表銀座 (中房温泉〜燕岳〜槍ヶ岳)

チャーノ・ケン
その他2人 - GPS
- 31:19
- 距離
- 41.9km
- 登り
- 3,102m
- 下り
- 3,029m
コースタイム
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 11:59
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 9:07
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 9:26
| 天候 | 1日目 快晴☀️ 2日目 朝に強風、晴れのち曇り☁️ 3日目 快晴☀️ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
東京、大阪、名古屋は直行便が数本 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
東鎌尾根、水俣乗越など浮き石あり |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
|---|
感想
インターンやら帰省やらなんやらで遅れました
スンマセンm(*_ _)m
本州遠征で表銀座に行ってきた⛰️
槍ヶ岳は小学校の頃から憧れだったので登る前はかなり緊張した😳💦
27日に穂高駅でメンバー集結。北海道からガス缶・クマスプレーなどを持ってきてくれた同級生に感謝🙏。中房温泉にて前泊。
〈一日目〉4:00 中房温泉→8:10 合戦小屋→10:05燕山荘→10:40 燕岳山頂→11:00 燕山荘→15:20 大天荘テン場(C1)→15:45 大天井岳山頂→16:00 C1
ついに本州遠征だ!!っと意気揚々と出発。これからどんな山行になるのだろかとワクワクしていた。しかし、登り始めてから1時間程で急な吐き気が…。10分程耐えたが我慢できず嘔吐。(汚い話ですいません)吐いたら楽になったので先に進んだ。
しばらく歩くと富士見ベンチで富士山が見えた🗻
羊蹄山よりもデカイな…当たり前か笑
その後は合戦小屋でスイカ🍉をみんなで食べた。山でこんなものが食べれるとは…。
スイカを堪能したあとは燕山荘を目指して再出発。途中、槍ヶ岳が見えたり雲海が見えたりでテンションが上がった。合戦小屋から2時間弱で燕山荘に着いた。燕山荘はものすごく綺麗で本当に山の中にある小屋なのかと少し困惑した。困惑しつつも荷物と高山病気味な後輩をデポして燕岳山頂へ。山荘からも見えていたが雄大な裏銀座に見とれながら歩いた。
燕岳で同級生と写真撮ってすぐに山荘まで戻った。戻った後は行動食を食べてから山荘を出発し、大天荘を目指した。途中途中、休憩を挟みながらゆっくり進んでいたが後輩は高山病でしんどそうだった。しばらくアップダウンが続き、メンバー全員かなり疲れていたその時、先頭を歩いていた同級生がライチョウを発見。しかも親子5匹。エゾライチョウよりも可愛いな…。しばらくライチョウに癒されながら休み、再び出発した。
ライチョウ休憩から30分程で大天荘に到着。受付を済ませてテントを設置。テントに荷物を置いてそこからメンバー全員で大天井岳山頂へ。山頂から槍ヶ岳を眺めてからテントに戻りその日は早めに寝ました⛺️
〈二日目〉6:00 大天荘→6:30 大天井ヒュッテ→7:45 ビックリ平→9:40 ヒュッテ西岳→11:30 三俣乗越→13:45 ヒュッテ大槍→15:00槍ヶ岳山荘(C2)
1度4時前に起床したが昨日の疲れが残っていたので出発時間を1時間遅らせることにした。昨日の夜から風が強く吹き始め朝も強い風が吹き続けていた。風に苦しめられながらテントを片付け、大天荘を出発した。出発した時は風の影響でかなり寒かったが大天井ヒュッテに着く前には風が止み、すぐに暖かくなった。快適に進み、あっという間にビックリ平を過ぎ、赤岩岳付近に着くことができた。メンバー1人が赤岩岳の山頂に行きたいと言ったので後輩と自分は待つことにした。赤岩岳に行ったメンバー曰く、「わざわざ行かなくてもよかったな…。」だそう笑。どんまい赤岩岳。
その後も順調に進みヒュッテ西岳に到着。そこから見えた水俣乗越と東鎌尾根、槍ヶ岳の稜線はかなり絶望感があった。行動食を食べて気合いを入れて二日目の難所、東鎌尾根へ。東鎌尾根は事故が多発しているルートなので慎重に進んだ。風が吹いていなくて助かったε-(´∀`;)ホッ。東鎌尾根はアップダウンがある上に細い道だがハシゴや鎖などでかなり整備されていたので歩きやすかった。順調に東鎌尾根を乗り越え、あっという間にヒュッテ大槍に到着。この日は殺生ヒュッテのテン場に泊まる予定だったが時間と体力に余裕があったので槍ヶ岳山荘のテン場に予定を変更。少し休んでヒュッテ大槍を出発。槍ヶ岳山荘まではハシゴや鎖場が多く、かなり楽しかった。
槍ヶ岳山荘まであと20分も無いという所で緊急事態。メンバーのひとりである後輩の高山病の症状が急激に悪化。歩けはするがかなりつらそうだったので自分が後輩に付き添い、同級生が槍ヶ岳山荘へ先に向かい、テン場にチェックインすることにした。後輩を励ましながら進み、なんとか槍ヶ岳山荘に到着。そこから自分と先に山荘でチェックを済ませた同級生と二人でテントを張り、後輩を休ませることにした。高山病になった後輩は息苦しさと寒気を訴え出したのですぐに防寒着を着させ、カイロを握らせ寝袋に入れた。しばらくして後輩は爆睡しだしたので一安心。ε-(´∀`;)ホッ
同級生と話し合って明日、槍ヶ岳の山頂に行った後はすぐに下山しようということにした。本当は大切戸を経由して穂高連峰まで行きたかったがこれ以上高山病を悪化させない為に下山することを決意した。
〈三日目〉 4:15 槍ヶ岳山荘テン場→5:00 槍ヶ岳山頂→5:40 槍ヶ岳山荘→9:25 槍沢ロッヂ→10:50横尾山荘→12:10 徳澤園→13:00 明神館→13:45 河童橋→13:50 バスターミナル
朝3時に起床して御来光を見るために準備。高山病になった後輩は槍ヶ岳山頂には行かず自分と同級生二人で行くことにした。暗い中、槍ヶ岳山荘から薄らと槍ヶ岳が見えた。ようやく…ようやく登れる…。小学校の時から憧れだった槍ヶ岳を前に何故かよく分からないが涙が出ていた。
ヘッテンをつけながら鎖とハシゴを使いながら進んだ。途中、振り返った時に見た槍ヶ岳山荘は天空の城に見えた。登り始めてから20分程で山頂に到着。意外に呆気ないなっと思ったが槍ヶ岳の山頂表記が見えた途端、涙が溢れそうになった。
山頂でコーヒーを飲みながら日が昇るまで20分程待機。山頂からは富士山や裏銀座、雲海に沈む高山市などが見え、絶景だった。景色を堪能しているとあっという間に日が昇った。3000m以上の山で御来光を拝めるなんてなんと贅沢なんだろう。そう思ってしまった。朝日を拝んだ後はテン場に戻り片付けて槍沢ロッヂを経由して上高地に下山した。
今回初めて北アルプスを縦走した。北海道とは違う環境に苦戦したり困惑したりしたが最高だった。特に憧れだった槍ヶ岳を登頂できた事に感動している。しかし、高山病に対する知識が不足で穂高連峰に辿り着けなかったのと後輩を苦しめさせてしまった事が後悔である。下山した後、バスから穂高連峰が見えた。見えた途端、自分は悔しさで涙を流してしまった。悔いが残る遠征にはなってしまったが楽しかった事や学ぶ事が多くあったので個人には最高の思い出になった。














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