広河原 北岳 白根三山 奈良田
山梨県
静岡県
callas
体力度について
- GPS
- 17:32
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,791m
- 下り
- 3,480m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:56
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 10:33
| 天候 | 早朝晴、昼ガス、午後ゴロゴロ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
|
| その他周辺情報 | 奈良田駐車場〜8分程度 西山温泉 湯島の湯（18:00まで） こじんまりでキレイ安いのんびりで良 |
写真
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入口の左手は無関係の工事現場事務所
装備
| 備考 | 山小屋に寝袋セット持参したが寝具揃っており不要だった |
|---|
感想
なかなか登れない人もいると噂に聞いた北岳
中央道から見上げた北岳
どうやって行くんだろうと検索してたら泊まりで行くらしく、だけど山小屋はもう予約で埋まってるし、日帰りで行ってる人もいるけど・・
で、平日仕事休みだと知って、何しようかと調べてみる山小屋が空いてる！天気もいけそう！カーシェアも空いてる！神様が行けと言っている
ということで初小屋泊で白根三山
気圧配置はこれ以上ない状況・・
途中天気予報が二転三転してたけど直前に良くなって、さすが神様（ヤマテン通りでした！）
�‘猯錨�〜広河原〜白根御池〜雪渓〜八本歯コル〜北岳〜北岳山荘
�∨務抻柿�〜中白根山〜間ノ岳〜西農鳥岳〜農鳥岳〜大門沢下降点（ここまで天国）〜大門沢小屋〜奈良田
奈良田駐車場に深夜1時着
（南アルプス街道は深夜鹿ダラケで10頭以上、ハイビーム使いながら注意しながらでした）
駐車場は路駐も多数でうぁーで、広河原までのバスに乗れるか不安でしたが、5:30発のバスに4:30に行って2人だけ、45分頃に皆さん集まって来て、でも結局バス2台でゆっくり座って乗れました。駐車は前日入の人がほとんどで、バスは連休最終日なので少なかったよう
バス並びで、同じコース日帰りする猛者から貴重なお話拝聴
ネット情報では駐車場もバスも公的情報が希薄、古い情報混在で悩ましいとこ
トンネル抜けて左手にダム湖見えたらすぐ最初に右に入れるところが駐車場（脇に工事現場仮設事務所が見える）
仮設トイレ、非殺菌タンク水有
バス停は50mほど戻ったダム湖側
バス45分で到着
広河原は新しい綺麗な施設トイレで、すぐの登山道の橋からスタート
別ルートのバスは倒木があって1時間くらい遅れたそう
白根御池までずーっといきなりけっこうな急登
いい道なんですけどね
途中立ち休憩でゴソゴソやってる人が何か落として、落ちてますよ、ピストル！？・・熊対策にスプレーとピストルだそう
（北岳山荘には熊はいませんので鈴不用とありました・・静かなとこではうるさいに一票）
その後、小4と小2の男の子とお父さんの3人、お父さんが紙地図持って説明してあげたりしててホントにエライなと感心
ヤッホーって聞こえて来たりうれしい存在
北岳山荘に元気いっぱい到着してたのも感心
1人で登れるかな〜と言ってる場合じゃないと反省
白根御池（水補給、トイレ有）の辺りだけが唯一なだらかでホッのゾーン
ほぼ皆さん草すべりルートで、八本歯コルのルートに行く人が居ない！心配でしたが、下りの人が割といらっしゃって、お話聞けて感じつかめてひと安心
雪渓（ほぼ雪なし）は急登ザレ場ズルズルでなかなか進まず
しかもここから日差しに晒され続け暑いこと
個人的には登りで行く方がマシだと思いましたが下りの人ばかり（下り利用が多いのは北岳山荘帰りで北岳の登り返しが意外と大変なので八本歯選択になるよう）
ハシゴは思ったほどではなかった（階段とハシゴの違いがわかりました）
コル過ぎの岩場がもうちょっとあった方が楽しいのにという感じ
北岳山頂前の登りもザレ場っぽい感じで意外とキツイ
雪渓から頂上まで花いっぱい
（上の方はシンドくて鼻先に見えてもそれどころじゃないけど）
岩場バットレス見ながらは良い感じ
北岳は山梨県！
広河原〜北岳（八本歯）は、とにかく急登でシンドイ
難コースではない、登る体力と暑さ勝負
北岳山荘初小屋泊
名前だけでチェックイン
寝床は間仕切り板、寝具有（ネット情報で寝袋持参と記載されていたので一式持参・・数年前はそうだった、古い情報、古い情報が混じっているのは悩ましい）
到着後、缶ビール飲んで休息食堂はビールでワイワイ賑やかな全て女性集団
男性は寝て休息
タフさ吹っ切れ具合が違う、山ってこういうとこなのね
（女性も若い層はおだやかに休んでらっしゃいました）
美味しい夕食おかわり可
朝食は弁当に変更可
弁当は前日18:00以降に受取
朝昼ダブル弁当は五目ごはんと酢飯の2タイプにしてくれました
スマホ充電は受付隣に有、各自￥100で自由に
水は入口外のが水量多
割と暑くて寝にくい
インナーシュラフも暑くて不用
寒さ全く感じず
20:00消灯
千m登って3千m下る未体験ゾーン
4:00出発
半袖＋日除け長袖で充分な気温感
明け方、中白根山へ
間ノ岳で朝食弁当
アブ多数（長袖推奨）
山荘に荷物預けて間ノ岳まで行って戻って広河原下りの方も
広河原か奈良田か迷って間ノ岳で奈良田決断して同じコースの年配の方も
左手に雲海富士山
振り向けば北岳
の稜線歩き
度々立ち止まり進まない
静かで宇宙にいるかのような心地
農鳥小屋から西農鳥岳への急登（ザレ場で手をついて登る部位）が日差しも強くなってこの稜線歩きで唯一シンドイとこ
農鳥小屋はトイレ可（紙水なし）
西農鳥岳から農鳥岳は岩場地帯で楽しいエリア
最後の農鳥岳は名残り惜しく離れ難い
塩見岳方面も青空で美しい
農鳥岳から大門沢下降点までは緑丘陵、富士山見ながら視界広くいい気分
大門沢下降点からは、樹林帯に突入し急下降のサバイバル
あとどれくらいの目安表記など皆無でひたすら下り
いつ大門沢小屋に着くのかと心折れ身体ボロボロゾーン
（膝痛発生、これじゃ余力なくアクシデント対応困ると筋力不足痛感）
標高低くなると途端に暑くなって別世界、熱中症リスク有（川水かぶってしのぐ）、2000m以下は昼間は歩きはやっぱりできれば避けたい
2時間程度
途中で貴重な経験者聞かせてもらえたおかげで心構えあっただけ助かりました（キリマンジャロ行きは聞くだけで楽しい）
大門沢小屋
昼食弁当とコーラ
水補給、トイレ有
ここでエネルギー補給しないとやってられない
この先はなだらかに川沿いを丸太橋渡ったり渡渉しながら3時間程度で奈良田
右行ったり左行ったで登山道？になるとこありますが気をしっかり冷静に見渡せばピンクの目印必ずあります
高山方面でゴロゴロとすっかり曇いっぱいで日差しはない
奈良田の温泉は駐車場遠い、と休み！だったので車で8分程度の西山温泉 湯島の湯（18:00まで）こじんまりでキレイ安いのんびりで良
帰りは猿
北岳と青空
静かで夢のような稜線歩き
雲海富士山に北アルプスも中央アルプスも八ケ岳もすっきり
息を呑むひと時
行きの登りの急登
帰りの激下りとの天秤
ほとんどの人は広河原戻り
奈良田ルートは視界に入ったので10人程度
頂上、小屋で合流する以外は1人歩き
無心で歩けます
天候は早朝雲海が、9時〜11時くらいに上昇し、昼にはガス化、午後は雲モクモク、ゴロゴロ
北岳は奈良田〜広河原だとガスまみれのお昼以降着になるので、時間とお金あれば広河原泊で明け方スタートで青空北岳も魅力的
頂上視界は明け方から9時くらいまで最良
歩くならやっぱりこの時間
夏のセオリー通り
神様ありがとうございました
覚悟と準備と天候があればどこでも行けるんだと実感
値打ちあります
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