新穂高~三俣蓮華岳~槍ヶ岳~大キレット~奥穂高~白出沢下山



- GPS
- 30:06
- 距離
- 45.7km
- 登り
- 4,489m
- 下り
- 4,458m
コースタイム
- 山行
- 9:22
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 11:48
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 11:36
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 3:26
- 合計
- 9:41
天候 | 南岳までは好天。気温は最低10℃、最高20℃位。大キレットはガス多く、涸沢側は晴れてるけど飛騨側はガス。穂高岳山荘では夜に雨が降り、翌日出発は西風強風ガスガス、気温7℃位?それでも白出沢を少し下ったら風も無くガスも無くなった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大キレット、北穂高~涸沢岳はどこが1番危ないとかは無く、沢山緊張して進む場所が存在した。危なそうなところはとにかくゆっくり慎重に進んだ。 |
その他周辺情報 | 深山荘、日帰り入浴JAF割で900円。シャンプー、リンス、ボディソープあり。湯の花浮く硫黄泉。 |
写真
装備
個人装備 |
薄手長袖シャツ
ノースフェイス小屋用ズボン
Tシャツ
サロモン薄手レイン
モンベル上下レイン
ファイントラックスカイトレイルパンツ
ファイントラックインナー(長袖1枚、ロングタイツ含む)
靴下3足、ファイントラックインナー靴下
グローブ3種
防寒着(ノースの薄中綿入り)
ゲイター
日よけ帽子
虫除けネット
スポルティバTX4EVO MID
サヤマFastオリジンザック32L
エマージェンシービビオレンジ
エマージェンシーブランケット
サブザック(ブラックダイヤモンド)
昼ご飯
行動食 カステラ
非常食 はちみつ
飲料
笛、鈴
ココヘリ
ヘッドランプ2種.予備電池
充電ケーブル
モバイルバッテリー、30000mA分(20000で良かった?)
ファーストエイドキット
常備薬
テーピング
歯ブラシ
顔、体拭き
地図
日焼け止め
サングラス
メガネ、耳栓、コンタクト
ゴミ入れジップロック
タオル
ストック
ポール
ヘルメット
携帯トイレ
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感想
夏休み、最初は高天原と水晶岳に行く計画を立てていたが、自分の小指骨折、旦那の膝、クマ問題と不安要素が多くてルート変更。それなら旦那を一生に一度は槍ヶ岳に連れて行くのも良さそう。ならば私も一生に一度は大キレットを通ってみたいと、憧れのメジャーコースに変更。
新穂高InOut、双六小屋、南岳小屋、穂高岳山荘に3泊。
幸い天気に恵まれ、予定通りに進むことができた。
1日目 新穂高~双六小屋
まずは6kmの林道。双六小屋までは2000m近く登るので初日から汗ダク。鏡平越えてからは素晴らしい景色の連続。双六岳から双六小屋に戻る道は、槍ヶ岳が目の前で天空の滑走路?と言われてるらしいけど、丁度この辺では雲が多かった。時折晴れ間が出て槍を見る事ができた。
私はそこから三俣蓮華岳まで足を延ばす。丸山までずーっとガスだったので、ピーク踏むだけと思っていたら、三俣蓮華岳は綺麗に晴れていて薬師岳、雲の平、水晶と素晴らしい景色。
そしてそこから双六小屋に戻る巻道も目の前が槍ヶ岳と硫黄尾根で素晴らしい。双六小屋に泊まるなら、行くべし。
2日目、双六小屋~槍ヶ岳~南岳小屋
西鎌尾根は鎖場が多め。景色が素晴らしい。槍ヶ岳は逆光でずっと黒いシルエット。槍ヶ岳は9時前に着いたら丁度空いていて、登り出しに一緒になった女性ペアと我々だけで山頂に。一時期山頂は旦那と私だけ。去年行った時と同じく誰も居ないというラッキー。また、突然現れた帯の様な雲がどんどん槍ヶ岳周囲を覆っていき、槍ヶ岳の周りを流れる景色となる。槍ヶ岳山荘のXにも動画あり。2度目の槍ヶ岳は怖く無かった。高所恐怖症も克服しつつある?
大喰岳、中岳、南岳は思いの外長かったが、振り返れば槍ヶ岳が見られるし、ガレガレのグレーな山の中に赤い山荘があちこちに見えてツェルマットのハイキングコースみたい。短めの梯子があったが、危険箇所はあまり無く、浮石とかに気をつけたら大丈夫かなと。
南岳小屋にチェックインして、私だけ大キレットへ偵察。鎖場が多く、今までのコースよりも急な下り。梯子の下まで行って戻ってきた。天気予報が下り坂で風が強い予報。ちょっと心配だ。あと、南岳小屋は他の小屋より肌寒かった。
3日目、南岳小屋~大キレット~北穂高~奥穂高
やや気温低くて、出発時は7℃位。風が強い。レインパンツ以外全て着て出発
大キレットはガスの中進むことになり、雲が作り出す幻想的な景色、そして初のブロッケン現象を3か所で見る事ができた。
大キレットは長谷川ピーク越えた下りが危ない
場所かな。ちゃんと鎖や持ち手があるので慎重に進めば問題無し。私は奥壁バンドで緊張していた記憶が?北穂高登りには梯子と鎖場あり。
北穂高小屋で山友オススメの珈琲をいただく。確かに美味しい!残念な事にガスガスで眺望無し。
皆から涸沢岳と北穂間が1番危ないよと言われていたけど、確かに緊張の連続な場所が沢山あった記憶。梯子、梯子、鎖って所とか。しっかり整備されていて、ゆっくり慎重に進めば大丈夫。最後の長い垂直鎖場も、横の岩の間が狭くて荷物大きくて逆に降りる方は大変そうだった。
無事穂高岳山荘に到着。個室料は18000円と高いので大部屋で。前2つの小屋で個室でもあまり寝られなかったので、大部屋は更に寝られず個室4時間、大部屋2時間くらい。
私は奥穂高へ向かう。奥穂までは難しい場所も無く、少しだけ馬の背方面を覗きに行く。この先一般道じゃ無い看板を過ぎて、1つ目の岩場を超えた先が馬の背かな?私は飛騨側にある馬の背の横の低い場所をそのまま行ってしまい、マークは無いし、ザレてて次どうするのか分からず、そこで引き返す。
引き返したら、馬の背の上にマークを見つけ、自分が行ったところはルートミスだと気が付いた😱危ない!実際の馬の背に乗って、これ以上は止めて奥穂に戻る。
奥穂では、馬の背付近ジャンから戻ってきて少し会話した男性と一緒に山荘まで下山した。色々話していたら、Moonlight Gearのスタッフさんで、私が以前気になっていたテントを使っていて披露してくれた。
4日目、穂高岳山荘~白出沢~新穂高温泉
朝から飛騨側は風が強くてガスガス。白出沢はルートが分かるのか?
昨日友達になったスタッフさんが、この天気で大キレット行くのはちょっと止めよかなってなり、一緒に白出沢を下山する事に。下山ルートは最初分かりにくかったけど、途中からガスも消えて風も無くなり、マークも下の方は分かりやすく沢山付いていた。マニアックなギアの話や山行の話聞きながら楽しく下山できた。沢の高巻きルートや鎖、長い梯子なども、大キレットの後なら楽勝だった。
白出沢口で彼は双六方面に行く事になり、そこで別れる。不知火海岸まで行けたかな?
後はひたすら林道。小指は大丈夫だけど、足底腱膜炎がぶり返す。穂高平山荘でかき氷を食べてひたすら歩いて新穂高へ無事下山。
登山の前後は、深山荘のお風呂。湯の花浮いた硫黄泉が中々良い。
今回荷物はベース5kg、水1kg、食料1kg。
モバイルバッテリーを10000×3持って行ったが、小屋で充電できたので2個でも良かった。1個でも何とかなったかも。
コメント
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旦那さんもよく頑張りましたね。
なんかGoProつけてたみたいですが、案外余裕?
(・_・;
自分はハチ峰キレットは百名山縦走で行きましたが、大キレットは怖いので行く気ないです(^◇^;)
日帰りルートで使うにはハードル高いですし。
やはり天気が良かったのが一番だったのではないでしょうか。
ほんと良い写真ばかりで素敵ですね。
ブロッケンの後光が旦那さんに差して羽が生えて天に飛んで行きそうですね(^◇^;)
自分も相方さん居れば小屋泊縦走とかもしてみたいですね(^◇^;)。
最近は死神が相方じゃないかと思うぐらいの山行きばかりなので。。。
ジャンダルムあそこまで行けばもうすぐそこなのに。
大キレット通過出来たのなら余裕で行けると思いますよ。
天気良い週末にでもサクッと踏みに行ってくださいノシ。
ウマノセでの少しハプニングがちょうど良いスパイス?と冗談に言えるくらい。
僕も4日連続天気恵まれたのは1回しか無いです。
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