憧れの雲の平。水晶岳、笠ヶ岳縦走。



- GPS
- 29:37
- 距離
- 51.8km
- 登り
- 4,157m
- 下り
- 4,404m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 8:44
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 10:14
- 山行
- 9:26
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 10:11
天候 | 晴れ 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
|
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感想
憧れの雲の平。水晶岳、笠ヶ岳縦走。
1日目。
数年振りに雲の平を目指します。いいですよねー。雲の平。
雲の平山荘の過酷な予約合戦を勝ち抜き、いざ登山口の折立へ。折立、太郎平エリアは今まさに熊さんで話題になっていますが、数年前からずっと出没地帯で有名ですね。今回は遭遇しませんでした。
さて、まずは折立から太郎平まで長い登りを黙々と登ります。まずまず大変な登りですが、途中展望が開けてくると一気に景色が広がり楽しくなってきます。るんるん気分で太郎平へ。
太郎平で休憩をとります。なんと太郎平小屋の前にテントが貼られています。クマが出没するので薬師峠のキャンプ場は閉鎖されているようです。
しばし休んだら、薬師沢を降ります。すぐにつきそうでここが結構長い。2時間くらいかかったかな。薬師沢小屋に到着です。ここは、冷たい水が大量にでているので、ありがたくいただきます。生き返る!
ここからが大変。雲の平に向かって急登を登ります。この急登かなり激しい上に苔むしていてめっちゃすべります。何回もスリップしながら少しずつ高度を上げていきます。すれ違いも要注意。でも、ここの苔むした森はとても美しいです。大変さと美しさにもみくちゃにされながらなんとか雲の平にあがります。
雲の平に出ると、そこはチングルマの群生パラダイス。最後の力を振り絞って、祖母岳に登り雲の平を見渡したら、雲の平小屋へ。
雲の平小屋は、相変わらずおしゃれで良い雰囲気。夕食の石狩鍋がとにかく美味しい。そしてお代わりし放題。最高です!そして、オーナーの講演会も楽しかったです。
英気を養って次の日へ。
2日目
早朝4時にヘッドライトで出発です。祖父岳を登るころに夜が明けてきます。今日は天気良さそうです。
祖父岳からワリモ分岐を経て水晶小屋に向かいます。水晶小屋に着いたら荷物をデポ。野口五郎岳方面の景色が良いです。
荷物を軽くして水晶岳へ。ここ、結構距離あります。コースタイムだとかなりキツく感じますね。息もあがりながら山頂へ。快晴!絶景!いうことなしです。全方位絶景が拝めました。黒部五郎に笠ヶ岳に、赤牛岳に、薬師岳、最高ですね。
楽しんだら水晶小屋に戻ります。遠い…。
次は鷲羽岳です。ワリモ分岐までもどりまずはワリモ岳、次に鷲羽岳と上り詰めていきます。しかし、ここで、だんだん霧が出てきます。真っ白ではないものの鷲羽岳山頂では徐々にガスが。この後の山は真っ白かなー。
鷲羽岳を降りて、三俣山荘で休憩をとります。私は新作のうどんをいただきました。でかいお麩が2個も入ってる。スープが染み込んで美味しい!ご飯を食べて、水を補給したら、三俣蓮華岳を登ります。ここまで何回もいろいろな山を登ってるので、いい加減疲れてきます。地味な登りが辛かった。
苦労して登った三又蓮華岳は真っ白。そのあと、登った双六岳も真っ白…。まあ、こんなもんですよね。今日のお宿双六小屋に到着です。
双六小屋は、個室にしたのですが快適の極み!おまけに談話室ではお友達もできました。
夕食は定番の天ぷら。山の上でこんなに美味しい天ぷらがいただけるとは。明日もハードなので2回おかわりしてがっつり栄養補給です?
3日目
最終日は、ハードな笠ヶ岳です。時間が心配なので3時に出発です。しばらくは真っ暗の中、弓折岳、秩父平と進んでいきます。夜が開けてくると遠くに槍ヶ岳の勇姿が!美しい。
このコース、コースタイム12時間の長丁場なのでしが、とにかく長かった!まずは傘新道の分岐に行くだけでものすごく長い。しかも美しいお楽しみの稜線は霧…。傘新道分岐で荷物をデポして、笠ヶ岳攻略。これまた片道1時間半のコースタイム。それもかなり厳しい時間設定…。ところが、この道中で一瞬霧が晴れて山頂と稜線がドーンと見えるという奇跡が!それはもう美しかったです。これだけでもだいぶ満足。そして、笠ヶ岳山頂についたら、やはり真っ白…。山頂から降りて笠ヶ岳山荘で休憩したら来た道を戻ります。長い…。
傘新道分岐に来たらラスボスです。そう、傘新道…。めっちゃハードなこのコースで締めです。
地図だと対して距離がなさそうなのですが、ここが長いしハード。歩いても歩いても距離が縮まらない…。そして足が痛い。
途中、杓子平を経てひたすら降り続けます。なんとか登山口へ。限界…。登山口には飲み水が沸いていてこれが美味しい!最高のご褒美です。ここではコースタイムを2時間近く巻けました。コースタイムの設定が緩い感じがしますね。
あとは、新穂高温泉まで歩いてゴール!あとは平湯に移動して、ひらゆの森で温泉。新宿行きのバスで帰ります。
3日とも実に充実したコースでした。黒部はいつ来ても良いですね。
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