百高山 63:旭岳 64:杓子岳 65:白馬鑓ヶ岳



- GPS
- 52:31
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 2,844m
- 下り
- 2,855m
コースタイム
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:59
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
蓮華温泉ロッジ
|
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
---|
感想
過去山行記録となります。
7月18日~20日
7月の三連休は久々の百高山を進めて来ました。
今回狙ったのは白馬三山のうちの未登だった杓子岳と白馬鑓ヶ岳の二座、白馬岳近くにあるグレーピークの旭岳の合計三座を登って来ました。
登山口は蓮華温泉をチョイス。
当初は大池へと登り、白馬三山+旭岳を巡ってから雪倉岳・朝日岳を歩いて蓮華温泉へと下山するプランにて計画。
全てテント泊での3泊4日での山旅予定でした。
朝日小屋ではテント泊でも独自の美味しい食事を食べることができると聞いていて楽しみにしていたのですが、今年から外来の人へは食事の提供がなくなったと言うことでとても残念です。
とは言え雪倉岳までの稜線はお花畑とのことで予定通りの行程にて出発することにしました。
———————————————————————-
【63:旭岳(2,867m)】
白馬岳のすぐ西方(富山県宇奈月町)にあって、衛星峰といった存在だが、この山を北方の朝日岳―雪倉岳の稜線から眺めると、鋭い兜のような山容を見せて、一見白馬岳と錯覚するほどだ。白馬岳から越中の祖母谷(ばばだに)温泉に下る道がこの山の南山腹を走っており、付近は高山植物で埋まっている。白馬岳との鞍部には例年大雪田が残り、その北側、柳又谷の源頭には氷河地形が見られる。
【64:杓子岳(2,812m)】
北アルプス北部の山。白馬岳、白馬鑓ヶ岳とあわせて白馬三山に数えられている。
山名にある杓子(シャモジ)を倒したような特徴的な山容のため周囲から同定しやすい。
山頂の西側を通るトラバース道がメインルートとなっているため、山頂を目指す登山者は少ないが、縦走路から外れて20分ほど登れば大展望が広がっている。
【65: 白馬鑓ヶ岳(2,903m)】
後立山連峰北部にあり、白馬三山の一峰。白馬岳または唐松岳方面から主稜線を縦走する際に踏まれることが多く、頂は広いザクに覆われ、眺望はすこぶるよい。
頂から信州側に、南・北2つの大きな岩稜を相似形に派生させ、それがこの山の姿を形造っている。
(いずれもヤマケイオンラインから抜粋)
———————————————————————-
7月18日(金)
蓮華温泉の登山口駐車場はシーズン中は争奪戦とのことで平日一日お休みを足してのスケジュールにしました。
18日の1時過ぎに駐車場に到着すると空きスペースは僅かに2つ!
嫌な予感は当たり、連休前とは言え平日なのにこの状況には流石にドン引きでした。
朝起きると駐車スペースじゃないよね?ってところにも無理矢理停める車も出る始末でカオスでした。
準備して出発します。
まずは白馬大池へと登るわけですが、ずっと樹林帯なので暑いのを覚悟してた割には予想外に涼しく楽に登ることが出来ました。
お花も下の方から色々あって飽きさせない道でした。
白馬大池からは2021年にritch さんに同行してもらった時に歩いた道です。
白馬頂上宿舎までは知ってる道のためペース配分がわかりやすかったと思います。
道中お花がすごかったです。
さすが花の百名山の白馬岳と言える圧巻の量で全く足が進みませんでした☺️
だいぶゆっくりペースの14時にテント場到着。
良さそうなスペースはだいぶ埋まってはいたものの比較的良い場所に張ることが出来ました。
白馬頂上宿舎も今シーズンから外来の食事提供がなくなりトイレ脇の小屋で受付も飲み物やカップラーメンなどの軽食も行っております。
テン場はペグダウンは難しいかも知れません。
刺さるは刺さりますが砂利の場所が多いのでむしろ抜けやすい感じで石などで固定しないとワンポールテントとか非自立式のものは少し苦戦するものと思われました。
自分らの張った2日間は風が殆どなく問題なかったのですが、本来爆風のテント場という話なので注意が必要と思います。
7月19日(土)
2日目は軽い装備に変えての拠点型行動ができる日です。
白馬頂上宿舎からまず直近の旭岳を登り、戻って来てから白馬鑓ヶ岳までの往復をこなす日となります。
まずは旭岳となりますが、百高山と知らずにスルーしそうな山でした。
テント場から少し上がったところからドーンと見えてる山で、ルートもそこから見る限り雪渓を抜けてその先は直登?って感じに道が付いてます。
参考にした方は奥から迂回するように登ってましたが、先行者は少なくとも直登ルートを選んでいる。
自分たちも直登で行ってみることにしました。
まず雪渓ですが朝イチのため再凍結してる感じで念のためにチェーンスパイク装着。
雪が無くなる旭岳取り付きまでまずまずの斜度があったので正解だったと思います。
取り付きから上は雪が無くなるものの結構ザレザレな急斜面のためゆっくり慎重に進みました。
急斜面終わると素晴らしい眺望を楽しみながら山頂に到着。
我が家百高山63座目は旭岳となりました。
景色堪能してから下山開始。
雪渓を再びチェーンスパイク装着してテント場まで戻り今度は杓子岳・白馬鑓ヶ岳を目指します。
道中にはウルップソウやコマクサがこれでもかと咲いてます。
ウルップソウは終盤で青い花が残っているものは少なめではありましたが圧巻の量でした。
あまりに見すぎて子供の頃に草相撲で遊んだオオバコの茎に見えてしまう始末😅
オオバコの親分や〜🤣としょっちゅう言ってました。
杓子岳へはトラバースから折り返してのルートと直登ルートがあり、もうどっちでも同じだと思ったので直登ルートを選択。
これがまたザレザレの急登で大変だったわけですがなんとか登頂。
我が家百高山64座目となりました。
杓子岳で軽く休憩してからお次の白馬鑓ヶ岳を目指します。
一度標高を下げられてからのガツンと登りとなりヘロヘロではありましたが、道中ライチョウさんに遭遇して癒されること数度。
白馬鑓ヶ岳もなんとか登頂となり我が家百高山65座目となりました。
白馬鑓ヶ岳からは北アルプスオールスターズが一望出来て感動でした。
天狗山荘が見えていてその先には不帰ノ嶮があるのだなぁ!と感慨深いものがありました。
いつか行ってみたいもののいつになるやらです。
7月20日(日)
この日は白馬岳を登り返して三国境からいよいよ雪倉岳へと進む予定でした。
2時起きの3時スタートで3日目はスタートしたのですが、電波の入るようになった白馬山荘にて天気予報の確認をしたところ、本日の天気はD判定の昼から3mmの雨が降るとのこと。
テン場撤収時にも強風が吹いておりこれはダメなのではないか?と判断しました。
とりあえず白馬岳山頂まで登ってみるもやはり風が強くて翌日21日も天気が良くなさそうだったので今回はこのまま行きと同じルートで蓮華温泉へと下山することにしました。
結果的になのですが・・・多分雪倉岳も朝日岳も問題なく行けたと思います。
登山天気情報の見誤りとでも言いますか、20日はおそらく山間部でも一滴の雨も降らずに問題なく歩けたんじゃないかと。
行きたかった雪倉岳だけに非常に残念な判断ミスではありましたが、またいつの日にか今度は小屋泊にて朝日小屋の食事を満喫しながら挑戦したいと思います。
とは言え一番の目的の百高山を三座進めることが出来たのは大きな一歩でもあり、大満足な山旅を楽しむことが出来ました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する