朝日連峰<以東岳〜大朝日岳縦走>

na_yu
その他3人 - GPS
- 34:30
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 3,039m
- 下り
- 2,885m
コースタイム
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 10:32
- 山行
- 10:52
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 12:16
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1台は古寺鉱泉の駐車場へデポ。 朝4時の時点で古寺鉱泉駐車場はほぼ満杯。 朝5時過ぎ、泡滝ダム駐車場は半分以下の駐車量でした。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
大鳥登山口から大鳥小屋 → 特に危険個所無しですが、一か所雪渓の下を通過する箇所あり。吊り橋2か所有り。 大鳥小屋から以東岳 → 直等コースは修繕工事の為通行不可の為オツボ峰コースで。倒木あり注意。 以東小屋 → 宿泊、トイレ使用不可 狐穴小屋、西朝日岳、大朝日岳、古寺鉱泉までは特に問題なし。 |
| その他周辺情報 | 下山後は大井沢温泉湯ったり館さんへ。 300円です。お湯が熱かった!夏場は夜9時まで営業です。 |
写真
感想
<1日目>
古寺鉱泉登山口に集合。1台の車で泡滝ダム登山口へ移動します。
そしていよいよ長い長い1泊2日の山旅スタート!
当初のコースタイム設定に基づき、以東岳に14:00、狐穴避難小屋に16:00着目標に。
大鳥小屋まではまずまずのペース。コースタイム通り3時間程で到着。
以東岳直等コースが修復作業の為通行不可なのでオツボ峰経由で。
コースタイムは3時間40分。登山道の看板には4時間の文字が。
ここから一気に激登り。途中倒木が道をふさいでしまっていて通るのに時間がかかりました。
樹林帯で気温も高かったこともあり、すでにバテバテ。
オツボ峰が近付くと視界が開けてきます。
オツボ峰を少し過ぎると水場の標識がありましたが水場は見当たらず。雪渓の中かな?
何度もアップダウンを繰り返し、クタクタになりながらもようやく以東岳へ。
到着したのが15:00!ここから狐穴避難小屋へは2時間。
「山頂でお会いしたご夫婦に、今日は狐穴小屋はきっとぎゅうぎゅう詰めだよ」と嫌な予想をされる。
それでも最後の気力を振り絞り、17:00ごろの到着を目標にして小屋を目指します。
小屋までは緩やかながらやはりいくつかピークを越えて行く縦走路。
暑いし疲れたしザックも重いしもう嫌だー!と半分自棄になりそうでしたが、ここの景色がすごい!
ヒメサユリ、ニッコウキスゲ、ウスユキソウ、ハクサンイチゲ、など花のオンパレード。
とても癒されました。もっとゆっくり写真を撮りたかったけどのんびりもしていられない悲しい現実。
半分まで来たところで、避難小屋の混雑具合も気になったので、体力の残っている2名に先に進んでもらいました。
そしてやっとの思いで避難小屋へ到着。
どんだけ混んでるのかと思いきや、なんと誰もいない!貸し切り!
心配して損したー。とんだ予想屋さんです(笑)
小屋の前の水場でビールを冷やします。
とても冷たくて美味しいお水。小屋の目の前というのが嬉しいですよね。
急いで夕食の準備をして宴会スタート。
明日も早いしハードなのでお酒は控えめに(悲)
18:30ごろに、単独の男性が到着。連泊されていたようです。
沈みゆく夕陽、マジックアワー、満天の星を見て20:30には就寝しました。
<2日目>
3:00起床、準備や朝ごはんなどを済ませて4:50出発。
朝は涼しくて元気いっぱい。でも今日も暑くなりそうな予感です。
大朝日岳へも花咲き乱れる素敵な縦走路。
何度も立ち止まって景色に見入ってしまいます。
でも寒江山、西朝日岳を超えて行くためもちろん登り降りの繰り返しです。
それでもほぼコースタイム通り大朝日小屋へ到着。
暑さと昨日の疲れの蓄積ですでにへとへとですが、なんとか大朝日岳も登りました。
後は古寺鉱泉まで下ります。
ここからがもう大変でした。
下りといえども、ほどよく(?)アップダウンがあるルート。そしてほぼ樹林帯。
この下りでは1枚も写真を撮っていませんでした。
ただ、この暑さでも数ある水場には助けられました。どこも豊富で冷たい!
最後はみんな無言になりながらひたすら下り続け、ようやく古寺鉱泉に着いた時の喜び!
コースタイムを大幅にオーバーした5時間をかけての下り。
そして2日間の合計36kmの長旅は終わりました。
−−−−−−
なぜか晩秋にしか登ったことが無い朝日連峰。
やっと緑の季節に行くことができました。
しかしコースタイムのあてにならないこと!
どんだけ健脚の方向けですか!(笑)
へろへろクタクタの1泊2日の山旅でした。
でもやっぱり素晴らしい!
一度稜線に出たらその景色に圧倒されます。
そしてお花もたくさん。朝日が素敵な花の山だと改めて知りました。
立派な避難小屋、豊富な水場、登るのはほんと大変ですが100倍の価値ありです。
あんなに打ちのめされたのに、今写真を見ているとまた行きたくなりました(。・w・。 )
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