扇沢から鹿島槍ヶ岳

- GPS
- 16:30
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,512m
- 下り
- 2,496m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:32
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:43
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
扇沢から鹿島槍ヶ岳 20251009-10
#鹿島槍ヶ岳 #柏原新道 #扇沢 #冷池山荘テント場 #爺ヶ岳 #布引山
八方尾根から見ても、遠見尾根から見てもカッコ良すぎた鹿島槍ヶ岳。後立山連峰の盟主ともなれば行くっきゃないと柏原新道からアプローチ。平日朝5時ごろ簡易トイレのある三角形の駐車場はまだ空きあり。扇沢の橋を渡り登山口にはさっそくクマ出没注意の立て札が...なになに冷池山荘テント場は自粛ベースだと〜!?テント泊ガチ装備で山小屋に泊まる金もないぞ〜、と一抹の不安を抱きながらモミジ坂を登る。ハツ見ベンチ、駅見崎と看板あるがガスガスで見えず。石畳に降り落ちた落葉がキレイだ。涸れ沢を渡るようになると空が明るくなり蓮華岳と針ノ木岳が見えてきた。種池山荘で一服し笹に包まれた稜線を爺ヶ岳めざし進む。なかなか晴れないがガスの切れ間から剱岳や鹿島槍ヶ岳がときどき頭をのぞかせている。南峰、中峰、北峰と爺ヶ岳の三つの峰を越えやっとこ冷池山荘に到着。テント場利用の申し出をすると案外すんなりと受付できた。まえはクマが山頂やテント場に出ていたけど最近は出没情報がないという。それは良かったがテント場は小屋から10分ほど登った離れたところにあり、むろん小屋の外トイレも10分下らねばならないのが難点だ。しかし五竜山荘のテント場もすごいと思ったが、ここのテント場も展望がむちゃくちゃ素晴らしい👍テントを張り終える頃にはすっかり晴れてくれて、西側は剱岳、立山連峰が屏風のように展開し、爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳を挟んで東側は八ヶ岳、浅間山、四阿山、そしておなじみ妙高三山と高妻山が雲海から黒いシルエットを描く。なんかこれまで登った山々に囲まれ感無量。あとは穂先がちょっとだけ見えてる槍ヶ岳と、針ノ木岳&蓮華岳の狭間にちょこっと見えている水晶岳が来年以降の課題かな...こんな風にどんどん行きたい山が増えていく(^^; 夕陽が真砂岳あたりに沈み夜になると月が雲海から登ってきて、真横から眺めるとスーパームーンみたいにデカい。そして明るいからか星空は控えめな感じ。全身ダウンを着込んでも寒い夜明けまえから鹿島槍ヶ岳へアタック開始。暗いしクマ怖いしで鼻水を垂らしながらぐずぐず登っていると布引山あたりでサンライズ、すでに南峰の頂に立っている人もいる。立山と剱に朝焼けの陽が差しはじめ布引山が真っ赤に染まった。鹿島槍ヶ岳の山頂は言わずもがなの大展望で北峰の向こうに五竜岳、唐松岳、白馬岳と山脈が伸びる。穂高や槍ヶ岳、南アルプスと富士山も遠望し、なんかすごすぎて言葉を失う。北峰への吊尾根は山頂直下が岩稜の急斜で危ない感じ、北峰に立ち五竜岳へつづく八峰キレットを覗き込むと営業を終えたキレット小屋の屋根が見えた。ここから折り返し、テントをたたんで爺ヶ岳の登り返しはけっこう堪える。種池山荘を過ぎてから樹林帯の長い長い下りも紅葉に励まされる。登りではガスで見えなかった駅見崎からの扇沢駅、八ツ見ベンチからの八ヶ岳も見えていた。
ぐもっち

















いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する