記録ID: 2477495
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
【唐松岳-五竜岳-八峰キレット-鹿島槍ヶ岳-爺ヶ岳】夏の後立山連峰/八峰キレット・テン泊縦走☆八方尾根より〜柏原新道登山口
2020年08月04日(火) 〜
2020年08月05日(水)
lifter175
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 20:28
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 3,010m
- 下り
- 3,430m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 6:56
2日目
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 13:19
17:13
・GPS（ガーミン・etrex 30J ）のログデータ2日分を添付しています。
（今回もトラブルなく全線ログ採りすることができました）
| 天候 | ・1日目（8月4日） 天候：朝のうち曇り（山麓）、11時頃より晴れ（上部稜線上） 風：終日無風〜微風（後立山稜線上でも5m/s程度の風） ・2日目（8月5日） 天候：早朝〜9時頃まで晴れ。その後、夕方まで曇り （10時頃から夕方までガスに覆われる） 風：終日無風〜微風（後立山稜線上及び、柏原新道登山口まで） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー 自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
・自宅出発（8月4日、3：30） ・高速：圏央道〜中央道/八王子JCT〜岡谷JCT〜長野道/安曇野IC ・下道：安曇野IC〜県道310号〜一般道〜県道306号〜R147〜R148 〜八方インフォメーションセンターの裏手（北側）にある ”八方第五駐車場”（P5）着。（7：00頃着） ＊途中、コンビニ休憩等20分ほど含めて自宅から約3時間30分で移動 ■下道の距離と移動時間は以下の通り ＜長野道/安曇野IC〜八方第五駐車場まで＞ ・距離：約53km ・所要時間：渋滞無し、コンビニ休憩10分ほど含めて1時間10分で移動 ■駐車場について ・今回の駐車場は上記の通り、”八方第五駐車場”（P5）を利用 ・駐車料金：無料 ・駐車台数：約100台 ・ゲート無し、夜間入出庫可 ・駐車場内にトイレ、水道有り （八方インフォメーションセンター内にもトイレ＆水道、自販機有り） ＊八方インフォメーションセンターの目の前（八方の湯の隣）にある ”八方第二駐車場”は日帰り登山専用とのことで、泊山行の場合は 第五へ駐車して下さいとのことです。 ＊この他にも八方ゴンドラ山麓駅近傍及び、八方タウン周辺には、 数ヶ所の一般駐車場があります。 ・八方アルペンライン、山麓駐車場情報はこちら↓ https://www.nsd-hakuba.jp/green/happo/parking.html ■コンビニ ・安曇野IC周辺及び白馬村までの間に数軒あり。 ■八方第五駐車場から八方ゴンドラ乗り場までの移動について ・八方タウン内の徒歩道（近道）を利用し、テン泊装備（約16kg）の 徒歩移動で約20分ほどでした。 ■スキー場のトップ（登山口）までのアクセスについて ”八方アルペンライン”を利用してスキー場の最上部へ （スキー場のトップ、八方池山荘前より登山スタート） ＊スキー場トップまでのゴンドラ＆リフトは乗車順に以下の通り 1）八方ゴンドラ”アダム” 2）アルペンクワッドリフト 3）グラートクワッドリフト ＊上記1）2）3）の「八方アルペンライン」片道通し券を購入。 ・料金：1,610円（発行日限り有効） ＊チケット購入の際、売り場の窓口で登山届の提出を求められます。 ＊荷物が15kg以上の場合、別途荷物料がかかります。 ＊本券の提示により温泉や各種施設などの割引き制度有り。 （詳細はチケットに記載されています） ・八方アルペンラインの詳細情報はこちら↓ （営業期間、リフトの概要、運賃、リフト営業時間、その他） http://www.happo-one.jp/trekking/alpenline ＜参考情報＞ ・白馬八方尾根公式サイト↓ http://www.happo-one.jp/green 【新型コロナウイルス関連の対策などについて】 ・感染拡大防止対策として、コンドラなどの各種施設を利用する際に マスクの着用や手指の消毒を求められます。 ＊特にマスクは上部の山小屋利用時も着用を求められるので、 これからの登山ではマスクの持参は必須です。 ・さらにゴンドラ＆リフトを利用する場合は、チケット売り場手前の 特設場にて”八方アルペンライン乗車申込書兼、同意書”の記入を 求められます（写真7） ・もしくは新型コロナウイルス接触確認アプリ”COCOA”のインストール と起動提示を求められます。 （特設場に6〜7人いましたが、アプリ提示は1人でそれ以外の人は 私を含めて全員同意書に記入していました） ＊但し、この日は平日だったので混雑もなく普通に記入できましたが、 これが休日の場合、記入作業にかなりの時間を要すると思います。 ＊また、ゴンドラとリフトは乗車人数を制限しているとのことです。 （この日は平日で空いていた為、人数制限の影響は全くなかった） ■下山後のクルマの回収について ＜回収経路概要＞ ・柏原新道から扇沢駅へ下山後、アルピコ交通の一般路線バスにて 大糸線/信濃大町駅へ移動。その後、大糸線で白馬駅へ移動し、 白馬駅から八方第五駐車場の手前までタクシーで戻りました。 1）扇沢駅⇒信濃大町駅 ・アルピコ交通一般路線バス/扇沢線を利用（最終便、17：55発） ・運賃：1,390円 ＊運行期間、時刻表などの詳細情報はこちら↓ https://www.alpico.co.jp/traffic/local/hakuba/ogizawa/ 2）信濃大町駅⇒白馬駅 ・JR大糸線/普通列車を利用 ・運賃：510円 3）白馬駅⇒八方第五駐車場手前のコンビニまで ・白馬駅前の普通タクシーを利用 ・運賃：840円（八方第五駐車場へ直行の場合は1,000円超とのこと） 【運賃合計：2,740円】 ＜扇沢駅から白馬村への直通バスについて＞ ＊扇沢駅から特急バス”アルペンライナー”を利用して白馬村の 八方インフォメーションセンターへ1本で移動することもできます。 （運賃：1,800円、所要時間：約1時間）詳細はこちら↓ https://www.alpico.co.jp/traffic/express/hakuba_ogizawa/ （この日の最終便は16：10だったので間に合わず） ＜扇沢駅発のタクシー情報＞ ＊扇沢駅でバスが無い場合のタクシー概算料金（税込）は以下の通り。 （扇沢駅タクシー乗り場の運賃表より） ・扇沢駅〜信濃大町駅まで⇒7,140円 ・扇沢駅〜白馬駅まで⇒13,540円 ・扇沢駅〜松本駅まで⇒18,940円 ・扇沢駅〜長野駅まで⇒21,640円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【トイレ＆山小屋、テン場、登山ポスト】 2020/08/04-08/05 現在 1）トイレ＆山小屋について ・本行程のトイレは行程順に、八方尾根スキー場最上部の八方池山荘、 八方池手前のトイレ小屋、唐松岳頂上山荘、五竜山荘、キレット小屋 冷池山荘、種池山荘でそれぞれ利用できます。 ・山小屋についても、上記の山小屋は全て営業していました。 水や食料の購入、宿泊も可能です。 ＊但し、売店利用時（小屋内へ立ち入る際）は入口に常設されている 消毒液で手指の消毒、さらにマスクの着用（マスクは各自で持参） 小屋への宿泊とテン場利用は完全予約制となっています。 また、1日の宿泊人数とテントの張り数は上限が設けられています。 ＊詳細については各山小屋のHP（下部のリンク）でご確認下さい。 2）テント場について ・今回のテント泊は五竜山荘のテント場を利用しました。 【今季は完全予約制で1日20張り限定】 ・幕営料：1,300円/人 ・水は天水（有料）もしくは、市販のペットボトルの水を購入。 （その他、詳細情報は下記の五竜山荘HPにて） ＜五竜山荘のテント場の予約状況について＞ ＊今回テン場を利用した五竜山荘では、山荘泊及びテン場ともに、 新型コロナウイルスの感染防止対策として事前申し込みによる 完全予約制をとっています。ちなみにテン場は1日20張り限定で、 予約状況については、テン場の利用予定日が8/4の平日でしたが、 その前日に電話したところ20張り中、残り1張という状況でした。 従って、これが土日休日の場合は、かなり前から予約しないと テン場の確保は難しい状況だと思います。 ・その他の山小屋についても、五竜山荘と同様の措置をとって いるようです。各山小屋の詳細情報はこちら↓ ＊五竜山荘のHP↓ https://www.hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/goryusanso.html ＊唐松岳頂上山荘のHP↓ http://karamatsu.jp/ ＊キレット小屋のHP↓ https://www.hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/kiretto.html ＊冷池山荘＆種池山荘↓ https://www.kasimayari.jp/index.htm https://www.kasimayari.jp/annai.htm 3）登山ポストについて ・登山届は八方ゴンドラ山麓駅（チケット売り場）にて 記入及び提出ができます。 ＊また、ゴンドラのチケット購入の際に売り場の係員から 登山届の提出を求められます。 【ルート状況など】 2020/08/04-08/05 現在 ＜全般＞ ・今回の縦走ルートは一般実線ルートということもあり、全線に渡り 道標有り、マーカー多数、明瞭な踏み跡がしっかりついています。 ＊但し、唐松岳頂上山荘を出てすぐのところ（牛首の岩場）と 五竜岳からキレット小屋〜八峰キレット〜鹿島槍間については、 切れ落ち箇所多数の岩峰稜線ルートとなります。鎖と梯子による 岩壁の登降や切れた岩場のトラバースなど危険区間がありますので、 すれ違いの待ち時間を含めた余裕のある計画と、それなりの知識と 経験、そして体力を要するタフな区間であると思います。 ＜八方池山荘〜唐松岳まで＞ ・八方尾根上部の2580m地点の岩場以外は特に問題ない印象。 2580の岩場も夏道の場合は慎重に登降すればそれほど問題ありません ＜唐松岳頂上山荘〜五竜山荘まで＞ ・唐松岳頂上山荘から五竜方面へ向かうと、すぐに”牛首の岩場”が 出てきます。ここは両側切れ落ちの岩上歩行と危険な岩壁の トラバース箇所がありますので、常設された鎖を利用するなどして 十分注意しながら慎重に進む必要があります（写真118〜120） ・牛首の岩場を過ぎると後は五竜山荘まで一般的な登山道となります。 ＜五竜山荘〜五竜岳〜キレット小屋まで＞ ・五竜岳山頂直下（南側）にはザレガレの急斜面があり（写真166） ここを下る場合は滑落と人工落石に注意する必要があります。 ・山頂直下のザレガレ急斜面を過ぎると、G4〜G5〜北尾根ノ頭の手前 まで、牛首の岩場と同様な切れ落ちの岩峰稜線ルートとなります。 この区間も岩壁の登降やトラバース箇所があり、手足フル稼働で 常設された鎖を利用するなどして、転滑落に十分注意しながら 慎重に進む必要があります（写真167〜171） ・北尾根ノ頭の手前から暫く二足歩行で進める区間が続きますが、 キレット小屋に近づくにつれて、再び手足フル稼働の険しい岩場区間 に差しかかります。またこの付近にザレガレの急斜面もあるので、 転滑落と人工落石には十分な注意が必要です（写真181〜183） ＊五竜岳からキレット小屋までは、CTが長く体力も要するので 自分なりにペースを守って、無理のない計画で進むことが重要です。 ＜キレット小屋〜鹿島槍北峰直下の吊尾根まで＞（八峰キレット） ・この区間が”八峰キレット”とされており、ここもこれまでの切れた 岩場と同様で、岩壁の登降や危険なトラバース箇所などがあります。 ・一応しっかりした梯子と鎖が常設されており、ホールドも多数 あるので、慎重に登降すればそれほど問題ないと思いますが、 雨などで岩が濡れている場合は滑りやすくなるので注意が必要です。 また、この区間のすれ違い時は転滑落と落石などを起こさないよう、 お互いの声掛けと譲り合いが必要となります。 ・それとこの区間は基本的に岩峰を越えて行く稜線ルートというよりも 鹿島槍山頂直下まで急傾斜の岩尾根を登り続ける急登区間です。 従って、必然的に岩壁の登降箇所が多めの区間となります。 今回は登りでしたが、ここを下る場合は落石と転滑落に十分注意して 慎重に下る必要があり、登降時のすれ違いも譲り合いが必須です。 ＜鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳〜柏原新道登山口まで＞ ・鹿島槍北峰直下の吊尾根から先、鹿島槍南峰〜布引山〜爺ヶ岳三峰〜 柏原新道の区間は一般的な登山道となり、全線でストックを使用して 二足歩行で普通に歩けるルートになります。 ・柏原新道の上部で”ガラバ”と呼ばれる崩れ沢を渡る箇所がありますが ここもキチンと踏み跡がついており、また危険表示もされているので 周囲を確認しつつ素早く通過すれば問題ないと思います。 上記の”ガラバ”以外で特筆すべき危険箇所はない印象でした。 ＜残雪について＞ ・今回のルート上（登山道上）に残雪はありません。 一応10本爪アイゼンを持参しましたが全く不要でした。 |
| その他周辺情報 | 下山後の温泉はこちらを利用しました↓ ・八方ゴンドラ山麓駅よりクルマで5分ほどのところにある”八方の湯” http://hakuba-happo-onsen.jp/happo/ ＊ボディーソープ、シャンプー、リンスも別で有り。 ＊露天風呂から見える五竜岳と八方尾根スキー場の景観が良い。 ＊浴槽は露天風呂1（ややぬるい）、内風呂1（やや熱い）の計2槽、 各槽とも10〜15名程度の広さでキャパは少し小さめの印象。 ＊シャワーの定水保持機能がなく、連続使用できるところが非常に良い ＊館内の軽食・喫茶「八方茶屋」にある”八方牧場ソフトクリーム”が 美味しいと評判のようです。 |
写真
おはようございます。白馬村の八方第五駐車場より今回の山旅は約5ヶ月ぶり、そしてコロナ後としては初となるテン泊山行
予想外の曇り空とコロナ後の新しい登山様式など心配事もありますが、
昨年7月の雨で途中撤退した八峰キレット再挑戦へ気合いを入れて臨みます
7
8/4 7:22
おはようございます。白馬村の八方第五駐車場より
今回の山旅は約5ヶ月ぶり、そしてコロナ後としては初となるテン泊山行
予想外の曇り空とコロナ後の新しい登山様式など心配事もありますが、
昨年7月の雨で途中撤退した八峰キレット再挑戦へ気合いを入れて臨みます
今回の山旅は約5ヶ月ぶり、そしてコロナ後としては初となるテン泊山行
予想外の曇り空とコロナ後の新しい登山様式など心配事もありますが、
昨年7月の雨で途中撤退した八峰キレット再挑戦へ気合いを入れて臨みます
大好きな八方尾根スキー場を拡大。左が名木山でその上がリーゼンスラロームコース中央に八方ゴンドラリフト線、右がセントラルコースでその下が白樺ゲレンデ
上部がガスって見えないのが残念だけど、グリーンシーズンの八方もやっぱりデカイね
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8/4 7:23
大好きな八方尾根スキー場を拡大。左が名木山でその上がリーゼンスラロームコース
中央に八方ゴンドラリフト線、右がセントラルコースでその下が白樺ゲレンデ
上部がガスって見えないのが残念だけど、グリーンシーズンの八方もやっぱりデカイね
中央に八方ゴンドラリフト線、右がセントラルコースでその下が白樺ゲレンデ
上部がガスって見えないのが残念だけど、グリーンシーズンの八方もやっぱりデカイね
準備万端で出発です。まずは八方タウン内の徒歩道を通りゴンドラ乗り場へ
途中、元気いっぱいに咲き誇るひまわり畑の横を通過します♪
途中、元気いっぱいに咲き誇るひまわり畑の横を通過します♪
八方タウン内にある”諏訪神社”。スキー時代も含めて25年以上八方へ通ってきましたが、この神社があることを始めて知りました
八方第五駐車場から徒歩20分ほどでゴンドラ乗り場に到着（ザックは事前にここにデポして空荷でここまで歩いて来ました）
今年はご覧の通り、新型コロナ後の各種対策や新しい登山様式など、
これまでの登山では無かった様々な要件が追加されているのでご注意を
1
8/4 7:49
八方第五駐車場から徒歩20分ほどでゴンドラ乗り場に到着
（ザックは事前にここにデポして空荷でここまで歩いて来ました）
今年はご覧の通り、新型コロナ後の各種対策や新しい登山様式など、
これまでの登山では無かった様々な要件が追加されているのでご注意を
（ザックは事前にここにデポして空荷でここまで歩いて来ました）
今年はご覧の通り、新型コロナ後の各種対策や新しい登山様式など、
これまでの登山では無かった様々な要件が追加されているのでご注意を
チケット売り場前には特設会場が設けられており、ゴンドラなどの施設利用前に”八方アルペンライン乗車申込書兼、同意書”の記入を求められます
（もしくは新型コロナウイルス接触確認アプリ”COCOA”の提示を求められる）
ここにいた殆んどの人がアプリではなく直接記入していましたが、
これが休日だったら大変な混雑で相当な待ち時間が発生しそう…
6
8/4 7:50
チケット売り場前には特設会場が設けられており、ゴンドラなどの施設利用前に
”八方アルペンライン乗車申込書兼、同意書”の記入を求められます
（もしくは新型コロナウイルス接触確認アプリ”COCOA”の提示を求められる）
ここにいた殆んどの人がアプリではなく直接記入していましたが、
これが休日だったら大変な混雑で相当な待ち時間が発生しそう…
”八方アルペンライン乗車申込書兼、同意書”の記入を求められます
（もしくは新型コロナウイルス接触確認アプリ”COCOA”の提示を求められる）
ここにいた殆んどの人がアプリではなく直接記入していましたが、
これが休日だったら大変な混雑で相当な待ち時間が発生しそう…
これがその”八方アルペンライン乗車申込書兼、同意書”この下に氏名・住所・連絡先など必要事項を記入して提出し、
最下部の登山者保管部分を切り取って、その提出証明として渡されます
（それにしても、山小屋の完全予約制や利用制限、この手の書類記入など、
登山前からコロナ関係の様々な対策にそれ相応の時間と手間を要しますね…）
6
8/4 7:53
これがその”八方アルペンライン乗車申込書兼、同意書”
この下に氏名・住所・連絡先など必要事項を記入して提出し、
最下部の登山者保管部分を切り取って、その提出証明として渡されます
（それにしても、山小屋の完全予約制や利用制限、この手の書類記入など、
登山前からコロナ関係の様々な対策にそれ相応の時間と手間を要しますね…）
この下に氏名・住所・連絡先など必要事項を記入して提出し、
最下部の登山者保管部分を切り取って、その提出証明として渡されます
（それにしても、山小屋の完全予約制や利用制限、この手の書類記入など、
登山前からコロナ関係の様々な対策にそれ相応の時間と手間を要しますね…）
あれこれやってようやくゴンドラに乗車。今日は平日なので問題なかったのですがゴンドラ＆リフトも乗車人数に制限が設けられているとのことなので、
休日などは例年以上に乗車待ち時間が長くなるかもしれません
2
8/4 8:01
あれこれやってようやくゴンドラに乗車。今日は平日なので問題なかったのですが
ゴンドラ＆リフトも乗車人数に制限が設けられているとのことなので、
休日などは例年以上に乗車待ち時間が長くなるかもしれません
ゴンドラ＆リフトも乗車人数に制限が設けられているとのことなので、
休日などは例年以上に乗車待ち時間が長くなるかもしれません
【ここから暫くは登山とは直接関係のない、”八方尾根スキー場ファン向けサイト”となりますのでご了承ください（＾＾）】
まずは八方ゴンドラの”ブラックキャビン”が登場！
（25年以上通って初めて見ました。たま〜に流れてきます）
6
8/4 8:10
【ここから暫くは登山とは直接関係のない、”八方尾根スキー場ファン向けサイト”
となりますのでご了承ください（＾＾）】
まずは八方ゴンドラの”ブラックキャビン”が登場！
（25年以上通って初めて見ました。たま〜に流れてきます）
となりますのでご了承ください（＾＾）】
まずは八方ゴンドラの”ブラックキャビン”が登場！
（25年以上通って初めて見ました。たま〜に流れてきます）
そして兎平ゲレンデに到着。左上が兎平の圧雪コースで中央がメインのコブ斜アルペンクワッドの右側が穴場コースで個人的に大好きな通称”タヌキ”
（てか、グリーンシーズンに冬のゲレンデの話をしてもしょうがないでしょが〜！(*^^)v
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8/4 8:12
そして兎平ゲレンデに到着。左上が兎平の圧雪コースで中央がメインのコブ斜
アルペンクワッドの右側が穴場コースで個人的に大好きな通称”タヌキ”
（てか、グリーンシーズンに冬のゲレンデの話をしてもしょうがないでしょが〜！(*^^)v
アルペンクワッドの右側が穴場コースで個人的に大好きな通称”タヌキ”
（てか、グリーンシーズンに冬のゲレンデの話をしてもしょうがないでしょが〜！(*^^)v
リフト乗り場にも様々なものが置いてあります。この辺もグリーンシーズンならではまだ曇ってるけど「晴れますよーに」だって・・・（買わなかったけどネ）(＾＾)
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8/4 8:14
リフト乗り場にも様々なものが置いてあります。この辺もグリーンシーズンならでは
まだ曇ってるけど「晴れますよーに」だって・・・（買わなかったけどネ）(＾＾)
まだ曇ってるけど「晴れますよーに」だって・・・（買わなかったけどネ）(＾＾)
アルペンクワッドでグングン高度を上げていきますまさに標高をおカネで買ってる真っ最中〜(*^^)v
それにしても、冬に慣れているだけに、夏のリフト設定位置がやけに低く感じる?
2
8/4 8:16
アルペンクワッドでグングン高度を上げていきます
まさに標高をおカネで買ってる真っ最中〜(*^^)v
それにしても、冬に慣れているだけに、夏のリフト設定位置がやけに低く感じる?
まさに標高をおカネで買ってる真っ最中〜(*^^)v
それにしても、冬に慣れているだけに、夏のリフト設定位置がやけに低く感じる?
リフトの右手には兎平の穴場コースで私の大好きな通称”タヌキ”（コース？）
・・・って、夏場はただの藪山じゃん！(^-^;
・・・って、夏場はただの藪山じゃん！(^-^;
兎平ゲレンデの上部に出てきました。あの上が黒菱平で右には黒菱ゲレンデがありますこの辺はタヌキと違ってそれほど藪もなく、まだ普通に登れそうですね
8/4 8:19
兎平ゲレンデの上部に出てきました。あの上が黒菱平で右には黒菱ゲレンデがあります
この辺はタヌキと違ってそれほど藪もなく、まだ普通に登れそうですね
この辺はタヌキと違ってそれほど藪もなく、まだ普通に登れそうですね
そして黒菱平に到着。正面に見える山（斜面）がこのスキー場最上部のゲレンデ”リーゼングラート”
ここは冬になると樹木が一切なくなり、辺り一面真っ白になるんだよね
4
8/4 8:24
そして黒菱平に到着。正面に見える山（斜面）が
このスキー場最上部のゲレンデ”リーゼングラート”
ここは冬になると樹木が一切なくなり、辺り一面真っ白になるんだよね
このスキー場最上部のゲレンデ”リーゼングラート”
ここは冬になると樹木が一切なくなり、辺り一面真っ白になるんだよね
右手には長野五輪・アルペンスキー女子滑降競技のスタート小屋その後方には薄っすらとだけど白馬三山も（もっと晴れてくれ〜と願うワタクシ…）
1
8/4 8:24
右手には長野五輪・アルペンスキー女子滑降競技のスタート小屋
その後方には薄っすらとだけど白馬三山も（もっと晴れてくれ〜と願うワタクシ…）
その後方には薄っすらとだけど白馬三山も（もっと晴れてくれ〜と願うワタクシ…）
黒菱平の”鎌池湿原”にて。ここから先は咲き乱れるお花ロード♪
まずは”シモツケソウ”がお出迎え(^^♪
まずは”シモツケソウ”がお出迎え(^^♪
”ニッコウキスゲ”も見事に咲いてました
前回の雨の尾瀬ハイクではそれほど見れなかった。今回はバッチリ見れてウレシイ♪
前回の雨の尾瀬ハイクではそれほど見れなかった。今回はバッチリ見れてウレシイ♪
鎌池湿原と緑豊かなリーゼングラート
真っ白な冬の八方が大好きな私。でも、夏の八方もやっぱりいいなぁと思う（＾＾）
真っ白な冬の八方が大好きな私。でも、夏の八方もやっぱりいいなぁと思う（＾＾）
八方アルペンライン最後のリフト”グラートクワッドリフト”でスキー場の最上部へその途中にある長野五輪・アルペンスキー男子滑降競技スタート地点の標識
約22年前、あの時はどこからスタートするかでかなり揉めましたよね…
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8/4 8:32
八方アルペンライン最後のリフト”グラートクワッドリフト”でスキー場の最上部へ
その途中にある長野五輪・アルペンスキー男子滑降競技スタート地点の標識
約22年前、あの時はどこからスタートするかでかなり揉めましたよね…
その途中にある長野五輪・アルペンスキー男子滑降競技スタート地点の標識
約22年前、あの時はどこからスタートするかでかなり揉めましたよね…
いよいよリフトの終点（スキー場最上部）が近づいてきた
すると今までガスで一切見えなかった五竜の頭が見えてきたー
すると今までガスで一切見えなかった五竜の頭が見えてきたー
拡大。明日、あの頂からご来光を拝んでその先の未踏区間へ
昨年果たせなかったその思いを胸に…
昨年果たせなかったその思いを胸に…
麓からゴンドラ＆リフト、計3本乗り継いでスキー場最上部の八方池山荘に到着ここから後立山の主稜線を目指して登山スタートです！
（・・・とはいうものの、約5ヶ月ぶりのテン泊歩荷、そして痛めている左膝、
さらに山でのコロナ禍のことも。正直、不安だらけの中でのスタートですよ。。）
1
8/4 8:34
麓からゴンドラ＆リフト、計3本乗り継いでスキー場最上部の八方池山荘に到着
ここから後立山の主稜線を目指して登山スタートです！
（・・・とはいうものの、約5ヶ月ぶりのテン泊歩荷、そして痛めている左膝、
さらに山でのコロナ禍のことも。正直、不安だらけの中でのスタートですよ。。）
ここから後立山の主稜線を目指して登山スタートです！
（・・・とはいうものの、約5ヶ月ぶりのテン泊歩荷、そして痛めている左膝、
さらに山でのコロナ禍のことも。正直、不安だらけの中でのスタートですよ。。）
まずはいつもの白馬三山がお出迎え♪
この時の空はまだ今ひとつだけど、この後晴れる予報信じて進みます
この時の空はまだ今ひとつだけど、この後晴れる予報信じて進みます
歩き始めてすぐにたくさんのお花達がお出迎え♪ まずは”エゾシオガマ”
見事な咲きっぷりの”オオバギボウシ”（あ、今回はあまりにもお花の数が多いので、いつものような補足説明は極力割愛させていただきます。ご了承下さいませ(^^ゞ
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8/4 8:49
見事な咲きっぷりの”オオバギボウシ”（あ、今回はあまりにもお花の数が多いので、
いつものような補足説明は極力割愛させていただきます。ご了承下さいませ(^^ゞ
いつものような補足説明は極力割愛させていただきます。ご了承下さいませ(^^ゞ
”キンコウカ”
前回の雨の尾瀬ハイクでもたくさん咲いていたね。ここでもまた見れて嬉しい（＾＾）
前回の雨の尾瀬ハイクでもたくさん咲いていたね。ここでもまた見れて嬉しい（＾＾）
”ハクサンシャジン”
何となく形が”ツリガネニンジン”に似てると思ったら、その高山型がこれだそう
何となく形が”ツリガネニンジン”に似てると思ったら、その高山型がこれだそう
さっきまでモノクロな空模様でしたが、お花を愛でながら歩いていたら
徐々に青空が出てきました。いい感じになってきたね♪
徐々に青空が出てきました。いい感じになってきたね♪
この日の八方は”オオバギボウシ”がホントに元気☆そこかしこに咲いていた
”ミヤマトウキ”
タカネイブキボウフウなど、この手のお花も形が似てるものが多くて見分けが難しいね…
タカネイブキボウフウなど、この手のお花も形が似てるものが多くて見分けが難しいね…
”ミヤマコゴメグサ” 自分としては初めて見るお花だと思う。色も形も繊細な感じで可愛らしい
”ホソバノキソチドリ”「これもお花なの？」と一瞬思ったけど、どうやらお花みたいです
”カライトソウ” これは形が特徴的なので比較的覚えやすいお花のひとつだと思う
”タカネナデシコ” これも自分にとっては馴染みのあるお花。今年も見れてよかったよ〜（＾＾）
”クガイソウ” 先ほどの”カライトソウ”と勘違いしそうになったお花ですよ(^^ゞそれにしても、見事なまでにニョキニョキといっぱい咲いて（生えて？）ますね（＾＾）
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8/4 9:20
”クガイソウ” 先ほどの”カライトソウ”と勘違いしそうになったお花ですよ(^^ゞ
それにしても、見事なまでにニョキニョキといっぱい咲いて（生えて？）ますね（＾＾）
それにしても、見事なまでにニョキニョキといっぱい咲いて（生えて？）ますね（＾＾）
下でも咲いてた”ニッコウキスゲ” いつもひと際目立つ存在感のあるお花ですね
今季初対面の”ヨシバシオガマ” これは馴染みのあるお花。今年も見れてよかった☆
”ミヤマクワガタ” これも自分にとっては初対面のお花でしょうそれにしても”ミヤマクワガタ”って、あのクワガタ虫の方を思い出しちゃったよ（＾＾）
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8/4 9:22
”ミヤマクワガタ” これも自分にとっては初対面のお花でしょう
それにしても”ミヤマクワガタ”って、あのクワガタ虫の方を思い出しちゃったよ（＾＾）
それにしても”ミヤマクワガタ”って、あのクワガタ虫の方を思い出しちゃったよ（＾＾）
”ハッポウタカネセンブリ”
タカネセンブリの変種（蛇紋岩変異）で、ここ八方尾根にだけ生育する固有種だそう
タカネセンブリの変種（蛇紋岩変異）で、ここ八方尾根にだけ生育する固有種だそう
”ミヤマママコナ” これも自分としては初めて見るお花それにしても昨年の7月に同じくここを歩いているのに今回初めて見るお花が結構あった
1ヶ月違うだけでこんなにも咲くお花が違うものかと思う
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8/4 9:24
”ミヤマママコナ” これも自分としては初めて見るお花
それにしても昨年の7月に同じくここを歩いているのに今回初めて見るお花が結構あった
1ヶ月違うだけでこんなにも咲くお花が違うものかと思う
それにしても昨年の7月に同じくここを歩いているのに今回初めて見るお花が結構あった
1ヶ月違うだけでこんなにも咲くお花が違うものかと思う
”ハクサンタイゲキ”（白山大戟）この日もそこかしこに咲いていた
あの丘を越えれば八方池
時間が経つにつれてどんどん青空が広がってきた。よーし、いいぞ〜♪（＾＾）
時間が経つにつれてどんどん青空が広がってきた。よーし、いいぞ〜♪（＾＾）
”ワタスゲ” いつもながらのふわふわ感。なんか気持ち良さそうだね
”ミヤマダイモンジソウ” 花弁の大きさが不揃いなところが特徴的なお花
”ハッポウウスユキソウ”（八方薄雪草）1997年に発表された八方尾根の固有の花ミネウスユキソウの変種で、高山帯の蛇紋岩崩壊地の草地に生える
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8/4 9:37
”ハッポウウスユキソウ”（八方薄雪草）1997年に発表された八方尾根の固有の花
ミネウスユキソウの変種で、高山帯の蛇紋岩崩壊地の草地に生える
ミネウスユキソウの変種で、高山帯の蛇紋岩崩壊地の草地に生える
”ハクサンボウフウ” 先ほど見た”ミヤマトウキ”とパッと見は似てるけど、
よく見ると全体的な広がり方の違いで分かる
よく見ると全体的な広がり方の違いで分かる
青空が広がり後立山連峰の山並みがドーンと見えてきた！
やっぱりこれ見るとテンションが上がるね!(^^)!
やっぱりこれ見るとテンションが上がるね!(^^)!
こちらは右の天狗尾根から左の不帰キレット群の峰々
2016年の10月、あの稜線上をひとり静かに歩いた時のことを思い出す…
2016年の10月、あの稜線上をひとり静かに歩いた時のことを思い出す…
不帰キレットを拡大。左から不帰�景�〜中央に不帰�曲�、そして画面右端は不帰�喫�
青空とケルン。ようやく八方らしい画になってきた感じ♪（＾−＾）
”クモマミミナグサ”。このお花も初見かな…北アにしかない特産種だそう
これは”コオニユリ”（小鬼百合）でしょう。クルマユリもホントにそっくりだけどクルマユリは雄しべの色がオレンジで、コオニユリは茶色に近い色なので合っていると思う
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8/4 9:47
これは”コオニユリ”（小鬼百合）でしょう。クルマユリもホントにそっくりだけど
クルマユリは雄しべの色がオレンジで、コオニユリは茶色に近い色なので合っていると思う
クルマユリは雄しべの色がオレンジで、コオニユリは茶色に近い色なので合っていると思う
”タカネマツムシソウ” この日はちょうど見頃で良い状態で咲いていました♪
可憐なお花達に足を止められながら？出発から1時間半もかけてやっと八方池に到着通常ならば1時間もあれば着くはずが、久々のテン泊歩荷が堪えて超スローペースに…
それとここまで既に写真69枚！！まだ行程の序盤なのに…この先どうすんの！？(^-^;
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8/4 9:57
可憐なお花達に足を止められながら？出発から1時間半もかけてやっと八方池に到着
通常ならば1時間もあれば着くはずが、久々のテン泊歩荷が堪えて超スローペースに…
それとここまで既に写真69枚！！まだ行程の序盤なのに…この先どうすんの！？(^-^;
通常ならば1時間もあれば着くはずが、久々のテン泊歩荷が堪えて超スローペースに…
それとここまで既に写真69枚！！まだ行程の序盤なのに…この先どうすんの！？(^-^;
左上にちょっとだけ唐松の頂が見える。バックに聳え立つ不帰�景�の迫力が凄い
左の天狗尾根から白馬三山方面
写真では今ひとつだけど、実際のスケール感は半端ない感じだった
写真では今ひとつだけど、実際のスケール感は半端ない感じだった
左の天狗尾根からこちらへダイレクトに延びる（落ちる）この尾根は何尾根なんだろう？
これは”オミナエシ”（女郎花）もしくは、”ハクサンオミナエシ”でしょう秋の七草の一つとして日本では古くから親しまれているお花だそう（全然知らなかった…）
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8/4 10:20
これは”オミナエシ”（女郎花）もしくは、”ハクサンオミナエシ”でしょう
秋の七草の一つとして日本では古くから親しまれているお花だそう（全然知らなかった…）
秋の七草の一つとして日本では古くから親しまれているお花だそう（全然知らなかった…）
”タテヤマウツボグサ”の群生と”ヤマブキショウマ”。その向こうは”シモツケソウ”かな
”ミヤマキンポウゲ” 正直、この手の黄色いお花はどれも似ているので
私のお花レベルでは見分けが難しいがこれは合っていると思う
私のお花レベルでは見分けが難しいがこれは合っていると思う
”オオサクラソウ”（大桜草）サクラソウ科サクラソウ属の多年草で日本の固有種パッと見、色と形で”ハクサンコザクラ”？かと一瞬思ったが、
花弁の枚数が5枚なので、これはオオサクラソウで正解でしょう
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8/4 10:42
”オオサクラソウ”（大桜草）サクラソウ科サクラソウ属の多年草で日本の固有種
パッと見、色と形で”ハクサンコザクラ”？かと一瞬思ったが、
花弁の枚数が5枚なので、これはオオサクラソウで正解でしょう
パッと見、色と形で”ハクサンコザクラ”？かと一瞬思ったが、
花弁の枚数が5枚なので、これはオオサクラソウで正解でしょう
前回の尾瀬でも咲いていた”ヒオウギアヤメ” また会えたね♪（＾＾）
出発から約2時間近くかけて”扇雪渓”に到着。ここでひと休み今日は約5ヶ月ぶりのテン泊歩荷。正直、この時点でもうヘトヘト状態のワタクシ…(^^;
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8/4 10:55
出発から約2時間近くかけて”扇雪渓”に到着。ここでひと休み
今日は約5ヶ月ぶりのテン泊歩荷。正直、この時点でもうヘトヘト状態のワタクシ…(^^;
今日は約5ヶ月ぶりのテン泊歩荷。正直、この時点でもうヘトヘト状態のワタクシ…(^^;
丸山の直下にて。この付近のハイマツ帯は冬になると一面雪に覆われてその上をサクサク歩ける
左の天狗尾根から白馬三山が全開に！
いゃ〜ホントに最高の青空になってきた♪まさに梅雨明け！やっとですよね（＾＾）
いゃ〜ホントに最高の青空になってきた♪まさに梅雨明け！やっとですよね（＾＾）
”チングルマ”も元気に咲いてます。今年も見れてウレシイな(^^♪
出発から約2時間半、ようやく丸山に到着。可憐なお花達に足を引っ張られ…（＾＾）じゃなくて、本当はコロナの影響で久々となったテン泊歩荷の体力低下が著しく、
その結果がこのスローペースになったということ。。。(^-^;
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8/4 11:29
出発から約2時間半、ようやく丸山に到着。可憐なお花達に足を引っ張られ…（＾＾）
じゃなくて、本当はコロナの影響で久々となったテン泊歩荷の体力低下が著しく、
その結果がこのスローペースになったということ。。。(^-^;
じゃなくて、本当はコロナの影響で久々となったテン泊歩荷の体力低下が著しく、
その結果がこのスローペースになったということ。。。(^-^;
丸山より、天狗尾根から白馬三山方面の景色
視角的に白馬「三山」として見れるのはこの辺が最後になりますね
視角的に白馬「三山」として見れるのはこの辺が最後になりますね
丸山から主稜線を目指してさらに高度を上げて行きます
この先はここまでの幅のある尾根から徐々に細尾根形状へと変化していきます
この先はここまでの幅のある尾根から徐々に細尾根形状へと変化していきます
テン泊装備の重荷が堪えますが、左手にこれから向かう五竜のアニキを眺めて気を紛らわす…
唐松の山頂を拡大。さすが人気のお山、平日でもこれだけの人が登っていました
唐松山頂の右にはキレキレの”不帰�景�”。ホントいつ見ても異様なほどのキレ度だと思う
�景�の右には不帰キレット群の中で最大の峰である”不帰�曲�”（左が南峰、右が北峰）
左の�景�と右の�曲�との間にあるあの雪渓、
下部は唐松沢なんだろうけど、上部はナニ沢？（谷？）なんだろう…
下部は唐松沢なんだろうけど、上部はナニ沢？（谷？）なんだろう…
さらに右に振るとデッカイ天狗尾根とその先には白馬鑓の頂（もう白馬”三山”には見えない）手前の天狗尾根上は楽園感満載の天空の遊歩道♪また歩きたいね
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8/4 11:46
さらに右に振るとデッカイ天狗尾根とその先には白馬鑓の頂（もう白馬”三山”には見えない）
手前の天狗尾根上は楽園感満載の天空の遊歩道♪また歩きたいね
手前の天狗尾根上は楽園感満載の天空の遊歩道♪また歩きたいね
これは”ハルリンドウ”もしくは、”ミヤマリンドウ”のどちらかでしょう正直、どちらもそっくりで私ごときでは見分けがつきませんっ💦
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8/4 11:57
これは”ハルリンドウ”もしくは、”ミヤマリンドウ”のどちらかでしょう
正直、どちらもそっくりで私ごときでは見分けがつきませんっ💦
正直、どちらもそっくりで私ごときでは見分けがつきませんっ💦
”チングルマの果穂” 下では花を見て上では果穂を見れた
一度に両方見れてちょっと得した気分♪
一度に両方見れてちょっと得した気分♪
ここが冬の場合だと八方尾根で唯一ともいえる危険箇所、標高2580m付近の岩場今回も左の夏用の巻き道は封鎖されており、右の尾根上を直登するようになっていた
昨年の7月も左の巻道は封鎖だったので、既に尾根の直登が常道になっていると思う
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8/4 12:04
ここが冬の場合だと八方尾根で唯一ともいえる危険箇所、標高2580m付近の岩場
今回も左の夏用の巻き道は封鎖されており、右の尾根上を直登するようになっていた
昨年の7月も左の巻道は封鎖だったので、既に尾根の直登が常道になっていると思う
今回も左の夏用の巻き道は封鎖されており、右の尾根上を直登するようになっていた
昨年の7月も左の巻道は封鎖だったので、既に尾根の直登が常道になっていると思う
危険箇所とこれまで辿ってきた八方尾根を振り返る
夏道は主に画面の右斜面（南面）を辿るが、冬はほぼ尾根上を辿るルートとなる
夏道は主に画面の右斜面（南面）を辿るが、冬はほぼ尾根上を辿るルートとなる
ハクサンシャクナゲ（白山石楠花） これも個人的に大好きなお花のひとつ前回の尾瀬でも咲いていたが、ここ八方でも再会できてよかったと思う♪
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8/4 12:12
ハクサンシャクナゲ（白山石楠花） これも個人的に大好きなお花のひとつ
前回の尾瀬でも咲いていたが、ここ八方でも再会できてよかったと思う♪
前回の尾瀬でも咲いていたが、ここ八方でも再会できてよかったと思う♪
八方尾根もあのトンガリのところでいよいよ終点（左のトンガリは牛首）久々の重荷で既にヘトヘトだけど、何とか耐えてここまで登ってきた感じ。。。
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8/4 12:15
八方尾根もあのトンガリのところでいよいよ終点（左のトンガリは牛首）
久々の重荷で既にヘトヘトだけど、何とか耐えてここまで登ってきた感じ。。。
久々の重荷で既にヘトヘトだけど、何とか耐えてここまで登ってきた感じ。。。
出発から約3時間半、ようやく後立山の主稜線に到達
で、主稜線の向こう側といえばこれ！いつものツルタテコンビがお出迎え♪
で、主稜線の向こう側といえばこれ！いつものツルタテコンビがお出迎え♪
こちらは唐松山頂への稜線道。いつ見ても伸びやかで美しいラインですね
あの頂へ行く前にまずは山荘にザックをデポっていきます
あの頂へ行く前にまずは山荘にザックをデポっていきます
やっと重荷から解放されてホッと一息。あ、遅くなりましたが今回のお荷物夏のテン泊装備一式+水500mlで約14.5kg（85Lザック単体）
それとミラーレスカメラとエナジーゼリー満載のウエストバッグ1.5kgで合計約16kg
この程度の夏テン装備で既にヘトヘト状態…って、どんだけ歩荷体力落ちたんだか…
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8/4 12:26
やっと重荷から解放されてホッと一息。あ、遅くなりましたが今回のお荷物
夏のテン泊装備一式+水500mlで約14.5kg（85Lザック単体）
それとミラーレスカメラとエナジーゼリー満載のウエストバッグ1.5kgで合計約16kg
この程度の夏テン装備で既にヘトヘト状態…って、どんだけ歩荷体力落ちたんだか…
夏のテン泊装備一式+水500mlで約14.5kg（85Lザック単体）
それとミラーレスカメラとエナジーゼリー満載のウエストバッグ1.5kgで合計約16kg
この程度の夏テン装備で既にヘトヘト状態…って、どんだけ歩荷体力落ちたんだか…
山荘から空荷のラクちん状態で大快晴の唐松山頂に到着久々の重荷でヘトヘトだったので、この空荷が何とも心地よかった〜♪（＾＾）
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8/4 12:45
山荘から空荷のラクちん状態で大快晴の唐松山頂に到着
久々の重荷でヘトヘトだったので、この空荷が何とも心地よかった〜♪（＾＾）
久々の重荷でヘトヘトだったので、この空荷が何とも心地よかった〜♪（＾＾）
こちらはいつもの山頂標と見慣れた定番の景色
ここから眺めるツルタテコンビの山並みが好きだ♪
ここから眺めるツルタテコンビの山並みが好きだ♪
アップで。左の立山から右のトンガリ帽子・剱岳への山並みコロナとか色々あったけど、今年の夏もこうして無事に見ることができてよかったと思う
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8/4 12:48
アップで。左の立山から右のトンガリ帽子・剱岳への山並み
コロナとか色々あったけど、今年の夏もこうして無事に見ることができてよかったと思う
コロナとか色々あったけど、今年の夏もこうして無事に見ることができてよかったと思う
剱さまを超アップ。相変わらずのイワイワ＆キレキレの険しい山容。さすがだなぁ…
南にはこれから向かう五竜岳がドーンと見える
これからあの稜線を辿っていくと思うと何だかワクワクする〜!(^^)!
これからあの稜線を辿っていくと思うと何だかワクワクする〜!(^^)!
眼下には唐松岳頂上山荘。ここからの高低差は80mくらい。それでもかなりの高度感があるね
さらに左に振ると唐松沢も。毎年冬に見てるけど、真夏でもあれだけの雪渓が残っている
そして北には手前の不帰ノ嶮から天狗尾根〜白馬三山へ続く稜線2016年の10月、ここからあの険しい岩峰稜線を越えて行った時のことを思い出す…
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8/4 12:51
そして北には手前の不帰ノ嶮から天狗尾根〜白馬三山へ続く稜線
2016年の10月、ここからあの険しい岩峰稜線を越えて行った時のことを思い出す…
2016年の10月、ここからあの険しい岩峰稜線を越えて行った時のことを思い出す…
ぐるっと回って最後は毛勝三山方面
今日は曇と霞で日本海と妙高方面の遠景が見えなかったのがちょっと残念…
今日は曇と霞で日本海と妙高方面の遠景が見えなかったのがちょっと残念…
最後に撮っていただきました。ありがとうございました今回で夏冬合わせて通算11回目の登頂☆(*^^)v
大好きな八方尾根と唐松岳、これからもずっと登り続けていきたいです
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8/4 12:54
最後に撮っていただきました。ありがとうございました
今回で夏冬合わせて通算11回目の登頂☆(*^^)v
大好きな八方尾根と唐松岳、これからもずっと登り続けていきたいです
今回で夏冬合わせて通算11回目の登頂☆(*^^)v
大好きな八方尾根と唐松岳、これからもずっと登り続けていきたいです
山荘へ戻り、ひと休みしたら五竜方面へ出発です。可愛いフウロちゃんがお見送り♪（＾＾）
ちょっと進んで振り返る。稜線の西面に建つ唐松岳頂上山荘こうして見ると、きつい傾斜地にガッチリ基礎を造って建てたことがよく分かる
10
8/4 13:24
ちょっと進んで振り返る。稜線の西面に建つ唐松岳頂上山荘
こうして見ると、きつい傾斜地にガッチリ基礎を造って建てたことがよく分かる
こうして見ると、きつい傾斜地にガッチリ基礎を造って建てたことがよく分かる
これは唐松岳の西面。この視角で西面が見えるのもこのルートならではのアングル
あの下に見える踏み跡は祖母谷温泉への道なのかな？
あの下に見える踏み跡は祖母谷温泉への道なのかな？
山荘から10分も経たないうちに最初の難所”牛首の岩場”が出てくるこの先、キレキレの岩場が続くので要注意。ザックも重いので一歩一歩慎重に進んで行く
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8/4 13:29
山荘から10分も経たないうちに最初の難所”牛首の岩場”が出てくる
この先、キレキレの岩場が続くので要注意。ザックも重いので一歩一歩慎重に進んで行く
この先、キレキレの岩場が続くので要注意。ザックも重いので一歩一歩慎重に進んで行く
切れた岩場の側面も怖いけど、こういう痩せ尾根の頂点を進むのも不安定でかなり神経を遣う(^^;
この辺の切れ落ちの側面通過は鎖とそれなりに踏み面がついているのでまだ安心な方しかし落ちたら間違いなくあの世行き。高度感もハンパないっ！(；゜Д゜)
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8/4 13:31
この辺の切れ落ちの側面通過は鎖とそれなりに踏み面がついているのでまだ安心な方
しかし落ちたら間違いなくあの世行き。高度感もハンパないっ！(；゜Д゜)
しかし落ちたら間違いなくあの世行き。高度感もハンパないっ！(；゜Д゜)
危険な岩場がようやく終わりひと安心。この先は爽快な景色の稜線道が続いて行く♪
それにしても、前方に聳える五竜岳の迫力がスゴイ！昨年はガスで殆んど見えなかったこの景色。今年は見えてよかったよーヽ(^o^)丿
10
8/4 13:51
それにしても、前方に聳える五竜岳の迫力がスゴイ！
昨年はガスで殆んど見えなかったこの景色。今年は見えてよかったよーヽ(^o^)丿
昨年はガスで殆んど見えなかったこの景色。今年は見えてよかったよーヽ(^o^)丿
デッカイ五竜のアニキを超アップ。本当に豪快で迫力ある山容だと思うよく見ると、左・中・右にそれぞれ延びる3本の尾根があるんだね
7
8/4 13:40
デッカイ五竜のアニキを超アップ。本当に豪快で迫力ある山容だと思う
よく見ると、左・中・右にそれぞれ延びる3本の尾根があるんだね
よく見ると、左・中・右にそれぞれ延びる3本の尾根があるんだね
左の山頂へ繋がる登山道を拡大。明日はあの道を辿って山頂を目指すしっかし、こうして遠方から眺めると、凄いところに道がついてる感じがする💦
3
8/4 13:40
左の山頂へ繋がる登山道を拡大。明日はあの道を辿って山頂を目指す
しっかし、こうして遠方から眺めると、凄いところに道がついてる感じがする💦
しっかし、こうして遠方から眺めると、凄いところに道がついてる感じがする💦
砂礫地を挟んで絶景稜線が続く。こうして常に五竜の雄姿を見ながら歩ける幸せ♪コロナ禍とか色々あるけれど、今回このルートを再訪して素直によかったと思える
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8/4 14:13
砂礫地を挟んで絶景稜線が続く。こうして常に五竜の雄姿を見ながら歩ける幸せ♪
コロナ禍とか色々あるけれど、今回このルートを再訪して素直によかったと思える
コロナ禍とか色々あるけれど、今回このルートを再訪して素直によかったと思える
”トウヤクリンドウ”（当薬竜胆）・・・今年も逢えたね(＾＾)陽があたると花が開き、陽がかげると閉じてしまうのがこのお花の特徴だそう
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8/4 14:19
”トウヤクリンドウ”（当薬竜胆）・・・今年も逢えたね(＾＾)
陽があたると花が開き、陽がかげると閉じてしまうのがこのお花の特徴だそう
陽があたると花が開き、陽がかげると閉じてしまうのがこのお花の特徴だそう
唐松岳頂上山荘から1時間ちょっとで大黒岳に到着。ここでひと休み午前中のヘトヘト状態から、重ザックにだいぶ体が慣れて良い感じになってきた♪
ちなみにここの最高所はあのハイマツの上みたいで、その少し下にこの遭難碑がある
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8/4 14:31
唐松岳頂上山荘から1時間ちょっとで大黒岳に到着。ここでひと休み
午前中のヘトヘト状態から、重ザックにだいぶ体が慣れて良い感じになってきた♪
ちなみにここの最高所はあのハイマツの上みたいで、その少し下にこの遭難碑がある
午前中のヘトヘト状態から、重ザックにだいぶ体が慣れて良い感じになってきた♪
ちなみにここの最高所はあのハイマツの上みたいで、その少し下にこの遭難碑がある
ここまでアップダウンを繰り返し、最後の白岳への登り返しに差しかかる重ザックに体が慣れてきたとはいえ、さすがにこの登り返しはキツかった(^^;
あそこを越えれば鞍部に五竜山荘が見える
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8/4 15:29
ここまでアップダウンを繰り返し、最後の白岳への登り返しに差しかかる
重ザックに体が慣れてきたとはいえ、さすがにこの登り返しはキツかった(^^;
あそこを越えれば鞍部に五竜山荘が見える
重ザックに体が慣れてきたとはいえ、さすがにこの登り返しはキツかった(^^;
あそこを越えれば鞍部に五竜山荘が見える
白岳の遠見尾根分岐から眼下に五竜山荘が見えた。これで本日の山行は終了午前中は久々のテン泊重ザックに苦しみ、この先どうなることかと思ったが、
最後はかつての感覚と調子を取り戻せた感じでよかった
これで明日のロング行程に目途が立ちホッとしたよ・・・（＾＾）
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8/4 15:41
白岳の遠見尾根分岐から眼下に五竜山荘が見えた。これで本日の山行は終了
午前中は久々のテン泊重ザックに苦しみ、この先どうなることかと思ったが、
最後はかつての感覚と調子を取り戻せた感じでよかった
これで明日のロング行程に目途が立ちホッとしたよ・・・（＾＾）
午前中は久々のテン泊重ザックに苦しみ、この先どうなることかと思ったが、
最後はかつての感覚と調子を取り戻せた感じでよかった
これで明日のロング行程に目途が立ちホッとしたよ・・・（＾＾）
昨年7月以来の五竜山荘。あの時は翌日の大雨で遠見尾根から撤退したしかし明日は晴れ予報なので今回は大丈夫なハズだ
テント場はコロナ対策の影響で20張り限定の完全予約制
本日の予約者の中でナント20人目（ビリ）の到着だった…(^^;
ということで、早々に受付を済ませて久々となる我が家を設営開始
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8/4 15:47
昨年7月以来の五竜山荘。あの時は翌日の大雨で遠見尾根から撤退した
しかし明日は晴れ予報なので今回は大丈夫なハズだ
テント場はコロナ対策の影響で20張り限定の完全予約制
本日の予約者の中でナント20人目（ビリ）の到着だった…(^^;
ということで、早々に受付を済ませて久々となる我が家を設営開始
しかし明日は晴れ予報なので今回は大丈夫なハズだ
テント場はコロナ対策の影響で20張り限定の完全予約制
本日の予約者の中でナント20人目（ビリ）の到着だった…(^^;
ということで、早々に受付を済ませて久々となる我が家を設営開始
久々の設営で少々手間取りつつも無事に完成！コロナで20張り限定とはいえ、元々30張（詰めれば40張）くらい
張れるスペースがあるので余裕のある設営ができた
今回は約5ヶ月ぶりとなるテント泊、こうして山で寝れると思うだけで
無性に嬉しくなってしまうワタクシ。今夜は良い夢を見よう♪（＾−＾）
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8/4 16:49
久々の設営で少々手間取りつつも無事に完成！
コロナで20張り限定とはいえ、元々30張（詰めれば40張）くらい
張れるスペースがあるので余裕のある設営ができた
今回は約5ヶ月ぶりとなるテント泊、こうして山で寝れると思うだけで
無性に嬉しくなってしまうワタクシ。今夜は良い夢を見よう♪（＾−＾）
コロナで20張り限定とはいえ、元々30張（詰めれば40張）くらい
張れるスペースがあるので余裕のある設営ができた
今回は約5ヶ月ぶりとなるテント泊、こうして山で寝れると思うだけで
無性に嬉しくなってしまうワタクシ。今夜は良い夢を見よう♪（＾−＾）
ちなみに五竜山荘のテン場の全貌はこんな感じ
稜線上で平場が乏しいため、西側斜面の僅かなスペースに作った貴重なテン場です
稜線上で平場が乏しいため、西側斜面の僅かなスペースに作った貴重なテン場です
テント内から五竜のアニキも見える。やっぱり横開きは開放感があっていいね♪
正面（西）には東谷山（もしくはその手前にある”2748ピーク”）
まったりしていると夕陽が…幸せなひと時だったな。ここまでの苦労が報われた気がする荷物は重いけれど、これだから山でのテント泊はやめられないよね（＾−＾）
9
8/4 18:38
まったりしていると夕陽が…幸せなひと時だったな。ここまでの苦労が報われた気がする
荷物は重いけれど、これだから山でのテント泊はやめられないよね（＾−＾）
荷物は重いけれど、これだから山でのテント泊はやめられないよね（＾−＾）
テントを出て周辺を散策。風もなく、とても穏やかな夕暮れ
アーベンとはいかなかったけれど、最後は唐松岳が顔を出してくれた
アーベンとはいかなかったけれど、最後は唐松岳が顔を出してくれた
こちらはテン場の反対側、東面の遠見尾根。既に陰っていた残雪のGWにここから日帰りで五竜を踏んだ時はこんな余裕はなかった
やっぱり山は泊がいいと改めて思う
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8/4 18:44
こちらはテン場の反対側、東面の遠見尾根。既に陰っていた
残雪のGWにここから日帰りで五竜を踏んだ時はこんな余裕はなかった
やっぱり山は泊がいいと改めて思う
残雪のGWにここから日帰りで五竜を踏んだ時はこんな余裕はなかった
やっぱり山は泊がいいと改めて思う
ようやく長かった梅雨が明け、今日はお天気に恵まれた良い一日だった明日も晴れを期待して、昨年果たせなかった鹿島槍までの未踏区間に挑もうと思う
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8/4 18:49
ようやく長かった梅雨が明け、今日はお天気に恵まれた良い一日だった
明日も晴れを期待して、昨年果たせなかった鹿島槍までの未踏区間に挑もうと思う
明日も晴れを期待して、昨年果たせなかった鹿島槍までの未踏区間に挑もうと思う
翌朝、起きてみると月明かりが煌々と輝いていた。天気は予報通り問題なさそう今日の行程はCT14時間半の長丁場。気合いを入れて午前4時出発を目標に準備します
3
8/5 3:12
翌朝、起きてみると月明かりが煌々と輝いていた。天気は予報通り問題なさそう
今日の行程はCT14時間半の長丁場。気合いを入れて午前4時出発を目標に準備します
今日の行程はCT14時間半の長丁場。気合いを入れて午前4時出発を目標に準備します
予定通り4時ちょっと前にテン場を出発し、五竜の山頂目指して登って行くその途中でひと呼吸して振り返る。昨日のテン泊歩荷の疲れと左膝の痛み、
ともにそれほど悪くなく上々のスタート。やっぱり体が順応したんだと思う
3
8/5 4:29
予定通り4時ちょっと前にテン場を出発し、五竜の山頂目指して登って行く
その途中でひと呼吸して振り返る。昨日のテン泊歩荷の疲れと左膝の痛み、
ともにそれほど悪くなく上々のスタート。やっぱり体が順応したんだと思う
その途中でひと呼吸して振り返る。昨日のテン泊歩荷の疲れと左膝の痛み、
ともにそれほど悪くなく上々のスタート。やっぱり体が順応したんだと思う
時間の経過とともに空が白んできた。山の朝の清々しい風景が広がっていく♪
山頂まであと一息。急登で苦しくても自分しかいない静けさが心地よかった
唐松・白馬方面。こうして稜線上から朝の清々しい景色を拝めるのも山泊ならでは
テン泊して本当によかったと思う
テン泊して本当によかったと思う
これから向かう鹿島槍とそこへ続く未踏の稜線も見えた。俄然やる気になる
昨年雨で涙をのんだ五竜〜鹿島槍間の未踏の岩稜線を拡大
あの岩峰がG4,G5辺りだろうか。予想通りの険しさだ
あの岩峰がG4,G5辺りだろうか。予想通りの険しさだ
山頂への分岐（2798m地点）より。あそこが五竜の山頂。最後は西へ数十mの横移動残雪のGWに日帰りでここまで辿り着いた時、あそこを見て大感動したのを思い出した
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8/5 4:54
山頂への分岐（2798m地点）より。あそこが五竜の山頂。最後は西へ数十mの横移動
残雪のGWに日帰りでここまで辿り着いた時、あそこを見て大感動したのを思い出した
残雪のGWに日帰りでここまで辿り着いた時、あそこを見て大感動したのを思い出した
そして山荘から約1時間、五竜岳の山頂に到着。2018年GWの残雪期以来2回目の登頂山頂独り占めかと思いきや、ご来光狙いの先行者が一人居られました
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8/5 4:57
そして山荘から約1時間、五竜岳の山頂に到着。2018年GWの残雪期以来2回目の登頂
山頂独り占めかと思いきや、ご来光狙いの先行者が一人居られました
山頂独り占めかと思いきや、ご来光狙いの先行者が一人居られました
その方に撮っていただきました。ありがとうございました☆
この後はひと休みしながら真夏の北ア、朝の山岳風景を暫し楽しみます♪
この後はひと休みしながら真夏の北ア、朝の山岳風景を暫し楽しみます♪
まずはツルタテから。昨日の午後に唐松の山頂から眺めていたこの景色
やはり朝の姿は一段と神々しく感じる
やはり朝の姿は一段と神々しく感じる
超アップで。今朝はあの頂からもゴタテの峰々がよく見えていることでしょう
剱の左には立山も。今日は絶好のコンディション♪
あちらはアクセスも良いので多くの人が登っているんだろうね
あちらはアクセスも良いので多くの人が登っているんだろうね
立山の左後方に見えるこの山は、位置と山容からして薬師岳でしょう昨年8月の新穂高〜室堂までの北ア縦走を思い出す。あの時も最高のコンディションだった
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8/5 5:03
立山の左後方に見えるこの山は、位置と山容からして薬師岳でしょう
昨年8月の新穂高〜室堂までの北ア縦走を思い出す。あの時も最高のコンディションだった
昨年8月の新穂高〜室堂までの北ア縦走を思い出す。あの時も最高のコンディションだった
五竜山頂から眺める双耳峰の鹿島槍ヶ岳とそこへ続く岩峰稜線これから辿る未踏の岩稜線。見ているだけでワクワクしてくる!(^^)!
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8/5 5:03
五竜山頂から眺める双耳峰の鹿島槍ヶ岳とそこへ続く岩峰稜線
これから辿る未踏の岩稜線。見ているだけでワクワクしてくる!(^^)!
これから辿る未踏の岩稜線。見ているだけでワクワクしてくる!(^^)!
後立山連峰の盟主である鹿島槍。さすがの貫禄、双耳峰を頂く山容が美しい2018年5月の爺ヶ岳南尾根からの日帰り登頂時に右の南峰は踏んだが、
左の北峰は強風と時間切れで涙をのんだ。今日はその雪辱を果たそうと思う
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8/5 5:05
後立山連峰の盟主である鹿島槍。さすがの貫禄、双耳峰を頂く山容が美しい
2018年5月の爺ヶ岳南尾根からの日帰り登頂時に右の南峰は踏んだが、
左の北峰は強風と時間切れで涙をのんだ。今日はその雪辱を果たそうと思う
2018年5月の爺ヶ岳南尾根からの日帰り登頂時に右の南峰は踏んだが、
左の北峰は強風と時間切れで涙をのんだ。今日はその雪辱を果たそうと思う
雲がかかり少し遅れたけれど、いよいよご来光の瞬間。山で一番のひと時♪
時間が経つにつれて力強い光を放つご来光。良いパワーを戴きました☆この先は長く険しい道のり。未踏の八峰キレット踏破へ気合いを入れて頑張ろう！
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8/5 5:11
時間が経つにつれて力強い光を放つご来光。良いパワーを戴きました☆
この先は長く険しい道のり。未踏の八峰キレット踏破へ気合いを入れて頑張ろう！
この先は長く険しい道のり。未踏の八峰キレット踏破へ気合いを入れて頑張ろう！
最後は剱にかかる”影唐松”（もしくは影五竜かな？）これを見届けて出発です！
自身初となる五竜から鹿島槍までの区間。まずは五竜からの下り結構な急傾斜のザレガレで非常に滑りやすく危険。キレット小屋〜鹿島槍間よりも、
五竜〜キレット小屋間の方が滑落事故が多いというのはこの辺のこともあるのだろう
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8/5 5:22
自身初となる五竜から鹿島槍までの区間。まずは五竜からの下り
結構な急傾斜のザレガレで非常に滑りやすく危険。キレット小屋〜鹿島槍間よりも、
五竜〜キレット小屋間の方が滑落事故が多いというのはこの辺のこともあるのだろう
結構な急傾斜のザレガレで非常に滑りやすく危険。キレット小屋〜鹿島槍間よりも、
五竜〜キレット小屋間の方が滑落事故が多いというのはこの辺のこともあるのだろう
五竜山頂南側の危険なザレガレ急斜面が終わると、
その先から切れた岩峰稜線ルートとなる。手前からG4,G5と続いて行く
その先から切れた岩峰稜線ルートとなる。手前からG4,G5と続いて行く
鹿島槍の南峰から落ちるあの深い谷は、下で東谷となりS字峡へと続く
この谷の深さからくる圧倒的な高度感が尋常ではないレベルだった
この谷の深さからくる圧倒的な高度感が尋常ではないレベルだった
幾重にも連なる岩峰を越えて鹿島槍へ。緊張は続くがこの景観が疲れた心と身体を癒してくれる
ここは画面右上から後下りで下降し、画面下の岩上へ登り返すG5付近の小鞍部。この辺も手足フル稼働で慎重に登降した
この辺のように手足フル稼働せずに二足歩行で進める区間もあるそれにしても、常に鹿島槍の雄姿を正面に見ながら歩けるこのルート
緊張はするが、気分爽快で本当に素晴らしい展望ルートだと思う
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8/5 6:14
この辺のように手足フル稼働せずに二足歩行で進める区間もある
それにしても、常に鹿島槍の雄姿を正面に見ながら歩けるこのルート
緊張はするが、気分爽快で本当に素晴らしい展望ルートだと思う
それにしても、常に鹿島槍の雄姿を正面に見ながら歩けるこのルート
緊張はするが、気分爽快で本当に素晴らしい展望ルートだと思う
右手には常にツルタテが見えている
この雄大な景色を眺めつつ、癒しと緊張を繰り返しながら進んで行く
この雄大な景色を眺めつつ、癒しと緊張を繰り返しながら進んで行く
ひと呼吸おいて振り返る。あの後に見える五竜の頂からそこそこ進んで来たことを実感
”ハクサンシャクナゲ” 絶景とともにお花達も心と身体を癒してくれる♪
”北尾根ノ頭”に到着。ここで鹿島槍の美しい山容を眺めながらひと休み♪（＾＾）焦ることもないしね。ちなみにここの山頂識はあの平場にある
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8/5 6:51
”北尾根ノ頭”に到着。ここで鹿島槍の美しい山容を眺めながらひと休み♪（＾＾）
焦ることもないしね。ちなみにここの山頂識はあの平場にある
焦ることもないしね。ちなみにここの山頂識はあの平場にある
北尾根ノ頭から先もまだまだ続く絶景ロード。この景観を心ゆくまで味わいながら進んで行く
キレット小屋に近づくにつれて、再び手足フル稼働の険しい区間となる。しかしホールドは多く、マーカーも豊富なのでそれなりに安定して登降できた
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8/5 7:57
キレット小屋に近づくにつれて、再び手足フル稼働の険しい区間となる。しかしホールドは多く、マーカーも豊富なのでそれなりに安定して登降できた
先ほどの安定した岩壁の登降よりも、こうしたザレの急斜面を下る方がよっぽど気を遣うし怖い。滑落のリスクも高いと思う
今下ってきたザレた急斜面の下部は不安定で危険なガラ場だった。滑落と落石を起さないよう、気をつけながら慎重に下った
手前に見える小ピークを越えると、その向こう側の鞍部にキレット小屋があるここまで「キレット小屋まだかな〜」と思いながら、いくつの小岩峰を越えてきたのだろう…
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8/5 8:19
手前に見える小ピークを越えると、その向こう側の鞍部にキレット小屋がある
ここまで「キレット小屋まだかな〜」と思いながら、いくつの小岩峰を越えてきたのだろう…
ここまで「キレット小屋まだかな〜」と思いながら、いくつの小岩峰を越えてきたのだろう…
ようやくキレット小屋が見えてきた。もちろん事前に写真で見たことはあったが、実際に見るとまさに「ここしかないっ！」という凄い場所に建っている
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8/5 8:27
ようやくキレット小屋が見えてきた。もちろん事前に写真で見たことはあったが、
実際に見るとまさに「ここしかないっ！」という凄い場所に建っている
実際に見るとまさに「ここしかないっ！」という凄い場所に建っている
五竜の山頂から幾度となく続くアップダウンをこなし、約3時間15分ほどかかってキレット小屋に到着
長丁場なのでここでトイレをお借りし、炭酸シュワーを買ってひと休み♪（＾＾）
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8/5 8:30
五竜の山頂から幾度となく続くアップダウンをこなし、
約3時間15分ほどかかってキレット小屋に到着
長丁場なのでここでトイレをお借りし、炭酸シュワーを買ってひと休み♪（＾＾）
約3時間15分ほどかかってキレット小屋に到着
長丁場なのでここでトイレをお借りし、炭酸シュワーを買ってひと休み♪（＾＾）
キレット小屋から鹿島槍へ。一応、地図上ではこの区間が”八峰キレット”とされている。写真は無いが鎖場やハシゴ有りの危険区間だった
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8/5 9:01
キレット小屋から鹿島槍へ。一応、地図上ではこの区間が”八峰キレット”とされている。写真は無いが鎖場やハシゴ有りの危険区間だった
鹿島槍へのキツイ登り返し中。9時を過ぎると東面からガスが湧き上がってきたここまでガス無しで絶景三昧だったけれど、もしや鹿島槍の山頂は展望ナシか？
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8/5 9:19
鹿島槍へのキツイ登り返し中。9時を過ぎると東面からガスが湧き上がってきた
ここまでガス無しで絶景三昧だったけれど、もしや鹿島槍の山頂は展望ナシか？
ここまでガス無しで絶景三昧だったけれど、もしや鹿島槍の山頂は展望ナシか？
キレット小屋から八峰キレットのキツイ登り返しを経て1時間10分ほどで北峰の下にある吊尾根分岐に到着
あの先に見えるのが鹿島槍の北峰。ここにザックをデポって空荷でGO！
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8/5 10:00
キレット小屋から八峰キレットのキツイ登り返しを経て
1時間10分ほどで北峰の下にある吊尾根分岐に到着
あの先に見えるのが鹿島槍の北峰。ここにザックをデポって空荷でGO！
1時間10分ほどで北峰の下にある吊尾根分岐に到着
あの先に見えるのが鹿島槍の北峰。ここにザックをデポって空荷でGO！
分岐から10分弱で鹿島槍北峰に到着。2018年5月、爺ヶ岳南尾根からの鹿島槍日帰り挑戦時に南峰は踏めたものの、北峰は強風と時間切れで踏めなかった
しかし、今日その雪辱をようやく果たすことができた。まさに感慨無量…
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8/5 10:08
分岐から10分弱で鹿島槍北峰に到着。2018年5月、爺ヶ岳南尾根からの
鹿島槍日帰り挑戦時に南峰は踏めたものの、北峰は強風と時間切れで踏めなかった
しかし、今日その雪辱をようやく果たすことができた。まさに感慨無量…
鹿島槍日帰り挑戦時に南峰は踏めたものの、北峰は強風と時間切れで踏めなかった
しかし、今日その雪辱をようやく果たすことができた。まさに感慨無量…
ようやく踏めた北峰。しかし既にガスまみれで、景色は西側のこれぐらいだった。ちょっと残念。。。
北峰から40分弱で鹿島槍南峰に到着
ここは日帰りで一度踏んだ頂なので、それほど感慨深いものはない
ここは日帰りで一度踏んだ頂なので、それほど感慨深いものはない
既に周囲はガスまみれ。唯一西方（立山方面）が辛うじて見えるだけだったでも夏のアルプスは晴天日であっても10時頃にはガスまみれになることが多い
やっぱり山は朝の時間帯が全てにおいて一番良いシーンだと思う
特に夏の縦走などは朝早くの行動が勝負だということ
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8/5 10:46
既に周囲はガスまみれ。唯一西方（立山方面）が辛うじて見えるだけだった
でも夏のアルプスは晴天日であっても10時頃にはガスまみれになることが多い
やっぱり山は朝の時間帯が全てにおいて一番良いシーンだと思う
特に夏の縦走などは朝早くの行動が勝負だということ
でも夏のアルプスは晴天日であっても10時頃にはガスまみれになることが多い
やっぱり山は朝の時間帯が全てにおいて一番良いシーンだと思う
特に夏の縦走などは朝早くの行動が勝負だということ
ガスガスで景色ナシだけど、一応記念に撮っていただきました2018年の5月以来、2回目の登頂。今回はテン泊縦走で無事に踏めてよかった☆(*^^)v
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8/5 10:47
ガスガスで景色ナシだけど、一応記念に撮っていただきました
2018年の5月以来、2回目の登頂。今回はテン泊縦走で無事に踏めてよかった☆(*^^)v
2018年の5月以来、2回目の登頂。今回はテン泊縦走で無事に踏めてよかった☆(*^^)v
鹿島槍南峰からズンズン下り、前方に見える”布引山”へ。ここで少し登り返しがある
冷池山荘の手前（上部）にあるテント場。まぁまぁの傾斜地だったこの日は平日でこの程度の数。ここもコロナ対策で完全予約制なんだろうね
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8/5 11:57
冷池山荘の手前（上部）にあるテント場。まぁまぁの傾斜地だった
この日は平日でこの程度の数。ここもコロナ対策で完全予約制なんだろうね
この日は平日でこの程度の数。ここもコロナ対策で完全予約制なんだろうね
南峰から1時間10分ほどで”冷池山荘”（つめたいけさんそう）に到着ここでコーラを買ってひと休み。勿論、売店での物品購入時はマスク着用を求められる
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8/5 12:03
南峰から1時間10分ほどで”冷池山荘”（つめたいけさんそう）に到着
ここでコーラを買ってひと休み。勿論、売店での物品購入時はマスク着用を求められる
ここでコーラを買ってひと休み。勿論、売店での物品購入時はマスク着用を求められる
冷池山荘で休憩後、本行程で最後の山となる”爺ヶ岳”へ登り返す出発から既に9時間、いくら背中の重荷に慣れて歩荷の感覚が戻ってきたとはいうものの
さすがにこの時間になるとここまでの疲れがドッと出てきた💦
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8/5 12:51
冷池山荘で休憩後、本行程で最後の山となる”爺ヶ岳”へ登り返す
出発から既に9時間、いくら背中の重荷に慣れて歩荷の感覚が戻ってきたとはいうものの
さすがにこの時間になるとここまでの疲れがドッと出てきた💦
出発から既に9時間、いくら背中の重荷に慣れて歩荷の感覚が戻ってきたとはいうものの
さすがにこの時間になるとここまでの疲れがドッと出てきた💦
そして本行程最後のピーク”爺ヶ岳”（南峰）に到着ここも2018年5月の日帰り時に一度踏んでいるので、特にこれといった感慨はない
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8/5 13:50
そして本行程最後のピーク”爺ヶ岳”（南峰）に到着
ここも2018年5月の日帰り時に一度踏んでいるので、特にこれといった感慨はない
ここも2018年5月の日帰り時に一度踏んでいるので、特にこれといった感慨はない
到着時、周囲はガスガスで真っ白だったが、一瞬だけ爺ヶ岳南尾根が見えたこの尾根が冬期用のバリルート。2018年の5月、ここを使って鹿島槍の日帰りを果たした
あの時はこの尾根の藪漕ぎと中途半端な残雪でクタクタになったのをよく覚えている…
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8/5 13:51
到着時、周囲はガスガスで真っ白だったが、一瞬だけ爺ヶ岳南尾根が見えた
この尾根が冬期用のバリルート。2018年の5月、ここを使って鹿島槍の日帰りを果たした
あの時はこの尾根の藪漕ぎと中途半端な残雪でクタクタになったのをよく覚えている…
この尾根が冬期用のバリルート。2018年の5月、ここを使って鹿島槍の日帰りを果たした
あの時はこの尾根の藪漕ぎと中途半端な残雪でクタクタになったのをよく覚えている…
南峰から下り始めると、真っ白だった稜線上に先ほど通過した中峰が見えたこの辺もガス無しでクリアーだったらかなりの絶景度なんだけどね…
8/5 13:53
南峰から下り始めると、真っ白だった稜線上に先ほど通過した中峰が見えた
この辺もガス無しでクリアーだったらかなりの絶景度なんだけどね…
この辺もガス無しでクリアーだったらかなりの絶景度なんだけどね…
爺ヶ岳から稜線道をひたすら下ると種池山荘が見えてきた2018年の時は南尾根を使ったので、今回が初めてとなる種池山荘
爺ヶ岳南峰からは意外と離れていた。もっと近い位置にあるのかと思っていた
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8/5 14:13
爺ヶ岳から稜線道をひたすら下ると種池山荘が見えてきた
2018年の時は南尾根を使ったので、今回が初めてとなる種池山荘
爺ヶ岳南峰からは意外と離れていた。もっと近い位置にあるのかと思っていた
2018年の時は南尾根を使ったので、今回が初めてとなる種池山荘
爺ヶ岳南峰からは意外と離れていた。もっと近い位置にあるのかと思っていた
種池山荘の周りは”チングルマワールド♪” その向こうに見えるのが爺ヶ岳南尾根
振り返るとガスが切れて、今下りてきた爺ヶ岳の南峰が丸見えに
稜線が伸びやかで雄大さを感じる山容だね
稜線が伸びやかで雄大さを感じる山容だね
南峰から30分ちょっとで種池山荘に到着。既に出発から約10時間半、疲労がピークに達していたので、ここでも炭酸を買ってまたひと休み
以前ならまだまだイケたはずが、今回のテン泊復帰戦では情けないけどこんなもんだね…
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8/5 14:26
南峰から30分ちょっとで種池山荘に到着。既に出発から約10時間半、
疲労がピークに達していたので、ここでも炭酸を買ってまたひと休み
以前ならまだまだイケたはずが、今回のテン泊復帰戦では情けないけどこんなもんだね…
疲労がピークに達していたので、ここでも炭酸を買ってまたひと休み
以前ならまだまだイケたはずが、今回のテン泊復帰戦では情けないけどこんなもんだね…
今さらですが、今回の山行で利用した全ての山小屋でこのような入場前の手指の消毒セットが常設されていました
もちろんマスクは各自持参で、入場時は着用のお願いが出されていました
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8/5 14:28
今さらですが、今回の山行で利用した全ての山小屋で
このような入場前の手指の消毒セットが常設されていました
もちろんマスクは各自持参で、入場時は着用のお願いが出されていました
このような入場前の手指の消毒セットが常設されていました
もちろんマスクは各自持参で、入場時は着用のお願いが出されていました
種池山荘で休憩後、自身初となる柏原新道で下山します登山道の整備状況が良く、北アルプスの登山入門コースとされる柏原新道
上部の”ガラバ”と呼ばれるここと、下部の一部以外は
概ねなだらかで安定した歩きやすい道でした
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8/5 15:06
種池山荘で休憩後、自身初となる柏原新道で下山します
登山道の整備状況が良く、北アルプスの登山入門コースとされる柏原新道
上部の”ガラバ”と呼ばれるここと、下部の一部以外は
概ねなだらかで安定した歩きやすい道でした
登山道の整備状況が良く、北アルプスの登山入門コースとされる柏原新道
上部の”ガラバ”と呼ばれるここと、下部の一部以外は
概ねなだらかで安定した歩きやすい道でした
特に中間部はこのように傾斜も緩くフラットで大変歩きやすい道。北アの入門コースと言われるだけのことはある
最後に樹間からご褒美☆この山は針ノ木岳かな…とすると、あの深い谷のところが針ノ木大雪渓になるのかな？
針ノ木＆蓮華岳も未踏なので、今後機会を見つけてぜひ登ってみたいね
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8/5 15:44
最後に樹間からご褒美☆この山は針ノ木岳かな…
とすると、あの深い谷のところが針ノ木大雪渓になるのかな？
針ノ木＆蓮華岳も未踏なので、今後機会を見つけてぜひ登ってみたいね
とすると、あの深い谷のところが針ノ木大雪渓になるのかな？
針ノ木＆蓮華岳も未踏なので、今後機会を見つけてぜひ登ってみたいね
疲労困憊の中、種池山荘から2時間ちょっとかけて柏原新道登山口へ無事に下山これで登山道は全て終了。あとはクルマの回収に八方へ戻るため、
バス停のある扇沢駅へ向かいます（ここから約1km、15分ほどの車道歩き）
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8/5 16:55
疲労困憊の中、種池山荘から2時間ちょっとかけて柏原新道登山口へ無事に下山
これで登山道は全て終了。あとはクルマの回収に八方へ戻るため、
バス停のある扇沢駅へ向かいます（ここから約1km、15分ほどの車道歩き）
これで登山道は全て終了。あとはクルマの回収に八方へ戻るため、
バス停のある扇沢駅へ向かいます（ここから約1km、15分ほどの車道歩き）
柏原新道の登山口から15分ほど歩いて扇沢駅に到着これで今回の行程は全て終了です
しっかし、最後の車道歩きが結構な上り坂で思いのほか疲れたよ〜(^^;
8/5 17:08
柏原新道の登山口から15分ほど歩いて扇沢駅に到着
これで今回の行程は全て終了です
しっかし、最後の車道歩きが結構な上り坂で思いのほか疲れたよ〜(^^;
これで今回の行程は全て終了です
しっかし、最後の車道歩きが結構な上り坂で思いのほか疲れたよ〜(^^;
とにかく暑いし疲れたので、まずは炭酸シュワーでリフレッシュ♪それにしても、今日の五竜山荘からここまでの行程、約5ヶ月ぶりのテン泊復帰戦で
標準CT14時間半の行程は、やっぱりきつくて心底堪えました。。。（ちょっと反省…）
8
8/5 17:25
とにかく暑いし疲れたので、まずは炭酸シュワーでリフレッシュ♪
それにしても、今日の五竜山荘からここまでの行程、約5ヶ月ぶりのテン泊復帰戦で
標準CT14時間半の行程は、やっぱりきつくて心底堪えました。。。（ちょっと反省…）
それにしても、今日の五竜山荘からここまでの行程、約5ヶ月ぶりのテン泊復帰戦で
標準CT14時間半の行程は、やっぱりきつくて心底堪えました。。。（ちょっと反省…）
炭酸もいいけど構内にはこんなに美味しそうなお水もあります
（でも、クタクタの場合はやっぱりシュワーが欲しくなるんだよね）
（でも、クタクタの場合はやっぱりシュワーが欲しくなるんだよね）
この日の最終便（17：55発）の一般路線バスで大糸線の信濃大町駅へ平日ということもあってか、乗客は自分一人で貸切バス状態。
これなら密の心配も一切なし！（でも、マスクは惰性でつけっぱなしだったけどネ）
9
8/5 17:49
この日の最終便（17：55発）の一般路線バスで大糸線の信濃大町駅へ
平日ということもあってか、乗客は自分一人で貸切バス状態。
これなら密の心配も一切なし！（でも、マスクは惰性でつけっぱなしだったけどネ）
平日ということもあってか、乗客は自分一人で貸切バス状態。
これなら密の心配も一切なし！（でも、マスクは惰性でつけっぱなしだったけどネ）
扇沢駅から路線バスにて30分ほどで信濃大町駅に到着まだ十分明るい時間帯ですが、ここで30分ほど電車待ちをして大糸線で白馬駅へ
白馬駅からはタクシーで駐車場へ戻りました
8
8/5 18:25
扇沢駅から路線バスにて30分ほどで信濃大町駅に到着
まだ十分明るい時間帯ですが、ここで30分ほど電車待ちをして大糸線で白馬駅へ
白馬駅からはタクシーで駐車場へ戻りました
まだ十分明るい時間帯ですが、ここで30分ほど電車待ちをして大糸線で白馬駅へ
白馬駅からはタクシーで駐車場へ戻りました
電車とバスを乗り継ぎ、2時間40分ほどで八方の駐車場に戻りました扇沢駅からの直通バス”アルペンライナー”なら約1時間だったんだけどね…
歩荷力の落ちた今の実力では、14時間半の標準CTを2時間半削り、
12時間で下山して16：10発のアルペンライナーに間に合わなかった…(^^;
まぁ、でも今回の山旅でテン泊の重荷にもだいぶ慣れて感覚が戻ったので
今後も積極的にテン泊山行を続けていきたいと思います（＾＾）
7
8/5 19:50
電車とバスを乗り継ぎ、2時間40分ほどで八方の駐車場に戻りました
扇沢駅からの直通バス”アルペンライナー”なら約1時間だったんだけどね…
歩荷力の落ちた今の実力では、14時間半の標準CTを2時間半削り、
12時間で下山して16：10発のアルペンライナーに間に合わなかった…(^^;
まぁ、でも今回の山旅でテン泊の重荷にもだいぶ慣れて感覚が戻ったので
今後も積極的にテン泊山行を続けていきたいと思います（＾＾）
扇沢駅からの直通バス”アルペンライナー”なら約1時間だったんだけどね…
歩荷力の落ちた今の実力では、14時間半の標準CTを2時間半削り、
12時間で下山して16：10発のアルペンライナーに間に合わなかった…(^^;
まぁ、でも今回の山旅でテン泊の重荷にもだいぶ慣れて感覚が戻ったので
今後も積極的にテン泊山行を続けていきたいと思います（＾＾）
感想
昨年7月に挑戦したものの、2日目の大雨により五竜山荘から遠見尾根で
無念の撤退となった、後立山連峰の唐松岳から五竜〜鹿島槍を繋ぐ
八峰キレットテン泊縦走。
今回はその未達に終わった計画に再挑戦ということで、長かった梅雨が明け、
さらに夏休み前の密が避けられるこのタイミングで気合を入れて行ってきました
昨年のリベンジ山行とはいうものの、コロナの影響で5ヶ月ほどテント泊が
できなかったことによる歩荷体力の低下や、古傷である左膝痛の再発、
そして現在のコロナ禍での登山に於ける諸条件やその対応策など、
体力的なことや分からないことも多く、正直不安だらけの中での出発でした。
テン泊装備の重荷への対応は、初日の午前中こそ以前の感覚が取り戻せず、
「この先、このまま耐え凌いで進むことができるのだろうか？」
と思うほどに苦しみましたが、これも初日の午後あたりから徐々に体が慣れ始めて
かつての歩荷感覚を取り戻すことができ、そのお陰で2日目のロング行程も
無事に歩き切ることができました。しかし暫くブランクのあったテン泊山行で
2日目の行程（五竜山荘から扇沢駅まで下山）で、標準コースタイムが
14時間半という設定はさすがに無理がありました。
無事に歩き切ることはできましたが、当初の計画では14時間半のCTを2時間半削り
トータルで12時間として、早朝4時スタートで16：10の八方直通バスである
”アルペンライナー”に乗ろうという甘い目論見は、この歩荷体力が落ちた
今の実力ではやはり無理があったように思います。ま、もしこれに乗れなくても
その後に一般路線バスがある上での計画でしたが、それでも少々無理のある
計画だったと思うので、この点については少し反省している次第です。
それと悪化していた古傷の左膝痛も、繰り返されるであろう岩峰稜線での
登降などに不安がありましたが、こちらもややかばいつつではあるものの、
何度も登り下りを繰り返すうちに慣れてしまったのか？真の理由は不明ですが、
下山して気付いてみたらスタート前より痛みを感じなくなっていました。
これはもちろん動けないほどの重症ではないことが前提ですが、
今回のような厳しい環境の中へ入り、やらなければならない状況下に置かれると
人間はそれに順応してそれなりに対処できるものだなと、いつまでもかばって
緩い環境に身を置いていると、中々進歩や改善しないものだなと感じました。
非科学的でエビデンスに乏しいお話ではありますが、これまでの自分の経験上
ある程度使えるのならば無理のない範囲で使った方が回復が促進される
場合がある。今回の場合はそんな感じだったのではないでしょうか。
そしてコロナ禍での登山に於ける対応なども、テン場の完全予約制や
山小屋利用時のマスク着用と手指の消毒等、コロナ後の初テン泊ということで
その辺の情報を事前にネット等で確認していたものの、
「実際の現地ではどうなっているんだろう…」と少し不安がありました。
テン場の事前予約制については「平日だから何なく予約できるだろう」と
高を括っていたところもあり、山行の前日に電話をしてみると、
なんと「現在19張で残りは1張です」と言われて少し驚きましたが、
最後の1張ということでギリギリ予約することができました。
また八方ゴンドラでは乗車前に”乗車申込書兼、同意書”への記入、
（もしくは新型コロナウイルス接触確認アプリ”COCOA”の起動と提示）
そして山小屋では入場前にその都度マスクの着用と手指の消毒を行うなど、
やるべきことは増えたものの、これもコロナ禍に於ける”新しい登山様式”の
一環ということで、感染拡大防止の意味でも自分自身納得の上で実践し、
この状況下に於ける泊山行をそれなりに楽しむことができたと思います。
そんなことで、様々な不安要素を払拭しながらの縦走旅でしたが、
現地では2日とも予報通りの好天に恵まれたお陰で、昨年涙をのんで撤退した
この区間のリベンジと、本当に久々となる夏の北アの大絶景を
心ゆくまで味わい、そして楽しむことが出来ました。
最近の山行はコロナ禍の影響もあって近場の県内ハイクがメインでしたが、
これまでほぼ無関心だった地元の超低山や里山ハイクという、
自分の中の新しい山歩きの分野を開拓でき、里山ハイクならではの
楽しさを知ることができて大変よかったと思っています。
それにしても、久々の北ア山行だったこともあってか、これまで暫く続けていた
地元の低山里山ハイクとは、次元の違いを感じるほどの雄大な景観、
そして切れ落ちの岩峰稜線上では、その圧倒的な高度感を肌で感じ、
これまで何度も通って知っていたはずの北ア山域の魅力に新たな感慨を覚えました。
やっぱりさすがの北アルプス、多くの登山者を惹きつけてやまない理由を
今回のテン泊復帰山行で改めて感じた次第です。
今回、無事に八峰キレットを踏破できたことで、日本三大キレットを全て
踏破したことになり、その点でも大きな達成感を得ることができました。
今後も続くであろうコロナ禍のことはありますが、感染予防対策をしっかり行い、
新しい登山様式のもとで新たな山の魅力を追い求めて積極的に歩いていきたいと思います。
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訪問者数：709人
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜 [4日]
扇沢−種池−爺ヶ岳ー冷池ー布引山−鹿島槍ヶ岳−八峰キレット−五竜岳−唐松岳−不帰ノキレット−白馬岳−栂池
利用交通機関：
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
アイゼン
ザック
テント
ハイマツ
鞍部
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2024年06月26日 [A]
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2024年06月26日 [S]
フォローさせて頂いています者です。
リベンジおめでとうございます。
私もほぼ同じコース（遠見尾根を上がり五龍天場、二泊目冷池天場を8/3〜8/5歩いてきました。）扇沢への下山日は同じですが内容はずいぶん違います。
5日の午前中は特に天気も良く遠くまで良く見渡せ楽しい山旅でした。それにしても二日目沢山歩かれましたね。体力が落ちた？以前はどれほど強かったのか想像できないですね(笑)
私は標準コースタイムオーバーでした。( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
沢山の色々な情報ありがとうございます。今後の山行きに役立たせて頂きます。
henke1956さん、こんばんは
ご覧いただきましてコメントまで、ありがとうございます。
今回の山行は、ちょっと大げさですが昨年の雪辱戦というつもりでしたが、
今年はコロナのことや自身の体力的な問題など、これほどネガティブな要素が多い中での山行も稀でした。
しかし、いざ本番となると人間はどうにかしてやり遂げようとするものですね。
今回はそんな勢いもあって何とか達成できた感じです。
でも、その勢いのお陰でコロナで沈んでいたテン泊山行への気持ちが再燃し始めました。
歩荷の感覚もだいぶ戻ってきたので、今後もテントを担いで今回の2日目のようなロング行程ではなく、ゆったりとした余裕のある山泊を楽しみたいと思っています。
めっちゃ遅コメになっちゃってスミマセン〜(^_^;)
タイトルだけは見ていたんだけど、
いや、１泊２日とは、恐れ入りました（笑）スゴイです。スゴすぎる。
夜明けの稜線とツルタテ…ほんとウットリしてしまいました。振り返りの五竜もステキだけど、いやいや、あれは全部いいね。うらやましい！！！
いいもの見させていただきました！ありがとうございます。
南峰での記念撮影は随分満足されたお顔ですね(・∀・)
これからも安心安全登山を楽しみましょう〜(｡•̀ᴗ
今回はコロナ自粛の影響もあって久々のテン泊縦走となり、
いろいろと心配事も多かったけど、何とか無事に歩き通すことができましたよ。
でも、やっぱり山の上でのテン泊はいいもんだね。
純粋に山で寝れること、そして夜明けを山頂で迎えてご来光を眺める…
コロナ前まで当たり前にやっていたこれら全てのことが「やっぱりいい！」と改めて思っちゃいましたよ。
こちらも遅くなりましたけど、やっと落ち着いたのでこれから訪問させていただきます（＾＾）
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