記録ID: 1529002
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳〜双六岳〜槍ヶ岳 �� 小池新道から笠ヶ岳へ
2018年07月14日(土) 〜
2018年07月16日(月)
長野県
岐阜県
kenny
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 30:18
- 距離
- 44.9km
- 登り
- 3,359m
- 下り
- 3,295m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 10:48
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 13:29
距離 19.9km
登り 2,222m
下り 608m
4:25
33分
スタート地点
17:54
宿泊地
2日目
- 山行
- 10:51
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 11:25
距離 10.7km
登り 1,035m
下り 618m
3日目
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:27
距離 14.2km
登り 116m
下り 2,089m
| 天候 | 快晴（1日目) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| 予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
【7/14】
夜中1時着では遅かった…。鍋平の無料駐車場からのスタートに。「海の日3連休」ですからね。
夜中1時着では遅かった…。鍋平の無料駐車場からのスタートに。「海の日3連休」ですからね。
鍋平登山者用無料駐車場から歩くこと1時間で、本来のスタート地点、新穂高登山口。ふう〜
もう汗だくですっ！でもここまでお天気が良いと嬉しすぎて全く気になりません。
急ぐ旅路も誘惑には勝てず。お約束、鏡平のかき氷。今回はレモンにしましょう。
コバイケイソウが目立つようになってきます。今年のコバイケイソウ、ほんと、すごい開花ですっ ! 数も大きさも見たことない規模。
2
7/14 11:09
コバイケイソウが目立つようになってきます。今年のコバイケイソウ、ほんと、すごい開花ですっ ! 数も大きさも見たことない規模。
日本一高くて大きな山の大屏風、槍・穂高の展望というすばらしいご褒美が待っていました。
ハクサンイチゲは花の期間が長く1週間は生き生きと咲いています。そして次々と咲くので、まだしばらくは楽しめそうです。
のびやかな双六岳の山容。こちらに行きたいところですが、今日は反対の笠ヶ岳に向かいます。
弓折コルから笠ヶ岳方面に向かう人は…ほとんどいない。双六、三俣方面の小屋は相当な混雑だったのでは。
こんな豪華なコバイケイソウの花がいたるところで目を楽しませてくれる、今年の北アルプス。
縦走路から少し外れた弓折岳山頂へ。双六・鷲羽の展望もよく静かで気持ちの良い山頂です。
この稜線を明日はまた折り返す予定です。花も気になりますが明日じっくりと堪能することにして先を急ごう。シナノキンバイ。
まだまだ遠く、そして高い、笠ヶ岳。先を行く皆さんも足並みが落ちてきています。
歩いてきた長い、長い弓折岳からの稜線を振り返って。笠はまだか…
笠ヶ岳山荘に到着。夕方5時半を過ぎていました。サイト地もこの賑わい。一日の終わりに槍・穂高も再び姿を現してくれました。
さあ、明日は遠くに見えるあの槍ヶ岳まで長駆縦走の予定です。
コースタイムは10時間25分…
コースタイムは10時間25分…
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コッヘル
食器
ライター
地図（地形図）
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
|---|
感想
夏の北アルプス、とはいってもシーズン開幕直後の3連休…小屋の混雑を避けて多少なりとも静かな場所へ…。今年、上高地や焼岳から何度も見た笠ヶ岳が頭に浮かび、未踏だったこの山の頂を目指す事にしました。急登の笠新道を嫌って眺めのよい小池新道を弓折コルまで登って、長躯、笠ヶ岳への一日です。何もわざわざ…と思われても、弓折岳から笠ヶ岳の間の稜線は花も展望も素晴らしい。翌日は同じ稜線をたどって花をもう一度満喫し、双六をへて西鎌尾根を槍ヶ岳まで行ってみよう。
今年の山は春から花盛り。季節も一足も二足も早く推移していくようだ。梅雨らしい時期も短く、大きな被害の出た豪雨が去ると夏の強烈な太陽が待っていた。梅雨のさなかより、コバイケイソウが待ちに待った何年かぶりの大開花の年だとの知らせが信州のあちらこちらの中級山岳から聞こえてきていたが、噂にたがわず北アルプスも素晴らしい開花状況でした。
コバイケイソウのみならず、ハクサンイチゲ、ナナカマドと白い花々たちは見たことのないほどのお花畑。その向こうに槍の穂先…
山の花の向こうに槍があるだけで、槍の見えるところに花があるだけで、どうしてこんなに絵になってしまうのでしょう。明日も素晴らしい天気らしい。お花畑の向こうに一歩ずつ近づいてくる槍の穂先を想いながら、一万尺に夢を結んだのでした。
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黒部五郎に三人で行った時の鏡平を思い出す、素晴らしい景色。鏡池に映る槍の頂を目指すシナリオがまたいいね。あの時は秋だったけど、夏の緑が濃い季節もいい。今年は花も恵まれているし。三日間結構歩いたなぁ、やるねー。また一緒に行こう！
ありがとう。僕はやっぱり花がたくさんあるとはしゃいでしまうので、夏山が好きかな。
この投稿の日付と時間、まだいろいろ連絡する前でしょうかね。三日目（��）の槍沢下山と次週の雲ノ平・黒部五郎はぼちぼちとひまな入院中に書き出します。
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