記録ID: 8770318
全員に公開
ハイキング
飯豊山
錦秋の飯豊🍁全山縦走（川入→大石ダム）
2025年10月02日(木) 〜
2025年10月04日(土)
山形県
福島県
新潟県
moeko
その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 35:47
- 距離
- 46.3km
- 登り
- 3,576m
- 下り
- 3,922m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 11:09
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 12:45
距離 13.9km
登り 1,892m
下り 445m
15:50
2日目
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 12:40
距離 17.8km
登り 1,118m
下り 1,485m
16:26
3日目
- 山行
- 8:07
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 10:20
距離 14.7km
登り 603m
下り 2,032m
| 天候 | day1 曇り→雨→晴れときどきガス day2 晴れ day3 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
大石ダムに水洗お手洗い有り、公園は蚊や虫がいるので何か細々したことはダムのお手洗いの駐車場で済ませるとベター。 登山口の御沢野営場（川入）まで車でザックリ2時間ほど。 登山口近くの車道脇に熊が歩いていました。 御沢野営場は金土日曜日の日の入りから日の出までの間、入退場を控えるよう喜多方市からアナウンスが出ております。 https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-y/43737.html ※HPでは曜日について言及されていませんが、現地の立て看板に金土日曜日と記載されていました。 auはどちらの登山口も電波入らず。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◾️水場（時期によって埋まっていたりして使えないこともあるので注意） �（�秀水 豊富に出ている ��剣ヶ峰付近 未確認、だいぶ下るようなので現実的ではない気がする。 ��切合小屋 じゃぶじゃぶ �ぐ譽硫�子 未確認だがレポでは出ているよう �ジ羸松�屋 小屋から少し下る 往復約15分 細いが出ている �η濂嵌蘊�屋 小屋から往復約5分 豊富 ��頼母木小屋 水道からじゃぶじゃぶ ��朳差小屋 未確認だが小屋から割と下るそう ◾️熊について 登山道から離れているところにいる熊はわりと頻繁に目撃されているようです。 今回2泊ともテントの予定でしたが、切合小屋の小屋番さん情報で御西周辺には「御西の主」という熊さんがいるらしく、テントは控えたほうがいいというアドバイスをいただいたので、御西は小屋泊に切り替えました。 テント泊でも食べ物は小屋の中で保管するよう張り紙がされていました。 また、御西の主さんは水場のあたりによく出没するとのことで、水を汲みに行く際も念のため熊スプレーや鈴、笛を持って行きました。 朳差岳から前朳差岳の間の長者平という池塘が点在するあたりの登山道上でバッタリ熊に遭遇しました。小屋番さんの話では飯豊の熊さんはまだ人に襲いかかってくるようなのはいないとのことでしたが、こちら（人間）の存在に気が付いた熊はびっくりして私たちとは反対方向へ走って逃げていきました。 逃げていった方向が私たちが進みたい方向だったので、少し時間をあけた後、片手に熊スプレーをかまえ、笛を吹きながら慎重に進みました。しばらくは登山道上に走って逃げた爪跡が残っていましたが、途中で消えました。 15年以上登山をしてきてはじめて熊と遭遇しましたが、登山道上で出くわすとさすがに緊張しました。 ■朳差岳〜大石ダム 朳差岳からダムまでは歩く人がかなり少ないようです。 （多くの方々は奥胎内や飯豊温泉からアクセスするよう） 前朳差岳、千本峰、権内ノ峰、カモス峰などの小ピークを経ながら激下り。 東俣第2橋から、距離は短いながらも下の廊下が遊歩道に感じられるような足元が斜めのトラバース道があり嫌らしいです。早朝出発の暗い時間帯や雨天の際は注意してください。 また、林道終点からの林道歩きではヌカカ？か、とにかく虫が多く痒い！虫除け必須！ 総じて樹林帯ながらもところどころで景色が見えますが、林道歩きまで含めてメンタル的に少ししんどいところではあります。 朳差岳から大石山まで戻って奥胎内へ下山するほうが楽なのかもしれませんが、「縦走」に拘ったときに、いったん戻るよりやはり北へ抜けるほうが気持ちがいいので下山は大石ダムを選択しましたし、結果としてもそれでよかったと個人的には思っています。 |
| その他周辺情報 | 道の駅関川にある ゆ〜む（桂の関温泉）700円 小国町にコンビニ3軒ほど。 |
写真
稜線方面で激しくなっていた雷もおさまり、三国小屋が見えてきた頃、雨も止んだ。
紅葉を狙ってた訳ではないんだけど、タイミングばっちりだったのではなかろうか？😁
本山小屋を越えたら、ここからは気持ちのいいボーナスステージ😍
飯豊本山、登頂🙌
後ろが朳差に続く稜線！去年見て絶対歩きたいと思った稜線。
後ろが朳差に続く稜線！去年見て絶対歩きたいと思った稜線。
途中からガスって冷たい風がびゅーびゅー🌀
御西小屋到着。
この日の宿泊は私たち入れて4名。広々使わせていただきました。
御西小屋到着。
この日の宿泊は私たち入れて4名。広々使わせていただきました。
翌朝、大日岳で朝日を見るためにヘッデンスタート。後ろに本山のシルエットがくっきり。
大日岳登頂🙌
西大日岳をバックにかっこよくY字バランスしたいけどこれが精一杯🤣
西大日岳をバックにかっこよくY字バランスしたいけどこれが精一杯🤣
いつものことだけど、山頂で遊びすぎ😅予定をオーバーして御西小屋に戻る💦
大日岳単体でもカッコいいけど、左のオンベ松尾根がより引き立てている気がする😁
距離感がバグってどのピークがなんなのかよくわからなくなってる🤣
とりあえず次の大きいピークの北股岳はどれなんだ！？🤣
とりあえず次の大きいピークの北股岳はどれなんだ！？🤣
2日目は頼母木小屋まで行かなきゃいけない。
あんまりゆっくりしてられない！頑張らなくては😅
あんまりゆっくりしてられない！頑張らなくては😅
梅花皮小屋がもうちょっと風情のある形をしていればもっと最高だったのになぁ😅
水場も近いし、小屋内にお手洗いあるし、快適そうな小屋でした！小屋の右側は石転び沢。いつか滑りたいぞー⛷️
ひとつピークを越えると、また美しい稜線が姿を現す。控えめに言って最高です🤤
が、次の門内小屋はどこなんだー！？🤣
が、次の門内小屋はどこなんだー！？🤣
日が暮れる前にテント張れて良かった😅エブリーズーム。朳差小屋も見える。
金曜日、頼母木小屋はお客さんわりとたくさんで賑わってた。
10/3 17:13
日が暮れる前にテント張れて良かった😅
エブリーズーム。朳差小屋も見える。
金曜日、頼母木小屋はお客さんわりとたくさんで賑わってた。
エブリーズーム。朳差小屋も見える。
金曜日、頼母木小屋はお客さんわりとたくさんで賑わってた。
最終日。大石山を過ぎたあたりで日の出を待つ。
ほんのり赤く染まるエブリー
ほんのり赤く染まるエブリー
ちょっと高曇りだけど、左奥の本山からずらずらーっと、歩いてきた稜線が一望できた🥹
朝日連峰の向こうに鳥海や月山、少しずれて蔵王、吾妻連峰などなど、東北を代表するお山たちが勢揃い。
激下りの樹林を下り切って橋まで来た。もうひと安心かと思いきや、川沿いの山肌の細い足場のトラバースなど、なかなか気を抜けない😅
1
10/4 12:36
激下りの樹林を下り切って橋まで来た。もうひと安心かと思いきや、川沿いの山肌の細い足場のトラバースなど、なかなか気を抜けない😅
感想
若い頃は標高が高いアルプス険しい山々に魅力を感じ、アスレチックな岩場を歩くのが楽しかった。当時も飯豊に興味はあったものの、やはり天気が良いとアルプスに足が向いてしまって飯豊に訪れることはなかった。
ここ数年、岩手山や鳥海山など東北の山々にも登るようになり、東北方面のビッグな山容に魅力を感じるようになってきたのは、年齢を重ねた結果なのだろうか？🤭
去年の初夏、本山と大日岳のピストンではじめて飯豊に訪れた。
とても暑く、水の確保にも難儀したけれど、残雪のゼブラとお花が素晴らしかったし、たおやかな稜線歩きはどこまでも歩いて行ける気がした。
その時に見た北へと続くエブリーまでの稜線が忘れられなかった。
いつか絶対に歩くぞと思った。
今回、写真を撮りながらゆとりを持って歩くために本当は3泊したかった。
ただ、天気予報と下山後の予定の兼ね合いでどうしても2泊にせざるをえなかった。（前日の大雨はすごかった…）
南からスタートし北上するルート取りは向かう方面が順光になるので紅葉も鮮やかに見えて良かった。
2日目が特に時計と睨めっこ状態で、でも写真も撮りたいし、ゆっくり景色も楽しみたい、けど、日が暮れる前に小屋に辿り着かなきゃいけないと、天気がいいと前に進めないジレンマ。
紅葉はいいタイミングだったと思う。
切合小屋手前あたりから本山方面、バーンと紅葉の斜面が見えたのが一番印象的だったけれど、それ以外でもきれいなところはたくさんあり、天気にも恵まれ、日が当たった紅葉は疲れを吹き飛ばしてくれた。
次回は春に石転び沢を滑りたい。もしくは花盛り盛りのエブリーか。
エブリーからどーんと見えた朝日にも行ってみたい。
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