室堂ー蓮華温泉

Nori_suke
その他1人 - GPS
- 248:00
- 距離
- 89.7km
- 登り
- 8,402m
- 下り
- 9,363m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:30
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:30
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 11:40
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 12:00
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 13:10
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 11:10
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:40
| 天候 | ほぼ快晴。午後になるにつれ雲が出てガスる日が多かった。5,6,7は15時以降に雷雨。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
復路:蓮華温泉からバス(http://rengeonsen.main.jp/access.htm)で糸魚川駅アルプス口へ。(2,100円) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
8/4 室堂〜雷鳥沢キャンプ場は石の道なのでスニーカーで歩行可。雷鳥沢キャンプ場〜別山乗越は勾配が急で、上部にガレ場あり。別山乗越〜劒沢キャンプ場は緩い下り坂。 8/5 劒沢キャンプ場〜剣山荘は短い雪渓トラバースあり、アイゼン不要。剣山荘〜一服劒は鎖場が数か所あるが、危険では無い。一服劒〜剱岳は鎖場多数、水平・垂直梯子、岩場トラバース、ガレ場、登りと下りでルートが違う箇所あり。岩場初心者が安易に行く場所では無い。アップダウンが激しいので、空身でもかなり体力を消耗する。ヘルメット必須。 8/6 劒沢キャンプ場〜別山は勾配が急な登りで、ガレ場。別山〜雄山は全体的に歩きやすい道。岩場っぽい箇所もあるが、危険では無い。真砂岳の巻道はハイマツに隠れて道がわかりずらい箇所あり。 8/7 雷鳥沢キャンプ場〜一ノ越は迷いやすい。ペイントが薄いため、慎重に確認した方が良い。一ノ越〜龍王岳の休憩所は比較的勾配の緩やかな上り坂。龍王岳の休憩所〜五色ヶ原はアップダウンが多く、体力を消耗するので、想像以上に疲れる。鬼岳東壁〜獅子岳間に雪渓トラバースが三箇所ある。アイゼンは不要。獅子岳下りに斜め梯子、鎖場があるが、危険では無い。五色ヶ原は平坦で歩きやすく、木道が整備されている場所も多い。 8/8 五色ヶ原〜ザラ峠は急な下り道。岩が多く、歩きずらい。樹林帯のため風が来ないが、日光は当たるため、昼間はとても蒸し暑い。ザラ峠〜平ノ小屋は急な下りだが、歩きやすい道。日光が当たらなくなるので、涼しく感じる。平ノ小屋直前はトラバース道で、道幅が狭く、滑落注意。 8/10 平ノ小屋〜ロッジくろよんはトラバース道で、右側が切れ落ちていて少し危ない。河原は暗くて見通しが悪いと橋を見落とす可能性があるため注意。梯子多数あり。ロッジくろよん〜黒部ダム駅はコンクリで舗装されており、スニーカーで歩行可。扇沢駅〜柏原新道登山口は標識が無いが(見落としただけかも)扇沢駅から下に下れば橋を渡ったすぐ左にある。柏原新道登山口〜種池山荘は急な上り坂が長く、晴れていると登りはじめ一時間はとても暑い。途中にガレ場トラバースあり。前後に落石注意の看板があるため、素直に従った方が良い。種池山荘〜冷池山荘は快適な稜線の道。 8/11 冷池山荘〜鹿島槍南峰は緩やかな上り坂。鹿島槍南峰〜北峰分岐は岩場。ここからヘルメット着用推奨。北峰分岐〜キレット小屋は岩場で、鎖場多数、トラバース、水平・垂直梯子あり。剱岳ほど難しい岩場では無いが、慎重に通過すべし。キレット小屋〜口ノ沢のコルも岩場が多い。口ノ沢のコルまでヘルメットは着用していた方が良い。口ノ沢のコル〜G5手前は歩きやすい道。G5前後は険しい岩場・ザレ場で、鎖場多数あり。冷池側から通過する場合、体力の消耗もあってここが一番危険に感じた。ザレ場は浮石だらけで、人工落石が高確率でおきる。ヘルメット必須。G5~五竜岳山頂は急なザレ場。鎖場数か所あり。五竜岳〜五竜山荘は鎖場が少しあるが、危険では無い。 8/12 五竜山荘〜大黒岳ー唐松山荘間のコルは歩きやすい道。コルから唐松山荘はほぼ岩場。鎖場多数、足場が崩れていて危ない箇所あり。ヘルメットは着用した方が良いかも。 8/13 唐松山荘〜不帰嶮二峰北峰までは歩きやすい道。多少岩場があるが、危険箇所は無い。二峰北峰〜一峰は険しい岩場の下り。鎖場、トラバース多数、水平梯子あり。一峰〜最低のコルは多少の岩場がある程度。最低のコル〜天狗の大下り始点は急な登り。ザレ場、鎖場多少あるが、危険というほどでは無い。天狗の大下り始点〜鑓温泉分岐はアップダウンの少ない開けた稜線の道で歩きやすい。鑓温泉分岐〜杓子沢のコルはガレ場。足場がしっかりしてないので、踏み込みずらく、歩きにくい。杓子沢のコル〜白馬岳頂上宿舎は歩きやすい道。 8/14 白馬頂上宿舎〜白馬大池は歩きやすい稜線の道。白馬大池〜蓮華温泉は樹林帯。歩きやすい道。 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
|---|---|
| 共同装備 |
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ポール
テント
|
感想
初の大縦走。サークルの夏合宿である剱沢定着(8/4室堂〜剱沢、8/5剱沢〜剱岳ピストン、8/6剱沢〜雄山ピストン、8/7雪上訓練)から縦走を開始し、剱沢〜五色ヶ原〜平ノ渡場〜針ノ木峠〜親不知を9日間で縦走する計画だった。予備日3日込み計16日分の食料を担いでテント泊装備で縦走した。基本全てテント泊だが、平ノ渡場の船の時刻の関係上、平ノ小屋のみ素泊まりの予定だった。
~実際の行程~
8/4 室堂〜剱沢キャンプ場
雪上訓練用のピッケル、ハーネスに加えて、16日分の食料を背負っていたため、総重量は25kg以上に。時間に余裕があるため、膝を痛めないようにゆっくりと慎重に歩いた。
8/5 剱沢キャンプ場〜剱岳 往復
天気が良かったため、決行。空身で登ったにも関わらず、アップダウンの激しさと険しい岩場で想像以上に体力を消耗した。
8/6 剱沢キャンプ場〜雄山 往復
危険な場所もなく、歩きやすい道のため、快適に歩けた。翌日の雪上訓練が無くなったため、急遽8/7に縦走を開始することになった。
8/7 剱沢キャンプ場〜五色ヶ原キャンプ場
縦走初日は荷物が重いのもあって鬼岳東壁付近からバテ気味だった。ザラ峠から大雨に見舞われたものの、何とか五色ヶ原山荘に逃げ込んだ。レインウエアの下とスパッツを履き忘れたせいで靴がびしょびしょになった。雷雨が収まるのを待って、キャンプ場でテント泊。
8/8 五色ヶ原キャンプ場〜平ノ小屋
平ノ小屋で素泊まり。小屋のご主人が入院しており、奥さんは小屋内で転倒して右腕を負傷して料理をするのも難しいらしい様子だった。小屋の営業を続けるのが難しいので、翌日以降の予約をキャンセルしたが、一件連絡が付かず、営業を続けざるを得ない状況だった。そこで、T氏と相談して小屋の手伝いを申し出ることにしたが、迷惑はかけたくないので、と断られた。
8/9 平ノ小屋 休息日
奥さんから小屋の手伝いのお願いをされたので、その日は休息日としてお手伝いをすることに。窓開け・窓ふき・雑巾掛け等、簡単なお手伝いをした。夕方には奥さんの右腕も営業に支障が無いくらいには回復したらしく、明日には出発することに。予報では、台風10号が12,13日に通過する予定だったので、行程を早めるために黒部ダムから電気バスを利用して扇沢経由で冷池山荘まで行くことにした。
8/10 平ノ小屋〜冷池山荘
柏原新道の登りでT氏が熱中症気味に。水分・塩分補給で回復したが、後半は僕がバテてしまった。一応コースタイムの時間位のペースで種池山荘に到着したが、時刻は3時前に。冷池山荘には5時到着となってしまい、テン場が全て埋まっていたため、素泊まりすることになった。
8/11 冷池山荘〜五竜山荘
山の日の混雑を避けるため、早めの3時に起床し、4時前に出発。布引山、鹿島北峰を巻き、早めに八峰キレットに突入。八峰キレット自体は難なく通過できたが、後半戦ということもあり、G5で苦戦し、ペースダウン。更に冷池山荘で汲んだ水2Lを五竜岳直下のコルで飲み切ってしまい、T氏に水を頂く事態に。五竜岳頂上でT氏の水も尽きながらも、なんとか五竜山荘までたどり着いたが、正直かなりギリギリだった。五竜山荘着が3時だったため、テン場はほぼ満員状態だった。やむをえず、傾斜の急な場所に設営することになった。
8/12 五竜山荘〜唐松岳頂上山荘
前日二日の行程で体力を消耗しているので、今日は休息日として唐松岳頂上山荘で泊まることに。翌日の不帰嶮通過に備えて7時には就寝した。
8/13 唐松岳頂上山荘〜白馬岳頂上宿舎
不帰嶮二峰北峰までは危険箇所は無いため、夜明け前の3時15分に出発。朝暑くないうちに不帰嶮核心部を通過した。天狗の大下りもコースタイムを巻いて通過でき、概ね順調だった。天狗の大下り終点以降は風が強く、何度か帽子がとばされそうだった。予報では超大型台風10号が15~16日に直撃するため、できれば明日のうちに栂海山荘まで行くために6時半には就寝した。
8/14 白馬岳頂上宿舎〜蓮華温泉
2時起き、3時出発。稜線上で爆風に晒されたため、三国境でT氏と相談。今日中に栂海山荘到着は今のペース的に厳しく、もし朝日小屋までしか到達できなかった場合は、栂海山荘で台風が直撃する可能性が高かった。樹林帯ではない栂海山荘で超大型台風を耐えることは難しいと判断し、今日中に蓮華温泉に下山することにした。
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