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Yamareco

記録ID: 8703234
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

ハードだった栂海新道 50年前のロマンの道をもう一度

2025年09月20日(土) 〜 2025年09月22日(月)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県
 - 拍手
kurotyan その他5人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
25:39
距離
33.6km
登り
2,924m
下り
3,619m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:31
休憩
0:37
合計
6:08
距離 7.0km 登り 1,541m 下り 93m
6:49
3
6:51
6:52
60
7:51
7:55
57
8:53
8:54
42
9:35
9:46
58
10:43
11:01
57
11:58
12:03
54
12:56
2日目
山行
8:10
休憩
0:22
合計
8:32
距離 12.8km 登り 674m 下り 1,268m
5:38
0
5:38
5:39
5
5:43
5:49
54
6:43
6:45
26
7:11
28
7:39
7:40
47
8:26
79
9:46
9:51
31
10:22
10:28
93
12:02
12:04
38
12:42
12:43
80
14:03
9
14:11
3日目
山行
9:24
休憩
1:26
合計
10:50
距離 13.8km 登り 710m 下り 2,258m
5:51
60
6:51
50
7:41
14
7:54
7:55
37
8:31
8:50
65
9:55
1
9:57
10:29
21
10:51
57
11:58
51
12:49
13:07
55
14:02
54
14:56
18
15:14
15:20
64
16:36
16:37
6
16:44
ゴール地点
天候 1日目 曇りから晴れ 2日目一日中雨 時々激しく降る 3日目 曇り 初日の真夜中はものすごい雨と風だった。
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー
親不知観光ホテルの駐車場に駐車 前泊して朝5時半に国東タクシーを頼み、北又小屋まで入る。6人なのでジャンボタクシーをお願いして入った。北又林道は、崩れやすく今年は9月になってようやく通れるようになった。ジャンボタクシー24500円 ただし一人当たり1000円の助成金が出る。普通のタクシーだと18000円くらい
コース状況/
危険箇所等
整備されているが、アップダウンが何度もあり、体力を奪われる。超健脚向きのコースであることは間違いない。
その他周辺情報 親不知の観光ホテルが、登山道の入り口になっている。ここに駐車してここに帰ってくるのが、一番効率がいいと思う。マイカーでない場合は、糸魚川か泊から入ることになる。
 親不知観光ホテルは、素泊まり6000円ほど 1泊2食で13000円ほど とても料理もいいしリーズナブル。
朝日小屋は人気な小屋なので、予約するのが大変。1泊夕食のみで14000円 予約金2500円 キャンセル時返金はない。
タクシーで1時間 北又小屋です。営業はしていません。
2025年09月20日 06:29撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
1
9/20 6:29
タクシーで1時間 北又小屋です。営業はしていません。
北又ダムです。この川は、黒部川の支流です。
2025年09月20日 06:50撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
1
9/20 6:50
北又ダムです。この川は、黒部川の支流です。
吊り橋を渡ります。そして急登が始まります。
2025年09月20日 06:52撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
1
9/20 6:52
吊り橋を渡ります。そして急登が始まります。
イブリ山までこのような道標があります。頂上が10合目です。
2025年09月20日 07:45撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
1
9/20 7:45
イブリ山までこのような道標があります。頂上が10合目です。
やっと朝日岳が姿を現しました。前朝日との鞍部に小屋があります。
2025年09月20日 10:44撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
1
9/20 10:44
やっと朝日岳が姿を現しました。前朝日との鞍部に小屋があります。
イブリ山頂上です。ここまでがきつかった。
2025年09月20日 10:59撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
1
9/20 10:59
イブリ山頂上です。ここまでがきつかった。
やっと3分の1登りました。ここからはそれほどの登りではありません。
2025年09月20日 11:29撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
1
9/20 11:29
やっと3分の1登りました。ここからはそれほどの登りではありません。
お花畑がきれいでした。ピンクの花はカライトソウです。
2025年09月20日 11:50撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
1
9/20 11:50
お花畑がきれいでした。ピンクの花はカライトソウです。
リンドウも咲いて来ていました。山はすっかり秋にシフトしていきます。
2025年09月20日 11:55撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 11:55
リンドウも咲いて来ていました。山はすっかり秋にシフトしていきます。
深山リンドウの小さな花が咲いていました。
2025年09月20日 12:11撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 12:11
深山リンドウの小さな花が咲いていました。
ハクサンフウロです。鮮やかな色です。
2025年09月20日 12:30撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 12:30
ハクサンフウロです。鮮やかな色です。
トリカブトもありました。
2025年09月20日 12:34撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 12:34
トリカブトもありました。
きれいな池です。
2025年09月20日 12:45撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
1
9/20 12:45
きれいな池です。
やっと朝日小屋につきました。
2025年09月20日 12:54撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
1
9/20 12:54
やっと朝日小屋につきました。
雪倉 白馬が見えます。
2025年09月20日 13:03撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
1
9/20 13:03
雪倉 白馬が見えます。
朝日小屋です。
2025年09月20日 13:06撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 13:06
朝日小屋です。
豪華な夕食です。
2025年09月20日 14:03撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 14:03
豪華な夕食です。
売店です
2025年09月20日 14:03撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 14:03
売店です
部屋はこの階段の上です。
2025年09月20日 14:04撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 14:04
部屋はこの階段の上です。
明日のぼる朝日岳です。大きな山です。
2025年09月20日 14:40撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 14:40
明日のぼる朝日岳です。大きな山です。
雲が増えて来ました。
2025年09月20日 14:40撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 14:40
雲が増えて来ました。
白馬と旭です。
2025年09月20日 14:41撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 14:41
白馬と旭です。
頂上は多くの人がいたでしょう。
2025年09月20日 14:44撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 14:44
頂上は多くの人がいたでしょう。
ピンクが可愛いですね。
2025年09月20日 14:49撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 14:49
ピンクが可愛いですね。
ちょっとした湿原です。遠くに見えるのが犬ヶ岳です。
2025年09月20日 14:50撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 14:50
ちょっとした湿原です。遠くに見えるのが犬ヶ岳です。
混ぜご飯と鱒寿司など販売しました。450円です。
2025年09月20日 15:26撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 15:26
混ぜご飯と鱒寿司など販売しました。450円です。
これが山小屋の食事とは思えません。
2025年09月20日 16:16撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/20 16:16
これが山小屋の食事とは思えません。
まだ暗いですが、今日の行程は長いので早めに出ます。
2025年09月21日 05:15撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/21 5:15
まだ暗いですが、今日の行程は長いので早めに出ます。
水平道分岐です。ここから山頂を目指します。
2025年09月21日 05:43撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/21 5:43
水平道分岐です。ここから山頂を目指します。
ライチョウが家族でいました。
2025年09月21日 05:59撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/21 5:59
ライチョウが家族でいました。
こちらによってくるではありませんか。
2025年09月21日 06:09撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/21 6:09
こちらによってくるではありませんか。
雨風激しいので山頂は素通りしました。下の樹林帯で休憩です。
2025年09月21日 06:43撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/21 6:43
雨風激しいので山頂は素通りしました。下の樹林帯で休憩です。
吹上のコル ここから栂海新道が始まります。
2025年09月21日 07:14撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/21 7:14
吹上のコル ここから栂海新道が始まります。
湿原が水没していました。
2025年09月21日 07:34撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/21 7:34
湿原が水没していました。
ここが一番の見所なんですね。
2025年09月21日 07:34撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/21 7:34
ここが一番の見所なんですね。
海になっていました。
2025年09月21日 07:34撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/21 7:34
海になっていました。
照葉の池です。
2025年09月21日 07:37撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/21 7:37
照葉の池です。
花が咲く時期はきれいでしょう。
2025年09月21日 09:01撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/21 9:01
花が咲く時期はきれいでしょう。
道も川です。
2025年09月21日 09:01撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/21 9:01
道も川です。
文子の池です。どんないわれがあるのでしょう。
2025年09月21日 10:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/21 10:53
文子の池です。どんないわれがあるのでしょう。
さわがに山です。
2025年09月21日 12:01撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/21 12:01
さわがに山です。
ここで水を汲みに少し下に下りました。水はたくさん流れていました。
2025年09月21日 12:46撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/21 12:46
ここで水を汲みに少し下に下りました。水はたくさん流れていました。
歩いて来た山です。アップダウンの連続です。
2025年09月21日 13:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/21 13:05
歩いて来た山です。アップダウンの連続です。
ついに来ました。後少しで栂海山荘です。
2025年09月21日 14:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/21 14:02
ついに来ました。後少しで栂海山荘です。
ここの開拓者 小野さんです。
2025年09月21日 14:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/21 14:05
ここの開拓者 小野さんです。
雨に打たれながらもようやく辿り着きました。長かったです。
2025年09月21日 14:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/21 14:12
雨に打たれながらもようやく辿り着きました。長かったです。
ある意味水洗トイレです。
2025年09月22日 05:10撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 5:10
ある意味水洗トイレです。
さあ日本海まで9時間先です。今日は天気は良さそうです。
2025年09月22日 05:46撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/22 5:46
さあ日本海まで9時間先です。今日は天気は良さそうです。
こんな道標がありました。
2025年09月22日 05:49撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/22 5:49
こんな道標がありました。
いくつもピークをのぼり下りして白鳥山を目指します。
2025年09月22日 08:51撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 8:51
いくつもピークをのぼり下りして白鳥山を目指します。
振り返ると後に剣岳が見えました。
2025年09月22日 08:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 8:53
振り返ると後に剣岳が見えました。
このとんがりは剣岳です。
2025年09月22日 08:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 8:53
このとんがりは剣岳です。
あの山の先が日本海です。
2025年09月22日 09:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 9:03
あの山の先が日本海です。
海が見えました。でもまだまだ遠いです。
2025年09月22日 09:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 9:12
海が見えました。でもまだまだ遠いです。
歩いて来た稜線です。正面に犬ヶ岳が見えます。
2025年09月22日 09:44撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 9:44
歩いて来た稜線です。正面に犬ヶ岳が見えます。
白鳥小屋につきました。屋上に登ります。
2025年09月22日 09:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 9:58
白鳥小屋につきました。屋上に登ります。
ここからの眺めは絶景です。
2025年09月22日 09:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 9:59
ここからの眺めは絶景です。
さあ日本海です。
2025年09月22日 10:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 10:00
さあ日本海です。
きれいです。
2025年09月22日 10:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 10:00
きれいです。
犬ヶ岳とあまり標高が変わらない気がします。朝あそこにいました。
2025年09月22日 10:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 10:00
犬ヶ岳とあまり標高が変わらない気がします。朝あそこにいました。
小屋の内部です。きれいです。
2025年09月22日 10:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 10:20
小屋の内部です。きれいです。
シキ割の水場近くです。シキ割の水も豊富に出ていました。
2025年09月22日 11:44撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 11:44
シキ割の水場近くです。シキ割の水も豊富に出ていました。
ここから坂田峠まで急坂です。膝がやられました。
2025年09月22日 11:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 11:59
ここから坂田峠まで急坂です。膝がやられました。
峠に降りて来ました。
2025年09月22日 12:51撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 12:51
峠に降りて来ました。
ここまで車が入ります。膝を痛めた二人はここでタクシーを呼んでホテルに降りました。
2025年09月22日 13:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 13:04
ここまで車が入ります。膝を痛めた二人はここでタクシーを呼んでホテルに降りました。
峠から登ります。尻高山です。見晴らしはありません。
2025年09月22日 14:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 14:02
峠から登ります。尻高山です。見晴らしはありません。
二本松峠です。最初の頃の新道はここから海に下ったと思われますが、わかりません。
2025年09月22日 14:57撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 14:57
二本松峠です。最初の頃の新道はここから海に下ったと思われますが、わかりません。
またまた登り最後の大きなピークです。いつまでアップダウンが続くやら。
2025年09月22日 15:14撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 15:14
またまた登り最後の大きなピークです。いつまでアップダウンが続くやら。
海が開けて見えました。鉄塔の近くです。
2025年09月22日 16:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 16:07
海が開けて見えました。鉄塔の近くです。
ついに新道入り口まで来ました。
2025年09月22日 16:25撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 16:25
ついに新道入り口まで来ました。
ここが入り口です。お疲れ様 自分を褒めたいです。
2025年09月22日 16:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 16:26
ここが入り口です。お疲れ様 自分を褒めたいです。
ホテルから80mほど下り、海です。
2025年09月22日 16:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 16:41
ホテルから80mほど下り、海です。
来たー❣️日本海です。アルプスから日本海まで到達です。
2025年09月22日 16:43撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 16:43
来たー❣️日本海です。アルプスから日本海まで到達です。
晴れていても結構波が大きかったです。
2025年09月22日 16:47撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 16:47
晴れていても結構波が大きかったです。
親不知ホテルに宿泊してお風呂に入り豪華な夕食です。
2025年09月22日 18:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
9/22 18:05
親不知ホテルに宿泊してお風呂に入り豪華な夕食です。
宣教師ウェストンもここを訪れました。ここ親不知が北アルプスの末端です。
2025年09月23日 06:04撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/23 6:04
宣教師ウェストンもここを訪れました。ここ親不知が北アルプスの末端です。
次の日、高校の頃たどり着いた海岸を探しにいきました。
2025年09月23日 06:39撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/23 6:39
次の日、高校の頃たどり着いた海岸を探しにいきました。
道の反対側には無料駐車場があります。
2025年09月23日 06:49撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
9/23 6:49
道の反対側には無料駐車場があります。

感想

今から48年前 高校3年生の時夏合宿で五竜から入り、白馬 朝日 栂海新道を通り親不知まで歩きました。最終日、朝日岳から一気に海を目指したのですが、1年生がばてて途中の山中でビバークしました。テントを下に敷くもの、てんでバラバラ登山道の左右に分かれてごろ寝です。翌日3時間ほどで海に辿り着き、海パンに履き替えて泳ぎました。
 今回の山行は、その時の道を歩こうと計画したものです。ちょうど2年越しの計画になりました。まだ歩けるうちに歩いてあの時のビバーク地を探すのが、一つのミッションでした。
 通行止めになっていた北又林道はすごいところでした。いつ崩れてもおかしくないところをタクシーで運んでもらいました。
 北又小屋からイブリ山までの急登が一番きつかったです。この日我々も含めここから上がったのは4組ほどでした。
 夕日が原のお花畑はとてもきれいでした。山の上から海が見えるのがすごいです。
 朝日小屋はキャンセルの人もいて全部で20人ほどの宿泊でした。部屋を広々使わせてもらいました。夕食は写真の通り豪華でした。ご飯はお変わりし放題、ラーメンは替え玉1回でした。
 2日目は、1日中雨でした。朝日岳山頂はすごい風と雨でとてもいられなくて樹林帯に入って休みました。でもライチョウが迎えてくれたことが嬉しかったです。10羽くらいの家族だったでしょう。これだけ多くのライチョウを一度に見たのは初めてです。
 吹上のコルからいよいよ栂海新道です。高校の頃この下の湿原のきれいさに心奪われました。
今回は雨の中で眺望もなく道もところどころ水没して眺める余裕はありませんでした。でもふと休んだ時周りを見るときれいです。あの時と同じ地形です。
 今回の失敗は、持って行ったカッパの下が撥水効果がなくなり水が染みてきてズボンはぐしょ濡れになったことです。さらにその水が靴に入り足は水没状態 濡れて寒かったです。アルプスの稜線上だと疲労凍死です。
 一番きれいなところを過ぎるとルートはいくつもピークをのぼり下りします。そしてやっと犬ヶ岳でした。栂海山荘にたどり着いた時はホッとしました。この日泊まったのは20人ほどです。 暗くなって雨の中一人の若者が日本海から登って来ました。テントも背負って20キロ以上と言っていました。
 昨夜と違い夕食と朝食は持参したアルファ米です。
 3日目日本海を目指します。到着は明るいうちに行けばいいのでそれほど慌てることはないのですが、10時間近い行動時間のため先を急ぎました。噂には聞いていましたが、道は稜線上に作られているのでピーク一つ一つ超えていきます。その度にアップダウンの繰り返しです。白鳥山の登りは特につらかったです。
 苦労して登った白鳥山の小屋の屋上からの眺めは最高でした。日本海がすぐそこに見えました。でもまだ遠いです。
 シキ割で水を飲み急な坂を下りました。どうもこの急坂の手前の緩やかなところでビバークしたのではないかと思われます。皆記憶が曖昧です。
 そしてやっとの思いで坂田峠に着きました。膝を痛めた二人はここでタクシーを呼んでホテルへ、残り4人で最後の歩きです。でもまだ3時間近くあります。今までよりはアップダウンは緩やかですが、疲れて来た体には、辛いです。標高が低くなっているので汗が噴き出て来ました。最後の急坂を降りてやっと栂海新道入り口まで辿り着きました。ここまで歩き通した達成感と3日間の疲れがどっと出て来ましたが、海まで80m下りました。
 やったー‼️ついに北アルプスから海まで歩き通しました。でも高校の時にきた海岸ではありません。まあともかくホテルで夕食をとりそのことは翌日の宿題でした。豪華な夕食と生ビール 最高でした。
 翌朝ホテルの主人の話、小野さんが書いた本に書かれていたことを参考に海岸を探しました。しかしなんとなく見当はつきましたが、よくわかりませんでした。
 今回50年前の仲間とこうして同じ道を歩けたこと 一生の宝物です。一人では絶対来ません。仲間に感謝です。ありがとう。

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