黒部源流域小屋泊周回 黒部五郎岳 鷲羽岳 水晶岳

- GPS
- 29:48
- 距離
- 48.0km
- 登り
- 3,773m
- 下り
- 3,765m
コースタイム
- 山行
- 10:48
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 11:13
- 山行
- 8:53
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 10:53
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:34
| 天候 | 12日:雨昼過ぎから曇り。中層雲からの層状性降水なためガスなく視界あり。雨上がり後、積雲沸き立って時々ガス。 13日:おおむね晴れ、展望良好 14日:雨、9時以降次第に強まる。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
軽アイゼン等の滑り止め不要。 |
| その他周辺情報 | 黒部五郎小屋:素泊まり1泊9500円 雲ノ平山荘:素泊まり1泊9500円、ビール500缶1100円、青鬼350缶1100円 |
写真
感想
梅雨前線や低気圧による雨の予想がコロコロ変わり、非常に計画を立てにくい状況ではあったが、その中でベストであろう行程となった。臨機応変に対応いただいたIさんにはこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
当初は3泊の時計回りでのテント泊想定でパッキングしていたので、小屋泊装備としてはオーバースペックな重量装備となってしまった。
初日7/12:折立から黒部五郎小舎
4時起き5時自宅発、5時30分アルペン村駐車場で乗り合わせ折立in、雨降るなか登山開始。汗と雨と重荷でビショビショになりながらランチ営業前の太郎平小屋着、長い長い黒部五郎岳岳への稜線へ歩みを進める。次第に雨は止み快適トレイルとなるが…、徐々に重荷が足かせに。黒部五郎岳山頂直下の急登で妻の調子が悪くなり、荷物をもらって+5kgの計25kgぐらいの重量装備で急登こなす。
予定よりやや遅くなったものの、無事黒部五郎岳山頂を踏みカール内の素晴らしい景観を楽しみながらやっとの思いで小屋着。よかったよかった、最悪の事態まで想定してしまった。
雨予報、金曜日ということもあってか宿泊客少なく、貸し切り状態の部屋で、雨の後に嬉しい乾燥室あり、とても快適な小屋でした。いつも通り焼肉して即就寝。
二日目7/13:黒部五郎小舎から雲ノ平
好天期待できる朝、6時前に出発。幾多のアップダウンをこなし黒部源流域の名峰、三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、祖父岳を踏んで雲ノ平に16時頃着。一番晴れてほしいこの中日に貴重な梅雨真っ只中の晴れ間となった。この日のためなら後は雨でもまあ許せるか。荷物も軽くなり歩みも快調、ただ疲労蓄積は確実なようで足首の動きに違和感を覚える。
三日目7/14:雲ノ平から下山
朝からガスガス、昼前から雨予報で最終日は下山消化試合。薬師沢小屋以降次第に雨強まる。途中不安な感じの足首をグニョッたが、問題なくビショビショ下山。
宿題
・雲ノ平溶岩台地の成因
⇒鷲羽岳の噴火とは別の、雲ノ平の火山(現在は消失)で形成されたようだ。詳細は雲ノ平山荘HPにも解説あり https://kumonodaira.com/features/nature_01.html
よみやすい資料:富山市山岳域自然調査報告2018 https://www.tsm.toyama.toyama.jp/_ex/exfiles/bull/43/43_53-58.pdf
・稜線で観察される褐色の岩、砂
⇒おそらく鉄やアルミニウム等酸化しやすい成分を含む岩石のようだ、褐色砂岩とも呼ぶらしい。
・三角点の測量方法
国土地理院HPに詳細あり https://www.gsi.go.jp/sokuchikijun/sankaku-survey.html
日本経緯度原点を基準点とし、相対的な変動を測量するようだ。
前回テント3泊で同時期に時計回りした時の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1526933.html

















いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する