360度パノラマ絶景⛰️針ノ木サーキット


- GPS
- 17:28
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,471m
- 下り
- 2,507m
コースタイム
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 10:09
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3連休の好天予報。扇沢の駐車場🅿️は大変なことになるだろうと予想し、金曜午後の仕事を早退して中央道を走らせた。夜9時に到着し、かろうじて無料駐車場に空きスペースを確保。続々と到着する車で程なく駐車場は埋まっていた。
車中泊して扇沢駅で身支度を整えたら4:30に出発。駅は既にハイカーで大賑わい。切符売場の行列を横目に針木雪渓ルートへ向かう。日の出すぐの早朝の樹林帯は涼しく歩きやすい。小一時間で大沢小屋へ到着、ここでは年季の入った4本爪の軽アイゼンが500円でレンタルできるようだ。
小屋を越えて程なく樹林帯を抜けると涼しい風が吹く雪渓に到着。6本爪の軽アイゼンを装着する。雪解けは進んでいるようだが登山エリアに雪はしっかり残っており、スノーブリッジやクラックなども気にならなかった。早朝で締まった雪にアイゼンがよく効く。
ワタシ調べだと、その日のハイカーの8割がチェンスパ、1割が6本爪、残り1割が12本爪の装備だった。一部傾斜が急になる箇所もあり、チェンスパに慣れないトレランナーさんは四つん這いになって歩いていた。個人的には、6本爪があると安心。慣れてる人ならチェンスパで問題なし。ピッケルは不用。
ノドを過ぎたあたりで雪渓は終了、この後サーキットでアイゼンを使う場面はなかった。
沢の出会いの最終水場で水を汲み、針ノ木小屋までの夏道葛折を登る。エビスビールの旗がなんとも魅力的だがこの先が長いのでスルー。
小屋で一息をついてこの日の計画を確認。元々無理があるのはわかっていたが、蓮華岳を往復して新越山荘まで辿り着く時間の余裕はなく、蓮華岳は省略。サーキットを続けるべく針木岳へ向かった。
針木岳山頂は360度の大パノラマ。黒部湖を挟んで後立山連峰がドーン、振り返ると白馬連峰ドーン、遠くには槍ヶ岳や富士山まで見事に見渡せた。針木雪渓からこんなにたくさんのルートに繋がっていることを初めて知り、今後繋いでみたいルートが一気に増えた。奥深いぜ北アルプス…
同日に同僚は黒部湖を挟んだ野口五郎岳、山仲間は白馬岳を登っており、みな大絶景歩きを楽しんでるのだろうと思うと嬉しくなる。
ゆっくり休む間もなく、急な下りと登りを進んでスバリ岳へ。剱岳がどんどん近づいてくる。先週の南アルプス縦走まではいかないものの、エンドレスなアップダウンを続け、15時前に新越山荘へ到着。越冬ビールと小屋の夕食を堪能して19時就寝。北アルプスの中では比較的マイナーなこのルート、会話した宿泊者のみなさま素敵な強者ハイカーでした!
翌朝は3時起き4時出発。お湯を沸かしてカレーメシな朝ごはん。40分程で新越岳山頂へ到着、爺ヶ岳から顔を覗かせた日の出を拝む。後立山連峰が徐々に赤く照らされる様が感動的。30分程絶景を独り占めした。
ただ下山するのも勿体無く、爺ヶ岳をピストンすることとした。数年前の爺ヶ岳はガスで視界ゼロだったので、今回は見事な絶景でリベンジできた。種池山荘のピザも食べたかったが、10時の販売開始には1時間以上待たなければならないため下山することに。柏原新道は歩きやすく好きなルート。1箇所ある雪渓トラバースは踏み跡しっかりのため壺足で問題なし。正午前に車へ戻れた。
さすが北アルプス、登山道の整備が行き届いていて総じて歩きやすい。
下山後はお馴染みの薬師の湯ではなく、お初の葛温泉に行ってみた。温泉かじか♨️のお風呂(JAF会員で800円)はタイムスリップしたような素敵な露天風呂がサイッコーでした!
谷川岳の馬蹄形もそうだが、自分の歩いたルートがずっと臨める周回ルートは私のツボにハマる。今回も超絶素敵で、来年また戻ってきそうな気がする。
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