南アルプス大縦走 椹島in広河原out

- GPS
- 37:55
- 距離
- 60.3km
- 登り
- 5,876m
- 下り
- 5,569m
コースタイム
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:55
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:15
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 10:21
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 4:23
| 天候 | 1日目 晴れ 午後から雲が湧く 2日目 晴れ、午後から雷雨 3日目 晴れ、雲は午前中から湧き出す。午後、雨。 4日目 晴れ、周囲は雲が上がってきて見えず。 5日目 晴れ、快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
前日、静岡駅10時発畑薙第一ダム行き(静岡ジャスティライン) 夏季臨時駐車場着14:25 東海フォレストバスへ乗り換え。椹島着15:30 帰り 広河原発8時乗合タクシー2150円。甲府着9:05 山梨交通バスは二時間かかるがタクシーはその半分でついた。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
椹島〜赤石岳:テント泊装備背負っての急登はきつい。赤石岳〜荒川小屋:なだらかな下りが思ったより長く感じる 荒川小屋〜荒川三山:急登だが視界が開けていてお花畑などあり登りやすい。 荒川三山〜高山裏避難小屋:森林の中を進むが倒木等、多い。 高山裏避難小屋〜小河内岳:樹林の中を進むが倒木多い。 小河内岳〜烏帽子岳:よく見えるが以外と距離がある。 烏帽子岳〜三伏峠小屋:安全だがお花畑過ぎた後の二股での小屋方面の表示がわかりにくい。(二股は左へ) 三伏峠小屋〜塩見岳:安全だが山頂直下の岩稜帯は三点確保の意識が必要。 塩見岳〜熊の平小屋:北荒川岳までは眺めのよいコース。その先は樹林の中を進む。 熊の平小屋〜北岳山荘:安全。眺めも良く気持ちよく歩けます。 北岳山荘〜広河原:八本歯のコルから二股までに雪渓歩きがやく30m程ある。 |
| その他周辺情報 | 今回入りませんでしたが、タクシーの運転手が教えてくれた甲府駅前に銭湯あり 徒歩13分 喜久乃湯温泉 |
| 予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
写真
感想
土曜日予約入れていた静鉄ジャスティラインバスが静岡台風直撃を受けるということで金曜夜7時に土日とも運休の連絡が入る。改めて火曜日に予約。ややタイム的には無理した行程。3日目まではなかなかきつい。途中、行程通りいかなければ三伏峠小屋から下山することも視野に入れ出発。まずは椹島からの急登がテン泊装備もあり、身体に応える。赤石小屋を過ぎ赤石岳目指す途中にはお花畑もあるがとても写真撮る余裕もない。なんとか、稜線に出るとデポして、昨年百名山を達成した赤石岳へ。前回はガスの中でしたが今回はガスなしのいい眺めでした。荒川小屋へなんとかいう辿り着き、テント設営。当日は10張でした。翌日、試練の2日目。中岳、前岳を登頂し、小河内岳へ。ここまでくれば後は三伏峠小屋までは楽勝だと思っていたら、ここからが大変でした。さらに小小河内岳、烏帽子岳2つのピークを越えるのがなかなか難儀。更に三伏峠小屋手前で痛恨のルートミス。お花畑過ぎて左に行かなければならないところ、テント場の水場へ下りてしまい、再び登り返し。その頃、雨が降り出し、小屋に着くまでの20分間降られてしまいました。小屋に着き、小屋番さんに予報を聞くと強い雨が降るというので小屋泊にしました。ここで大きな忘れ物に気づきました。ザックカバーです。雨にあたり、ザックカバー忘れ、そして疲れで心も折れ、下山を決意。高速バス 会社まで電話を入れました。しかし、平日は本数が少なくどうしようかなと思案、結局、前線の雨ではなく、猛暑による降雨の心配だけなので、午後の雨に当たらないよう早出を心掛ければと考え直しました。部屋でくつろいでいると16時ごろ、バケツをひっくり返したような雨が降り出し、テント泊の方々も急遽、小屋泊に変更される方が多数いらっしゃいました。そして雷まで。翌日は覚悟して2時に出発。塩見岳を目指しました。暗い中の山行でしたが、7時前に塩見岳登頂。次の目的地、熊の平小屋を目指します。基本下りですが、流石に疲れでペース上がらず。午前中の到着を目論みましたが、12時過ぎても着きません、漸く12時30分過ぎに到着。ここでも小屋の方に予報を聞く、そして小屋泊に決めました。しかし、降雨があったものの三伏峠ほどの雨ではなかったので結果的にはテント泊可能でした。翌日は北岳山荘までのお手軽コース、更には間ノ岳からは3000mの稜線歩きを楽しみました。北岳山荘には10時過ぎに到着。この日は梅雨明け最初の週末でテント場は最終的には張る場所がなくなるほど。早目について富士山正面に見える場所を確保できたことは良かったです。午後は環境省の職員の方が行う雷鳥の散歩を見学したり、40年前のヤマケイに目を通して、花の百名山の著者田中澄江さんの新たな連載記事を見つけ、早速アマゾンで購入したりしてすごしました。翌日は北岳に登らず、トラバース道を通って、八本歯のコルから帰ることにしました。5日目となり、身体もすっかり、早寝早起きが染み付き、最終日も3時スタート。しかし、思わぬ落とし穴がありました。八本歯のコルへの途中のガレ場で道迷い。ペンキマークを上手く探せません。日中なら八本歯のコルが見通せるのですが、生憎の暗闇でペンキマーク頼り。白々してからようやく歩き出せました。大樺沢では30m程の雪渓歩きがあり、注意して渡りきりました。5時台になると広河原山荘宿泊の神戸高校、渋川高校登山部が上がってきました。さらに朝一で着いたバス の方々も登ってこられました。広河原に着いたの7:30前。は8時の甲府行きのバス に乗るためでしたがタクシーの運転手さんに声を掛けられ、こちらに乗ることに。バス の半分の時間で甲府につきました。広河原に着いた時には流石に心の中でガッツポーズ。大きな充実感を得ることができました。最後まで読んで頂きありがとうございます。




















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