黒部源流部山歩き4泊5日


- GPS
- 41:50
- 距離
- 81.0km
- 登り
- 6,126m
- 下り
- 6,138m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:58
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:35
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 6:32
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 7:40
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 9:56
天候 | 晴れ:9/21,23,24 曇り:9/20 雨:9/22 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
9/19の地震のため林道の一部が土砂に埋まっていた。そのほかは特に危険個所はなし |
その他周辺情報 | 平湯温泉の山荘湯乃里で前泊および後泊 |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
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個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
時計
タオル
カメラ
|
感想
今年は山小屋応援を兼ねて小屋泊で黒部源流部を歩いて来ました。
平湯温泉の定宿に前泊した夜、地震があり槍穂では遭難者がでたようです。
当日は宿で朝食をとって7:40のバスで新穂高へ向かいました。わさび平へ向かう林道脇の壁が崩れて林道を覆っており、落石に気を付けながら素早く乗り越えました。この日の計画では双六岳を通って三俣山荘まで行くつもりでしたが、シシウドヶ原の手前で大腿四頭筋あたりが攣り始めたためペースダウン。休憩すると治まるものの、登りが続くとまた攣るということの繰り返し。双六小屋に着いた時点で双六岳に登っていると17時を過ぎると判断して巻き道で直接三俣山荘へ向かいました。
翌日は三俣山荘から黒部五郎岳、北ノ俣岳を通って薬師小屋、薬師岳という計画。幸いにも足の攣りは治まったようで、快晴の中快適な山歩きをスタート出来ました。黒部五郎岳は肩のあたりからもう絶景で、カールの中も見事な紅葉を眺めながらの山歩きを満喫。ただ、北ノ俣岳あたりで前日の疲労が取れていないのか遅れが目立ち始めました。太郎平小屋で昼食後薬師峠からの登りでは頻繁に休憩を入れないと進めなくなり、結局小屋に着いたのは16時前でその上山頂まで行く気力も無くなっていました。山頂アタックは翌日に持ち越して疲労回復に専念。夕食後には西の空に沈む綺麗な夕日を眺め明日の天気を祈りました。
翌朝小屋周辺はガスと強風の中、山頂アタックを試みるも少し進んだところで撤退。このまま進んでも景色は見れない上リスクもあり、この後天気が下り坂予報のため早目に雲ノ平山荘を目指すことにしました。太郎平に着くと雨脚が強まったため小屋の軒下へ避難。レーダーでは暫くすると雨雲を抜けるようだったので1時間ほど様子見して、出発。結局その後は雲ノ平山荘に着くまで何とか雨に降られずに済みました。でも薬師沢小屋からの登りはかなり辛かったです。山荘でゆっくりしていると雨脚が強くなり、時々雷も鳴る荒れ模様の一夜を過ごしました。
翌日には雨は上がりましたが、予報を見ると昼くらいに一雨来そうな感じです。この日は赤牛岳へ向かい高天原山荘に泊まる予定でしたが、雨に降られるのも嫌なので結局祖父岳へ登り岩苔乗越から直接高天原山荘へと行程を変更。まず水を汲むためにテン場へ降りる途中に今回初めてライチョウの親子に遭遇。テン場では昨夜の雷雨の中過ごした猛者達が撤収作業をしていました。祖父岳は周囲の山々を見渡せる見晴台とも言える場所です。行程を変更したおかげで山頂でのんびり過ごせました。乗越から下る途中水晶池に寄り道。初めて来ましたが静かな池のほとりで休憩。お昼前には山荘に到着し、温泉をじっくり堪能することができました。結局雨が降る事は無かったのですが、これはこれでよかったです。赤牛岳は薬師岳と共に次の楽しみに取っておきます。
最終日は新穂高へ一気に下る計画です。ただ、今回薬師と赤牛を登らなかったのでせめてもと思い鷲羽岳と双六岳を経由するつもりで高天原山荘を6時過ぎに出発。中二日のんびりしたおかげか足が軽い。この日も晴天に恵まれ鷲羽岳からは大展望を楽しめました。やはり山頂からの景色は何度見ても良いものです。三俣蓮華の分岐の時点で時間の余裕もあり、予定通り双六岳を経由することに。この頃になると飛騨側から雲が湧きたってきて見晴らし最高とまではいきませんでしたが双六岳の広い稜線を堪能できました。また、双六小屋で食べたラーメンがまた美味かったですね。後はもう無心で下山です。ただ、バスの時間を考えなかったので40分ほど待つことになったのは誤算でした。この後はバスで平湯温泉まで戻り定宿で後泊して山行の疲れを癒しました。
今回は4泊5日の小屋泊でしたが、おおむね天候にも恵まれて紅葉も楽しめた充実した山行だったと思います。個人的には反省点もありましたが、それは今後の計画に生かせればと思います。
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