サンプクリンドウ(さんぷくりんどう) / 三伏竜胆
最終更新:2025-09-14 22:24 - silverfrost
基本情報
▼学名
・Comastoma pulmonarium subsp. sectum
・和名は南アルプスの三伏峠で発見されたことに由来する
▼分類
・リンドウ科 サンプクリンドウ属
▼分布
・日本固有亜種で、本州(中部地方、南アルプス)の高山帯の岩礫地や疎草地に分布する。
▼特徴
・産地がきわめて限定されており、人の踏みつけや盗掘による個体数減少が指摘されている。加えて、シカの食害、植生変化が発生している。
・静岡県採取の個体が環境省新宿御苑に種子保存され、保護増殖が図られている。
(静岡県版レッドデータブックより)
・Comastoma pulmonarium subsp. sectum
・和名は南アルプスの三伏峠で発見されたことに由来する
▼分類
・リンドウ科 サンプクリンドウ属
▼分布
・日本固有亜種で、本州(中部地方、南アルプス)の高山帯の岩礫地や疎草地に分布する。
▼特徴
・産地がきわめて限定されており、人の踏みつけや盗掘による個体数減少が指摘されている。加えて、シカの食害、植生変化が発生している。
・静岡県採取の個体が環境省新宿御苑に種子保存され、保護増殖が図られている。
(静岡県版レッドデータブックより)
山の解説 - [出典:Wikipedia]
リンドウ科(リンドウか、Gentianaceae)は、リンドウ目に属する双子葉植物の科である。世界の広い範囲に分布し、極地や高山、砂浜など、かなり環境の厳しいところにも自生している。一年草または多年草で、地下茎の肥大しているものもある。クロンキスト体系でマチン科(Loganiaceae)であった木本を含む属やゴムミカズラ属()といった属がAPG体系ではリンドウ科に移されているため、APG体系においてはリンドウ科の木本も存在するということになる。葉は鋸歯がなく、対生する。日本にも多くの自生種がある。リンドウやトルコギキョウなどは観賞植物として栽培されており、また、リンドウ、センブリなど、薬草として利用されているものもある。ラテン語の科名も、西洋で初めてリンドウの薬用効果を発見したとされる皇帝ゲンティウス(Gentius)に由来する。
日本には10属約30種が分布する。リンドウにはトリカブトと同様に非常に毒性の強いアコニチンを含んでおり、誤食や接触は大変危険である。煎じてお茶にしたりや酒類に浸漬して飲用することは非常に危険である。アコニチンの致死量は2〜6mgとされている。
なお、アサザやミツガシワなどを含むミツガシワ科はかつてはこの科に含めたが、現在では別系統とされている。