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Yamareco

記録ID: 8667671
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

栂海新道からゼロ白馬三山 (日本海より鑓温泉をめざして)

2025年09月10日(水) 〜 2025年09月13日(土)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
32:46
距離
51.2km
登り
5,442m
下り
4,183m

コースタイム

1日目
山行
8:36
休憩
0:34
合計
9:10
距離 14.0km 登り 2,275m 下り 724m
9:44
15
9:59
60
11:00
11:06
33
11:39
45
12:24
12:25
8
12:32
12:45
49
13:34
32
14:06
14:07
1
14:09
55
15:05
31
15:36
15:37
11
15:48
16:02
32
16:34
16:35
66
17:41
2日目
山行
7:12
休憩
1:02
合計
8:14
距離 13.1km 登り 1,318m 下り 722m
6:26
10
6:36
6:37
36
7:13
7:22
34
7:55
8:01
72
9:13
48
10:01
10:08
79
11:27
55
12:23
20
12:43
13:04
36
13:40
14:00
35
14:34
14:35
7
14:41
3日目
山行
10:53
休憩
1:08
合計
12:01
距離 18.0km 登り 1,703m 下り 1,829m
4:16
6
4:22
72
5:34
20
5:54
132
8:07
8:36
26
9:52
9:53
56
10:49
45
11:33
11:41
10
11:51
12:15
18
12:32
12:33
55
13:28
13:30
59
14:29
14:35
17
14:52
24
15:16
63
4日目
山行
2:50
休憩
0:06
合計
2:56
距離 6.0km 登り 146m 下り 909m
8:07
14
8:21
8:22
4
8:25
8:26
19
8:45
35
9:20
35
9:55
9:56
11
10:07
9
10:16
15
10:31
10:32
8
10:40
10:45
1
10:46
ゴール地点
天候 9/10
晴れ→曇り→雷雨→曇り→雷雨
9/11
曇り
9/12
晴れ→曇り→雷雨→雨
9/14
曇り→雨
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
・残業後、電車で東京駅へ
・東京駅より深夜高速バスで長野駅へ
・長野駅から糸魚川駅へ新幹線はくたかに乗車
・糸魚川駅ロータリーでタクシーに交渉し、親不知観光ホテル前まで約15km乗車
(7300円。金はかかるが今回の最も危険地帯である親不知駅からの徒歩区間5kmでの命が守られる。国道とは呼ばれるが、歩道スペースすらない狭めな車道。特にスノーシェッド内での左カーブでトラックにはねられる可能性は高い。午前7時台の様子だと、交通量やや多め。運転スピード速め。他の方法として、観光ホテルでの前泊がある。送迎してくれるらしい。)

・猿倉から白馬八方までタクシー
(1名あたり4000円。相乗り相手待ち作戦可能。13時台の予約制バスを予約してあったが、客待ちの運転手さんに誘われて。時間に余裕ができ、温泉で消毒消臭がしたかったので。)
・白馬八方から白馬駅まで徒歩1kmほど
・特急あずさで白馬駅から新宿駅へ
コース状況/
危険箇所等
栂海新道は全体的に登山道整備がなされている。
基本的な縦走登山の心構えがクリアされていれば、危険箇所や道迷い要素に関しては、特筆すべきことはないと思われる。
ただし、あまりにも無慈悲なアップダウンとダイレクト急坂が続く。
歩いても歩いても標高が稼げない山路。
特に標高1500~1700間でいつまでも停滞しているような錯覚を覚えさせられる。
体力(スタミナ)、暑さ耐性、水分管理が成功のカギ。
疲労などによる行動不能や日没によるタイムアップに見舞われると、厳しい状況になる。

各水場はジャブジャブ出ている。
ただし黄蓮の水場は、濾過か煮沸をしてから飲んだ方が良いとの意見があることを、下山後に知った。
二日目の晩からずっと腹を壊したのは、そのせいかもしれない。それにしては時間差攻撃なので、真実はわからないが。

栂海新道が終わり、朝日岳エリアから白馬三山までは、言わずと知れた高山帯。
栂海新道とは環境が激変する。
長い樹林帯と長い森林限界、その両方に対応できる装備と行動を要する。
その他周辺情報 白鳥小屋、栂海山荘は無人小屋。
事前にウェブ予約し、現地で2000円を箱に入れる。

朝日小屋、白馬山荘などに売店あり。
(参考価格 500mlペットボトル商品 800円)

白馬鑓温泉小屋は24時間入浴可能
(午前7時台あたりから始まる清掃時間を除く)
都心に赴いて夜の会議。いちど自宅に帰り、また都心へと急いで深夜バスに乗り込む。まずは長野駅へ。
遅い夏休みの前夜のムーブ。社会人ハイカーって皆こんなもの?
2025年09月09日 23:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/9 23:12
都心に赴いて夜の会議。いちど自宅に帰り、また都心へと急いで深夜バスに乗り込む。まずは長野駅へ。
遅い夏休みの前夜のムーブ。社会人ハイカーって皆こんなもの?
最速で栂海新道登山口に着くには、都内からの新幹線では無理。長野駅からの新幹線に乗る。
悔しいがバスではほとんど眠れなかった。三列シートの良い便がなかったよちくしょう…
2025年09月10日 06:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 6:12
最速で栂海新道登山口に着くには、都内からの新幹線では無理。長野駅からの新幹線に乗る。
悔しいがバスではほとんど眠れなかった。三列シートの良い便がなかったよちくしょう…
糸魚川駅から電車2駅で親不知駅へ行き、山より危険な国道を歩く…予定だったのだが。
駅前のタクシーに乗れた!
事前の電話予約だと各社、台数が少ないとの理由で断られまくったのに。親不知駅から5km乗車のみだと稼げないのが、ほんとの理由かな。
2025年09月10日 06:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 6:58
糸魚川駅から電車2駅で親不知駅へ行き、山より危険な国道を歩く…予定だったのだが。
駅前のタクシーに乗れた!
事前の電話予約だと各社、台数が少ないとの理由で断られまくったのに。親不知駅から5km乗車のみだと稼げないのが、ほんとの理由かな。
ともあれ、死の国道歩きは免れた。
登山口正面の親不知観光ホテルは休業日だったが、ベンチをお借りして入念に装備を整える時間も得られた。
さて、まずは海を見に遊歩道を降りてみよう。
2025年09月10日 08:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 8:16
ともあれ、死の国道歩きは免れた。
登山口正面の親不知観光ホテルは休業日だったが、ベンチをお借りして入念に装備を整える時間も得られた。
さて、まずは海を見に遊歩道を降りてみよう。
晴れて残暑厳しい朝だったが、海辺は涼しげだ。
2025年09月10日 08:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 8:17
晴れて残暑厳しい朝だったが、海辺は涼しげだ。
スタート地ゆえ、いきなり装備を濡らすわけにはいかぬ。手だけ海水に触れた。
ここをゴールにして泳ぐのも、素晴らしい記念になるのだろうな。
2025年09月10日 08:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 8:18
スタート地ゆえ、いきなり装備を濡らすわけにはいかぬ。手だけ海水に触れた。
ここをゴールにして泳ぐのも、素晴らしい記念になるのだろうな。
綺麗な日本海だ。
さあ、標高ゼロからのデスロード始めようか。
2025年09月10日 08:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 8:18
綺麗な日本海だ。
さあ、標高ゼロからのデスロード始めようか。
親不知ずい道。解説板がある。
2025年09月10日 08:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 8:23
親不知ずい道。解説板がある。
近代化をささえた鉄道遺構だ。
2025年09月10日 08:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 8:24
近代化をささえた鉄道遺構だ。
いきなり登山道なんだよな、しかも標高3000mにまで連なる。これは尋常な道じゃない。
2025年09月10日 08:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 8:31
いきなり登山道なんだよな、しかも標高3000mにまで連なる。これは尋常な道じゃない。
栂海新道については「ロマン」、それも「男のロマン」といった形容で語られているのを、よく耳にしてきた。で、男のロマンってなんだっけ?
その内実がよく解らないまま、とにかく突っ込んでみる!
2025年09月10日 08:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 8:38
栂海新道については「ロマン」、それも「男のロマン」といった形容で語られているのを、よく耳にしてきた。で、男のロマンってなんだっけ?
その内実がよく解らないまま、とにかく突っ込んでみる!
舗装路じゃなく、ほんとうに土の登り坂なんだね…
(あたりまえ)
いきなりのガチ登山、しかも蒸し暑い空気に、序盤から黙々と登らされる機械と化した。
2025年09月10日 08:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 8:54
舗装路じゃなく、ほんとうに土の登り坂なんだね…
(あたりまえ)
いきなりのガチ登山、しかも蒸し暑い空気に、序盤から黙々と登らされる機械と化した。
最初のピーク、入道山。
新潟の里山、低山あるきだ。大変でないわけがない。甲信越百名山めぐりで、そのことはよく知っていたはずじゃないか。
2025年09月10日 09:44撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
9/10 9:44
最初のピーク、入道山。
新潟の里山、低山あるきだ。大変でないわけがない。甲信越百名山めぐりで、そのことはよく知っていたはずじゃないか。
二本松峠ですでに汗だく。
2025年09月10日 09:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 9:57
二本松峠ですでに汗だく。
急登を見上げる。ストイックなトレイルが続いてゆくばかり。
2025年09月10日 10:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 10:09
急登を見上げる。ストイックなトレイルが続いてゆくばかり。
いちど林道を横切るが、ハシゴによってただちに登山道へ押し込まれる。暑さにやられ、水分摂取計画を頭の中で再確認しはじめた。
2025年09月10日 10:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 10:17
いちど林道を横切るが、ハシゴによってただちに登山道へ押し込まれる。暑さにやられ、水分摂取計画を頭の中で再確認しはじめた。
豪雪地帯でも消えない文字。なぜなら、くり抜き加工で描かれているから。
小野健ら、栂海新道を切り開いた者たちの自慢の標識だ。
2025年09月10日 10:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 10:17
豪雪地帯でも消えない文字。なぜなら、くり抜き加工で描かれているから。
小野健ら、栂海新道を切り開いた者たちの自慢の標識だ。
尻高山でまだ677m.
時間はもう11時近く。
険しい山路だよ、石仏さん。
2025年09月10日 10:55撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 10:55
尻高山でまだ677m.
時間はもう11時近く。
険しい山路だよ、石仏さん。
豊かなブナ林になった。
天気は晴れから曇りへ。気温が落ち着いてくることは、よいのだけど。午後の天気予報は怪しかった。
2025年09月10日 11:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 11:06
豊かなブナ林になった。
天気は晴れから曇りへ。気温が落ち着いてくることは、よいのだけど。午後の天気予報は怪しかった。
坂田峠。
2025年09月10日 11:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 11:40
坂田峠。
坂田峠から先の急登は栂海新道最強だった。
2025年09月10日 11:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 11:40
坂田峠から先の急登は栂海新道最強だった。
激登り!
2025年09月10日 11:48撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 11:48
激登り!
30分後、なおも急登。
そして予報通り雨が降ってきた。どんどん強まる。路面も歩きにくくなっていく。
2025年09月10日 12:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 12:20
30分後、なおも急登。
そして予報通り雨が降ってきた。どんどん強まる。路面も歩きにくくなっていく。
雨に降られながら、シキ割の水場で補給。

この後、雷雨となり、写真撮影してる場合ではなくなる。ひたすら行動する。
2025年09月10日 12:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 12:33
雨に降られながら、シキ割の水場で補給。

この後、雷雨となり、写真撮影してる場合ではなくなる。ひたすら行動する。
白鳥小屋あたり。ようやく雷雨は落ち着いてくれた。ひと時の穏やかさ。
このあたりで某大学山岳部のエースたちによる選抜チームと出会う。テントをはじめとする重装備に、山小屋泊計画の私はおそれいる。朝5:30に海を発ったらしいが、雨の中で足を攣るメンバーをだすなど苦戦気味のご様子だ。
2025年09月10日 13:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 13:57
白鳥小屋あたり。ようやく雷雨は落ち着いてくれた。ひと時の穏やかさ。
このあたりで某大学山岳部のエースたちによる選抜チームと出会う。テントをはじめとする重装備に、山小屋泊計画の私はおそれいる。朝5:30に海を発ったらしいが、雨の中で足を攣るメンバーをだすなど苦戦気味のご様子だ。
白鳥小屋。今日はここまでで終わらせたい誘惑もあるが、心折れてはゲーム終了だ。天気予報や雨雲レーダーではこの後も夜まで雨になるはず。だが先へ進む。
2025年09月10日 14:01撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 14:01
白鳥小屋。今日はここまでで終わらせたい誘惑もあるが、心折れてはゲーム終了だ。天気予報や雨雲レーダーではこの後も夜まで雨になるはず。だが先へ進む。
小屋は白鳥山のピークにわざわざ建設したのだな。
2025年09月10日 14:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 14:06
小屋は白鳥山のピークにわざわざ建設したのだな。
再び地味な樹林帯へ。鬱陶しくても雨具を着たまま行く。
2025年09月10日 14:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 14:06
再び地味な樹林帯へ。鬱陶しくても雨具を着たまま行く。
青々とした山並みが延々とつらなっていた。ほんとうに私の知る、あの北アルプスに辿り着ける道なのだろうか。
2025年09月10日 14:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 14:16
青々とした山並みが延々とつらなっていた。ほんとうに私の知る、あの北アルプスに辿り着ける道なのだろうか。
片側が崩落したような尾根道がいくらか続く。路面はあるので特に問題なし。
それよりも、またガスと雷鳴が。
2025年09月10日 14:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 14:59
片側が崩落したような尾根道がいくらか続く。路面はあるので特に問題なし。
それよりも、またガスと雷鳴が。
ピークからピークへ、アップダウン地獄。
そこに2度目の雷雨がせまる。
2025年09月10日 15:04撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 15:04
ピークからピークへ、アップダウン地獄。
そこに2度目の雷雨がせまる。
雨でブーツ内や靴下もやられはじめ、踵に靴擦れの兆候を感じはじめた。悪くしないように用心しながら歩くようにする。初日から苦戦か。
2025年09月10日 15:36撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 15:36
雨でブーツ内や靴下もやられはじめ、踵に靴擦れの兆候を感じはじめた。悪くしないように用心しながら歩くようにする。初日から苦戦か。
栂海山荘に泊まるなら、ここで必要分の水を確保しなければならない。
2025年09月10日 15:51撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 15:51
栂海山荘に泊まるなら、ここで必要分の水を確保しなければならない。
綺麗な水だから、持ってきてた浄水器越しに飲む必要はないだろうと、横着したが。
翌日の晩になってから酷く腹を壊しはじめた原因が、それであった可能性はあるかも。
2025年09月10日 15:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 15:56
綺麗な水だから、持ってきてた浄水器越しに飲む必要はないだろうと、横着したが。
翌日の晩になってから酷く腹を壊しはじめた原因が、それであった可能性はあるかも。
ただでさえ、ぬかるんだ沢状の道。そこに雷雨の川が流れる。写真撮影はコレだけ。ずぶ濡れで、足をかばいながら歩く。
2025年09月10日 16:50撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 16:50
ただでさえ、ぬかるんだ沢状の道。そこに雷雨の川が流れる。写真撮影はコレだけ。ずぶ濡れで、足をかばいながら歩く。
なんとか明るい時間に栂海山荘に到着。先着の山岳ガイドツアーの方々に、温かい食事でもてなされた。トレイルエンジェルか。
通行止めが解除されたばかりの北又林道から入山し、朝日岳経由で海に下りるという渋い企画。と、それに集う個性的なお客さんたち。
2025年09月10日 17:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 17:45
なんとか明るい時間に栂海山荘に到着。先着の山岳ガイドツアーの方々に、温かい食事でもてなされた。トレイルエンジェルか。
通行止めが解除されたばかりの北又林道から入山し、朝日岳経由で海に下りるという渋い企画。と、それに集う個性的なお客さんたち。
乾くはずもない服や靴を干していた夜分、白鳥山あたりで会った山岳部の先行者がドアを叩く音。寝床を空ける。今日中に栂海山荘まで粘る判断をしたという。ただしテント泊から小屋泊にシフトとのこと。後続のメンバーが追いついたのは更に1時間半後。初日から14時間の雨行動とはドギツイ!
2025年09月10日 20:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/10 20:24
乾くはずもない服や靴を干していた夜分、白鳥山あたりで会った山岳部の先行者がドアを叩く音。寝床を空ける。今日中に栂海山荘まで粘る判断をしたという。ただしテント泊から小屋泊にシフトとのこと。後続のメンバーが追いついたのは更に1時間半後。初日から14時間の雨行動とはドギツイ!
二日目の朝。

予報では7時までに雨は止みそうなのを調べて、やや遅めのスタート。山岳部も同時にスタート。
とはいえ15時までに朝日小屋に着かないといけない気がする日なので、やや先を急ぐつもり。
2025年09月11日 06:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 6:26
二日目の朝。

予報では7時までに雨は止みそうなのを調べて、やや遅めのスタート。山岳部も同時にスタート。
とはいえ15時までに朝日小屋に着かないといけない気がする日なので、やや先を急ぐつもり。
栂海新道開拓の発起人、小野健氏の碑。60年代の破天荒な若者たちが11年の歳月と私財を投げうって、作った道だ。
2025年09月11日 06:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 6:33
栂海新道開拓の発起人、小野健氏の碑。60年代の破天荒な若者たちが11年の歳月と私財を投げうって、作った道だ。
犬ヶ岳の山頂あたりは特に風の通り道なのか、草紅葉が進んでいた。
2025年09月11日 06:34撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 6:34
犬ヶ岳の山頂あたりは特に風の通り道なのか、草紅葉が進んでいた。
さらば栂海山荘。
昨日からの濡れた行動着で北アルプスをめざす。スペアなどはあるが、まだ寒い高山じゃないから温存したいのだ。
2025年09月11日 06:34撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 6:34
さらば栂海山荘。
昨日からの濡れた行動着で北アルプスをめざす。スペアなどはあるが、まだ寒い高山じゃないから温存したいのだ。
犬ヶ岳。
雨があがったばかりでガス。
2025年09月11日 06:36撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 6:36
犬ヶ岳。
雨があがったばかりでガス。
花咲くトレイル(険しい)
2025年09月11日 06:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 6:38
花咲くトレイル(険しい)
ここから下って水を汲みに。
2025年09月11日 07:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 7:08
ここから下って水を汲みに。
北又の水場。水量豊富。
2025年09月11日 07:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 7:14
北又の水場。水量豊富。
さわがに山。
犬ヶ岳から距離を歩いた気がするが、いっこうに標高が高くなっていかない。どうなっているんだ。
2025年09月11日 07:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 7:56
さわがに山。
犬ヶ岳から距離を歩いた気がするが、いっこうに標高が高くなっていかない。どうなっているんだ。
展望が回復してきた。
新潟の魔界のような山と谷。
2025年09月11日 08:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 8:10
展望が回復してきた。
新潟の魔界のような山と谷。
トレイルの整備状況は問題ない。
意志を受け継いだ人々が手入れし、多くのハイカーが踏み固めてきたからだ。
2025年09月11日 08:27撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 8:27
トレイルの整備状況は問題ない。
意志を受け継いだ人々が手入れし、多くのハイカーが踏み固めてきたからだ。
朝日岳らしき立派な山容だと思うのだか、雲の中で全貌が見えない。
2025年09月11日 08:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 8:37
朝日岳らしき立派な山容だと思うのだか、雲の中で全貌が見えない。
草原のトレイルを見下ろす。今日もアップダウン三昧。
2025年09月11日 08:39撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 8:39
草原のトレイルを見下ろす。今日もアップダウン三昧。
登山道開拓を手伝いたい!と願いでた女子が、当時いたらしい。入山は一度きりに終わったらしいが、その名はこの池に刻まれた。
2025年09月11日 08:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 8:42
登山道開拓を手伝いたい!と願いでた女子が、当時いたらしい。入山は一度きりに終わったらしいが、その名はこの池に刻まれた。
黒岩山。

いまだ標高1623であることに絶望的なきぶんになる。
2025年09月11日 09:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 9:07
黒岩山。

いまだ標高1623であることに絶望的なきぶんになる。
それでも雲がほどければ、こんな風景が慰めてくれる。それに昨日よりも確実に涼しくて助かる。
2025年09月11日 09:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 9:12
それでも雲がほどければ、こんな風景が慰めてくれる。それに昨日よりも確実に涼しくて助かる。
環境省が追加した木道が突然増えてきた。湿原地帯なのだ。
2025年09月11日 09:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 9:21
環境省が追加した木道が突然増えてきた。湿原地帯なのだ。
雨水をふくんだ広大な湿地。
補足だがしっかりしたレインゲイターは、始点の海から付けっぱなしだ。栂海新道には草露と泥がいくらでもある。
2025年09月11日 09:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 9:23
雨水をふくんだ広大な湿地。
補足だがしっかりしたレインゲイターは、始点の海から付けっぱなしだ。栂海新道には草露と泥がいくらでもある。
振り返ると海の方角には晴れ間がある。
2025年09月11日 09:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 9:31
振り返ると海の方角には晴れ間がある。
池塘に青空が映り込む。素敵な展望だ。
2025年09月11日 09:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 9:45
池塘に青空が映り込む。素敵な展望だ。
開拓者たちがキャンプなどしまくっただろう黒岩平は、今は登山道から外れるのも禁止。
2025年09月11日 10:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 10:00
開拓者たちがキャンプなどしまくっただろう黒岩平は、今は登山道から外れるのも禁止。
チングルマのふわふわ。濡れてるけど。
2025年09月11日 10:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 10:14
チングルマのふわふわ。濡れてるけど。
北アルプスらしい、岩石の道も増えていく。
2025年09月11日 10:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 10:25
北アルプスらしい、岩石の道も増えていく。
朝日岳へ近づいていく。
2025年09月11日 11:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 11:16
朝日岳へ近づいていく。
9月でも咲き誇る花々。
2025年09月11日 11:36撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 11:36
9月でも咲き誇る花々。
広大なフィールド。
2025年09月11日 11:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 11:47
広大なフィールド。
ザレた感触を靴底に感じるようになってきた。
ほとんどアルプスに行かない私にとっては、久しぶりの自然環境。
2025年09月11日 12:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 12:00
ザレた感触を靴底に感じるようになってきた。
ほとんどアルプスに行かない私にとっては、久しぶりの自然環境。
そしてそして、久しぶりのライチョウ。
いよいよ栂海新道が終わろうとしているのだ。
2025年09月11日 12:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 12:05
そしてそして、久しぶりのライチョウ。
いよいよ栂海新道が終わろうとしているのだ。
山岳部の先行部隊と付かず離れずといったペースで、ずっと進んでいる。正確には彼らの方が早く歩くので追い越されるが、軽い荷物のわたしはあまり小休止をしないので休憩してる彼らに追いつく、を繰り返す。
2025年09月11日 12:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 12:17
山岳部の先行部隊と付かず離れずといったペースで、ずっと進んでいる。正確には彼らの方が早く歩くので追い越されるが、軽い荷物のわたしはあまり小休止をしないので休憩してる彼らに追いつく、を繰り返す。
池塘の残雪も9月となると残りわずか。
2025年09月11日 12:19撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 12:19
池塘の残雪も9月となると残りわずか。
高層湿原と木道。昨夜、山岳ガイドツアーの女性のお客さんたちが良いと言っていたのは、この風景のことか。
2025年09月11日 12:27撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 12:27
高層湿原と木道。昨夜、山岳ガイドツアーの女性のお客さんたちが良いと言っていたのは、この風景のことか。
朝日岳の山頂は高い雲の中。登り上げるのはひと仕事になりそうだ。
2025年09月11日 12:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 12:38
朝日岳の山頂は高い雲の中。登り上げるのはひと仕事になりそうだ。
吹上げのコルに到着。休憩していた山岳部の二人から味噌汁をいただく。うまい!
2025年09月11日 12:41撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 12:41
吹上げのコルに到着。休憩していた山岳部の二人から味噌汁をいただく。うまい!
この分岐点が事実上の栂海新道パートのゴール。このデザインの看板も最後となる。
開拓者たちと同じ順路で来たが、歩くだけでも大変。登山道整備はとんでもない一大事業だったに違いない。
2025年09月11日 12:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 12:42
この分岐点が事実上の栂海新道パートのゴール。このデザインの看板も最後となる。
開拓者たちと同じ順路で来たが、歩くだけでも大変。登山道整備はとんでもない一大事業だったに違いない。
草紅葉の進む朝日岳へと進む。
2025年09月11日 13:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 13:11
草紅葉の進む朝日岳へと進む。
つづら折りで山頂アタック。北アルプスの名峰はひとつひとつがデカく、これまでとは別のしんどさに喘ぐ。
2025年09月11日 13:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 13:12
つづら折りで山頂アタック。北アルプスの名峰はひとつひとつがデカく、これまでとは別のしんどさに喘ぐ。
赤や黄色のペンキの目印、久しぶり。
2025年09月11日 13:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 13:17
赤や黄色のペンキの目印、久しぶり。
高山植物と残雪。その向こうにピークをとらえた。
2025年09月11日 13:29撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 13:29
高山植物と残雪。その向こうにピークをとらえた。
朝日岳2418mに登頂!
自慢の大展望はガスに包まれているが、達成感は大きい。同時登頂の大学生と喜びあう。
甲信越百名山の97座目。
2025年09月11日 13:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 13:38
朝日岳2418mに登頂!
自慢の大展望はガスに包まれているが、達成感は大きい。同時登頂の大学生と喜びあう。
甲信越百名山の97座目。
朝日小屋までそこそこ下る。
2025年09月11日 14:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 14:10
朝日小屋までそこそこ下る。
9月でもまだ花がこんだけ見られるなんて。
2025年09月11日 14:15撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 14:15
9月でもまだ花がこんだけ見られるなんて。
今日は雨には降られずもった。
2025年09月11日 14:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 14:35
今日は雨には降られずもった。
15時までに無事、宿に到着。
2025年09月11日 14:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 14:40
15時までに無事、宿に到着。
3年ぶりの小屋泊!豪華!
2025年09月11日 14:41撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 14:41
3年ぶりの小屋泊!豪華!
山小屋の建つ朝日平は広い湿原と草原地帯。
2025年09月11日 14:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 14:45
山小屋の建つ朝日平は広い湿原と草原地帯。
外のベンチでだらだらしてたら、ちょっと晴れてきた。あの鋭峰は白馬岳か。
2025年09月11日 15:28撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 15:28
外のベンチでだらだらしてたら、ちょっと晴れてきた。あの鋭峰は白馬岳か。
朝日岳も見えてきてビールがすすむ。
2025年09月11日 15:30撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 15:30
朝日岳も見えてきてビールがすすむ。
朝日岳を朝日平から見上げる。
2025年09月11日 15:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 15:32
朝日岳を朝日平から見上げる。
夕食のメニュー。なんて魅力的な内容。
2025年09月11日 16:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 16:09
夕食のメニュー。なんて魅力的な内容。
ご主人からのメニュー説明のあと、赤ワインで乾杯の音頭。
富山の海の幸まである。この夕食のためだけに朝日小屋をめざす価値はある。
2025年09月11日 16:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 16:33
ご主人からのメニュー説明のあと、赤ワインで乾杯の音頭。
富山の海の幸まである。この夕食のためだけに朝日小屋をめざす価値はある。
行者にんにく香る鍋煮込みラーメンは、替え玉も1回OK
ご馳走だった!
2025年09月11日 16:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/11 16:42
行者にんにく香る鍋煮込みラーメンは、替え玉も1回OK
ご馳走だった!
三日目の夜明け前。
夜景を見ながら歩き出す。今日の行程は長い。
2025年09月12日 04:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 4:16
三日目の夜明け前。
夜景を見ながら歩き出す。今日の行程は長い。
朝の天気は良い。しかし午後はまたしても雨予報だ。
2025年09月12日 04:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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朝の天気は良い。しかし午後はまたしても雨予報だ。
水平道と名づけられたルートだが、アップダウンはかなり多い。
2025年09月12日 05:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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水平道と名づけられたルートだが、アップダウンはかなり多い。
白馬岳は遠く、はるか高くにある。
2025年09月12日 05:27撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 5:27
白馬岳は遠く、はるか高くにある。
秋の北アルプスらしい涼しい空。
2025年09月12日 05:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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秋の北アルプスらしい涼しい空。
夜明け頃。
2025年09月12日 05:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 5:33
夜明け頃。
振り返ると朝日をあびた朝日岳。
2025年09月12日 05:41撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 5:41
振り返ると朝日をあびた朝日岳。
雪倉岳の巨大な山体が近くなってきた。
2025年09月12日 05:44撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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雪倉岳の巨大な山体が近くなってきた。
赤男山あたりは赤っぽいガレ場を通る。
2025年09月12日 06:15撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 6:15
赤男山あたりは赤っぽいガレ場を通る。
雪倉岳。おそらく本日でもっとも長い登りに既に入っている。
2025年09月12日 06:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 6:16
雪倉岳。おそらく本日でもっとも長い登りに既に入っている。
体力が削られていく急登。ゆっくり標高を稼いでいくしかない。
2025年09月12日 06:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 6:38
体力が削られていく急登。ゆっくり標高を稼いでいくしかない。
北信五岳の山々。
妙高と雨飾は雲にくるまれているようだ。
2025年09月12日 06:39撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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北信五岳の山々。
妙高と雨飾は雲にくるまれているようだ。
広大な谷。
2025年09月12日 06:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 6:47
広大な谷。
登っても登っても真の山頂は見えてこない。
2025年09月12日 06:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 6:57
登っても登っても真の山頂は見えてこない。
朝日岳に雲が被さった。雲が上昇してきている。
2025年09月12日 07:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 7:03
朝日岳に雲が被さった。雲が上昇してきている。
残雪。大きく左カーブで迫るあそこが山頂のはず。
2025年09月12日 07:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 7:11
残雪。大きく左カーブで迫るあそこが山頂のはず。
ここからがまだ長い。
2025年09月12日 07:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 7:37
ここからがまだ長い。
風景素晴らしい!
2025年09月12日 07:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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風景素晴らしい!
雪倉岳に登頂。

ナイスビューな甲信越百名山98座目。
2025年09月12日 08:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 8:08
雪倉岳に登頂。

ナイスビューな甲信越百名山98座目。
東側には雲海。
2025年09月12日 08:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 8:08
東側には雲海。
しばし周囲の展望を楽しむ。
2025年09月12日 08:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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しばし周囲の展望を楽しむ。
2025年09月12日 08:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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2025年09月12日 08:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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日本海と能登半島。
2025年09月12日 08:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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日本海と能登半島。
2025年09月12日 08:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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山頂朝メシ。昨夕、朝日小屋に作ってもらった、富山名物の鱒寿司、鯛寿司、くるみ寿司。
2025年09月12日 08:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 8:17
山頂朝メシ。昨夕、朝日小屋に作ってもらった、富山名物の鱒寿司、鯛寿司、くるみ寿司。
北信五岳が近い。
2025年09月12日 08:28撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 8:28
北信五岳が近い。
さて、先へ進む。白馬三山の縦走路は遠い。
2025年09月12日 08:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 8:43
さて、先へ進む。白馬三山の縦走路は遠い。
次に立つ最初の山である白馬岳が遠くて弱気になるが。
2025年09月12日 08:46撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 8:46
次に立つ最初の山である白馬岳が遠くて弱気になるが。
雲が集まってきている。晴れの時間は早くも終了らしい。
2025年09月12日 08:46撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 8:46
雲が集まってきている。晴れの時間は早くも終了らしい。
山の天気の変わりやすさよ。雪倉岳から大展望が見られたけど、それはギリギリセーフの時間だったようだ。
2025年09月12日 08:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 8:54
山の天気の変わりやすさよ。雪倉岳から大展望が見られたけど、それはギリギリセーフの時間だったようだ。
避難小屋まで降りる。
2025年09月12日 09:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 9:00
避難小屋まで降りる。
いよいよ登り基調に。
2025年09月12日 09:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 9:11
いよいよ登り基調に。
晩夏から初秋のチングルマ風景。
2025年09月12日 09:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 9:18
晩夏から初秋のチングルマ風景。
ナナカマドの紅葉も待ち遠しい。今は実が熟してる頃合い。
2025年09月12日 09:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 9:31
ナナカマドの紅葉も待ち遠しい。今は実が熟してる頃合い。
砂礫のトレイルがどこまでも続く。栂海新道とは別世界。
2025年09月12日 09:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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砂礫のトレイルがどこまでも続く。栂海新道とは別世界。
草地が秋っぽくなってる。
2025年09月12日 09:44撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 9:44
草地が秋っぽくなってる。
やはり名峰だな。
2025年09月12日 09:44撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 9:44
やはり名峰だな。
鉱山道分岐点。荒れぎみなルートらしいが。
2025年09月12日 09:51撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 9:51
鉱山道分岐点。荒れぎみなルートらしいが。
空が暗くなっていく。
2025年09月12日 09:55撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 9:55
空が暗くなっていく。
振り返ると鉢ヶ岳。
2025年09月12日 10:04撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 10:04
振り返ると鉢ヶ岳。
路面はずっとこんな感じ。フラットフィッティングができず、足首が鍛えられてしまう。
2025年09月12日 10:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 10:14
路面はずっとこんな感じ。フラットフィッティングができず、足首が鍛えられてしまう。
ガスってきて冷涼な風が吹く。草紅葉が進行するわけだ。
2025年09月12日 10:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 10:21
ガスってきて冷涼な風が吹く。草紅葉が進行するわけだ。
荒涼なランドスケープ。
2025年09月12日 10:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 10:31
荒涼なランドスケープ。
新潟・富山・長野の三国境に着いた。
2025年09月12日 10:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 10:45
新潟・富山・長野の三国境に着いた。
息を切らせて激しい登りに耐える。いやむしろ、ときどき息を切らせて立ち止まってしまう。空気も薄くなってきたかも。
2025年09月12日 11:06撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 11:06
息を切らせて激しい登りに耐える。いやむしろ、ときどき息を切らせて立ち止まってしまう。空気も薄くなってきたかも。
一歩一歩、ぐねぐねと。
2025年09月12日 11:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 11:17
一歩一歩、ぐねぐねと。
平日とはいえ白馬にしては人が寂しい。
2025年09月12日 11:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 11:23
平日とはいえ白馬にしては人が寂しい。
曇り空の恩恵か、ライチョウを3羽ほど見つけた。
2025年09月12日 11:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 11:24
曇り空の恩恵か、ライチョウを3羽ほど見つけた。
草紅葉は見頃。
2025年09月12日 11:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 11:26
草紅葉は見頃。
あともう一息。
2025年09月12日 11:27撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 11:27
あともう一息。
旭岳が美しい!
ここまではるばる来て良かったと思う瞬間。
2025年09月12日 11:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 11:31
旭岳が美しい!
ここまではるばる来て良かったと思う瞬間。
十数年ぶりの白馬岳登頂!
私が初めて登った北アルプスの山でもあるので、感慨深い。
2025年09月12日 11:34撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 11:34
十数年ぶりの白馬岳登頂!
私が初めて登った北アルプスの山でもあるので、感慨深い。
喜びも束の間、ついに雨が降り始めた。正午までもたなかったか。
2025年09月12日 11:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 11:35
喜びも束の間、ついに雨が降り始めた。正午までもたなかったか。
白馬山荘に降り立つころには本降り、そして間もなく土砂降りへ。
2025年09月12日 11:51撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 11:51
白馬山荘に降り立つころには本降り、そして間もなく土砂降りへ。
雨が吹き込む屋根下で、800円するコーラを飲みながら思案中。天気予報を参考にして、この先も予定通りに進めるか否か。
2025年09月12日 11:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 11:58
雨が吹き込む屋根下で、800円するコーラを飲みながら思案中。天気予報を参考にして、この先も予定通りに進めるか否か。
雨が一時的に小康状態になったタイミングで再出発。動いていないと身体が寒いぐらいなので、踏ん張って進む。
2025年09月12日 12:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 12:24
雨が一時的に小康状態になったタイミングで再出発。動いていないと身体が寒いぐらいなので、踏ん張って進む。
雷鳴が遠くで鳴りつづく。
2025年09月12日 12:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 12:25
雷鳴が遠くで鳴りつづく。
白馬山荘と頂上宿舎のテント場。大学山岳部の青年たちはあそこに泊まって、大雪渓下山らしい。大人数の部活であり、新入部員や女子部員らと合流して合宿のようだ。すでに荒天行動は確定だが、健闘を祈る。
2025年09月12日 12:30撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 12:30
白馬山荘と頂上宿舎のテント場。大学山岳部の青年たちはあそこに泊まって、大雪渓下山らしい。大人数の部活であり、新入部員や女子部員らと合流して合宿のようだ。すでに荒天行動は確定だが、健闘を祈る。
ここから杓子岳まで撮影した写真が無い。雷雨が再び来て、びしょ濡れになっていた。空が光るたびに防御姿勢をとりながら、急なザレ場を登る。体力をごっそり奪われていく。
2025年09月12日 12:34撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 12:34
ここから杓子岳まで撮影した写真が無い。雷雨が再び来て、びしょ濡れになっていた。空が光るたびに防御姿勢をとりながら、急なザレ場を登る。体力をごっそり奪われていく。
雷鳴が落ち着いてきたタイミングで、杓子岳を通過。ここは虚無展望。
2025年09月12日 13:30撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 13:30
雷鳴が落ち着いてきたタイミングで、杓子岳を通過。ここは虚無展望。
雨も小降りになり、鑓ヶ岳への道のりが見えてきた。間違いなくこの登りもキツいやつだな。
2025年09月12日 13:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 13:45
雨も小降りになり、鑓ヶ岳への道のりが見えてきた。間違いなくこの登りもキツいやつだな。
ひたすらグネグネと登る。連日のタフな山行もあって足が重い。
2025年09月12日 14:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 14:11
ひたすらグネグネと登る。連日のタフな山行もあって足が重い。
ラストスパート、なのだが疲労で立ち止まってしまった。誤魔化すように撮影した写真。
2025年09月12日 14:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 14:24
ラストスパート、なのだが疲労で立ち止まってしまった。誤魔化すように撮影した写真。
甲信越百名山99座目、白馬鑓ヶ岳。
今回の遠征でいっきに三座を縦走した。ちょうど展望もあるじゃないか。
2025年09月12日 14:27撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 14:27
甲信越百名山99座目、白馬鑓ヶ岳。
今回の遠征でいっきに三座を縦走した。ちょうど展望もあるじゃないか。
2025年09月12日 14:28撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 14:28
天狗尾根、不帰キレットへと続く南方への稜線。
ここまでの道のりは、長大な北アルプスの北部のほんの一部でしかない。
2025年09月12日 14:28撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 14:28
天狗尾根、不帰キレットへと続く南方への稜線。
ここまでの道のりは、長大な北アルプスの北部のほんの一部でしかない。
ザラザラした斜面を下山する。
2025年09月12日 14:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 14:42
ザラザラした斜面を下山する。
鑓ヶ岳を振り返って。
2025年09月12日 14:46撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 14:46
鑓ヶ岳を振り返って。
さて、谷へ。
温泉までは長い急降下。山小屋に電話して到着見込み時間を伝えると、気をつけて向かってくださいとの優しいお返事。
2025年09月12日 14:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 14:52
さて、谷へ。
温泉までは長い急降下。山小屋に電話して到着見込み時間を伝えると、気をつけて向かってくださいとの優しいお返事。
鑓温泉までは時間がかかった。雪崩の巣のような谷間にようやく着く。
2025年09月12日 16:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 16:12
鑓温泉までは時間がかかった。雪崩の巣のような谷間にようやく着く。
白馬鑓温泉小屋に無事到着。また雨に降られて、全身びしょ濡れ。
2025年09月12日 16:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 16:12
白馬鑓温泉小屋に無事到着。また雨に降られて、全身びしょ濡れ。
着替えと片付けを最低限済ませると、すぐに夕食時刻。ハヤシライスをかきこむ。
2025年09月12日 17:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 17:05
着替えと片付けを最低限済ませると、すぐに夕食時刻。ハヤシライスをかきこむ。
食事のテーブルで同席した山好きな方々と、雨を見ながら軒下で一杯やった。山談義。
2025年09月12日 17:22撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 17:22
食事のテーブルで同席した山好きな方々と、雨を見ながら軒下で一杯やった。山談義。
こんこんと湧き出る硫黄泉。下には足湯とテント場。
小雨は止みそうもない。水曜からまる1週間、前線が停滞するようだ。明日からの三連休での登山計画を断念する人は多いだろう。
それにしては平日なのに山小屋はまあまあ混んでいる。
2025年09月12日 17:47撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 17:47
こんこんと湧き出る硫黄泉。下には足湯とテント場。
小雨は止みそうもない。水曜からまる1週間、前線が停滞するようだ。明日からの三連休での登山計画を断念する人は多いだろう。
それにしては平日なのに山小屋はまあまあ混んでいる。
さあ、念願の鑓温泉露天風呂に入る。稜線では体感温度が10度以下で冷えたから、熱めのいで湯が沁みた。
2025年09月12日 18:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/12 18:09
さあ、念願の鑓温泉露天風呂に入る。稜線では体感温度が10度以下で冷えたから、熱めのいで湯が沁みた。
四日目、最終日の朝。
ゆっくりめに起床する。傘をさしてトイレに向かう道にも温泉はじゃぶじゃぶ流れる。
2025年09月13日 06:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/13 6:37
四日目、最終日の朝。
ゆっくりめに起床する。傘をさしてトイレに向かう道にも温泉はじゃぶじゃぶ流れる。
ほとんどの客が旅立った頃、シャケ弁朝食の蓋を開けた。
2025年09月13日 06:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/13 6:40
ほとんどの客が旅立った頃、シャケ弁朝食の蓋を開けた。
景色は虚無。霧雨が降ったり止んだりの天気か。昨日の荒天に比べれば平穏そのもの。
2025年09月13日 07:04撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/13 7:04
景色は虚無。霧雨が降ったり止んだりの天気か。昨日の荒天に比べれば平穏そのもの。
朝風呂に向かう。
2025年09月13日 07:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/13 7:07
朝風呂に向かう。
朝風呂をきめた。
2025年09月13日 07:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/13 7:11
朝風呂をきめた。
露天風呂の真下。温泉の滝。
さて下山開始するか。
2025年09月13日 07:49撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/13 7:49
露天風呂の真下。温泉の滝。
さて下山開始するか。
雪渓を横目に。
2025年09月13日 08:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/13 8:05
雪渓を横目に。
9月の槍沢雪渓。
2025年09月13日 08:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/13 8:08
9月の槍沢雪渓。
無事にゴール。日本海からの縦走成功。
朝風呂をきめたのに、樹林帯のアップダウンが多くて汗まみれ。
2025年09月13日 10:46撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/13 10:46
無事にゴール。日本海からの縦走成功。
朝風呂をきめたのに、樹林帯のアップダウンが多くて汗まみれ。
13時台のバスをキャンセルして、相乗りタクシーに乗ることにした。やはり石鹸とシャンプーと荷造りをちゃんとしてから、特急に乗りたい!
2025年09月13日 11:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/13 11:20
13時台のバスをキャンセルして、相乗りタクシーに乗ることにした。やはり石鹸とシャンプーと荷造りをちゃんとしてから、特急に乗りたい!
湯上がりにお気に入りのヘイジーIPAを買う。インバウンドと不動産景気に沸く白馬で、路上飲酒w
2025年09月13日 12:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/13 12:31
湯上がりにお気に入りのヘイジーIPAを買う。インバウンドと不動産景気に沸く白馬で、路上飲酒w
タクシーに鞍替えしたおかげで、駅前ラーメン屋で赤とんこつ食べる時間もできた。紅生姜も高菜もいっぱい盛る。
2025年09月13日 13:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/13 13:12
タクシーに鞍替えしたおかげで、駅前ラーメン屋で赤とんこつ食べる時間もできた。紅生姜も高菜もいっぱい盛る。
特急あずさ新宿行き。別のブルーイングのIPAを味わいながら、余った行動食でお腹いっぱいになった。初の4連休夏休み、遊びきった。
2025年09月13日 13:39撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/13 13:39
特急あずさ新宿行き。別のブルーイングのIPAを味わいながら、余った行動食でお腹いっぱいになった。初の4連休夏休み、遊びきった。
撮影機器:

感想

社会に出てから初の、4連休もある夏休みが決まった。
自分でも驚いた。

まる3ヶ月つづく、長く危険な酷暑日を働き続け、その間の連休は7月の2連休1回のみ。
それも飯豊への遠征登山に用いてしまい、ノンストップ状態。心身は正直なところヘロヘロだと言えた。
それでも夏場に4連休というのは貴重すぎて、何かを計画しないではいられない。
引きこもるのはあまりにも機会損失がデカいのだ。
どうする?何ができる?何をする?

そこで、やりたかった目標3つを同時にゲットする遠征計画をたてた。

①自分には縁がないものと諦めていた「栂海新道」の踏破チャレンジ
②甲信越百名山のなかでも遠い97座~99座目のピークハント
③念願の「白馬鑓温泉」での入浴

欲張りプランだった。
あいかわらずのエクストリーム旅行計画にはなってしまうが、モチベの高さだけは、どんな登山者にも負けていない気がした。

一念発起して入山した栂海新道は、歩くだけでも重労働だった。
これを切り開いた男たちに感謝するとともに、男のロマンならぬ男の狂気を見た気がした。

全日にわたって停滞した前線には苦しめられた。
白馬三山の稜線をはじめ、なかなかに鍛えられてしまう雨山行となった。
アルプスでこんなに悪天のタイミングと重なったのは、実は初めてかもしれないな。

兎にも角にも、いろいろと凌ぎきって、今回の欲張り計画はすべてを手に入れて大成功した。
達成感が大きい。
朝日小屋のディナーも、おもいがけず大ヒットだった。

甲信越百名山のほうだけど、今回の遠征で、
97.朝日岳
98.雪倉岳
99.白馬鑓ヶ岳
…とリーチまで達した。

ラストは中ノ岳(越後三山の)だ。
これもまたタフな山だけど、雪に閉ざされる前に行ければと願う。

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