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Yamareco

記録ID: 7147105
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

雲ノ平・鷲羽岳・黒部五郎岳 ~折立から周回 テント泊4泊5日~

2024年08月13日(火) 〜 2024年08月17日(土)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
40:58
距離
49.2km
登り
3,668m
下り
3,669m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:39
休憩
1:48
合計
7:27
距離 8.0km 登り 1,038m 下り 93m
5:12
3
スタート地点
5:15
5:16
4
6:45
6:55
60
7:55
8:05
12
9:07
53
10:00
10:10
21
10:31
31
11:02
12:19
20
12:39
2日目
山行
6:43
休憩
1:38
合計
8:21
距離 10.9km 登り 815m 下り 556m
6:29
21
6:50
6:55
41
7:36
7:55
5
8:00
8:01
8
8:21
4
8:25
8:26
47
9:13
7
9:20
9:55
195
13:10
13:15
27
13:42
13:51
17
14:08
14:15
19
14:34
14:50
0
3日目
山行
6:06
休憩
2:23
合計
8:29
距離 10.0km 登り 819m 下り 1,035m
6:47
6:52
47
7:39
7:50
27
8:17
8:35
41
9:16
9:39
7
9:46
9:49
28
10:17
10:32
45
11:17
11:40
59
12:39
13:11
98
14:49
15:02
0
4日目
山行
9:01
休憩
1:15
合計
10:16
距離 12.9km 登り 896m 下り 945m
6:11
172
9:03
9:10
15
9:25
9:39
11
9:50
10:10
96
11:46
63
12:49
13:05
11
13:16
41
13:57
14:12
7
14:19
14:20
96
15:56
15:58
8
16:06
21
16:27
5日目
山行
3:47
休憩
0:53
合計
4:40
距離 7.4km 登り 101m 下り 1,040m
6:16
21
6:37
6:52
36
7:28
7:29
22
7:51
29
8:20
8:35
28
9:24
9:35
27
10:02
10:12
41
10:53
10:54
2
10:56
天候 8/13(火) 曇りのち雨
8/14(水) 曇りのち雨
8/15(木) 曇りのち雨
8/16(金) 曇りのち晴れ
8/17(土) 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<駐車場>
◆有峰林道 折立駐車場
◇料金:無料(有料道路の通行料金は必要)
◇駐車台数:約300台(臨時駐車場を含む)
◇トイレ:あり(24時間利用可能)
◇携帯電話(au):問題なく使用できます
◇特記事項
 ・有峰林道の通行料金が2000円かかります
 ・有峰林道の通行時間は6:00~20:00で、夜間は閉鎖されているので注意
 ・登山口の近くには無料キャンプ場があります(受付は必要)
コース状況/
危険箇所等
【1日目】<折立登山口~薬師峠キャンプ場>
・前半は急登が続きますが、樹林帯が切れる辺りから傾斜が緩みます

【2日目】<薬師峠キャンプ場~雲ノ平キャンプ場>
・太郎平小屋から一気に標高を下げた後、薬師沢小屋までは緩やかな下りになります
・渡渉が3回あるので、増水時は注意が必要です
・薬師沢小屋からの登り返しが今回の一番の難関です。デカい岩がゴロゴロした急登で、滑りやすいので精神的にも消耗します
・岩ゴロゴロ地帯が終わった後は気持ちの良い草原歩きになりますが、木道が滑りやすいので注意

【3日目】<雲ノ平キャンプ場~鷲羽岳~黒部五郎小屋>
・いわゆる北アルプスの岩稜地帯を歩く縦走路で、よく整備されています
・祖父岳からの下りでロープが1箇所ありますが、難しくはありません

【4日目】<黒部五郎小屋~黒部五郎岳~薬師峠キャンプ場>
・黒部五郎岳までは広大な「黒部五郎カール」が広がっており、今回の縦走のハイライトと言えます
・暫くは緩やかに標高を上げていきますが、山頂直下はかなりの急登です
・黒部五郎岳から薬師峠まで眺めの良い稜線歩きが楽しめますが、赤木岳の登り返しがややキツイので注意

【5日目】<薬師峠キャンプ場~折立登山口>
・折立登山口付近は熊の出没が多いので注意(この日は子熊にザックを奪われた登山者がいました)
その他周辺情報 <テント場>
◆薬師峠キャンプ場
◇利用料金:1500円
◇張数:100張(過去には300を超えることもあり)
◇予約:不要
◇トイレ:キャンプ場にあり(バイオトイレ)
◇水場:キャンプ場にあり(冷たくて美味しい湧水が勢いよく出ています)
◇携帯情報(au):圏外(太郎平小屋で電波1本入りました)
◇特記事項
 ・キャンプ場内に管理棟があり、17時まではキャンプ場で受付可能でした(それ以降は太郎平小屋受付)
 ・種類は少ないですが、管理棟で飲料水(ビール、コーラなど)の販売をしています
 ・太郎平小屋から片道20分と、距離が離れているのが難点ですが、概ねキャンプ場内で完結しています

◆雲ノ平キャンプ場
◇利用料金:2000円
◇張数:50張(過去には200を超えることもあり)
◇予約:特定日のみ必要
◇トイレ:キャンプ場にあり(バイオトイレではありません)
◇水場:キャンプ場にあり(冷たくて美味しい湧水が勢いよく出ています)
◇携帯電話(au):圏外(雲ノ平山荘も圏外でした)
◇特記事項
 ・キャンプ場内に管理棟はなく、受付は雲ノ平山荘で行う必要があります
 ・雲ノ平山荘までは片道30分(軽装で20分)と距離が離れていることが難点です

◆黒部五郎小屋 テント場
◇利用料金:2000円
◇張数:30張(スペース的に60張は張れそうです)
◇予約:特定日のみ必要
◇トイレ:山小屋にあり(バイオトイレ)
◇水場:山小屋にあり(湧水?冷たくて美味しい水です)
◇携帯電話(au):圏外(黒部五郎小屋も圏外でした)
◇特記事項
 ・山小屋から徒歩2~3分と、便利な場所にあります

<日帰り温泉>
◆立山吉峰温泉 ゆ~ランド (グリーンパーク吉峰)
◇料金:700円(JAF or モンベル割引630円)
◇種類:内湯、露天風呂、サウナ、水風呂
◇泉質:アルカリ単純温泉
◇無料休憩室:あり(別途食堂もあり)
◇特記事項
 ・宿泊棟やアスレチック、ゴルフ場などもある総合レジャー施設です
前日の内に折立の駐車場にアクセスし、車中泊をしました。臨時駐車場の方は見ていませんが、こちらの駐車場は8割以上埋まっていました。
2024年08月13日 05:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 5:13
前日の内に折立の駐車場にアクセスし、車中泊をしました。臨時駐車場の方は見ていませんが、こちらの駐車場は8割以上埋まっていました。
ここには無料のキャンプ場があります(受付は必要)。熊の出没でよく閉鎖されますが、この日は利用可能でした。
2024年08月13日 05:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 5:14
ここには無料のキャンプ場があります(受付は必要)。熊の出没でよく閉鎖されますが、この日は利用可能でした。
トイレは24時間利用可能で、比較的近い場所に2箇所あります。
2024年08月13日 05:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 5:14
トイレは24時間利用可能で、比較的近い場所に2箇所あります。
今週は予報がイマイチなので、1〜2日足止めを食らう可能性もあります。そのため、食糧を多めに用意しましたが、ザックがかつてない重さになってしまいました。
2024年08月13日 05:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 5:16
今週は予報がイマイチなので、1〜2日足止めを食らう可能性もあります。そのため、食糧を多めに用意しましたが、ザックがかつてない重さになってしまいました。
歩き出すとすぐに慰霊碑があります。1963年に愛知大学の山岳部員13名が遭難死した時のものです。
2024年08月13日 05:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 5:18
歩き出すとすぐに慰霊碑があります。1963年に愛知大学の山岳部員13名が遭難死した時のものです。
激重のザックと急登に苦労しながら、通称アラレちゃん坂に到着しました。この場所を通るのも11年ぶりですが、なんか絵が小ぎれいになっています。後で調べたら、絵は2代目に変わっていました。
2024年08月13日 06:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 6:53
激重のザックと急登に苦労しながら、通称アラレちゃん坂に到着しました。この場所を通るのも11年ぶりですが、なんか絵が小ぎれいになっています。後で調べたら、絵は2代目に変わっていました。
重〜いザックに身体全体(特に肩と背中)が悲鳴を上げています。今年初めてのテント泊だったので、長期縦走をするには身体が出来ていませんでした。
2024年08月13日 07:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 7:55
重〜いザックに身体全体(特に肩と背中)が悲鳴を上げています。今年初めてのテント泊だったので、長期縦走をするには身体が出来ていませんでした。
朝から天気は曇りのままです。気温がさほど上がらないのはありがたいですが、それでも全身に大汗をかいています。
2024年08月13日 09:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 9:24
朝から天気は曇りのままです。気温がさほど上がらないのはありがたいですが、それでも全身に大汗をかいています。
イワショウブでしょうか?花はやや寂しい時期ですが、それでも今回の縦走では多くの草花が見られました。
2024年08月13日 10:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 10:25
イワショウブでしょうか?花はやや寂しい時期ですが、それでも今回の縦走では多くの草花が見られました。
イワオトギリが咲いていました。この花は割とあちこちで見かけました。
2024年08月13日 10:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 10:55
イワオトギリが咲いていました。この花は割とあちこちで見かけました。
ようやく太郎平小屋が見えてきました。30分歩いて15分休憩するような遅々とした歩みのため、非常に遠く感じました。
2024年08月13日 10:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 10:55
ようやく太郎平小屋が見えてきました。30分歩いて15分休憩するような遅々とした歩みのため、非常に遠く感じました。
太郎平小屋に到着しました。当初の予定では10時頃に着くだろうと思っていましたが、到着したら11時になっていました。
2024年08月13日 11:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 11:02
太郎平小屋に到着しました。当初の予定では10時頃に着くだろうと思っていましたが、到着したら11時になっていました。
当初は雲ノ平のテント場まで行く予定をしていましたが、こんなヘロヘロででは不可能です。この日は薬師峠キャンプ場までとし、雲ノ平山荘にはキャンセルの電話をしました。
2024年08月13日 11:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
8/13 11:05
当初は雲ノ平のテント場まで行く予定をしていましたが、こんなヘロヘロででは不可能です。この日は薬師峠キャンプ場までとし、雲ノ平山荘にはキャンセルの電話をしました。
名物の太郎ラーメンが美味しそうでしたが、荷物を少しでも減らすために自前のパスタを食べました。結果的には、これが小屋で食事を摂る最初で最後のチャンスでした。
2024年08月13日 11:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
8/13 11:05
名物の太郎ラーメンが美味しそうでしたが、荷物を少しでも減らすために自前のパスタを食べました。結果的には、これが小屋で食事を摂る最初で最後のチャンスでした。
薬師峠キャンプ場は小屋から20分も離れています。しかも、(明日向かう)雲ノ平とは逆方向です。
2024年08月13日 12:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 12:24
薬師峠キャンプ場は小屋から20分も離れています。しかも、(明日向かう)雲ノ平とは逆方向です。
薬師峠のキャンプ場に到着しました。昼の時点で10張程度で、この日のトータルでも30張程度と、空いていて快適でした。
2024年08月13日 12:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 12:40
薬師峠のキャンプ場に到着しました。昼の時点で10張程度で、この日のトータルでも30張程度と、空いていて快適でした。
キャンプ場には管理棟があり、(17時までは)こちらでテントの受付ができます。飲料水(ビールなど)の販売もしています。
2024年08月13日 16:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 16:41
キャンプ場には管理棟があり、(17時までは)こちらでテントの受付ができます。飲料水(ビールなど)の販売もしています。
水場やトイレは1〜2分の距離にあって便利です。冷たくて美味しい湧き水が勢いよく出ています。
2024年08月13日 16:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
8/13 16:35
水場やトイレは1〜2分の距離にあって便利です。冷たくて美味しい湧き水が勢いよく出ています。
水場の下手にはトイレがあります。バイオトイレで、さほど臭いません。
2024年08月13日 16:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 16:33
水場の下手にはトイレがあります。バイオトイレで、さほど臭いません。
設営完了して、「さあビールを飲むぞ!」と思ったら、割と強めの雨が降ってきました。雨は3時間以上続いたので、仮に雲ノ平に向かっていたら、かなりツライ目に遭っていたところでした。
2024年08月13日 13:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
8/13 13:16
設営完了して、「さあビールを飲むぞ!」と思ったら、割と強めの雨が降ってきました。雨は3時間以上続いたので、仮に雲ノ平に向かっていたら、かなりツライ目に遭っていたところでした。
16時30分頃に雨は止みましたが、肌寒くなってきたのでビールという気分でもありません。夕食後にホットコーヒーを飲んでこの日は就寝しました。
2024年08月13日 16:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/13 16:31
16時30分頃に雨は止みましたが、肌寒くなってきたのでビールという気分でもありません。夕食後にホットコーヒーを飲んでこの日は就寝しました。
2日目(8/14)の朝を迎えました。早朝に強めの雨が降っていたので様子見をしていましたが、小降りになったのでテントを撤収して雲ノ平を目指します。
2024年08月14日 05:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 5:33
2日目(8/14)の朝を迎えました。早朝に強めの雨が降っていたので様子見をしていましたが、小降りになったのでテントを撤収して雲ノ平を目指します。
幸いにも支度を整えて出発する頃には雨は止んでいました。途中で降られないと良いですが…。
2024年08月14日 05:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 5:33
幸いにも支度を整えて出発する頃には雨は止んでいました。途中で降られないと良いですが…。
荷物は多少減っているハズですが、全く軽くなった気がしません。テントがたっぷり水を吸ったせいでしょうか…?
2024年08月14日 06:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 6:39
荷物は多少減っているハズですが、全く軽くなった気がしません。テントがたっぷり水を吸ったせいでしょうか…?
太郎平小屋を過ぎると木道が左右に分かれています。ここが周回の起点になります。
2024年08月14日 06:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 6:50
太郎平小屋を過ぎると木道が左右に分かれています。ここが周回の起点になります。
右が黒部五郎岳方面で、左が雲ノ平方面です。時計回りに周回するプランなので、ここは左に進みます。
2024年08月14日 06:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 6:55
右が黒部五郎岳方面で、左が雲ノ平方面です。時計回りに周回するプランなので、ここは左に進みます。
オヤマリンドウが咲いていました。鮮やかな色で目を惹きます。
2024年08月14日 07:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 7:04
オヤマリンドウが咲いていました。鮮やかな色で目を惹きます。
太郎平小屋からは急坂を下って、一気に標高を下げていきます。3箇所の渡渉地点を超えると傾斜は緩やかになりますが、木道が滑るので意外と気を遣うコースです。
2024年08月14日 07:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 7:38
太郎平小屋からは急坂を下って、一気に標高を下げていきます。3箇所の渡渉地点を超えると傾斜は緩やかになりますが、木道が滑るので意外と気を遣うコースです。
ベニバナイチゴが咲いていました。毒ではないですが、食べても不味いと言われています。
2024年08月14日 07:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 7:39
ベニバナイチゴが咲いていました。毒ではないですが、食べても不味いと言われています。
アキノキリンソウでしょうか?この花は翌日以降も色々な場所で見かけました。
2024年08月14日 08:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 8:01
アキノキリンソウでしょうか?この花は翌日以降も色々な場所で見かけました。
ミヤマトリカブトか咲いていました。この花も翌日以降よく見かけました。
2024年08月14日 08:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 8:01
ミヤマトリカブトか咲いていました。この花も翌日以降よく見かけました。
やや色褪せたアザミが咲いていました。
2024年08月14日 08:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 8:34
やや色褪せたアザミが咲いていました。
イワイチョウでしょうか?小さな花ですがキレイに咲いています。
2024年08月14日 08:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 8:46
イワイチョウでしょうか?小さな花ですがキレイに咲いています。
川の音が大きくなってきたと思ったら、薬師沢小屋に到着しました。狭いテーブル席に10人ほどの登山者が休憩していました。
2024年08月14日 09:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
8/14 9:23
川の音が大きくなってきたと思ったら、薬師沢小屋に到着しました。狭いテーブル席に10人ほどの登山者が休憩していました。
この後には難所が待ち構えているので、小屋で40分ほど休憩して体調を整えました。隙間の大きい吊り橋を渡って雲ノ平を目指します。
2024年08月14日 09:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
8/14 9:24
この後には難所が待ち構えているので、小屋で40分ほど休憩して体調を整えました。隙間の大きい吊り橋を渡って雲ノ平を目指します。
空身ならそのまま転落しそうな隙間です。両側のワイヤーをしっかり掴んで慎重に渡ります。
2024年08月14日 09:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 9:55
空身ならそのまま転落しそうな隙間です。両側のワイヤーをしっかり掴んで慎重に渡ります。
河原を少し歩くと分岐が現れました。右の「直登」の文字を見ると迂回してでも左に行きたくなりますが、左(大東新道)は沢沿いの難ルートです。
2024年08月14日 10:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 10:01
河原を少し歩くと分岐が現れました。右の「直登」の文字を見ると迂回してでも左に行きたくなりますが、左(大東新道)は沢沿いの難ルートです。
今回の縦走で一番の難関がこの雲ノ平への登りです。重いザックに身も心も押し潰されそうになりながら、この急登に挑みます。
2024年08月14日 10:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
8/14 10:01
今回の縦走で一番の難関がこの雲ノ平への登りです。重いザックに身も心も押し潰されそうになりながら、この急登に挑みます。
ずっとこんな感じの道が続きます。デカい岩がゴロゴロしており、しかも滑りやすいので非常に歩きにくいコースです。標高差や平均斜度などの数字では測れない厳しさがここにはあります。
2024年08月14日 12:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
8/14 12:00
ずっとこんな感じの道が続きます。デカい岩がゴロゴロしており、しかも滑りやすいので非常に歩きにくいコースです。標高差や平均斜度などの数字では測れない厳しさがここにはあります。
急登に挑むこと2時間30分、ようやく傾斜が緩んできました。小屋から標高を450m上げるのに、これだけの時間がかかりました。
2024年08月14日 12:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
8/14 12:28
急登に挑むこと2時間30分、ようやく傾斜が緩んできました。小屋から標高を450m上げるのに、これだけの時間がかかりました。
平坦な場所で休憩をしていたら、小動物がチラチラとこちらを見ながら近付いてきました。野生のオコジョです。
2024年08月14日 12:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 12:44
平坦な場所で休憩をしていたら、小動物がチラチラとこちらを見ながら近付いてきました。野生のオコジョです。
警戒心が強いと聞いていましたが、かなり近くまで寄ってきました。行動食のパンを食べていたので、エサが欲しかったのかもしれません。しかし、餌付けはしませんでした。ゴメンね〜。
2024年08月14日 12:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
8/14 12:46
警戒心が強いと聞いていましたが、かなり近くまで寄ってきました。行動食のパンを食べていたので、エサが欲しかったのかもしれません。しかし、餌付けはしませんでした。ゴメンね〜。
小動物との邂逅に少し心が和んだところで先に進みます。もうじき、このゴロゴロ地帯を抜けるハズです。
2024年08月14日 12:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 12:56
小動物との邂逅に少し心が和んだところで先に進みます。もうじき、このゴロゴロ地帯を抜けるハズです。
ゴロゴロ地帯を抜けて木道に出ると、すぐに「アラスカ庭園」が現れました。
2024年08月14日 13:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 13:14
ゴロゴロ地帯を抜けて木道に出ると、すぐに「アラスカ庭園」が現れました。
この辺りのシラビソ林がアラスカを思わせるそうですが…アラスカに行ったことが無いのでよく分かりません。
2024年08月14日 13:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 13:14
この辺りのシラビソ林がアラスカを思わせるそうですが…アラスカに行ったことが無いのでよく分かりません。
木道はかなり傷んでいる箇所もあります。木道で転んだという話をよく聞くので、慎重に歩きます。
2024年08月14日 13:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 13:24
木道はかなり傷んでいる箇所もあります。木道で転んだという話をよく聞くので、慎重に歩きます。
こちらは「奥日本庭園」です。ハイマツ帯や池塘が見られます。
2024年08月14日 13:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 13:42
こちらは「奥日本庭園」です。ハイマツ帯や池塘が見られます。
時折小雨がパラつきますが、朝から天気はもっています。涼しくて歩きやすいので助かります。(なお、ペースはノロマな亀ですが)
2024年08月14日 13:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 13:57
時折小雨がパラつきますが、朝から天気はもっています。涼しくて歩きやすいので助かります。(なお、ペースはノロマな亀ですが)
寄り道になりますが、祖母岳(ばあだけ)に寄ってみます。分岐にザックを置いて、空身で向かいます。
2024年08月14日 14:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 14:00
寄り道になりますが、祖母岳(ばあだけ)に寄ってみます。分岐にザックを置いて、空身で向かいます。
ヨツバシオガマでしょうか?この辺りも花畑になっています。
2024年08月14日 14:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 14:03
ヨツバシオガマでしょうか?この辺りも花畑になっています。
赤い屋根の雲ノ平山荘が見えます。中々予約が取れないですが、いつか泊まってみたい山小屋です。
2024年08月14日 14:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/14 14:04
赤い屋根の雲ノ平山荘が見えます。中々予約が取れないですが、いつか泊まってみたい山小屋です。
祖母岳の山頂付近は「アルプス庭園」になっています。広々としていて良い眺めです。
2024年08月14日 14:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 14:07
祖母岳の山頂付近は「アルプス庭園」になっています。広々としていて良い眺めです。
祖母岳(2555m)の山頂に到着しました。山頂標識はありませんが、休憩できるベンチが設置されています。
2024年08月14日 14:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/14 14:09
祖母岳(2555m)の山頂に到着しました。山頂標識はありませんが、休憩できるベンチが設置されています。
ウサギギクが咲いています。この花も広範囲で見かけました。
2024年08月14日 14:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 14:32
ウサギギクが咲いています。この花も広範囲で見かけました。
ヤマハハコの花は近くで見ると面白い形をしています。
2024年08月14日 14:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 14:34
ヤマハハコの花は近くで見ると面白い形をしています。
雲ノ平山荘に到着しました。2010年に建替えられた割に年季の入った外観ですが、内部はキレイでした。
2024年08月14日 14:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 14:35
雲ノ平山荘に到着しました。2010年に建替えられた割に年季の入った外観ですが、内部はキレイでした。
山荘で受付をした後、30分近く歩いてテント場に到着しました。途中で強めの雨が降ってきたので、急いでテントを設営します。
2024年08月14日 15:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 15:15
山荘で受付をした後、30分近く歩いてテント場に到着しました。途中で強めの雨が降ってきたので、急いでテントを設営します。
雨は3時間程度で止みましたが、かなりの降水量でした。最初に張ろうと思った場所が水たまりになっています。奥(少し高い場所)に張って正解でした。
2024年08月14日 18:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 18:55
雨は3時間程度で止みましたが、かなりの降水量でした。最初に張ろうと思った場所が水たまりになっています。奥(少し高い場所)に張って正解でした。
トイレはキャンプ場の一番低い場所にあります。バイオトイレではないため、臭いはややキツめです。
2024年08月14日 18:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/14 18:56
トイレはキャンプ場の一番低い場所にあります。バイオトイレではないため、臭いはややキツめです。
高い方には水場があります。冷たくて美味しい湧き水が勢いよく出ています。
2024年08月15日 05:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 5:28
高い方には水場があります。冷たくて美味しい湧き水が勢いよく出ています。
テントの受付や飲料水の購入は、往復1時間近くかけて雲ノ平山荘まで行かなければなりません。薬師峠キャンプ場のように、こちらにも管理棟が欲しいところです。
2024年08月14日 18:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/14 18:54
テントの受付や飲料水の購入は、往復1時間近くかけて雲ノ平山荘まで行かなければなりません。薬師峠キャンプ場のように、こちらにも管理棟が欲しいところです。
3日目(8/15)の朝を迎えました。曇っていますが、雨は降っていません。周りの登山者は続々と出発していきます。
2024年08月15日 05:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 5:28
3日目(8/15)の朝を迎えました。曇っていますが、雨は降っていません。周りの登山者は続々と出発していきます。
ダラダラとテントを撤収して出発準備を整えましたが、どうにも身体に力が入りません。今回の5日間の行程の中で、この日が一番体調が良くない日でした。
2024年08月15日 06:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 6:30
ダラダラとテントを撤収して出発準備を整えましたが、どうにも身体に力が入りません。今回の5日間の行程の中で、この日が一番体調が良くない日でした。
徐々にザックは軽くなっているハズですが、そのような実感が湧きません。比例して体力の方も低下しているようです。
2024年08月15日 06:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 6:38
徐々にザックは軽くなっているハズですが、そのような実感が湧きません。比例して体力の方も低下しているようです。
曇っているのでくすんで見えますが、それでも良い景色です。晴れた日だったら、もっと緑が鮮やかに見えたことと思います。
2024年08月15日 06:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 6:42
曇っているのでくすんで見えますが、それでも良い景色です。晴れた日だったら、もっと緑が鮮やかに見えたことと思います。
少しコースから外れますが、「スイス庭園」に寄ってみます。透明な水を蓄えた池塘が青空によく映えます。
2024年08月15日 06:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 6:45
少しコースから外れますが、「スイス庭園」に寄ってみます。透明な水を蓄えた池塘が青空によく映えます。
スイス庭園からは薬師岳が望めました。改めて見ても、とても風格のある山です。
2024年08月15日 06:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 6:48
スイス庭園からは薬師岳が望めました。改めて見ても、とても風格のある山です。
分岐に戻って先に進みます。大した傾斜ではないのに、登りになった途端にガクッとペースダウンしてしまいます。
2024年08月15日 07:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 7:09
分岐に戻って先に進みます。大した傾斜ではないのに、登りになった途端にガクッとペースダウンしてしまいます。
祖父岳(じいだけ)との分岐に来ました。三俣山荘にショートカットしてから軽装で鷲羽岳を往復する方法もありますが、当初の予定通り祖父岳を超えるルートを行きます。
2024年08月15日 07:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 7:40
祖父岳(じいだけ)との分岐に来ました。三俣山荘にショートカットしてから軽装で鷲羽岳を往復する方法もありますが、当初の予定通り祖父岳を超えるルートを行きます。
祖父岳への急坂を登っていると、ライチョウを見かけました。ライチョウを見ると「北アルプスに来た」という実感が湧いてきます。
2024年08月15日 07:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 7:52
祖父岳への急坂を登っていると、ライチョウを見かけました。ライチョウを見ると「北アルプスに来た」という実感が湧いてきます。
もう一羽いました。こちらはややポッチャリ体型です。この辺りはエサが豊富なんでしょうか?
2024年08月15日 07:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 7:51
もう一羽いました。こちらはややポッチャリ体型です。この辺りはエサが豊富なんでしょうか?
開けた場所から振り返ると、薬師岳がドーンとそびえています。前に登ってから11年が経ちますが、改めて登ってみたい山です。
2024年08月15日 07:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 7:52
開けた場所から振り返ると、薬師岳がドーンとそびえています。前に登ってから11年が経ちますが、改めて登ってみたい山です。
祖父岳(2825m)の山頂に到着しました。日本百高山の一座です。なお、雲ノ平の溶岩台地は、この祖父岳火山の噴火によって形成されたものです。
2024年08月15日 08:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 8:18
祖父岳(2825m)の山頂に到着しました。日本百高山の一座です。なお、雲ノ平の溶岩台地は、この祖父岳火山の噴火によって形成されたものです。
祖父岳の山頂はよく開けており、水晶岳や赤牛岳がよく見えますが、逆光で上手く撮れませんでした。こちらは、これから向かうワリモ岳の方面です。
2024年08月15日 08:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 8:19
祖父岳の山頂はよく開けており、水晶岳や赤牛岳がよく見えますが、逆光で上手く撮れませんでした。こちらは、これから向かうワリモ岳の方面です。
こちらでもウサギギクを見かけました。
2024年08月15日 08:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 8:34
こちらでもウサギギクを見かけました。
祖父岳の山頂を後にして、少し歩いたら水晶岳が見えました。こちらは逆光にならずに撮れました。
2024年08月15日 08:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 8:37
祖父岳の山頂を後にして、少し歩いたら水晶岳が見えました。こちらは逆光にならずに撮れました。
雲がかかっていますが、左端が赤牛岳です。いつか水晶岳から赤牛岳への稜線を歩いてみたいものです。
2024年08月15日 08:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 8:37
雲がかかっていますが、左端が赤牛岳です。いつか水晶岳から赤牛岳への稜線を歩いてみたいものです。
今回の周回コースでは数少ない、急な岩場です。距離は短いですが、ロープを使って慎重に下ります。
2024年08月15日 08:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 8:43
今回の周回コースでは数少ない、急な岩場です。距離は短いですが、ロープを使って慎重に下ります。
右側のピンクの花はヨツバシオガマだと思います。
2024年08月15日 09:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 9:10
右側のピンクの花はヨツバシオガマだと思います。
岩苔乗越の分岐に出ました。ワリモ岳の方面に向かいます。
2024年08月15日 09:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 9:16
岩苔乗越の分岐に出ました。ワリモ岳の方面に向かいます。
裏銀座の縦走路が近付いてきました。機会を作るのが難しいですが、いつかは歩いてみたいです。
2024年08月15日 09:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 9:17
裏銀座の縦走路が近付いてきました。機会を作るのが難しいですが、いつかは歩いてみたいです。
ワリモ北分岐で縦走路と合流しました。当初はここでザックをデポして水晶岳を往復する予定でしたが、とても余裕がないので、このままワリモ岳から鷲羽岳を目指します。
2024年08月15日 09:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 9:47
ワリモ北分岐で縦走路と合流しました。当初はここでザックをデポして水晶岳を往復する予定でしたが、とても余裕がないので、このままワリモ岳から鷲羽岳を目指します。
こちらがワリモ岳の山頂です。標高は2888mありますが、鷲羽岳と近すぎるせいか、日本百高山には選定されていません。少し休憩したら鷲羽岳を目指します。
2024年08月15日 10:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 10:18
こちらがワリモ岳の山頂です。標高は2888mありますが、鷲羽岳と近すぎるせいか、日本百高山には選定されていません。少し休憩したら鷲羽岳を目指します。
ガスが濃くなってきました。少し前までは晴れ間も見えていたのに…。
2024年08月15日 10:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 10:37
ガスが濃くなってきました。少し前までは晴れ間も見えていたのに…。
ワリモ岳から45分ほどで鷲羽岳(2924m)に到着しました。日本百名山の74座目になります。
2024年08月15日 11:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 11:17
ワリモ岳から45分ほどで鷲羽岳(2924m)に到着しました。日本百名山の74座目になります。
山頂は完全にガスっており、遠くの山は全く見えません。苦労してここまで来たのに残念です。
2024年08月15日 11:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 11:19
山頂は完全にガスっており、遠くの山は全く見えません。苦労してここまで来たのに残念です。
山頂を後にして少し歩くと、火口湖である鷲羽池が見えてきました。こうして見ると、火山の痕跡がよく分かります。時間があれば近くまで行きたいところですが、余裕がないので先に進みます。
2024年08月15日 11:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 11:42
山頂を後にして少し歩くと、火口湖である鷲羽池が見えてきました。こうして見ると、火山の痕跡がよく分かります。時間があれば近くまで行きたいところですが、余裕がないので先に進みます。
縦走路の鞍部に赤い屋根の三俣山荘がちょこんと見えます。鷲羽岳からは急坂で一気に標高を下げた後、なだらかな道が山荘まで続きます。
2024年08月15日 12:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 12:03
縦走路の鞍部に赤い屋根の三俣山荘がちょこんと見えます。鷲羽岳からは急坂で一気に標高を下げた後、なだらかな道が山荘まで続きます。
最近復活した伊藤新道との分岐に来ました。通行禁止の箇所があるようです。
2024年08月15日 12:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 12:33
最近復活した伊藤新道との分岐に来ました。通行禁止の箇所があるようです。
三俣山荘に到着しました。初めて来ましたが、意外とこじんまりとした建物です。山荘でラーメンを食べようと思っていましたが、食欲が湧かないのでカロリーメイトで済ませました。
2024年08月15日 12:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 12:40
三俣山荘に到着しました。初めて来ましたが、意外とこじんまりとした建物です。山荘でラーメンを食べようと思っていましたが、食欲が湧かないのでカロリーメイトで済ませました。
改めて鷲羽岳を振り返ります。鷲羽岳の山名は、三俣蓮華岳から見ると鷲が羽ばたいているように見えることが由来ですが、この辺りからでも躍動感が感じられます。
2024年08月15日 12:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 12:49
改めて鷲羽岳を振り返ります。鷲羽岳の山名は、三俣蓮華岳から見ると鷲が羽ばたいているように見えることが由来ですが、この辺りからでも躍動感が感じられます。
小屋から見上げる三俣蓮華岳は想像以上に高くそびえ立っています。登りたいと思っていた山ですが、この日は体調がイマイチなのでパスします。
2024年08月15日 12:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 12:43
小屋から見上げる三俣蓮華岳は想像以上に高くそびえ立っています。登りたいと思っていた山ですが、この日は体調がイマイチなのでパスします。
三俣山荘のテント場は、この時間だとかなり空いていました。なお、テント場の水は冷たくてとても美味しかったです。
2024年08月15日 12:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 12:45
三俣山荘のテント場は、この時間だとかなり空いていました。なお、テント場の水は冷たくてとても美味しかったです。
分岐に来ました。この日の目的地である黒部五郎小屋は三俣蓮華岳を超えた先にありますが、まき道の方を行きます。
2024年08月15日 13:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 13:17
分岐に来ました。この日の目的地である黒部五郎小屋は三俣蓮華岳を超えた先にありますが、まき道の方を行きます。
「まき道」という言葉の響きほど楽な道ではありませんでした。デカい岩がゴロゴロした急登が断続的に現れます。
2024年08月15日 13:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 13:24
「まき道」という言葉の響きほど楽な道ではありませんでした。デカい岩がゴロゴロした急登が断続的に現れます。
ミヤマシシウドでしょうか?この巻き道も高山植物が多く咲いています。
2024年08月15日 14:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 14:00
ミヤマシシウドでしょうか?この巻き道も高山植物が多く咲いています。
開けた場所に出ました。この時期でも雪渓が残っています。
2024年08月15日 14:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 14:01
開けた場所に出ました。この時期でも雪渓が残っています。
岩がゴロゴロして歩きにくい道です。疲れていますが、こんな所で捻挫でもしたら大変なので、頑張って集中力を切らさないように歩きます。
2024年08月15日 14:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 14:17
岩がゴロゴロして歩きにくい道です。疲れていますが、こんな所で捻挫でもしたら大変なので、頑張って集中力を切らさないように歩きます。
ミヤマトリカブトが咲いていました。昨日薬師沢で見たものより色が鮮やかです。
2024年08月15日 14:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 14:38
ミヤマトリカブトが咲いていました。昨日薬師沢で見たものより色が鮮やかです。
三俣蓮華岳を超えるルートと合流しました。ここから黒部五郎小屋までは後1時間くらいです。
2024年08月15日 14:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 14:50
三俣蓮華岳を超えるルートと合流しました。ここから黒部五郎小屋までは後1時間くらいです。
合流後は平坦で歩きやすい道になりました。しかし、小屋までは標高差が300m以上あるので、小屋が近付くと一気に急な下りになります。
2024年08月15日 15:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 15:13
合流後は平坦で歩きやすい道になりました。しかし、小屋までは標高差が300m以上あるので、小屋が近付くと一気に急な下りになります。
黒部五郎小屋が見えてきました。最後は急な下りが続いたので、かなりヘロヘロになりました。
2024年08月15日 16:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 16:01
黒部五郎小屋が見えてきました。最後は急な下りが続いたので、かなりヘロヘロになりました。
予想していたより大きくて立派な建物です。開けた場所にポツンと建つシチュエーションも絵になります。
2024年08月15日 16:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 16:02
予想していたより大きくて立派な建物です。開けた場所にポツンと建つシチュエーションも絵になります。
小屋でテントの受付をしたらテント場に向かいます。ここは小屋とテント場が3分程度と近く、水場やトイレは小屋の方に備わっています。
2024年08月15日 16:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 16:03
小屋でテントの受付をしたらテント場に向かいます。ここは小屋とテント場が3分程度と近く、水場やトイレは小屋の方に備わっています。
テント場の方も思っていたより広いスペースがあります。この日は20張ほどでしたが、その3倍は張れそうです。
2024年08月15日 17:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/15 17:05
テント場の方も思っていたより広いスペースがあります。この日は20張ほどでしたが、その3倍は張れそうです。
設営完了し、「今日こそビールを!」と小屋に向かったところで強めの雨が降ってきました。テントの上に衣類を干していたので、慌てて戻ります。結局この日もそのまま就寝しました。
2024年08月15日 16:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/15 16:52
設営完了し、「今日こそビールを!」と小屋に向かったところで強めの雨が降ってきました。テントの上に衣類を干していたので、慌てて戻ります。結局この日もそのまま就寝しました。
4日目(8/16)の朝を迎えました。雨は降ったり止んだりでしたが、明け方には止んでいました。4日連続で雨が上がった状態からのスタートです。
2024年08月16日 05:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 5:29
4日目(8/16)の朝を迎えました。雨は降ったり止んだりでしたが、明け方には止んでいました。4日連続で雨が上がった状態からのスタートです。
この日は一番天気に恵まれました。さすがに身体に疲労は感じますが、前日のダルさは治まり、気力が戻ってきました。
2024年08月16日 05:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 5:53
この日は一番天気に恵まれました。さすがに身体に疲労は感じますが、前日のダルさは治まり、気力が戻ってきました。
黒部五郎岳までは黒部五郎カールを行くコースと稜線を行くコースがあります。稜線コースは一般ルートではないので、普通はカールの方を行きます。
2024年08月16日 06:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 6:12
黒部五郎岳までは黒部五郎カールを行くコースと稜線を行くコースがあります。稜線コースは一般ルートではないので、普通はカールの方を行きます。
ずっと岩がゴロゴロした岩稜地帯が続きます。黒部五郎岳の五郎は「ゴーロ(岩ゴロゴロ)」のことなので、これはある意味当然のことです。
2024年08月16日 06:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 6:36
ずっと岩がゴロゴロした岩稜地帯が続きます。黒部五郎岳の五郎は「ゴーロ(岩ゴロゴロ)」のことなので、これはある意味当然のことです。
傾斜は緩いので、景色を堪能しながらのんびり歩きます。ここを歩くことが今回の目的でもありました。
2024年08月16日 06:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 6:49
傾斜は緩いので、景色を堪能しながらのんびり歩きます。ここを歩くことが今回の目的でもありました。
黒部五郎岳は「花の百名山」にも選定されています。選定理由であるチングルマの開花時期は終わっていましたが、黒部五郎カールは様々な花が見られました。(昨日までに見た花だったので撮っていませんが)
2024年08月16日 07:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 7:00
黒部五郎岳は「花の百名山」にも選定されています。選定理由であるチングルマの開花時期は終わっていましたが、黒部五郎カールは様々な花が見られました。(昨日までに見た花だったので撮っていませんが)
ひと際存在感のある黒部五郎岳。今回の山行の最大目標としている山ですが、4日目にして眼前に捉えました。
2024年08月16日 07:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 7:35
ひと際存在感のある黒部五郎岳。今回の山行の最大目標としている山ですが、4日目にして眼前に捉えました。
拡大してみました。花崗閃緑岩で構成された特異な山容は非常にダイナミックで圧倒されます。
2024年08月16日 07:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 7:36
拡大してみました。花崗閃緑岩で構成された特異な山容は非常にダイナミックで圧倒されます。
ここまではなだらかに傾斜を上げてきましたが、最後は稜線までかなりの急登が待っています。一歩一歩ゆっくり歩いて標高を上げていきます。
2024年08月16日 08:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 8:25
ここまではなだらかに傾斜を上げてきましたが、最後は稜線までかなりの急登が待っています。一歩一歩ゆっくり歩いて標高を上げていきます。
稜線までもう少しです。「肩」まで行けば、後は空身で往復することができます。
2024年08月16日 08:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 8:25
稜線までもう少しです。「肩」まで行けば、後は空身で往復することができます。
ようやく稜線に立ちました。登って来た方向を振り返ります。分かりづらいかもしれませんが、かなりの傾斜です。
2024年08月16日 08:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 8:54
ようやく稜線に立ちました。登って来た方向を振り返ります。分かりづらいかもしれませんが、かなりの傾斜です。
「黒部五郎の肩」に来ました。ここでザックを下ろして、アタックザックで山頂を目指します。
2024年08月16日 09:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 9:04
「黒部五郎の肩」に来ました。ここでザックを下ろして、アタックザックで山頂を目指します。
山頂までは急坂ですが、意外と歩きやすいコースです。遠くからは険しそうに見えましたが、特に危険箇所はありません。
2024年08月16日 09:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 9:04
山頂までは急坂ですが、意外と歩きやすいコースです。遠くからは険しそうに見えましたが、特に危険箇所はありません。
黒部五郎岳(2840m)の山頂に到着しました。日本百名山の75座目になります。
2024年08月16日 09:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 9:26
黒部五郎岳(2840m)の山頂に到着しました。日本百名山の75座目になります。
雲ノ平の方面を見渡します。あそこから2日かけてここまで来たとら思うと感慨深いものがあります。
2024年08月16日 09:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 9:27
雲ノ平の方面を見渡します。あそこから2日かけてここまで来たとら思うと感慨深いものがあります。
こちらは三俣蓮華岳に通じる南方面の稜線です。機会があれば稜線コースも歩いてみたいですね。
2024年08月16日 09:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 9:28
こちらは三俣蓮華岳に通じる南方面の稜線です。機会があれば稜線コースも歩いてみたいですね。
雲の隙間から槍ヶ岳の穂先だけ見えています。遠くからでも目立つのはさすがです。
2024年08月16日 09:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 9:28
雲の隙間から槍ヶ岳の穂先だけ見えています。遠くからでも目立つのはさすがです。
イメージより尖って見えますが、笠ヶ岳だと思います。
2024年08月16日 09:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 9:28
イメージより尖って見えますが、笠ヶ岳だと思います。
北の方面には「赤木岳」「北ノ俣岳」など、この後に向かう山々に続く縦走路が伸びています。
2024年08月16日 09:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 9:29
北の方面には「赤木岳」「北ノ俣岳」など、この後に向かう山々に続く縦走路が伸びています。
「肩」に戻った後、再び重いザックを背負って縦走路を進みます。いきなり激下りで一気に標高を下げます。
2024年08月16日 10:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 10:05
「肩」に戻った後、再び重いザックを背負って縦走路を進みます。いきなり激下りで一気に標高を下げます。
標高を下げた後はなだらかなアップダウンが続きます。しかし、赤木岳の登り返しはキツイと聞くので、まだまだ油断はできません。
2024年08月16日 10:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 10:36
標高を下げた後はなだらかなアップダウンが続きます。しかし、赤木岳の登り返しはキツイと聞くので、まだまだ油断はできません。
この日の目的地は初日に利用した薬師峠キャンプ場です。稜線をグルっと歩いて辿り着く必要があります。
2024年08月16日 11:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 11:12
この日の目的地は初日に利用した薬師峠キャンプ場です。稜線をグルっと歩いて辿り着く必要があります。
この辺りから傾斜がキツくなってきます。この日、両足裏に水ぶくれが出来てしまいました。痛みが増してきたので、休憩を増やして騙し騙し歩きます。
2024年08月16日 11:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 11:45
この辺りから傾斜がキツくなってきます。この日、両足裏に水ぶくれが出来てしまいました。痛みが増してきたので、休憩を増やして騙し騙し歩きます。
かなり遠く感じましたが、ようやく赤木岳に到着しました。苦労して登った割に、⚪︎⚪︎名山には何も選定されていません。
2024年08月16日 12:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 12:49
かなり遠く感じましたが、ようやく赤木岳に到着しました。苦労して登った割に、⚪︎⚪︎名山には何も選定されていません。
赤木岳から北ノ俣岳までは上り基調の緩やかなアップダウンが続きます。ここから先は、もう急坂はありません。
2024年08月16日 13:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 13:04
赤木岳から北ノ俣岳までは上り基調の緩やかなアップダウンが続きます。ここから先は、もう急坂はありません。
北ノ俣岳の山頂付近は花畑が広がっており、「新・花の百名山」に選定されています(選定理由はミヤマキンポウゲ)。見落としたのか、今回は確認できませんでした。
2024年08月16日 13:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 13:22
北ノ俣岳の山頂付近は花畑が広がっており、「新・花の百名山」に選定されています(選定理由はミヤマキンポウゲ)。見落としたのか、今回は確認できませんでした。
北ノ俣岳(2661m)に到着しました。開放的で見晴らしの良い山頂です。「富山の百山」の一座にも選定されています。
2024年08月16日 13:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 13:58
北ノ俣岳(2661m)に到着しました。開放的で見晴らしの良い山頂です。「富山の百山」の一座にも選定されています。
北ノ俣岳から先はなだらかな稜線歩きが続きます。本来はサクサク歩ける道ですが、足裏の痛みが更に増してきたのでペースが上がりません。
2024年08月16日 14:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 14:17
北ノ俣岳から先はなだらかな稜線歩きが続きます。本来はサクサク歩ける道ですが、足裏の痛みが更に増してきたのでペースが上がりません。
気持ちの良い木道歩きが続きます。景色を見ながらゆっくり歩きます。
2024年08月16日 14:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 14:19
気持ちの良い木道歩きが続きます。景色を見ながらゆっくり歩きます。
北ノ俣岳から1時間30分ほど歩いて、ようやく太郎平小屋にも近付いてきました。この辺りはミズバショウが群生していますが、開花時期は終わっています。
2024年08月16日 15:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 15:35
北ノ俣岳から1時間30分ほど歩いて、ようやく太郎平小屋にも近付いてきました。この辺りはミズバショウが群生していますが、開花時期は終わっています。
太郎山への分岐標識に来ました。余力はないですが、山頂まですぐ近くなので寄ってみます。
2024年08月16日 15:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 15:59
太郎山への分岐標識に来ました。余力はないですが、山頂まですぐ近くなので寄ってみます。
分岐から1〜2分で太郎山(2373m)に到着しました。この辺り(太郎兵衛平)は「新・花の百名山」に選定されているので、この山をその一座とする考え方もあります。
2024年08月16日 15:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 15:57
分岐から1〜2分で太郎山(2373m)に到着しました。この辺り(太郎兵衛平)は「新・花の百名山」に選定されているので、この山をその一座とする考え方もあります。
2日と半日ぶりに見る(黒部五郎岳方面と雲のノ平方面の)分岐標識。長かったですが、無事に戻って来れて良かったです。
2024年08月16日 16:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 16:05
2日と半日ぶりに見る(黒部五郎岳方面と雲のノ平方面の)分岐標識。長かったですが、無事に戻って来れて良かったです。
太郎平小屋で休憩したいところですが、時刻は既に16時と遅くなったのでテント場に急ぎます。
2024年08月16日 16:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 16:06
太郎平小屋で休憩したいところですが、時刻は既に16時と遅くなったのでテント場に急ぎます。
遅めの到着でしたが、良さげな場所が結構空いていました。テント数は3日前より少ないくらいでした。
2024年08月16日 16:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 16:51
遅めの到着でしたが、良さげな場所が結構空いていました。テント数は3日前より少ないくらいでした。
買った瞬間に飲んでしまいましたが、4日目にしてようやくビール(350mlで800円)にありつけました。美味い。美味すぎる!
2024年08月16日 18:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/16 18:48
買った瞬間に飲んでしまいましたが、4日目にしてようやくビール(350mlで800円)にありつけました。美味い。美味すぎる!
この日はテントを設営しても雨が降ってきません。月もクリアに見えており、明日は良い天気になりそうです。
2024年08月16日 18:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/16 18:49
この日はテントを設営しても雨が降ってきません。月もクリアに見えており、明日は良い天気になりそうです。
5日目(8/17)の朝を迎えました。夜中に雨が降っていましたが、明け方には止んでいました。
2024年08月17日 05:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/17 5:24
5日目(8/17)の朝を迎えました。夜中に雨が降っていましたが、明け方には止んでいました。
余力があれば薬師岳を往復する予定でしたが、足裏にトラブルを抱えている状況なので、ここは折立への下山一択です。
2024年08月17日 06:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/17 6:15
余力があれば薬師岳を往復する予定でしたが、足裏にトラブルを抱えている状況なので、ここは折立への下山一択です。
今回、太郎平小屋を通るのもこれで4回目です。これまでで一番の青空が広がっていますが、この景色も見納めです。
2024年08月17日 06:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/17 6:37
今回、太郎平小屋を通るのもこれで4回目です。これまでで一番の青空が広がっていますが、この景色も見納めです。
折立に向かって歩いていると、空が急に雲に覆われ、雨がパラパラと降ってきました。急いで雨具を着込みます。
2024年08月17日 06:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/17 6:53
折立に向かって歩いていると、空が急に雲に覆われ、雨がパラパラと降ってきました。急いで雨具を着込みます。
雨はすぐに止むかと思いきや、段々と本降りになりました。素人の天気予報などアテにならないことがよく分かります。
2024年08月17日 09:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/17 9:24
雨はすぐに止むかと思いきや、段々と本降りになりました。素人の天気予報などアテにならないことがよく分かります。
アラレちゃん坂では登山者が7〜8人おり、熊出没の話題でもちきりでした。この下(折立登山口の近く)で子熊が出て、登山者がザックを奪われたそうです。
2024年08月17日 10:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/17 10:03
アラレちゃん坂では登山者が7〜8人おり、熊出没の話題でもちきりでした。この下(折立登山口の近く)で子熊が出て、登山者がザックを奪われたそうです。
幸い熊に遭うこともなく、無事に折立に下山しました。当初の予定よりかなり鈍足でしたが、5日間無事に歩き切ることができて、良かったです。
2024年08月17日 10:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/17 10:54
幸い熊に遭うこともなく、無事に折立に下山しました。当初の予定よりかなり鈍足でしたが、5日間無事に歩き切ることができて、良かったです。
下山後は「立山吉峰温泉 ゆ〜ランド」で汗を流しました。あまり特徴のないお湯でしたが、5日ぶりに命の洗濯をしてさっぱりしました。
2024年08月17日 12:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/17 12:02
下山後は「立山吉峰温泉 ゆ〜ランド」で汗を流しました。あまり特徴のないお湯でしたが、5日ぶりに命の洗濯をしてさっぱりしました。
入浴後は富山市内で「白エビの玉子とじ丼」を頂きました。下山後は何を食べても美味しいです。
2024年08月17日 15:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/17 15:15
入浴後は富山市内で「白エビの玉子とじ丼」を頂きました。下山後は何を食べても美味しいです。
撮影機器:

感想

標高2500m超の高地にある溶岩台地であり、高山植物の宝庫でもある雲ノ平。北アルプスの最深部にあり、アクセスの遠さから「日本最後の秘境」とも言われ、憧憬を誘います。
また、花崗閃緑岩で構成された山容が特徴的な黒部五郎岳は、氷河の浸食によって形成された黒部五郎カールを抱え、独特の景観が広がっています。

以前、薬師岳に登った際に、太郎平小屋から雲ノ平や黒部五郎岳の方面を見渡して、いつかこの雄大な稜線の先にある絶景を見てみたいと強く想いました。
しかし、折立登山口から雲ノ平と黒部五郎岳を周回しようとすると、山小屋泊で3泊4日、テント泊なら4泊5日はかかります。予備日を含めて考えると、アタックのチャンスはほぼ盆休みに限られますが、雨の多い地域のせいか予報が悪かったり、体調が整わなかったりで、なかなか行く機会を作れませんでした。

今年も予報がイマイチで、台風の動向も気になる状況でしたが、途中撤退も視野に、とりあえず行ってみることにしました。縦走中の5日間、雨は毎日降っていましたが、歩行中に降られたのは5日目の下山時のみで、他はおおむね曇り空でした。日中でも気温が20度程度と涼しかったこともあり、無事に歩き切ることができました。

雲ノ平への激登に心を折られそうになったり、小動物(オコジョやライチョウ)との邂逅に心が和んだり、遥かに広がる雲ノ平の草原に自然の雄大さを感じたり、山頂はガスガスだったものの躍動感を感じさせる鷲羽岳の優美な山容に感銘を受けたり、非日常感満載の黒部五郎カールのダイナミックさに圧倒されたりと、非常に充実した5日間でした。

しかし、なかなか計画通りにはいかず、準備不足や経験不足もあって、色々と反省点はありました。
特に、予備の靴下を濡らしてしまい、濡れたまま歩いた4日目は両足裏に水ぶくれが出来てしまい、かなりの痛みが出て歩くのもツライ状況でした。幸い、親切な人にテーピングをして頂いて、痛みが緩和されたので、最終日は問題なく下山することができましたが、その辺りの備えが明かに不足していました。

また、夕方から明け方は毎日のように強めの雨が降っていたので、テント内の結露が酷く、濡れた衣類が全く乾かないばかりか、シュラフも濡れて夜中に寒い思いをしました。別途シュラフカバーを用意すると更に重くなるので、今回はシュラフの代わりにシュラフカバーを持参した方が良かったです。

その他にも、天候不順による足止めを想定して、食糧は1週間分を用意しましたが、同時に暑さを警戒して冷凍した飲料水やゼリーを6L以上も持参しました。また、アルファ米が口に合わない場合を想定して(重い)菓子パンを多めに用意したので、食糧と水を合わせた重量は10kgにもなり、スタート時点のザックの重量は25kgに達していました。このザックの重さが機動力の低下と疲労の蓄積に繋がったので、持参品はもっとよく考えるべきでした。

色々とトラブルはありましたが、「運」にも恵まれて、10年来の目標であった今回の縦走を果たすことができました。今回の反省を踏まえて、次は南アルプス辺りの長期縦走に挑戦してみたいと思います。

また、秘境と呼ばれる雲ノ平ですが、その更に奥地には高天原温泉(高天原山荘)があります。気軽に行ける場所ではないですが、機会があれば、日本で最も遠い場所にあると言われる露天風呂に入ってみたいですね。

長文を最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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コメント

SHAKATAKさん
北アルプス4本当に本当にお疲れ様でした。
25kg荷物でのテント泊、そして毎日雨模様とは、厳しい状況でしたですね。
両足裏水ぶくれと疲労からの食欲不振もあると下山出来るかどうか、読んでいて心配になります。
私だったら、戻って来れません。
また、以前黒部五郎から太郎平へ行く縦走路を歩いた時、雄大だった記憶がありましたが、写真よりやはり雄大ですね。
私も高天原温泉に行ってみたい思いはありますが、日数が掛かるためチャンスが少なく、諦め掛けています。
2024/8/24 10:20
KOTOWAKAさん
コメントありがとうございます。
正直、もう少し楽に周回できると思っていましたが、自分の力不足を痛感しました。
だだし、この時期は18時30分過ぎまで明るく、テント場も空いていたので、ペースが上がらなくても焦りは感じませんでした。下手にペースを上げようとして、無駄に体力を消耗しなかったことが良かったと思います。
また、黒部五郎岳から太郎小屋まで遥かに続く稜線は本当に美しく雄大で、ウデのせいもあって、写真だと魅力が十分には伝わってきませんね。
個人的にも、ここを歩くのを楽しみにしていたのですが、足裏の痛みで苦行になってしまい、やや残念でした。再訪の機会があれば、もっと軽いザックで軽快に歩きたいと思います。
2024/8/24 17:27
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
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体力レベル
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高天原と雲ノ平
利用交通機関: 電車・バス
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