栂海新道 (白馬岳から日本海)

- GPS
- 34:11
- 距離
- 54.5km
- 登り
- 3,610m
- 下り
- 5,412m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:22
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 8:45
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:28
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 9:17
| 天候 | 10/10(金): 晴れ☀️→曇り☁️。西風強。山頂5℃ 10/11(土): 稜線(白馬岳~雪倉岳)は暴風雨☔️ 雪倉岳から北、標高2200m下回ると、 雲層の下に出て、木々も増え、風止む 10/12(日): 朝日岳はガス🌫️&強風 雲の下に出ると薄曇り🌥️/薄晴れ⛅️ 17時頃から雨☔️ 10/13(月): 雨☔️、時々止む |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
🚌夜行バス アルピコ 新宿23:05→栂池高原5:54 🚡栂池ゴンドラ 8:04 ↗︎ 8:24 ※ 平日の運行開始は7時ではなく8時 (7:45販売始) 🚡栂池ロープウェイ 8:30 ↗︎ 自然園8:35 ■帰り 🚃えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン 親不知15:16→糸魚川15:27 🚄北陸新幹線 糸魚川15:38→上野17:48 |
写真
感想
遅ればせながら。
三連休に1日お休みをくっつけて、白馬岳から日本海(海抜0m)まで歩きました。栂海新道。
長い道のりなので身軽に行きたかったんですが、朝日小屋の予約が取れず、修行を兼ねてテン泊で行ってみました。(テン泊は予約不要)
結果、キツい修練の山行となりました。
🏕 Day1:栂池~白馬岳
初日は縦走始点の白馬岳へ。
栂池自然園は紅葉でお客さん多く、その上の登山路も、天狗原や白馬乗鞍岳への登り、白馬大池辺りまで紅葉きれいでした。(その先はもう樹がない)
お天気は下り坂でしたが、夕方までよくもってくれました。15時過ぎ登頂。向かいに剱・立山の稜線くっきり見えてたし、遠く槍・穂高も見えました。
頂上宿舎でテン泊。小屋営業は9月末で終わってましたが、テン泊はOK。宿代約1万円浮いた。テン泊万歳。ただ、どこがテン場か分からず、暗くなり雨も降り始める中で右往左往。慣れない強風下の設営に1時間。
疲れ果てて炊飯は断念し、インスタントパスタと味噌汁で夕食。テン泊は早着が鉄則と痛感しました。
🌧 Day2:白馬岳~朝日小屋|暴風雨と雷鳥とびしょ濡れ装備
いよいよ日本海向けて縦走開始。
予報通りの雨と強風。
白馬岳に再び上がった頃はまだひどくなかったのですが、三国境から朝日岳方面への尾根に入ると風雨が強烈に。吹きっさらしの稜線で、ポール使って四足歩行しないとまともに歩けない程の暴風雨。
そんな中、雷鳥だけは”我が世の春”を謳歌してて何度も遭遇。唯一の癒しに。足元の岩陰から飛び出てきて踏みそうになったり、道の前へ前へとトコトコ逃げていくので割と邪魔😓。ヒトに対しては緊張感足りない連中だ (都会のハト並み)
全身、靴の中までびしょ濡れ。荷物もザックカバーが吹き飛ばされ、中まで水浸透。
防水袋も浸水し、シュラフや着替えまで湿ってました。
朝日小屋に到着するも、再び雨風の中でテント設営。
ザックも荷物も濡れてるし、雨具も中で脱ぐもんだからますます水だらけに。着替えも湿ってるしなー
テントの中全てが水気含んでで気が滅入る。
浸水したのかヘッドランプが点かず、慌てて日没前に夕食。またもや炊飯する余裕はなくインスタントラーメンと味噌汁のみ。
濡れてかさの減ったシュラフに入り、体を丸めて寒々と眠りました。
🍁 Day3:朝日岳~栂海新道|紅葉ロード。
ひどい霧の中だが雨は止んだ。ヘッデン不調で早出できず6時出発。
朝日岳はガスの中で眺望なし。ここからは栂海新道へ。
最初は昨日同様、強風とガスの斜面を下っていたが、やがて雲の下に出て視界が広がった。下の方は晴れてた。その後は、池や草原、変化に富んだ、おだやかなアップダウンの道。紅葉ロード。
眺めがよい黒岩山に至ると、雰囲気が変わり、再び山道に。
雲はかかるけど、霧の中というわけではなくそれなりに爽快。
けれど、アップダウンがきつくなり、おまけに水場で2.2L補給し荷物が激重になり、鈍重な足取りに。14時半頃栂海山荘に到着。
白鳥山までの到達は断念。自分の体力ではテン泊ではCTの120%で計画すべきと学びました。
この日ようやく、炊飯してまともな食事にありつけました。
🌊 Day4:白鳥山~日本海|雨の中、日本海へ
最終日も雨。5時出発、真っ暗な中の細尾根も問題なく通過。
白鳥山まではアップダウンが続くも、順調に3.5時間で到達。
その後は比較的穏やかな下り。坂田峠まで2時間弱で下山し、標高650m以下の低山縦走へ。
ぬかるみや沢状態の道に苦戦しつつも、無事に日本海へ到達!
不本意ながら、いろいろな経験値積めました。
3千m級でのテン泊、強風&雨中の設営/撤収、4日に渡る寝食抱えて暴風雨の中の縦走、テントで床も壁もシュラフも着替えも全部水に濡れた状態だとどうなるか、ヘッデンが使えなくなった場合の行動の制約、濡れると火打式ライターもつかなくなる、etc. みぞれ交じりの雨じゃなくて幸いでした。
紅葉はきれいでしたけど、やっぱもっと楽に行きたかったです!
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ikerina
















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