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Yamareco

記録ID: 8634679
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬大雪渓から日本海へ 栂海新道を歩く

2025年08月29日(金) 〜 2025年09月01日(月)
情報量の目安: A
都道府県 新潟県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
36:23
距離
46.2km
登り
3,591m
下り
4,816m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:44
休憩
1:03
合計
7:47
距離 6.0km 登り 1,496m 下り 2m
6:38
2
スタート地点
6:40
6:45
7
6:52
6:55
29
7:24
7:30
24
7:54
18
8:12
212
11:44
12:16
41
12:57
13:09
27
13:36
13:41
44
2日目
山行
8:55
休憩
0:32
合計
9:27
距離 12.6km 登り 660m 下り 1,237m
6:34
28
7:02
7:06
41
7:47
54
8:41
59
9:40
9:58
67
11:05
126
13:11
22
13:33
13:43
92
15:15
12
15:27
3日目
山行
8:36
休憩
1:14
合計
9:50
距離 13.4km 登り 705m 下り 1,297m
5:43
8
5:51
5:57
72
7:09
7:17
23
7:40
7:49
22
8:11
49
9:00
9:12
74
10:26
33
10:59
11:09
109
12:58
39
13:37
14:05
79
15:24
15:25
8
15:33
4日目
山行
8:39
休憩
0:30
合計
9:09
距離 14.2km 登り 730m 下り 2,281m
4:57
52
5:49
29
6:18
15
6:33
45
7:18
89
8:49
8:59
20
9:19
48
10:07
11
10:18
47
11:05
41
11:46
11:54
39
12:33
12:41
16
12:57
53
13:57
14:00
6
天候 ・29日 曇り夜強風
・30日 朝ガス後晴れ
・31日 晴れ
・1日  快晴
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
・入山日 白馬八方第3駐車場に駐車 バスターミナルからバスで猿倉へ(要予約)
・下山日 下山口の親不知観光ホテルで入浴後親不知駅まで送迎(要予約)
      https://www.oyasirazu.net/
     親不知駅発15時16分ー糸魚川ー南小谷ー白馬18時52分着
     白馬駅からタクシーで駐車場へ
コース状況/
危険箇所等
水場(栂海新道)
 ・黒岩平 4ヶ所小さな沢がありますが、私は一番手前の沢で給水
 ・北俣の水場 往復5分 標高差約20m 500ccで1分30秒
 ・黄連の水場 未確認 すれ違った人の話では、水なしとの事
 ・シキ割の水場 登山道上 500ccで1分30秒
白馬尻到着
雪渓はチェーンスパイクで登りました。12年前の秋に登った事があります。その時は皆さんヘルメット無しの記憶が。今は有りの方が多いです。
1
雪渓はチェーンスパイクで登りました。12年前の秋に登った事があります。その時は皆さんヘルメット無しの記憶が。今は有りの方が多いです。
さらに上部の雪渓。初夏の頃は右の赤いベンガラ沿いを歩けたのかな。現在は崩壊が進み歩行できません。
さらに上部の雪渓。初夏の頃は右の赤いベンガラ沿いを歩けたのかな。現在は崩壊が進み歩行できません。
雪渓が終わり避難小屋。後方に杓子岳。
雪渓が終わり避難小屋。後方に杓子岳。
お花畑。夏も終わるのに凄い。
お花畑。夏も終わるのに凄い。
山小屋が見えてきた。
山小屋が見えてきた。
村営白馬岳頂上宿舎
村営白馬岳頂上宿舎
小屋裏手のテント場。地形上風が強い場所との事
小屋裏手のテント場。地形上風が強い場所との事
二日目。白馬岳山頂はガスのなか。
二日目。白馬岳山頂はガスのなか。
白馬岳を下ると晴れてきた。
白馬岳を下ると晴れてきた。
三国境。ここから朝日小屋を目指し、雪倉岳方面に進みます。急に登山者が少なくなります。
三国境。ここから朝日小屋を目指し、雪倉岳方面に進みます。急に登山者が少なくなります。
少し下って稜線を見上げる。
少し下って稜線を見上げる。
雪倉岳避難小屋
右の白馬岳から左の小蓮華山への稜線。
雄大な展望に立ち止まる。感激。
右の白馬岳から左の小蓮華山への稜線。
雄大な展望に立ち止まる。感激。
中央に今日のテント場の朝日小屋が見えます。遠いなあ。
中央に今日のテント場の朝日小屋が見えます。遠いなあ。
雪倉岳山頂
朝日小屋テント場。
高山植物のお庭付き。最高。
朝日小屋テント場。
高山植物のお庭付き。最高。
三日目。出発が遅いので、小屋前には誰もいない。私はいつも出発も遅し、歩くのも遅いなあ。速くは無理だけど、早くならできるかな。
三日目。出発が遅いので、小屋前には誰もいない。私はいつも出発も遅し、歩くのも遅いなあ。速くは無理だけど、早くならできるかな。
1時間程で朝日岳山頂。奥に白馬岳。
1時間程で朝日岳山頂。奥に白馬岳。
山頂からの立山と剣。
山頂からの立山と剣。
朝日岳から栂海新道の始まりです。下りの途中でお会いしました。
朝日岳から栂海新道の始まりです。下りの途中でお会いしました。
吹上げのコル。蓮華温泉との分岐。ここから宿泊地の栂海山荘まで、4人グループ1組とだけすれ違いました。
吹上げのコル。蓮華温泉との分岐。ここから宿泊地の栂海山荘まで、4人グループ1組とだけすれ違いました。
湿原を通り、
アヤメ平到着。
黒岩平の水場で水を補充。
この先3か所小さな沢がありましたが、ここがベストだと思います。
黒岩平の水場で水を補充。
この先3か所小さな沢がありましたが、ここがベストだと思います。
黒岩平。栂海山荘で一緒になった青年は、この付近の湿原で親子クマを目撃したとの事。
黒岩平。栂海山荘で一緒になった青年は、この付近の湿原で親子クマを目撃したとの事。
黒岩山到着。
北俣の水場。
ここで4L補充。明日の昼までの分で、合計5.5Lです。とにかく暑いので。
ここで4L補充。明日の昼までの分で、合計5.5Lです。とにかく暑いので。
栂海山荘到着。テント泊の予定が疲労の為、小屋泊へ変更。山荘のWebサイトを見ると今日は小屋泊2名とテント泊1名と私の計4名。現在私ひとり。
栂海山荘到着。テント泊の予定が疲労の為、小屋泊へ変更。山荘のWebサイトを見ると今日は小屋泊2名とテント泊1名と私の計4名。現在私ひとり。
小屋内掲示の電波状況一覧表。作成日時が不明なのでご参考までに。
小屋内掲示の電波状況一覧表。作成日時が不明なのでご参考までに。
小屋内の右側の部屋。
小屋内の右側の部屋。
左側の部屋。上下に分かれてます。
左側の部屋。上下に分かれてます。
土間。ここで食事をしました。
土間。ここで食事をしました。
壁も扉も悪臭もないトイレ。使用後ホースの水(高低差を利用し、山荘の雨水を利用しているのかな)で流します。水洗トイレだ。
壁も扉も悪臭もないトイレ。使用後ホースの水(高低差を利用し、山荘の雨水を利用しているのかな)で流します。水洗トイレだ。
栂海山荘正面。左手前がテント場です。
栂海山荘正面。左手前がテント場です。
最終日の朝。快晴。今日はいよいよ日本海へ。
最終日の朝。快晴。今日はいよいよ日本海へ。
栂海新道2か所目の山小屋。白鳥小屋正面。
栂海新道2か所目の山小屋。白鳥小屋正面。
裏手に展望台に登る階段がありましたので、
裏手に展望台に登る階段がありましたので、
登ってみました。日本海。なんだか遠そうだなあ。
登ってみました。日本海。なんだか遠そうだなあ。
最後のシキ割の水場。1L補充しさらにがぶ飲み。暑い。
最後のシキ割の水場。1L補充しさらにがぶ飲み。暑い。
国道上の栂海新道登山口。日本海まであと少し。標高差80M下ります。ザックを背負って80M登り返す余力はなく、入浴・送迎予約してある親不知観光ホテル前にザックを放置。
国道上の栂海新道登山口。日本海まであと少し。標高差80M下ります。ザックを背負って80M登り返す余力はなく、入浴・送迎予約してある親不知観光ホテル前にザックを放置。
日本海へ下る階段。帰りは手すりを掴み、体を引き上げて登りました。
日本海へ下る階段。帰りは手すりを掴み、体を引き上げて登りました。
日本海へやっと着いた。
日本海へやっと着いた。

感想

登山は普通山頂が目的ですが、今回の栂海新道は日本海が目標です。数年前に栂海新道を知り、歩いてみたいとずっと思っていました。去年の秋には、直前まで歩く準備をしパッキングをしたら、ザックの重さに急に怖くなり中止。栂海新道は朝日岳から日本海の親不知までのコースですが、今年は白馬雪渓も歩行可能なので、雪渓から出発して3泊4日としました。

1日目 深夜に自宅を出発し寝不足の為、雪渓後の後半がきつかった。テント泊で今まで経験したことがない強風で、疲れているはずなのにほとんど寝られず。管理人の方の話では、前日は一張テントが破損したとの事。翌日の撤収も苦労しました。でも今後のいい経験になったと、今は感じてます。

2日目 三国境からは歩く人が少なく、振り返ると白馬から小蓮華山の雄大な稜線に感激。朝日小屋のテント場は展望も素晴らしく、高山植物も豊富。

3日目 いよいよ今日は栂海新道へ。栂海山荘手前の北又の水場で4L補充し、計5.5L。一安心。テント泊の予定が疲労の為、小屋泊へ変更。まだ誰もいません。1時間後に到着した単独テント泊の女性の方も、小屋泊へ変更。なんと今日未明に白馬岳頂上宿舎テント場を出発したとの事。私が二日間で歩いたコースを今日1日で歩いたことに。凄い。山の話をしながら食事をしていると、暗くなる直前単独テント泊の青年が到着。この方も白馬テント場から。さらに驚く事に焼岳からテント泊縦走で9日目との事。結局この日は小屋泊3人でした。初対面の人と、山で山の話をこんなに長時間したのが初めて。楽しかったなあ。

4日目 今日はいよいよ日本海へ。北アルプスですが標高は1500mから0mへ歩きますので、とにかく暑かった。そして栂海新道日本海起点へ着きました。

登山道つくりから、山小屋の維持管理まで「さわがに山岳会」の皆様に感謝いたします。栂海新道を歩かさせて頂きありがとうございました。


 

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