる。
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8/18 4:54
巻道ルートを抜けて稜線に上がる。
朝焼けの空と薬師岳。
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8/18 5:00
朝焼けの空と薬師岳。
稜線上から黒部源流を見下ろす。
その左岸には広大な草原が広がっていた。
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8/18 5:02
稜線上から黒部源流を見下ろす。
その左岸には広大な草原が広がっていた。
今回山行、最後の目的地である黒部五郎岳。
次第にその姿が大きくなってくる。
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8/18 5:05
今回山行、最後の目的地である黒部五郎岳。
次第にその姿が大きくなってくる。
山麓には雲海が見える。
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8/18 5:20
山麓には雲海が見える。
モルゲンロートを迎えるどこぞのお山。
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8/18 5:20
モルゲンロートを迎えるどこぞのお山。
黒部五郎の頭に朝日射す。
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8/18 5:21
黒部五郎の頭に朝日射す。
黒部五郎小舎へと一気に下る。
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8/18 5:30
黒部五郎小舎へと一気に下る。
黒部五郎小舎に到着。
昨夜泊まった登山者は殆ど出発しており、小屋前の人は疎らだった。
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8/18 6:02
黒部五郎小舎に到着。
昨夜泊まった登山者は殆ど出発しており、小屋前の人は疎らだった。
ここでも「生ビール」の文字に心惹かれてしまうが、早朝から飲むのも気が引ける。
帰りの行程も長いので、今日の飲酒は控えておくか。
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8/18 5:45
ここでも「生ビール」の文字に心惹かれてしまうが、早朝から飲むのも気が引ける。
帰りの行程も長いので、今日の飲酒は控えておくか。
黒部五郎小舎のキャンプ場。
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8/18 5:49
黒部五郎小舎のキャンプ場。
草原の中に佇む黒部五郎小舎。
小屋、キャンプ場、共に予約制だったので今回の宿候補からは外したが、ここにも今度泊まってみたいものだ。
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8/18 5:53
草原の中に佇む黒部五郎小舎。
小屋、キャンプ場、共に予約制だったので今回の宿候補からは外したが、ここにも今度泊まってみたいものだ。
黒部五郎小舎にてルート分岐。
稜線コースと黒部五郎岳カールコースに分かれる。
今回はカールコースへ進む。
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8/18 6:08
黒部五郎小舎にてルート分岐。
稜線コースと黒部五郎岳カールコースに分かれる。
今回はカールコースへ進む。
登山道を進んで行くと突然視界が開け、雄大なカールが姿を現す。
黒部五郎岳の象徴とも言えるその地形。
ずっと見たかった光景が、今ここにある。
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8/18 6:53
登山道を進んで行くと突然視界が開け、雄大なカールが姿を現す。
黒部五郎岳の象徴とも言えるその地形。
ずっと見たかった光景が、今ここにある。
黒部五郎岳の巨大な岩壁。
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8/18 6:56
黒部五郎岳の巨大な岩壁。
威風堂々たる岩壁が幾重にも連なり、山がまるで迫ってくるようだ。
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8/18 6:56
威風堂々たる岩壁が幾重にも連なり、山がまるで迫ってくるようだ。
雲ノ平を思わせる草原と小川。
その奥に黒部五郎岳の岩壁が迫る。
荒々しさと美が共鳴する素晴らしい光景だ。
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8/18 6:59
雲ノ平を思わせる草原と小川。
その奥に黒部五郎岳の岩壁が迫る。
荒々しさと美が共鳴する素晴らしい光景だ。
今回の山旅では、数々の百名山と出会った。
だが、最も心に深く刻まれたのは、この黒部五郎岳だった。
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8/18 7:17
今回の山旅では、数々の百名山と出会った。
だが、最も心に深く刻まれたのは、この黒部五郎岳だった。
カールを越え、肩へと向かう急登。
ここは黒部五郎岳が試すように立ちはだかる、最後の関門だ。
傾斜は厳しいが、順調に登り進む。
しかし…
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8/18 7:22
カールを越え、肩へと向かう急登。
ここは黒部五郎岳が試すように立ちはだかる、最後の関門だ。
傾斜は厳しいが、順調に登り進む。
しかし…
急登の標高2700m付近で熊を目撃。
視界は開けている場所なので出合頭とはならず、
熊はこちらを見ると、登山道を横切って東へと走り去った。
予期せぬ遭遇に、思わず足が止まった。
2
8/18 7:34
急登の標高2700m付近で熊を目撃。
視界は開けている場所なので出合頭とはならず、
熊はこちらを見ると、登山道を横切って東へと走り去った。
予期せぬ遭遇に、思わず足が止まった。
熊は東尾根上の岩まで登り詰め、身を潜めてこちらをじっと見つめていた。
やがて静かに姿を消し、黒部川の谷へと降りていった。
緊張がほどけ、安堵が広がる。
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8/18 7:37
熊は東尾根上の岩まで登り詰め、身を潜めてこちらをじっと見つめていた。
やがて静かに姿を消し、黒部川の谷へと降りていった。
緊張がほどけ、安堵が広がる。
熊は姿を消したものの、やはり気がかりだ。
東尾根の方を何度も振り返り、警戒しながら肩へと登っていく。
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8/18 7:42
熊は姿を消したものの、やはり気がかりだ。
東尾根の方を何度も振り返り、警戒しながら肩へと登っていく。
なんやかんやで、黒部五郎岳の肩にたどり着いた。
「やれやれだぜ」と思わず口にしたくなるような道のり。
最後の関門は急登ではなく、まさかの熊だった。
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8/18 7:46
なんやかんやで、黒部五郎岳の肩にたどり着いた。
「やれやれだぜ」と思わず口にしたくなるような道のり。
最後の関門は急登ではなく、まさかの熊だった。
黒部五郎岳、いよいよ最後の登り。
頂はもうすぐそこだ。
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8/18 7:52
黒部五郎岳、いよいよ最後の登り。
頂はもうすぐそこだ。
今回の山行で巡った百名山の締めくくり。
黒部五郎岳、登頂。
最後の一歩は、なぜか切ない。
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8/18 8:01
今回の山行で巡った百名山の締めくくり。
黒部五郎岳、登頂。
最後の一歩は、なぜか切ない。
黒部五郎岳からカールを眺める。
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8/18 8:02
黒部五郎岳からカールを眺める。
南の方角には槍ヶ岳。
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8/18 8:03
南の方角には槍ヶ岳。
東の方角。
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8/18 8:03
東の方角。
双耳峰の山が見える。
御嶽山だろうか?
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8/18 8:03
双耳峰の山が見える。
御嶽山だろうか?
薬師岳方面
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8/18 8:04
薬師岳方面
薬師岳、拡大。
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8/18 8:05
薬師岳、拡大。
黒部五郎岳カールコースの急登。
先ほど熊と遭遇した場所を図示すると、ちょうどこの辺りになる。
熊は登山道を横切り、矢印の方向へと逃げていった。
再び現れる可能性もあるため、周辺を通行する際は十分ご注意ください。
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8/18 8:05
黒部五郎岳カールコースの急登。
先ほど熊と遭遇した場所を図示すると、ちょうどこの辺りになる。
熊は登山道を横切り、矢印の方向へと逃げていった。
再び現れる可能性もあるため、周辺を通行する際は十分ご注意ください。
黒部五郎岳からの眺め。
パノラマで撮影。
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8/18 8:09
黒部五郎岳からの眺め。
パノラマで撮影。
黒部五郎岳を後にして、太郎平へと下山。
そこまでの道のりは、北アルプスらしからぬ穏やかな稜線が続いていた。
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8/18 8:33
黒部五郎岳を後にして、太郎平へと下山。
そこまでの道のりは、北アルプスらしからぬ穏やかな稜線が続いていた。
振り返ると、黒部五郎岳が静かに佇んでいた。
先ほどカールから見た荒々しい姿とは打って変わり、
ここからは、おおらかで穏やかな山容に映る。
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8/18 8:56
振り返ると、黒部五郎岳が静かに佇んでいた。
先ほどカールから見た荒々しい姿とは打って変わり、
ここからは、おおらかで穏やかな山容に映る。
花と黒部五郎岳。
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8/18 9:04
花と黒部五郎岳。
黒部五郎岳、拡大。
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8/18 9:10
黒部五郎岳、拡大。
赤牛岳〜水晶岳の稜線。
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8/18 9:12
赤牛岳〜水晶岳の稜線。
進路の先には赤木岳。
黒部五郎岳からは緩やかな稜線歩きが続いたが、ここは急。
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8/18 9:25
進路の先には赤木岳。
黒部五郎岳からは緩やかな稜線歩きが続いたが、ここは急。
赤木岳の中腹には切れ落ちた岩壁が見える。
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8/18 9:25
赤木岳の中腹には切れ落ちた岩壁が見える。
水晶岳〜黒部五郎岳の稜線
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8/18 10:03
水晶岳〜黒部五郎岳の稜線
北ノ俣岳
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8/18 10:49
北ノ俣岳
北ノ俣岳からは有峰湖が見えた。
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8/18 10:50
北ノ俣岳からは有峰湖が見えた。
北ノ俣岳からは数々の百名山が一望できる。
左から、水晶岳、鷲羽岳、槍ヶ岳、黒部五郎岳。
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8/18 10:51
北ノ俣岳からは数々の百名山が一望できる。
左から、水晶岳、鷲羽岳、槍ヶ岳、黒部五郎岳。
北ノ俣岳を後にし、太郎小屋へ。
この辺で一部の百名山は見納め。
最後に、各山を眺めながら帰路に就く。
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8/18 11:01
北ノ俣岳を後にし、太郎小屋へ。
この辺で一部の百名山は見納め。
最後に、各山を眺めながら帰路に就く。
槍ヶ岳
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8/18 11:02
槍ヶ岳
水晶岳
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8/18 11:02
水晶岳
鷲羽岳
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8/18 11:02
鷲羽岳
薬師岳
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8/18 11:02
薬師岳
そして、黒部五郎岳
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8/18 11:02
そして、黒部五郎岳
草原の先に、赤い屋根の太郎小屋が見えてきた。
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8/18 11:18
草原の先に、赤い屋根の太郎小屋が見えてきた。
草原と薬師岳。
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8/18 11:28
草原と薬師岳。
太郎山の手前に湿原有り。
草は微かに色ついており、秋の気配を感じさせられる。
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8/18 11:44
太郎山の手前に湿原有り。
草は微かに色ついており、秋の気配を感じさせられる。
風そよぐ草原。
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8/18 11:46
風そよぐ草原。
薬師岳の上空に大きなX雲。
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8/18 11:47
薬師岳の上空に大きなX雲。
太郎小屋へ。
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8/18 12:03
太郎小屋へ。
再び太郎小屋へ。
二日前と変わらず、小屋の前は登山者達で賑わっている。
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8/18 12:09
再び太郎小屋へ。
二日前と変わらず、小屋の前は登山者達で賑わっている。
しかし、この翌日―19日。
この先の薬師峠キャンプ場で、登山者が熊に荷物を奪われるという被害が発生した。
この出来事は、今後の登山者の動向に少なからず影響を与えるかもしれない。
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8/18 12:11
しかし、この翌日―19日。
この先の薬師峠キャンプ場で、登山者が熊に荷物を奪われるという被害が発生した。
この出来事は、今後の登山者の動向に少なからず影響を与えるかもしれない。
最後に、黒部五郎岳を眺めてから太郎小屋を後にする。
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8/18 12:08
最後に、黒部五郎岳を眺めてから太郎小屋を後にする。
午後になっても空は快晴。
この山行の最終日は、期間中で最も天候に恵まれた一日となった。
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8/18 12:30
午後になっても空は快晴。
この山行の最終日は、期間中で最も天候に恵まれた一日となった。
薬師岳に登らなかったのが少し心残りだが…
まぁ、それは今後の楽しみにとっておこう。
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8/18 12:54
薬師岳に登らなかったのが少し心残りだが…
まぁ、それは今後の楽しみにとっておこう。
積雪深計測ポールと入道雲。
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8/18 13:42
積雪深計測ポールと入道雲。
「ばいちゃ。」
そう言えば、アラレちゃんとキシリア・ザビ、あの二人を演じているのは同じ声優さんらしい。
まさか、あの無邪気さと冷徹さが、一つの声から生まれていたとは…
最近知ったが、たまげたなぁ。
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8/18 14:07
「ばいちゃ。」
そう言えば、アラレちゃんとキシリア・ザビ、あの二人を演じているのは同じ声優さんらしい。
まさか、あの無邪気さと冷徹さが、一つの声から生まれていたとは…
最近知ったが、たまげたなぁ。
折立へ下山し、山旅終了。
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8/18 14:33
折立へ下山し、山旅終了。
最後に、有峰湖の静かな水面を眺めてから、帰路につく。
ここから自宅の山形県までは、約7時間の長いドライブ。
山の時間は終わったが、旅の余白はまだ長い。
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8/18 15:14
最後に、有峰湖の静かな水面を眺めてから、帰路につく。
ここから自宅の山形県までは、約7時間の長いドライブ。
山の時間は終わったが、旅の余白はまだ長い。
熊のニュースが多く、前泊しようか迷ってました。
車中泊も含めて状況判断します。
やはり、熊の生息数が多い山域ですのでキャンプは躊躇するところですね。
15日は盆休みの最中にもかかわらず、折立キャンプ場でテントを張っていたのは私を含めて3名のみ。
多くの登山者は熊を警戒してか、車中泊で前夜を過ごしておりました。
良いキャンプ場だとは思いますが、薬師峠キャンプ場での熊被害もあります。
当面の間は車中泊が無難なのかもしれません。
いつか自分もその地に訪れたいと強く思いました。
長距離ドライブも含め、お疲れ様でした😊
お盆明けの18日も休みなのは羨まし〜😭
やっぱ、山形までのドライブはしんどいねぇ。。。
なんとかその日のうちに帰宅出来たけど、最後はフラフラだったわ
でも、その苦労に見合うだけの魅力がある。
今回のルートは歩きメインで登攀要素が無いルートが殆どなので、mooreeさんには物足りないかもしれないけど、景色は絵画のように素晴らしい。
ぜひ、歩いてもらいたい!
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